ブダペストで美しい夜景とハンガリー料理、音楽に酔いしれて

2011/06/12 - 2011/06/13

ウィーンからドナウベント（別編）を経て、ブダペストに入りました。

もう夕方（夏至も近いので日が長く、かなりな時間）になっていました。

さあ、夕食に行きます。

いつもいきあたりばったりなのですが、今回は行きたい場所があります。
古いアルバムを繰っていたら、1985年冬にブダペストで土地の音楽と舞踏を見た写真があったのです。エルジェベート橋の袂にあると、ホテル（その名もエリザベス）のフロントに教えてもらったのがきっかけで行ったところです。でもすっかり忘却のかなたでした。

なんとかこれかなと見つけたのが老舗のレストラン。ジプシー音楽の演奏付きディナーです。

帰りにドナウ川辺を歩き、美しい夜景を楽しみました。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

Budapest ブダペスシュト（ブダペスト）のホテルからの外の風景はこんな風です。背後に王宮の丘が見えます。

夕暮れになってきたので、ディナーにでかけましょう。
今夜はどうしても行きたいところがあります。
それは1985年の年末に来た時、音楽や舞踊とともにお食事をした場所を探してきたのです。

Matyas Pince(マチャ―シュ ピンツェ）レストランは、Erzebet hid (エルジェベート橋）の袂近くにあります。(詳細情報は口コミに載せます。）
1904年創業の老舗です。1971年からウィーンにも支店を展開しています。
この店はもともとビアホールから始めたそうですが、今ではハンガリー音楽（ジプシー音楽）を食事とともに楽しめる店として人気があります。

内部は、ハンガリアンルネッサンス様式の店内装飾です。
1969-70年にかけてGyula Bozoとその指導下美術大学の学生も参加して美しい壁絵が描かれました。
ステンドグラス絵は5フォリント硬貨に描かれたものと同じです。

このような内装が情緒豊かなブダペストの夜を楽しませてくれます。

旅の到着時間のせいで、レストランにも遅くまいりました。予約を入れてあったので、問題なく良い席にいざなってくれました。時刻のせいもあり、団体客はとっくに引き上げ、結構空いていたので、あまり演奏に近すぎず、話もはずむようにとのことでした。
欧州のレストランの規準はテーブルクロスがかかり、布製のナプキンが置かれていることが上級の印だと現地人が言っておりました。
ここは良い雰囲気です。天井のステンドグラスがなかなかのものです。壁面もしかり。風情があります。

天井もとても風情あるペイントが施されています。

さあ、お食事は何を注文しましょうか。

お品書きはいかがでしょうか。
ハンガリーらしい料理は・・・いろいろあるのでしょうが、疲れていて、重たいものが入りません。でもグヤーシュだけは注文します。
日ごろの隣国でのディナーよりハンガリーの価格はお手頃です。

パンとワインがサーブされました。ことのほか美味しい！
今日は給仕のお薦めで食事の肉に関係なく、ハンガリーワインの赤を薦められました。ひとりはノンアルコールですから、白もというわけにいきませんでした。自宅の地下室には沢山のワインが保存されており、いつでも豊富にワインを飲める環境にあるので、頑張らなくても大丈夫です。
欧州人は、日本人が思っている魚やチキンに白とか、そんなこだわりはないですね。

楽士達が私どものために楽曲を演奏し始めました。

食事の最初はグヤーシュスープです。少しコッテリしています。横に置かれた赤と緑のソースはパプリカソースで辛みがあります。

到着時間が遅かったので、夕食といってもあまり食べられません。メインは、一皿には鱒にアーモンドを散らし、温野菜がついています。もう一皿は肉にしました。なぜか赤ワインが合うのです。

楽士達が音楽を奏で始めました。
必ず演奏するのは、ハンガリアン舞曲です。

チターがとても情緒ある旋律を奏でます。

非常に興味深い音色です。

演奏しているのを間近で見学させてくれました。たしか30年前にも同じ光景だったような・・・
でも舞踏はなかったです。かつては民族衣装のダンスも見ました。思い出の場所はどこだったのかな〜〜ここのはずですけど。

レストランを出てすぐの公園から見たErsebet-hidエルジェベート橋です。

レストランの近くの広場にあった地下に遺跡が地面にガラス張りの保存展示されていました。

Erzebet-hid エルジェベート橋です。

王宮の丘も照明で輝いています。Budavari Palota ブダ城です。

Széchenyi Lánchid セーチェー二・ラーンツヒード鎖橋とMatyás templomマーチューシャ・テンプロン聖堂が輝いています。

ブダペス(シュ)トの夜景は本当に美しいです！

この旅行記へのコメント （1）

• 白い華さん 2014/07/16 12:43:45

  「ブダペストの　夜景」は　ひと際・・・美しかった。

  今日は。
  
  ２年前・・・。　私も　中欧旅行に　行きました。ので
  「ブダペストの　ちょっと・・・枯れた！味。が　また・・・魅力の　街」
  チェコ・プラハと　似ている。けど、もっと、侘び寂び！が　利いてて、
  「好きだなぁ〜」と　思っています。　（笑）
  
  夜の　ライトアップされた・・・『　鎖橋　』　は、
  夜・・・歩いてみた。ので　特に、思い出・・・と　なっています。
  また、　『　エリザベート橋　』　の　近く・・・で　見た！
  「廃墟・・・の　パッサージュ・アーケード　『　パリの　中庭　』」は
  行ってみたかった・・・場所。で　偶然、発見！出来たコト　は、　とても、幸せ！でした。
  
  　http://4travel.jp/travelogue/10609116
  ＜５＞　（ハンガリー／ブダペスト　編）『　窓辺に　花！咲く　・・・　９月の　ドイツ・中央ヨーロッパ　１０日間　』　（『　ドナウの　真珠　』　と　讃えられる！古都　は、ーーー「ノスタルジー！　漂う・・・街並み」　が　魅力）
  
  Boa Viagemさんも　「行ってみたかった！　レストラン」に　素敵！な　ディナーに　行けて、良かったデスネ。
  ハンガリー民族音楽の　演奏！が　また、ノスタルジック・・・で
  「忘れられない！　夜」を　素敵！に　演出してくれてますね。
  
  これからも、　素晴らしい〜　旅。　お続け・・・ください。
  　　　　　よろしくお願いします。　　　白い華　より