2012/11/19 - 2012/11/20
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karasukkoさん
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初インドの第二弾。ジャイプールを出て、アグラに向かい、さらに、カジュラホへと旅は続く。
* 今回の旅行代金は、インドに着いてからのアレンジが大きい。6泊のホテルと、3泊の寝台列車、その間のタクシー他、で最初から結果12万円以上も使うことになってしまう。あまり、喜べないスタートだった。
インドルピー(Rs)1=1.62円
- 旅行の満足度
- 3.5
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day 4 19日(月)
この日の朝食。日本人の団体さんの横で。
取りすぎ?そうだよねぇ。 -
朝食後、アグラへ向かう。ここは、高速(?)の休憩所。チャイを飲む。Rs15から20くらい。
レストランにはだいたい土産物屋が併設されていて、ここではヒンディ語の本を買った。Rs220。
ヒンディ語は見るからに美しく、これが文字なのかと、その芸術的な形に驚く。発音もちんぷんかんぷん。だから、単なるコレクション。 -
隣接する建物は建設中。道中何度か目にした、とても気になる一つ。
支柱が、こんなひ弱そーな曲がりくねった木でいいの?と思ってしまう。今にも倒れそうなんだけど・・・。
これって、手抜き工事、ってことにはならないの?? -
道中、ラクダの団体様ご一行にも出会う。のろり、ゆたり。
今回、インドでは砂漠ツアーの余裕はなかったが、次回あれば・・・。 -
これは、途中通過した高速の料金所。
全般的には悪いインドの道路事情。高速は比較的いいものの、日本とは比べものにならない。
なのに、運転は基本ハイスピード。でも、道の途中にポコンと突起が作られているので、どうしてもそこではスローにならざるを得ない。で、そのたびに急スロウダウン。ついでに、唾をドア開けぺーっ。 -
アグラに着く前に、寄ったファテープル.スィークリー(Fatehpur Sikri)Rs250
皇帝アクバルが5年の歳月を費やし建設した都の跡。15年ほどかけて作ったのに、水不足や政情不安などの懸念で14年で去ったという。地元でとれる赤い砂岩が綺麗だったけれど、経費の無駄遣いはいつの世も一緒なのね、とため息。
入場料忘れた。Rs250だか300だか。(取っておいた絵葉書大の入場券、同じものが2,3枚あって、どれがどれだか・・)
車は近くには止められず、シャトルバスで移動。Rs5*2=10
中に入る前に、ちょっと絵葉書を見るふりをすると、もう大変。逃がすものかと、追尾してくる。中を見て出てきた時もしつこく追ってくる。それが子供だからね。教育はどうなってるのだろう?と気になるけれど、買ってあげた。4冊Rs100。次に行ったタージマハールでは1冊Rs20と言ってたから、ちょい高(?)め。_プラスその子の将来への投資(?)にチップRs10。
写真は、ブランド・ダルワーザ(Buland Darwaza壮麗門) -
真ん中が、絵葉書を売りに来た少年サルク(Saruk)12歳。観光客を相手に、商売の腕も、英語などの言葉も身に着けていく。たくましい。
彼らにとっては一日一日が真剣勝負なのだ。
彼らをやっと振り切ったと思ったら、中に入るとこれまた別の物売り(おっとー、失礼な表現になってしまう)。でも、それくらい観光客相手だともう、それはそれはズーズーズーーしい人種の彼ら。根負けして要らないものを買ってしまう。Rs500で香立てを。大理石よりちょっと硬めの何とかという石でできた・・名前はすぐ忘れる_
土産物店ではRs100〜200で売っていたから、やはり高買い。
* 彼からの辞書に、「要らない」という言葉は存在しないようだ。 -
修学旅行生だろう、きちんと並んで、はい入場。カメラを向けるとにっこりかわいい笑顔。このまま、素直に育ってね。
外で物を売らねばならぬ子たちとのギャップを思ったが、いつの世も身分の差はつきものだ。 -
ディワーネ・ハース(Diwan-i-Khas Hall of Private Audience)屋根に四つのチャトリ(小亭)を持つ貴賓謁見殿。
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中にあるこの支柱が有名。
この柱の上の置かれた王座から王は臣下や貴賓や賢人と謁見したらしい。 -
足を進めるうちに、ふと目に留まった_ご両親が記念にと、わが子の写真を撮っていらっしゃるところを、私も・・と撮らせてもらう。
が、この子の表情、どうみても
「何撮ってんだよ!」
笑ってくれたら、ちょ〜可愛かったのに〜。いや、これこそいい味出してる・・・? -
棺の向こうにブランド・ダルワーザ門が見える。
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長い回廊。
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赤い回廊。
「ここからいい写真が撮れる」と勧められて・・勿論、擦り寄ってくる彼ら、すべて金目当て。
* 一人旅は、自由なようでいて、時として、その逆もある。そう、ここぞと狙った客引きとか(中には、盗人も)が目をつけてくるもの。
難しいナ。 -
左の白いサリーム・チシュティー廟(大理石でできている)とイスラーム・ハーン廟(赤砂岩)。
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サリーム・チシュティ中の壁にかかっていた装飾。
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さあ、それではアグラを目指して、車を進める。
ここは、ちょっと車を止めて果物を買った辺り。 -
