2013/11/16 - 2013/11/18
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キリさんですさん
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インド一人旅最終地のジャイプール編です。
ジャイプールは旧市街がピンク色に統一され、華やいだ雰囲気の感じる街でした。
観光場所はあまりありませんでしたが、アンベール城と7つの門に囲まれた旧市街の中を時間を掛けてノンビリと散策してきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- マレーシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アグラ・フォート駅です。
5時5分発の列車番号12195号を待っているところです。
駅舎内は毛布を被って床で寝ている客が多く、居ずらいのでホームで待っています。
何ともいえない殺風景なホームです。 -
定刻通りに列車が来ました。 車内の風景です。
1A(ファーストクラス)が取れずCCクラスとなり心配してましたがリクラニング・シートで思ったよりは良く、これでジャプールまで265ルピー(500円)は安いですね。 -
定刻(9時30分)でジャプール駅に到着し、タクシーでウーメイド・・・ホテルに到着。
このホテルもクチコミの評判が良いことで決めたのですが、正解でした。 -
部屋も綺麗でエキゾチックな雰囲気が気に入りました。
-
早めのチェックインを済ませて、早速市内観光へ出かけました。
ジャンタル・マンタル近くのチケット売り場です。
ここでCOMPOSITE ENTRY TICKET(アンベール城、風の宮殿、ジャンタル-マンタル等の共通入場券)を買って、まずはジャンタル・マンタルへ入場しました。 -
サワーイ・ジャイ・スイン2世が1728年に建てられた天文観測所だそうです。
独特のアートが施されている特徴ある観測所です。 -
日の出と日没の太陽の位置を計測でき、政治や祭儀に活用したそうです。
インド国内からの観光客が多く見学していました。
観測所にあまり興味がないので、先に行きます。 -
シティパレスです。
先ほど買った共通券を見せて入ろうとしたら、ここは対象外とのことで入場拒否。
何故ジャンタル、風の宮殿の近くにあるシティパレスだけがが共通券対象外なのか係員に説明を求めたが言葉の壁があり途中で断念。
新たにシティパレス+ミュージアムの入場券を買って入場。 -
シティパレス内で最も気に入った王宮の天井の繊細な模様です。
他にも歴代マハラジャが使用した車や衣装が展示されていたが、あまり興味を引くようなものがなくパス。 -
続いて、ジャイプールで最も見たかったハワー・マハル(風の宮殿)です。
姿を見られることを禁じられていた宮中女性のための宮殿です。 -
入り口は大通り沿いではなく、裏側にありました。
分り難い場所でした。 -
狭い小部屋が並んでいます。
各部屋には内側から開けられる小窓が付いています。 -
宮廷の女性が街の様子を見ていた窓から眺めてみました。
街の人から姿を見られることを禁じられ、狭い小部屋でここからの景色だけを見て生涯を過ごした女性たちのことを思うと、なんとも言えませんね。
どこの国も昔は女性が苦労したのですね。
今は男が苦労してますが? -
更に上の階に登ってみました。
最上階の部屋からの眺めですが、ここまでくると通りを歩く人の表情も分からず、寂しい思いをしていたのでしょうね。 -
ハワー・マハルを裏側から見た光景です。
こんなに奥行が浅いとは。
民衆からは立派な建物のように見せかけて、内部に金を掛けないで女性達を狭い小部屋に閉じ込めていた、当時のマハラジャの横暴さに、喝!。 -
気を取り直し、屋上にでてみたら、遠くにジャイガル要塞が見えました。
ジャイプールは高層建造物もなく、見通しの良いこじんまりした街でした。 -
ピンクシティの旧市街を散歩してみます。
メイン通りは混雑しているので、サンガネール門の方向へ歩いていきました。
デリーやアグラとは異なるインドらしくないアーケードが続きます。 -
途中にLMBレストランがありました。
クチコミで(値段はあまり高くなく、美味しい)と聞いていたのと、お腹も空いきたので、入ってみました。
定食のラジャスタニー・ターリーが結構、口に合いました。 -
サンガネール門です。
ジャプールには7つの門がありますが、この門が最も好きな門です。
特に理由はありませんが。 -
門の外の路上で一般の方が衣料品を持ちより露天バザーを開いていました。
家の中で邪魔な服をまとめて袋に詰め込んで運んだ様子。
通行人に声をかけもせず、これで売れるのでしょうか? -
狭い街で碁盤の目のような道なので油断して地図を見ないで適当にブラブラしていたら道に迷いました。時々、門が見えるのですが、7つもあり、似たような形なので何門なのかわかりません。 ホテルは駅に近いので通行人に駅の方向を聞きながら歩き続けました。平気で嘘をつく人がいるのに驚きました。 これも慣れました。
-
迷いましたがなんとか1時間強でホテルに到着しました。
疲れたのでホテルの屋上で夕食です。
