極北の地！イエローナイフへ

2013/12/20 - 2013/12/30

テレビで見たオーロラの景色。
すごいなぁ、でもこれってカメラを通してるからこう見えるんだよね。
自分の目で見たらどう見えるんだろう。
こりゃ　行くしかないでしょ。
航空券を手配したのが６月。

　そしていよいよ年末。
連日の天気予報では−４０°を記録し、もはや私の想像を越えた世界。
いったいイエローナイフってどんなとこなんでしょ。
期待を胸に、飛行機に乗り込みました。

エリア イエローナイフ(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアカナダ JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

JAL１８便、ＬＣＣじゃないと、食べ物もお酒も無料で出てくるんですね。うれし〜。
つい、ワイン　赤も白も飲んじゃいました。
ＣＡはみんな丁寧だし。
日本の航空会社、やっぱりいいです。
あとは映画も見ずに爆睡です。

バンクーバーでは時間通りについたものの、荷物がなかなか出て来ず、もう間に合わない　となったところで「次の便も遅れてるので大丈夫です。」とのことで、走りました。
ところがまだ搭乗始まっておらずあわてて損しました。

カルガリー　−　イエローナイフもまた遅延でした。

２時間遅れでイエローナイフ到着。
ベックスケンネルの人の送迎でそのままレイトツァーに向かいます。

キャビンで提供されるスープとバニック。
お腹空いてたんで、おいしくいただきました。

ついたとたんに大きなオーロラが出現。
「やっとでた！」
とみんな喜んで見てるのですが、カメラの準備が間に合わず、とりあえず肉眼で確認。
そのあとカメラを出したのですが、どこにオーロラがあるのかわからず月など撮影してました。
どうも反対側に出ていたようで、カメラを通せば見えたようです。

２：３０にキャビンを出発、滞在先であるポーラスィートへ。
コンドミニアムタイプで、立派なキッチン付き。
クリスマス時期はレストランも休みが多いので、これは助かりました。

このソファが居心地が良くて、昼間はここでごろごろしてました。

ポーラスィート外観。

ＹＫセンターの電光掲示。
−２５°はこの時期のイエローナイフとしては普通ですが、初日の体にはこたえます。
露出している顔が痛くて、身の危険を感じました。

オールドタウンへの道。
これだけ寒いと歩いてる人はほとんどいませんねぇ。

ブルックス・ビストロへ行くと、今日はクリスマスホリデー前なので１３時からとのこと。
時間まで向かいの雑貨屋さんで時間をつぶしてました。
ここは食品だけでなく、防寒着や大工道具、あらゆるものがあって地元の人で混んでました。
私はフェイスマスクを購入。

ブルックス・ビストロ。
まだ準備ができてないとのことで店内で飲みながらのんびり待ちました。

お肉が食べたいと言ったら出て来たバッファローのシチュー。
ボリュームがあって食べきるのが苦しいくらい。
飲み物付きで４０ドルくらい。
明日からしばらくお休みだそうです。

広々とした景色が見えたので行ってみると、車が走ってます。
アイスロードですね。

まだ１４時くらいなのに、まるで夕暮れのよう。

Gallery of The Midnight Sun
寒くて一気に歩けないので、あっちこっちのお店に寄りながら歩きます。ここはお土産屋としては、イエローナイフでは一番ですね。
写真はオオカミの剥製。
精悍な顔つきです。

