鳥取県　米子市　寺町ぶらり歴史探訪♪♪

2014/01/11 - 2014/01/11

ご訪問ありがとうございます。

今回は実家の隣町、寺町を紹介します。
小学生時代には寺町のお墓で夏恒例の肝試し大会が思い出に残っています。
そのせいかいまだに超常現象など不思議なことに興味がつきません(*ﾟ▽ﾟ*)
そして同じくお地蔵さん祭りなど本当に楽しい思い出がついこの間のように記憶されています。

寺町は吉川広家による米子城（湊山城築城）の頃から城の北西方面に寺院を集める計画がありました。
その後中村氏、加藤氏の時代にも計画は引き継がれ、次第に寺町の景観が整えられていきました。
寺を集中させる理由は、城下の防御線を形成する意味があったと言われています。
現在９カ寺が並んでいます。

エリア 米子(鳥取)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 交通手段: 自家用車

万福寺は元々は島根県の石見国邇摩郡にあった勝応寺が文禄元年（1594年）に米子城下五十人町にうつり、中村氏時代に万福寺とあらため、現在地に移転しました。
島根県竹島で活躍した村川市兵衛のお墓などがあります。

万福寺門。

寺町の通りは静かな佇まいです。

心光寺は元々、尾高城下にあった源光寺が、天正年中（1573〜92年）に米子城下に移され、さらに現在地に移されたと言われています。
檀家には、後藤氏、鹿島氏、坂口氏など有力な町人がいました。

心光寺の門。

心光寺の建物。

心光寺の境内には、大山の賽の河原の歌があります。

心光寺の解説板。

法蔵寺は近世には米子瑞仙寺の末寺で、開山は同寺八世陽祖全、中村一忠の開基という説もあります。弓ヶ浜地区の檀家が多く、幕末から明治にかけて活躍した医師、松本元泰などのお墓があります。

法蔵寺の門。

法蔵寺の駐車場には相田みつおの言葉があります。

法蔵寺斜め左にあるお花屋さんです。
母とお花を買いに行った思い出が残っています。

実成寺の門。

実成寺は元々、久米郡倉吉にあり、慶長年間に米子城下に移されました。
倉吉城下からの移住者の菩提寺でもありました。三好氏、岩佐屋、岡本家など有力な町人のお墓があります。

寺町の通りは長く続きます。

通りには所々に石屋さんがあります。

妙興寺は阿波国三好氏出身の日逞が永禄7年（1564年）に建立したと伝えられています。三好氏家臣であった横田村詮の保護により、のちに米子に移されたという。慶長8年（1603年）に暗殺された村詮の遺体は、いったん感応寺に埋葬されたが、中村一忠の死に際して、当寺に改葬されている。

妙興寺の建物。

妙興寺の解説板。

妙善寺は京都妙顕寺末で、慶長元年に日受が開基したという。
本堂にまつる日蓮像は、この日受の髄身仏で永禄4年の開眼と伝えられています。

妙善寺の建物。

安国寺は歴応年中（1338〜1342年）足利尊氏によって、会見郡大寺（現在の伯耆町）の地に、臨済宗寺院として創建されたと伝える。大寺屋（船越氏）が守って米子に移しています。

安国寺の建物。

寺町から米子城方面を撮影。

さらにアップで。
米子城は石垣が残っています。

瑞仙寺は日下にある瑞仙寺に対し、米子瑞仙寺とも言う。
慶長15年米子城主となった加藤貞泰の帰依により、日下瑞仙寺八世陽山粗全は米子に一寺を創建した。これが瑞仙寺となり、幕末の書家、児玉玉立などのお墓があります。

瑞仙寺の門。

瑞仙寺の建物。

福厳院は米子瑞仙寺末で初めは日野町裏にあり、17世紀中頃は衰微したが、延宝2年（1674年）に寺町に移されました。

福厳院の建物。

福厳院門の右。

寺町界隈。

寺町界隈。松本坂店が見える。

小学生の頃右側の壁に手を触れたら感電した思い出があります。
当時はトタンが張ってありました。
家の人に教えてあげたことを覚えています。
つまり漏電していたのです。おお怖です。
生まれて初めての感電事件でした(´；ω；｀)

寺町界隈。子供自分の遊び場でした。

寺町界隈。

寺町界隈。

寺町界隈。

寺町界隈。

法蔵寺。

法蔵寺。