2013/11/12 - 2013/11/12
468位(同エリア1145件中)
シベックさん
11月のはじめ、数十年振りで伊豆半島の西部をドライブしてきました。まずは沼津から伊豆半島の中央を南下し天城街道の峠越え。河津に抜けたあとは、海岸道路を更に南下し下田に到着。須崎の海岸を散策後、西伊豆を海岸線に沿って北上。土肥からは船原峠越えの日帰りの旅でした。
写真は、海岸の岩場を飾るイソギクの花。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
-
雨雲覆う伊豆の山々
海に落ち込む伊豆大瀬崎と鉛色の駿河湾。
新東名・駿河湾沼津SAからみた伊豆半島の朝の空模様。
名古屋からは晴天の青空だったが、伊豆半島に近づくにつれ雲が出てきた。
富士山は、裾野を見せるだけで、雲の中・・。 -
浄蓮の滝(じょうれんのたき)
途中で一休み・・
地元の方のお話では滝まで徒歩5分だそうだ。
まだ見ぬ滝を見に渓谷に下りてみた。
急勾配の階段が谷底につづく。
釣り具を貸す店や土産物の店が数軒。
遊歩道先端に轟音を轟かせて浄蓮の滝が見えた。 -
落水と滝壺
伊豆市湯ヶ島にある滝で、日本の滝百選の一つ。
天城山の北西麓を流れる本谷川にあり、玄武岩溶岩地帯を流れ落ちる直瀑。
落差は約25m、幅は約7mで滝の右には柱状節理が見られた。 -
渓谷のみやげ物屋さん
滝の傍には、名物のワサビ製品を売る店があった。
沢には青々とワサビが育つ。
行きはよいよい、帰りは怖い。
滝への下りは5分・・。
帰りの登りは息が上がって、ゼイゼイ・・。
体力を一気に使ってしまった。 -
伊豆七島の見える海岸
半島を東に抜けると雲も晴れ、日が差してきた。
海のよく見える尾ヶ崎PAで小休止・・。
尾ヶ崎ウィングからは、太平洋に小さく浮かぶ伊豆七島がみえた。
伊豆七島は左から、大島、利島、鵜渡し根島、新島、三宅島、御蔵島と
式根島、神津島。
右から突き出す陸地は須崎半島。 -
菊のような花・ツワブキ
爪木崎の駐車場にやっと到着。約7時間のドライブ・・。
車は一台も止まっていない。
散策準備をしていると、おばさんが現れ、500円也を請求された。
まずは、灯台付近の遊歩道を散策することに・・。
散策路で最初に目に入ったツワブキの花。
元気色の花が眩しい。 -
小型のネギ
アサツキの海岸型変種で、イズアサツキと言うらしい。
伊豆〜三浦半島の海岸に分布する多年草。
海岸の岩場や岩礫地など稀に生える。
1968年、静岡県下田市の須崎御用邸付近で最初に発見されたそうだ。 -
磯の海岸植物
海を見下ろす切り立った崖の先端に、イソギクが根を下ろしていた。
足を滑らしそうな場所。
遠くから腕を伸ばして撮影・・。 -
岩場のイソギク
見たかった目的のひとつの花。
爪木崎の秋の風物詩だとも呼ばれる磯菊。
まだ咲き始めの状態で、花の最盛期はもう少し先のようだ。
この花は、一般に花にはあるはずの舌状花(花びら)がない野菊。
千葉県から静岡県に自生する海辺の野の菊。
似た花には紀伊半島にキイシオギクが、
四国には花が少し大きなシオギクが自生するそうだ。 -
岩棚の花畑
イソギクやオキナワハイネズが群生する一画。
釣り磯への小径が続いていた。 -
釣り人のいる地磯
磯に下りてみようかと思ったが、止めた。
ルートらしき崖には、ロープがぶら下がっていた。
このあたりは、磯釣りのメッカらしい。 -
岩場の植物
岩の割れ目の僅かな土に、
イソギクとオキナワハイネズが肩寄せ合って・・。 -
こちらにも釣人
-
でこぼこの険しい岩場
沖合の水平線には島影が見えた。
左側の大島と右に三角形の利島(としま)。 -
断崖の窪地に咲く磯菊
花期は10〜11月頃、多数の頭花を散房状につける黄色い花。
花は筒状花のみで、花びらをもつ舌状花はつけない。
環境の厳しい海岸には花びらは不要になったのでしょう。 -
咲き始めたイソギク(磯菊)
-
リンドウ科の花 ソナレセンブリ
目的の一つだったが、すでに花期を過ぎていた。
センブリの仲間で海岸に生えることから名の付く磯馴千振(ソナレセンブリ)。
葉は対生でヘラ形、多肉質で表面に光沢がある。茎は横に這い草丈は10cmぼど。
花の咲く時期は10-11月、伊豆と伊豆諸島の一部に自生する固有種。
花の画像は、下記でご覧ください。
http://soyokaze66.exblog.jp/21797814/ -
岸壁のアゼトウナ
会いたかった花のひとつ。
海岸性のヤクシソウと言った感じの植物。
草丈を除けば、花も葉もそっくり・・。
もう少し株数が多いかと思っていたが、探すのに苦労した。 -
地磯から見る爪木崎
遊歩道から降りられそうな道を見つけ、磯まで下りてみた。
そこには釣り人が二人・・。
釣れていないようで、場所を移動するため撤収準備中だった。
振り返って崖を眺めると、崖崩れの痕跡があり、早々に引き返した。 -
爪木埼灯台
海岸に沿った遊歩道を灯台に向け散策。
