初夏のケアンズ７日間　（第六日目・最終日）

2013/11/30 - 2013/12/07

いよいよケアンズ周辺の探鳥ドライブはフィナーレに近くなりました。
早朝７時出発のボートに間に合うように４時起床、ロッジを５時出発です
ディンツリー川のボートツアーがこの日のハイライトです
ここでしか見られない野鳥のオンパレード

乗ったのは８人乗りの乗合モーターボート
ボートは狭いので１脚か手持ちでの撮影となりました
ボートツアーの後はケアンズ市内をめざして移動しながら最後の探鳥です

表紙はボートから撮影したテリヒラハシのメスです

エリア デインツリー国立公園周辺(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

ディンツリー川の船着き場の駐車場の近くの空き地
クロモズガラスがいました

いよいよボートに乗り込みボートツアー２時間のスタートです
我々ガイド含めて５人のほか３人の客が乗り込みました
窮屈でカメラは１脚か手持ちで支えます
私は一番後ろで前が見難くてややハンデがありました

いきなり珍鳥？です
タカサゴクロサギ
６０センチ前後と大きくササゴイを黒くしたようなスタイル

この川で一番会いたかったルリミツユビカワセミを発見
珍しく私が真っ先に見つけました
でも撮れたのはこのエビを咥えたワンカットのみ・・・
再度の出会いを待つこととなります

テッルヒラハシのメス
この鳥はメスとオスは全く色も模様も違います
クロっぽいオスも見ましたが撮影はできず残念でした

マングローブ繁るの熱帯の川だけに生息しています

シロガシラツクシガモ
初日にもケアンズ市内のマングローブの森で目撃したカモです

シロハラコビトウ

イリエワニです
オーストラリアには猛獣はいませんが凶暴なワニはいます
潮が引いていて水深が浅く、ボートに近づいてくるワニにはぞっとします
１０数メートル先を泳いで行きました

ルリミツユビカワセミ
二度目のご対面が叶いました
背中のブルーが独特の色合いでとても可愛い小さなカワセミです
今回撮影できた６種類のカワセミのなかで最小の１８センチ

頭上を大きなサギが飛びました
とっさにレンズを向けてとまる寸前の姿を撮影
スマトラサギという１ｍを超える大きなサギです

スマトラサギが頭上の枝にとまりました
いかにも南国のサギという雰囲気です

またまた面白い鳥と出会いました
パプアガマグチヨタカ
しかも子連れです
親とぴったり寄り添ってヒナがいます
ヒナだって大きなガマグチのような口です
葉っぱの奥で撮りづらいのでボートの全員が公平に撮影できるように船頭が何回か行ったり来たりしてくれました

カオジロサギ

ハシブトゴイ

多くの珍しい野鳥との出会いがあったクルーズでした
何度も別の場所でも見ているカササギガンの群れもいました

ディンツリーを離れてケアンズを目指す道中
シロハラウミワシ
遠くて証拠写真です

海辺にカンムリミサゴがいました
かなりのスピード走行中にプロとはいえよく見つけられると仲間と感心していました
海辺に降りてもっと近くにも寄りましたが泰然として我々など無視
気高いミサゴでした

イシチドリ
オーストラリアの普通種ですがなぜか出会いが少なかった野鳥です
本来は夜行性で昼間はじっとしているらしい
ケアンズ近郊の墓地に行けば見られる確率が高いとのことでその墓地へいくことになりました
イシチドリは何羽もの群れでウジャウジャいました
６７ｃｍほどの大きなチドリです

墓地といっても馬鹿にできません
いろいろ野鳥がとびかっています
これはハチクイ
蝶を咥えています

シマキンバラ

最終の宿泊ホテルにチェックイン後に最終探鳥です
最初に空港の北側の砂浜へ案内してもらいました
オーストラリアミヤコドリがいました
日本で見るのと変わりありません

オオアジサシ
小さく見えているのはコアジサシ

ハジロアジサシ
これも大きなアジサシです

他にトウネンやメダイチドリを確認

浜辺から市内へもどる途中の緑地
ズグロトサカゲリです
オーストラリアではどこにでもいる普通種
日本に現れたらこれも超珍鳥ですね

不思議な光景です
浜や休耕田など水辺で見るオオソリハシシギが何故か緑地で採餌中でした

ケアンズ中心部のエスプラネード
コセイガインコ

干潟にはコシグロペリカン

タテフミツスイ
最後の初見初撮りの種

ホウロクシギ
三番瀬や葛西臨海公園などでも見る大型のシギチです

ケアンズの探鳥旅行の最後はやはり普通種で締めます
初日にも登場したインドハッカ

紹介できなかった野鳥もありますが１２０種前後の種がこの６日間で撮影できました
一重にこの旅行を企画をしてくれた仲間とガイドの太田さんに感謝したいと思います
夢のような８日間でした

この旅行記へのコメント （2）

• uki2videoさん 2013/12/20 19:27:35

  ルリミツユビカワセミ

  展望車さん　　こんばんは
  
  　旅行記完成ですね。やはり、ガイドを付けると見られる種類が違いますね。
  　このルリミツユビカワセミは綺麗に撮影出来ましたね。いい色しています。私は、シラオラケットよりこのカワセミの方が好きになりました。
  　本当に濃いルリ色ですよね。
  展望車さんの旅行記を拝見してまた行きたくなりました。
  
  　私ごとですが、2月にタイのチェンマイ近くに探鳥に行く予定です。
  タイもいいですよ。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　 　　uki2video
  　　　　　　　　

  展望車さん からの返信 2013/12/23 20:29:21

  RE: ルリミツユビカワセミ

  uki2videoさん　　こんばんは
  
  ちょくちょく海外で探鳥なさっておられますね
  羨ましいですね
  私はあのケアンズが初めての海外探鳥でした
  ずっと国内でも撮れていない野鳥がいっぱいいるのだから海外まで手を広げるのは論外と考えていましたが、はまりそうですね　（笑）
  まして昨今のように国内での冬鳥の出が悪いとなればなおさらです
  
  知人もタイヤマレーシアなどに行っています
  時差も少なくて日本から出かけるには良いですね
  ２月にタイで撮影された野鳥のブログをいまから楽しみにしています
  
  ルリミツユビカワセミはほんの短い時間しか撮影できませんでした
  ディンツリーのボートの最後列に乗り込み出たのは逆サイド
  場所によっては何カットも撮影できたカメラマンもいました
  まあ野鳥は常に運不運はつきものですからね
  
  では、またよろしくお願いします
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　展望車