エキゾチックな民俗舞踊もあり、涼しく雰囲気も良く、居心地の良いレストランでした。 -
翌日は風の宮殿近くの交差点までリキシャで行き、バスでアンベール城に行きました。
今回もリキシャと揉めましたが何とか勝利。(ここまで3勝3敗1分けです)
インドのリキシャは乗車時に決めた料金を守らない人が多く、最初は戸惑いましたが、慣れてきました。習うより慣れろですね。 -
30分ほどで無事アンベール城に到着。
-
象に乗る観光客が多く、待ち行列が出来ていました。
象はタイで何回も乗ったので特に乗りたくもなく、門まで近いので歩いて城まで登ることにしました。 -
アンベール城の中に入った処にある、広い中庭のようなジヤレブ・チヨウクです。
かつては兵士の訓練やパレードが行われていた場所だそうで、かなり広いです。
宮殿を一周した後、最後にこの場所に戻ってきます。 -
ライオン門です。
アンベール宮殿の入り口です。
敵の侵入を防ぐため見た目は真っ直ぐに入れそうですが左に直角に曲がっています。 -
ライオン門を抜けると正面にデイワニアームが見えます。
マハラジャと民衆との一般謁見の場です。
今回の旅でディワニアームは何か所も見学しましたが、柱に象のレリーフがされているなど、ここが小規模ながら最も手の込んだ建物のように感じました。 -
柱は全て同じではなく、外側の柱は赤砂岩で玉座近くの柱はこのように大理石で造られており豪華です。
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インドで最も美しい門と言われているガネーシャ門です。
ここから先が王室一族のプライベート・エリアだそうです。 -
ガネーシャ門は独特のフレスコ画の装飾が素晴らしいです。
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イスラム様式の影響を受けた植物をモチーフにした模様も素敵です。
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ガネーシャ門を抜けると左手に鏡の間が見えます。
天井や壁に無数の鏡が埋め込まれている、ゴージャスな部屋です。
重要な賓客を迎える時には、この部屋を使うこともあったそうです。 -
このように壁の鏡に柱が写つています。
この部屋では数本のローソクを灯せば無数の光が交差し、とても幻想的な雰囲気になるそうです。 一度見てみたいものですね。 -
鏡の間の正面に建つスク・ニワスと呼ばれる王の居室です。
左右に王妃の部屋が並んでいます。 -
アラベスク模様が美しいアタムバーグ庭園です。
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王の寝室だった場所だそうですが、以外とシンブルです。
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ゼナームまたはハレムと呼ばれた12人の王妃と側室及びその侍女達が暮らした宮殿です。 若い頃、憧れたハーレムの語源の場所がここだったのですね。
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王妃の部屋の天井です。
特別に豪華に造られていました。 -
側室の部屋は狭く、このような窓からの灯で寂しく暮らしていたそうです。
寵愛を受けていない側室は寂しかったのでしょうね。 -
屋上に登ってみました。
遠方にジャイガル要塞が見えました。 -
警備員のような男が写真を撮って欲しいようでしたので1枚撮ってあげました。
実は有料ガイドでした。ガイドはやんわりと断わり、雑談で済ませました。
結構きさくな、イケメンの好青年でした。 -
帰りは29番バスに乗って、ジャルマハル(水の宮殿)に寄ってみました。
宮殿に入れる訳でもなく岸辺から眺めるだけなので、寄る必要はありませんでした。
ここはバスの中から写真を撮れば充分です。 -
風の宮殿近くの交差点に戻り、最後にもう一度街中を散策してみます。
ベトナムと同様にこの街も若者たちの大量のオートバイで門の出入りが大変でした。東南アジア諸国に続き人口の多いインドまでが大量の排気ガスをまき散らすようになるとは。
喉が痛くなりそうなので早めにホテルに戻りました。 -
翌日はジャプール駅8時45分発の列車番号14312号オールド・デリー行でデリーに戻り、名残惜しいのでコンノートプレイス界隈を散策したあと、インドを後にしました。 今回は列車のチケット購入、リキシャとの交渉、空港でのトラブル(eチケッチ紛失により空港入場禁止)とかなり疲れる出来事が多かったですが、その分一人で乗り越えた達成感は今までの旅の数倍あり、かなり印象に残る一人旅でした。
-
最後に何気なく撮ったホームでの一コマです。
綺麗なサリーを着た女性の姿と大量のオートバイの若者の姿に伝統を大事にする気持ちを持ちながらも近代化を迎えようとするインドの実態に何とも複雑な心境でした。「神々と信仰の国」であるインドだけはあまり急ぎ過ぎないで伝統と礼儀を大事にして慎重に近代化を実現して欲しいと願い、今回のインド一人旅は完了とします。
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