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 11月17日は晴天で暖かかった。先週悠久山に紅葉狩りに行ったばかりなの又、行きたくなった。老夫婦は翌年が待てないのである。新聞のチラシを探したら、見つかった。<br /> その紅葉狩りは地元越後交通の特別企画で、ワンコイン(500円)で3時間コースの長岡・もみじ園コースだった。午後1時半に出発して4時半に帰って来る「てんこもり」サービスだ。でも、大型バスには半分も乗っていなかった。<br /> このもみじ園は市街地から20キロほどの旧越路町(その前は来迎寺村)にあるもみじ園で、元はぞの集落の大地主、高橋家の別荘で今は長岡市に寄贈され、越路町支所が管理している。入場無料というのも嬉しい。<br /> 大地主の庭園だったので。敷地は広い。4千平方メートルに樹齢100年以上のもみじが200本近く植えられていた。それも専門家(有名な庭師)が考えて植樹したので真に芸術的であった。<br /> 県内を始め、県外からもこのもみじが見たくて、バスやマイカーで賑わっていた。なにせ、この紅葉は日本100景に選ばれているのだ。恐らく長岡では一番の紅葉だと思う。<br /> 雪国のもみじの葉は真紅に染まる。散ってしまえば、駆け足で雪の季節がやって来る。落ちた枯葉は雪の下で土になる。 <br /> 私と妻が訪ねた時は半分以上散っていた。風が吹くとヒラヒラと枯葉が舞い散る。黒い土の上に絨毯のように敷かれていた。<br /> 紅葉は美しいけれど淋しい。残照に照らされると思い出が蘇る。まさにイヴモンタンの「枯葉」の世界であった。<br /> 寒くなって来たので、屋台で熱いあま酒を買って妻と二人で石のベンチに座って飲んだ。 紙コップから温かさが伝わってきた。 その時、夕日が差し込んできた。東の山々はうす紅色に染まっていた。<br /> 一緒に11月9日妻の車でわが家から15分の長岡市悠久山公園の紅葉の写真も紹介させていただく。<br /> 悠久山公園は市営で32haもあり、市の中心部から4キロ以内で行ける。<br /> 悠久山公園は歴史も古く、戦前は「お山」と言われ、市民から桜の名所として親しまれた。江戸時代、長岡は牧野藩の城下町(7万石)だった。3代目藩主、牧野忠辰が桜が好きで「お山」に佐渡から取り寄せた杉と共に植えたと歴史資料に残っている。この公園に牧野藩の「蒼紫神社」が奉ってある。蒼紫神社は長岡市民のシンボルとして参拝者も多い。神社周辺を蒼紫の森と言われ、市歌や校歌にも登場する。<br /> 明治時代初期に作られたと推測される「長岡甚句」にも歌われている。<br />   ああ〜えー、お山の千本桜 花は千本 成る実は一つ<br /> 中越地震でこの辺りは被害甚大だった。旧参道の鳥居や灯篭は殆ど破壊された。現在はだいぶ復興したが、斜めに傾いた桜が、頑張って生えているのも感動だ。<br /> 現在は1000本どころか2500本の桜が、春になると花開く。(殆ど染井吉野)それらの桜が11月初旬に一斉に紅葉するのだ。本数は桜に劣るが、紅葉(もみじ)や楢や欅と共に紅葉する。松や杉の緑の中で赤や橙色や黄色のコントラストが見事に調和する。<br />  悠久山公園の中には翠水池というかなり大きい池もある。水面に映る紅葉も見事である。その池から50メートルほど奥に入ると湯元館という国民宿舎がある。そこの日本庭園の紅葉も見事である。そこに泊まって、公園内にある長岡郷土資料館や長岡に縁のある先人の碑を見るのもいい。家内と公園内をゆっくり歩いていたら、何十年ぶりに百舌(もず)の鳴く声を聞いた。<br /> もう日本には百舌が来なくなったのでは、と心配していたので、嬉しかった。