アグラに着いた。
街で見かけた、マザーテレサが始めて今は政府が運営しているという、施設。インドの貧困はなかなか根が深そうだった。 -
で、今宵はラケシュとも最後の夜ということで、夕食に誘う。
ママチキン。ここぞとばかりに5皿ほど頼んで、ぱくつくラケシュ。いとも簡単にラムコークを飲み干すので、つい私もつられて飲んで・・・。
* 運転手が酒を飲むわけにいかない、からか、外での飲酒が禁止されているからか、ラケシュは車の中でラムとコークを飲んで(車の中にラム酒を置いておくというのが??なのだけれど、そもそも)_私にも勧めてくれて_、そこから歩いていい心地でいざ食事、と相成った次第。 -
タンドリーチキン。まあまあ。
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羊だったか、ヤギだったかのケバブ(だと思う)。
4,5皿頼んで、全部で2,000円もしなかったと思う。
_いやいや、ただの酔っ払いと呼ばないで!! -
写真は、・・・えっとー、ロティ?見慣れたのとちょっと違うけど・・これに包んで食べた。
たったの二杯_コーク(ラム入り)_で(?)いい気分。あ〜しかし、この後ホテルに戻ってシャワーも浴びずにバタンキュー。気づけば服も着がえずそのまま寝て夜中に起きたと思ったら、げろってた。上と下からピーピー。一度目の下痢体験。これは、明らかに食べ過ぎというか、飲み過ぎのなせる業であり、自業自得(反省)。 -
あー、ここまで到達する前に、シンクの中にげぼってしまった私。ご・め・ん・な・さ・い。(@|<)
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day 5 20(火)
朝、心配した二日酔いは深刻ではなく、ほっとする。
朝一で目指すのは、ホテルから徒歩5,6分程の、インドに行くのなら一応押さえておくべき(?)タージマハル(Taj Mahal)。Rs750(はツアーに込み)。
西門から入ってすぐボディチェックを受ける。女性は左だったのにそれと知らず、前の男性に続きそのまま進むと、係官が一瞬にっと笑ったのを、うんっ(?)・・いきなり胸をギュッとつかまれた。こらっ!って別に減るものじゃないけど、一応断るでしょ?というか、日本ではセクハラだよ。いやはやここはインド。
* ちなみに、荷物は入り口で預け、ペットボトルの水をもらって入る。 -
ここから入るとほどなくあの超有名な絵柄が目の前に展開される。
みんなどうしたの?一列にお行儀よく入場してる。インドではなんかあえない・・感じ。 -
定番の写真。この後、私もよく日本人がやる(?)タージマハルを上からつかまえたり、下で支えるお決まりのポーズではいパチリ。
不敬にあってはならぬ(?)と、写真掲載はひかえませう。 -
ほらやってるやってる、タージマハルをつまもうとしている人たちが、右後方に・・。
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観光客はインド国内からも相当なもの。
ただ、入場料のRs20(インド人)VSRs750(外国人)ってどうなの?って思ってしまう。昔中国でも感じたことだったけれど。
それに、建ってしまえば、その壮大さばかりが人々(私も含めて)の記憶に残ってしまうようだが、もともとこれが一人の妃を追悼するために、22年もかけて莫大な予算をかけ、2万人もの人々を動員して建てられた、なんてことを考えると・・・
・・挙句、実の息子に幽閉されたまま亡くなる、って哀しい。 -
近づくと、その大きさがよくわかる。
土足厳禁(ヒンドゥ教の寺院ではどこもそうだが、ここはイスラム建築なのに・・)。インドの人々は裸足でひたひた、歩いていた。夏は、まぁ冷たくて気持ちいいとは思うけれど・・。 -
ともあれ、そのアラビア文様の美しさは飽きない。コーランの文字なんて、ちんぷんかんぷんだけれど本当に美しい。アートだ、と思う。トルコのアヤソフィアを思い出す。
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裏はヤムナ川。そこまで汚れてはいなかった。
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霊廟を、その左側に立つモスクの中から撮ったもの。
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赤茶けた赤砂岩はもうお馴染み。
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モスク内。
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モスクの天井部分の細工も素晴らしい。
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次に向かったのは、マターブ.バーグ(Mehtab Bogh)。Rs100。
タージマハルを川を挟んで裏から見れる庭園。そこからのタージマハル。
一部は植木がされていたが、こんな部分もあり、入場料撮るんだったらちゃんと手入れして!と思ってしまう。 -
庭園内で見かけた親子。あんまり似ていない気もするけれど・・。
写真では伝わらないのが残念。子犬が母犬の周りを行ったり来たり、と尻尾ふりふり可愛かったんだけど。 -
では、ご紹介しよう。デリーからアグラまで4日間の運転を担当してくれた、ラケシュ(Rakesh)。
奥さんとは見合い結婚(今も多くのインド人が見合いで親同士が決めた相手との結婚だとか。ただし、そのほうが嘘がなくうまくいくといっていた
_結婚の話題は耳にしてた通り、日本でいう「お天気いいですね」感覚で問われる。老若男女、下心があるわけでもなく、悪びれずに聞いてくる。不思議。これは、初めて昼食を共にしたときに撮った写真。これ以降ちょいと態度がでかくなったような気がする、のは気のせい?