有名な野水仙の丘陵地は、やっと芽をだしたばかり。
須崎半島の岬に建つ白亜の灯台。
1937年(昭和12)の完成で、海抜38mの高さから
相模灘を航海する船舶の安全を守っている。 -
柱状節理の岩盤
灯台の南側にある五角形に割れた岩。
伊豆が海底火山だった頃、火山活動で地下のマグマが地層の隙間に
入り込み冷えて固まった安山岩の岩だそうだ。 -
奇岩が連なる荒磯
磯への急勾配の階段を降りると日溜まりの磯があった。
奇妙な自然の造形美があちこちに・・。
プレーリードッグの岩と獅子岩?が見えた。 -
草丈の低いハマアザミ
ノアザミの仲間で海岸に進出したアザミ。
草丈は低く、葉は厚肉で鋭い棘を持ち、光沢がある。 -
返り咲き ハマボッス(浜払子)
海岸の砂地などに生えるサクラソウ科の越年草。
浜仏子とは、花序のかたちを仏具の払子(ほっす)に見立てつけられた。
花期は5〜6月で、冬の果実はドライフラワー状態で、
無数の壷が並んだような形になる。 -
蔓を伸ばす植物・ツルソバ
白い米粒大の花を集合させて咲かせるタデ科の蔓性多年草。
傍に木があると、巻き付いて登っていく。
白い花と黒い種が同時に見られる。
さて、日も傾いてきたので、こちらを後に次の目的地に向かう。
時計は14:30を指している。 -
堤防の釣り人・松崎港
注連縄がかかる島が見える。
風もなく、のどかな晩秋の港風景。 -
小イワシが釣れる夕まずめの松崎漁港
-
夕陽の江奈大堤防
沖の大堤防には、釣り人の沢山の影・・。
太陽の光が弱々しく光る。 -
堂ヶ島の夕暮れ
土肥に向かって走っていたら、小島を背に綺麗な夕陽が見えた。
ここは堂ヶ島。
沢山の観光客が観光船に乗り込んでいた。 -
島影がシルエットで浮かぶ
べた凪の相模湾に、夕陽が沈もうとしている。
はるばる・・遠くへ来たものだ。
あまり長居も出来ず、車を北に向け走らせた。 -
夕陽の黄金崎(こがねざき)
今日、最後の目的地。
何度か来ている伊豆半島だが、西伊豆は初めての憧れの土地だった。 -
暮れなずむ駿河湾
暫く留まって夕陽を眺めたが、なかなか日は落ちず、
あきらめて帰宅の途に・・帰り着くには、まだ5時間は優にかかる。
長々とご覧頂きありがとうございました。
〜end〜
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 旅猫さん 2013/12/15 13:30:42
- 磯菊!
- シベックさん、こんにちは。
ご無沙汰しています。
伊豆半島の海岸植物に会いに行く旅。
惹かれますねぇ
イズアサツキ、初めて知りました。
ネギの仲間で、海岸に生きるものもあるのですね!
ソナレセンブリも知らなかった。
リンドウは大好きな花のひとつ。
その仲間にも、磯辺で暮らすものがいるんだ。
ちょっと、来年は探してみようかな。
そして磯菊!
この花は、銚子の犬吠埼でたくさん見かけて以来、好きになりました。
私にとって、磯に咲く花の代名詞です。
西伊豆は初めてでしたか。
私は、子供の頃、何度か海水浴で訪れました。
二十歳を過ぎてからは、一度キャンプで訪れたきりです。
シベックさんの夕景の写真を見たら、懐かしくなりました。
来年あたり、久しぶりに行ってみようかな。
旅猫
- シベックさん からの返信 2013/12/16 11:55:25
- RE: 伊豆は遠かった・・
- 旅猫さん、こんにちは!
ご無沙汰しております。
コメント、プッシュありがとうございます。
晩秋ともなると野山は冬支度、花もなく寂しくなりますが、
暖かな海岸あたりには、まだ花が残っていました。
以前から、一度は見たいと思っていた海岸の花に会いに伊豆に・・。
名古屋からは、6時間弱のドライブでした。
野菜のアサツキは知っていましたが、
固有種のイズアサツキは、私も初めて見る野草でした。
ソナレセンブリも、初めての花でしたが、残念なことに、花期を終えていました。
千振の仲間の紫千振や犬千振、曙草など近場でも目にしますが、こんな花もあるのですね。
どちらも絶滅危惧種だそうです。
野花にも環境に適応した変種が沢山あり、全てを見るのは難しいですね。
今度伊豆に行かれたら、探索してみてください。
磯菊は房総半島でも咲くそうですね。
犬吠埼で見られましたか。
こちらの海岸では、似た花の紀伊塩菊が散見されます。
磯菊は育てたこともあるのですが、自生地の本物を見るのは夢でした。
時期的には咲き始めでしたが、
岩場に群生する姿は見事で、まさに伊豆の風物詩ですね。
東伊豆や石廊崎は東京に居た若い頃、
何度か行っていましたが、西伊豆は初めてでした。
時間もなかったので、通過した・・と言った感じですが、
いつか・・ゆっくりと見てみたい場所ですね。
堂ヶ島や黄金崎の夕陽よかったです。
是非、再訪されて、太陽いっぱいの伊豆半島をお楽しみください。
シベック
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