independentで食材の買い出し。
果物も野菜も肉も魚も一通りあるので困りません。
ポーラスィートから徒歩３分ってところがまたいいです。

本日のお買い物。
２３．７２ドル。

この日は弱いオーロラが少し出ただけ。
外で頑張ってねばったんですけどねぇ。

雪原に上る月。

買ってきた牛を焼いてステーキランチ。
しっかりとした旨味のあるお肉で私は好きです。
カナダのお肉。
アメリカ産よりずっと美味しい。

本日は犬ぞりツァー。
連れてけ、連れてけと犬達は大騒ぎ。

雪原を疾走する１２頭の犬。

極寒の幻想的な景色の中を駆け抜けていきます。

走り終わって満足げな犬達。
顔に息が凍りついてもへっちゃら。

ベックスケンネルのオフィス。
犬ぞりレースのトロフィーがたくさんおいてありました。

この日オーロラは不発。
スタッフのドラゴンさんと。
彼女、フランス人と先住民とのハーフだそうです。
元気で明るい人です。

観光案内所
カレンダーをもらいました。

光を帯びた雲と空、雪原、ひろびろとした幻想的な眺めです。
なんとなくＲＰＧの世界。

州立法議事堂。
この日来ていたのは私だけでした。

クリスマスの飾りつけを、片づけていたのか？出していたのか？
でも　２４日。
なぜ？

有名なクマちゃんがいる会議室。
こじんまりしたきれいな部屋です。

ノーザンヘリテージセンター

ホワイトフィッシュのムニエルとベリーサラダ。
ベリーの甘酸っぱさとグリーンサラダの取り合わせが意外な美味しさ。

ノーザンテリトリーの２４コミュニティーの旗。

ノーザンヘリテージセンター前で雷鳥の群れに遭遇。
爪の先までもふもふの足、かわいいです。

ノーザン ヘリテージ センター 博物館・美術館・ギャラリー

まんまる、ふわふわ、つぶらな瞳がキュートです。
しかし地元ではワイルドチキンといって食べちゃうそうです。

美しい景色です。

美しい公園ですが、誰もいません。
寒いから・・・

本日のお買い物
３６．３ドル。

お夕飯は鮭のムニエル。
この日のオーロラは不発でした。

この日は今回の旅最大のオーロラに遭遇。
観光客からは「アメージング！」「メリークリスマス！」の大歓声が。

アイスロードを目指しあるいていると、どこからともなくこのワンコが現れ先導してくれます。
悪いね、君とは遊ばないよ。

夕焼けのようですが、この状態で結構持ちます。
太陽は左からのぼって地平線を並行移動。
右に沈みます。

小山からの眺め。
遠くにアイスロードが見えます。

ＹＫセンター電王掲示板。
クリスマスバージョン。

この日も中規模程度のオーロラが長時間現れていました。

本日午前中はスノーシューハイキング。
これ　大きくて歩きにくいです。
雪の中で自分のスノーシューをふんづけて転びました。

１０時頃が夜明けです。

こんな感じで、森や雪原をあるきます。

結果　自分の吐く息でこうなります。

スノーシューから戻って、インデペンデンスでチキンとポテトのセットを購入。
この日のランチになりました。

本日はナヌックオーロラツァー。
車でオーロラを追っかけます。

車の中ではよしさんのオーロラ解説。
すみません、寝てました。

で本日のオーロラ不発。
シャボン玉なんかで遊びました。

氷にお湯をかけライトで中を照らしてみます。
お湯をかけたら　ぴきぴきと音を立ててヒビいってました。
一応氷は無事でした。

一夜明け、お土産を探しにいきました。
リカーストアではアイスワインを購入。

買ったらこんなオーロラバックにいれてくれました。
うれし〜。

ダイアモンドダストが樹についてこうなるんでしょうか。

この後レディーマートでカエデボトルに入ったメープルシロップを購入。値段的には、空港と変わりません。
空港の方がいろいろある分、お土産買うにはいいですね。

ノーザンイメージで絵画のコピーを購入。
３６ドル。

この日も大きめのオーロラが出現。
イエローナイフ最後の夜にふさわしい眺めでした。

飛行機が午後なのでベックスケンネルのアイスフィッシングに出かけました。
アイスロードを車で網を仕掛けてあるところまで行きます。

氷の穴をあけあらかじめしかけてあった網を上げます。

魚が続々あがってきます。

本日の収穫
上がって来た時はぴちぴちしてた魚も、すぐに冷凍魚に。

オフィスにもどります。

オフィスでお魚をいただきました。
塩コショウのみのシンプルな味付けですが、おいしい。

この日は中国からの観光客でいっぱい。
とってもアウェイな感じでした。

イエローナイフ空港まで送迎してもらい、搭乗時間を待ちます。
が　また遅延。

カルガリーでハンバーガーの夕食を取り、搭乗口へ向かうとまた２時間の遅延。

１０ドルのミールクーポンをもらい、スタバでお茶しました。

２３時、ようやくバンクーバー到着。
ザ　フェアモントバンクーバーエアポートにチェックイン。
一人で泊まるにはもったいないようなすばらしいホテルです。
しかし、この時間では空港ホテルにして正解でした。

夜景もすばらしい。

お部屋もすばらしい。

一夜明けて朝食はこれでした。

バンクーバー空港は広々とした、きれいな空港で、免税店もたくさんあります。残りは３０ドル。カナダ印のチョコレートを２５ドルで購入。

残り５ドルはスタバでお茶。
ほぼカナダドルを使い切りました。

カナダは人も自然も豊かで穏やかないい国でした。
極北の風景は東京住まいの私には珍しく、とても心惹かれました。
今度はもっと北に行ってみたい。
そう　思いました。