ちなみに、チップ。ドライバーの給料は基本チップがないとスズメの涙、というのを必死に強調していた。チップに関しては、契約時念を押されていたのだが、本人からも再三の確認。まぁまぁ、ちゃんとあげるから・・・。で、最終日にRs2,000。あれだけぼっといて、まだ取るのかぁ、と思うけどね。
さらに、ショップでもそうだが、客に推薦の言葉を要求してくる。ノートに日付、国籍、名前、そして、しらじらしくも思える(?)賛辞の数々。それで、次からの客をひきつけようというのだろうが、今回の経験からすると、あんまり信用できない。だって、逆でしょう?日本だと。買ってくれてありがとう、じゃなく、買わされた挙句(?)の要求。第一、使ってみた(ツアーが終わった)後でないとその良さってわからないと思うけど・・。 -
ラケシュはヒンドゥ教徒。車の前にはミニ祭壇。可愛らしい飾りつけがされていた。
* インドはほとんどの人がヒンドゥ教徒。ヒンドゥ教では人をだましてお金を盗るのを許してるのかなぁ・・、と思うくらい、信仰心と良心は別物な気がしてしまう。 -
day 5 20日(火)アグラ観光
ホテルの屋上でタージを見ながら朝食。なぜかジュースを注いだくらいでチップを要求されるという、??な始まりだったが、まずはアグラ城へ。
アグラ城塞(Agra Fort)、別名ラール・キラー( Lal Qila)Rs250。16世紀アクバル帝によって築かれたムガル帝国の権威の象徴。その後、ジャハーンギール、シャー・ジャハーンと3台の居城となる。
なんて、見てるときは気にしてなんかいない。だいたい、説明を聞いたとしても、後にまで残っているのって数少ない気がする。だから、もう気ままに見たいところだけ見る、スタイル。 -
ダーシャニ門
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第 5代皇帝のシャー・ジャハ−ンが建てた公謁殿 (ディーワーニ・アーム)
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中の廊下を歩いているとき、撮って、と寄ってきた女の子。可愛い。
でも、本当言うと、美人のお姉さんのほうを撮りたかったんだけど・・。(ちなみに、後ろに映っているのはこの子のお母さん、と思しき夫人) -
シャー・ジャハーンが幽閉されていた、ムサンマン・ブルジュ(ジャスミンの館)。
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ほう、なるほど。ここからタージが見える。
ちょっと霞がかかった様子が、シャージャハーンの悲しみを表しているかのようで・・・。王は、7年ほどを亡き妃を思い、タージマハルを眺めていたのだろうか?
女性としては、それ以上の愛され方はないような、ちょっとうらやましい気もするけれど・・・。 -
お次は、イティマドウッダウラー廟(Itimad-ud-daulah's Tomb)。Rs110。
17世紀に建てられた、マターブバーグより少し北にある、時に「宝石箱」とも「赤ちゃんタージ」とも称される、白大理石の細工が綺麗な(トルコ風?)ムガール時代の霊廟。 -
これは門を内側から。
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なるほど、ちょっとタージっぽい壁の装飾。
でも、残念ながらタージマハルを見てからでは、その印象は薄い。 -
遠景
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ヤムナ川(Yamuna River)がすぐ横を流れる。
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ホテル(Christal Retreat)の屋上からも見ることができた、タージ。
この日の夕方、ホテル裏のマッサージ店(Thai Spa)へ。ラケシュの紹介。インド式とタイ式の混じったような(担当してくれたのはタイ人、出稼ぎに来てるらしかった)マッサージ。30分(背中。首、肩)Rs1,200+チップRs100。初日にやってもらったアーユルベーダよりずっと気持ちよかった。
ちなみに、インドではマッサージ師を男性か、女性か選べる。といっても、実際男性にやってもらってないので、その体験談はないけれど。ちょっと興味はあるものの、やはりやってもらう勇気なし。ちょっと後悔・・・?
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