見頃を迎えた紅葉を求めて鶏足寺と玄宮園へ

2013/11/24 - 2013/11/24

11月も後半になり各地で紅葉が見頃との情報が出てくる中、今回行き先として決めたのは滋賀県。彦根城のすぐ隣りにある玄宮園は外せないと思っていましたが、あとは湖東三山でも周ろうかな〜と考えたものの、大混雑は必至なのでどこか違うところに行きたいなということで木ノ本にある鶏足寺に行くことにしました。天気予報によれば終日晴れとのこと、はやる気持ちを抑えつつ出発です。

エリア 木之本・余呉(滋賀)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

神戸市内の最寄り駅からJRに乗り大阪、京都を越えて滋賀県へ。京都は今日あたりがピークでしょうかねぇ・・・去年までは少なくとも毎年1回は紅葉の京都に行っていましたが今年は自分にとって久々に京都に行かない秋になりそうです。どこに行っても大混雑、大渋滞で大変なことになりますから・・・

長浜駅 駅

予報によれば今日は晴れとのことでしたが今のところ空は一面雲に覆われています。

米原を過ぎて北陸線を一路北を目指します。

無事木ノ本駅に到着したらすぐバスに乗り換え。田んぼの広がる平野から山間へと入っていきます。

木ノ本駅 駅

15分ほどの乗車で鶏足寺の最寄りバス停である古橋に到着。ここからお寺までは歩いて15分とのことですが、目の前にある神社にも綺麗な紅葉があるのでちょっとだけ寄り道してみましょうか。

石灯籠と朝日を浴びる紅葉。

ちょうど見頃のようですね。

紅葉の並木が続く参道。

鐘と合わせて。

まだこの時間は人も少なく、落ち着いて境内を周ることが出来ました。では本来の目的地、鶏足寺まで歩きましょう。

五平餅の看板を見ると東のほうまで来たな〜という気になります。

鶏足寺までは時折登り坂があるもののほぼ平坦な歩きやすい道。

紅葉を見ながら歩きます。

着きました、ここから鶏足寺の境内に入るようです。

鶏足寺(旧飯福寺) 寺・神社・教会

既に多くの人出があり、一面の紅葉を写真に収めています。

鶏足寺の看板

青空も見えてくるかな〜と期待していたのですが今の時点ではまだ空には雲が。日が差してきません。

鶏足寺の参道

護摩堂と紅葉

護摩堂の前にて

この上が本堂のようです。早速お参りしましょうか。

境内のもみじの本数は200本ほどとのことですが、狭すぎず広すぎずな境内にちょうどいい感じであります。

来た道を戻りバス乗り場へ向かいます。

行きは路線バスで来ましたが、この時期には20分おきに無料のシャトルバスが木ノ本駅との間で運転されているとのこと。行きも気づいていれば無料で来られたのに・・・ちょうどバスが来たのでこれに乗って行きましょうか。

木ノ本駅に到着すると線路際やホームにもたくさんの人がいて普段と違うような雰囲気・・・その理由はこれでした。米原と木ノ本の間を時々走っているSL北びわこ号が駅に停車中、これから米原へと帰って行くところのようです。

木ノ本駅 駅

通過していく特急列車。

特急列車に続いてこちらも出発。SLが引っ張るのは米原から木ノ本への片道だけで、帰りは電気機関車が引っ張っていくそうです。

SLが後ろ向きに引っ張られていきます・・・

あっという間に行ってしまいました・・・それと同時に周りにいたカメラを持った人たちも解散です。まだ次の電車まで時間があるので近くの喫茶店でお昼にしましょう。

SL北びわこ号 乗り物

木ノ本から再び電車に乗って彦根までは約40分で到着、他のキャラに押されて最近影が薄いかもしれない（失礼！？）ひこにゃんが迎えてくれました。これからこの看板左側に写っている玄宮園に向かいます。

彦根駅 駅

駅から彦根城までは歩いても10分ほど、駅の中からも天守閣が見えています。

護国神社の横を通って。

滋賀県護国神社 寺・神社・教会

お堀の畔にある松並木。

いろは松 名所・史跡

桜の木かな？春にも来てみたいものです。

ボンネットバスがお城に向かって走って行きました。

1年に2度咲く桜だそうです。

金亀公園 公園・植物園

小ぶりな花を咲かせていました。まだつぼみだらけでしたが、これから一気に開花していくのでしょうか。一度見てみたいですね〜

青空と桜の花。これが11月に見られるとは・・・

大名庭園の玄宮園に到着。1677年の造営と言われ、近江八景を模したものだそうです。

玄宮園 公園・植物園

入ってすぐに見えてきた景色。多くの人が紅葉の日本庭園を楽しんでいます。

料理旅館八景亭。宿泊も出来るそうです。

どこから見ても八景亭がいい雰囲気で写り込んでくれます。

玄宮園と言えば彦根城を借景とした光景がよく紹介されていますが、残念ながら真っ昼間は逆光になってしまいます。綺麗に見たければ朝のうちが良さそうです。

灯籠

槻御殿、1677年に建てられた屋敷で大老井伊直弼もここで生まれたとのことで紹介されています。

青空が気持ちいいですね。

彦根城が入れられないのが残念ですが、それでも次々と切り取りたくなる景色が目の前に広がります。

現在は楽々園とも呼ばれている槻御殿に近づいてみます。

こちらにも紅葉が。

彦根駅まで戻ってきました。この後梅田で用事があるのでこのまま新快速に乗って大阪まで。途中滋賀県内ではそれほどでもなかった乗客も、京都からは通勤ラッシュ並みの混雑に。天気も良かった週末の京都、有名な場所はどのような混雑だったのでしょうかね・・・

彦根駅 駅

新快速を大阪で下車。鶏足寺と玄宮園、どちらもちょうど見頃を迎えていて秋の一日を楽しむことが出来ました。

大阪駅 駅