長岡市の紅葉散策

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2013/11/09 - 2013/11/09

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ゆらのと

ゆらのとさん

 11月17日は晴天で暖かかった。先週悠久山に紅葉狩りに行ったばかりなの又、行きたくなった。老夫婦は翌年が待てないのである。新聞のチラシを探したら、見つかった。
 その紅葉狩りは地元越後交通の特別企画で、ワンコイン(500円)で3時間コースの長岡・もみじ園コースだった。午後1時半に出発して4時半に帰って来る「てんこもり」サービスだ。でも、大型バスには半分も乗っていなかった。
 このもみじ園は市街地から20キロほどの旧越路町(その前は来迎寺村)にあるもみじ園で、元はぞの集落の大地主、高橋家の別荘で今は長岡市に寄贈され、越路町支所が管理している。入場無料というのも嬉しい。
 大地主の庭園だったので。敷地は広い。4千平方メートルに樹齢100年以上のもみじが200本近く植えられていた。それも専門家(有名な庭師)が考えて植樹したので真に芸術的であった。
 県内を始め、県外からもこのもみじが見たくて、バスやマイカーで賑わっていた。なにせ、この紅葉は日本100景に選ばれているのだ。恐らく長岡では一番の紅葉だと思う。
 雪国のもみじの葉は真紅に染まる。散ってしまえば、駆け足で雪の季節がやって来る。落ちた枯葉は雪の下で土になる。 
 私と妻が訪ねた時は半分以上散っていた。風が吹くとヒラヒラと枯葉が舞い散る。黒い土の上に絨毯のように敷かれていた。
 紅葉は美しいけれど淋しい。残照に照らされると思い出が蘇る。まさにイヴモンタンの「枯葉」の世界であった。
 寒くなって来たので、屋台で熱いあま酒を買って妻と二人で石のベンチに座って飲んだ。 紙コップから温かさが伝わってきた。 その時、夕日が差し込んできた。東の山々はうす紅色に染まっていた。
 一緒に11月9日妻の車でわが家から15分の長岡市悠久山公園の紅葉の写真も紹介させていただく。
 悠久山公園は市営で32haもあり、市の中心部から4キロ以内で行ける。
 悠久山公園は歴史も古く、戦前は「お山」と言われ、市民から桜の名所として親しまれた。江戸時代、長岡は牧野藩の城下町(7万石)だった。3代目藩主、牧野忠辰が桜が好きで「お山」に佐渡から取り寄せた杉と共に植えたと歴史資料に残っている。この公園に牧野藩の「蒼紫神社」が奉ってある。蒼紫神社は長岡市民のシンボルとして参拝者も多い。神社周辺を蒼紫の森と言われ、市歌や校歌にも登場する。
 明治時代初期に作られたと推測される「長岡甚句」にも歌われている。
   ああ〜えー、お山の千本桜 花は千本 成る実は一つ
 中越地震でこの辺りは被害甚大だった。旧参道の鳥居や灯篭は殆ど破壊された。現在はだいぶ復興したが、斜めに傾いた桜が、頑張って生えているのも感動だ。
 現在は1000本どころか2500本の桜が、春になると花開く。(殆ど染井吉野)それらの桜が11月初旬に一斉に紅葉するのだ。本数は桜に劣るが、紅葉(もみじ)や楢や欅と共に紅葉する。松や杉の緑の中で赤や橙色や黄色のコントラストが見事に調和する。
  悠久山公園の中には翠水池というかなり大きい池もある。水面に映る紅葉も見事である。その池から50メートルほど奥に入ると湯元館という国民宿舎がある。そこの日本庭園の紅葉も見事である。そこに泊まって、公園内にある長岡郷土資料館や長岡に縁のある先人の碑を見るのもいい。家内と公園内をゆっくり歩いていたら、何十年ぶりに百舌(もず)の鳴く声を聞いた。
 もう日本には百舌が来なくなったのでは、と心配していたので、嬉しかった。

同行者
家族旅行
交通手段
観光バス 自家用車
  •  もみじ園 風が吹くたびにもみじはハラハラ散っていた。

     もみじ園 風が吹くたびにもみじはハラハラ散っていた。

  • もみじ園 県外からの観光客も多かった。

    もみじ園 県外からの観光客も多かった。

  • もみじ園、もう紅葉が散ってしまった木もかなりあった。

    もみじ園、もう紅葉が散ってしまった木もかなりあった。

  • もみじ園 枯葉の絨毯

    もみじ園 枯葉の絨毯

  • 悠久山公園内の国民宿舎の日本庭園

    悠久山公園内の国民宿舎の日本庭園

  • 悠久山公園内にある倉紫神社

    悠久山公園内にある倉紫神社

  • 悠久山公園の旧参道の桜並木。中越地震で斜めになった桜もある。

    悠久山公園の旧参道の桜並木。中越地震で斜めになった桜もある。

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