函館～湯の川～松前の旅2　知内駅編

2014/01/02 - 2014/01/04

二日目は松前に行きます。

途中、北海道最南端の駅・知内に立ち寄りました。　　


鉄オタというわけではないのですが、2014年3月に無くなってしまうと聞いて・・。

エリア 松前半島(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝ごはん。

三段重ねのお重の中は、
イカのお刺身
栗きんとんと紅白かまぼこ、牛蒡のお煮しめ
きんぴらごぼうでした。

松前漬やイカのお刺身など、函館らしい朝食ですね。
なかなかボリュームのある朝ごはんでした。　

2日目は松前へ行きます。
通った道はこんな感じです。

函館の市電です。

函館の市電は、いろんな車両の寄せ集め。

行き先表示が電光の新しいもの、角ばった車体や丸みをおびた車体のものなど、さまざまです。

時折黄色い車が線路の上を走行して線路の雪を払っていました。

228号線をぐるーっとまわり、南下していきます。
左手には函館湾が見えます。

途中セイコーマートに寄りました。

セイコーマートは北海道179市町村のうち、170市町村に展開しているのだとか。

（セイコーマートがない町村は占冠村、初山別村、幌加内町、浦臼町、月形町、赤平市、神恵内村、真狩村、乙部町）

「走っても走っても、セイコーマートが迫ってくる」などと聞いたことがあります・・・（笑）

寒いのでホット飲料を。
セイコーマートのPB飲料です。
100円くらいなのにつぶつぶコーンもたくさん入っています。

北海道最南端の駅を見たいと思い、知内駅へ。

道の駅はあるけど、肝心の知内駅はドコ・・？？

とりあえず道の駅へ。

野菜やお米、銘菓など販売していました。
年始だったからか、品物は少なめでしたが・・・。

黒豆が安かったので購入。
ふっくらつやつやした美味しいお豆でした。

おっぱい饅頭なるものを発見！
地元放牧牛の牛乳をたっぷり使った白餡のお饅頭だそう。

ほかに知内名産のニラをつかったニラのクッキー（！）や、水産加工品が販売されていました。

道の駅の横にある「さわやかトイレ」。

入ると、電気がぱっとつき、サブちゃんの曲が流れます・・！

知内は北島三郎の出身地なのです。
道の駅の敷地内にもサブちゃんの曲が流れています。


トイレで流れているのはどうやらコンサートの音声のようでした（歓声や拍手が入っていました）。

それはそうと、知内駅どこだ？！ときょろきょろ。

道の駅の左手に、小さな小さな入り口が！！

青森方面・函館方面ともに列車は一日2本。
青森駅まで2040円、札幌まで6400円なんですね。

切符は買わずに、乗車駅証明書を発行して、あとから清算するようです。

手前が青森方面ののりば。奥が函館方面ののりばです。

青森方面です。

こちらは函館方面。　

心なしか、函館方面のホームにたくさんの足跡が。
函館に行く人々が多いのでしょうか、それとも駅前で除雪しているおじさんの足跡でしょうか・・。

普通列車が停まらず、特急「白鳥」と「スーパー白鳥」しか停まらないので、知内から乗車する際は特急料金が不要になる特例が設けられているそうです。

知内駅は2014年春季のダイヤ改正をもって旅客営業を停止、その後2014年3月14日に営業終了となるそうです。


隣の吉岡海底駅（臨時駅）は、海面下149.5mの日本一低い位置にある鉄道駅だとか。
吉岡海底駅も、営業再開はなく、2014年3月14日で廃止する予定だそう。

ホームから見える景色。
静寂がこわいくらいです。

雪があると、より静けさが増しますね。

「北島三郎さんはこの駅を使っていたのだろうか」とふと思いましたが、北島三郎が函館西高校時代に使用していた駅はこの海峡線の知内駅ではなく、松前線の渡島知内駅だそう。
渡島知内駅は北海道上磯郡知内町字重内にあった駅とのことなので、海沿いの街中にあったようですね。

渡島知内駅は1988年に廃駅となってしまいました。

10：30ごろだったので、列車は見れず。

駅構内の貼り紙。

さらっと読んで、
”見送りの人が列車と並走しながら「さようならー」と悲しい別れをして、その後勢いあまってホームから落ちた”
のかと思い込んでセンチメンタルな気分になっていましたが・・。

よく読むと「降車されたお客様」が列車と並走したんですね・・。
しかも列車に巻き込まれたなんて・・！

JRの作業員とおぼしき方が何人かと、駅周りを除雪するおじさんくらいしかいません。


さあ、これから松前城に向かってどんどん南下していきます。



つづく