南欧５ヶ国ドライブ旅行スペイン編　ペニスコラ

2003/08/31 - 2003/08/31

【ペニスコラ】

　ペニスコラは、しばしばバレンシアのジブラルタルと呼ばれる、要塞化された海港である。要塞はおよそ67mの高さの岩でできた岬に建てられ、灯台を持ち、本土とは狭い土地でつながっているだけである。

何処かの日本の観光案内書にはバレンシアの江の島と・・・・

■　タラゴナとユニバーサル・メダテレニアで楽しんだ後、快適な高速AP-7／E-15号線を南下ペニスコラにて泊る予定だった。ここは結構有名な観光地、予約無しでは良いホテルは見つからずどこも満員だった。仕方なく有名な岬に建てられたペニスコラ城（パパ・ルナ城）のみ散策し高速を南下、偶然見つけたバレンシアの手前サービス・エリア内にあったモーテルに宿泊した。時間は既に午後11時をまわったところ、幸い隣りが24時間営業のレストランで遅い夕食にありつけた。

★　写真は地中海に付き出た小さな半島の上に建つペニスコラ城（パパ・ルナ城）

エリア ペニスコラ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

タラゴナより快適な高速AP-7／E-15号線を南下、途中コバテスICを出、CV141号線を地中海海岸方面へ・・・

海岸には岩でできた岬があり、なんとなく形状が江の島の様。その部分には、13世紀末から14世紀初頭にかけてテンプル騎士団によって築かれたペニスコラ城（パパ・ルナ城）と白い集落があります。

地元ではペニスコラ城をパパ・ルナ城と呼ばれている。

ペニスコラ港

パパ・ルナ城入口（出口）

お城に登る賑やかな道へのルート入口。城門にあるベネディクトゥス13世（パパ・ルナ）の紋章

結構多くのレストラン（海鮮料理からハンバーグまで）が軒を連ねている。

お城に登るには、海側に向かって左ルートと右（港側）ルートがあります。右ルートにはお土産屋さんやバル、レストランが所狭しと並んでいて賑やかです。登り下りでルートを変えると、違った光景が楽しめる。

お城のまわりには白い建物が密集しており、かなり観光化されていますがスペイン地中海岸のいい雰囲気を醸し出しています。

城内へ向かいますが入城は有料（７ユーロ）です。

お城の北側にある聖堂

ベネディクトゥス13世、パパ・ルナの像

アラゴン王国出身の対立教皇のベネディクトゥス13世（地元ではパパ・ルナと呼ばれています。パパ＝ローマ教皇、ルナ＝苗字）が６年間亡くなるまで住んでいたことで知られています。

城壁

映画『エル・シド』が撮影された際に新たな壁が付け加えられ現在の姿となったそうだ。ペニスコラの街と城は映画で舞台の“バレンシア”の街として撮影された。

お城から北方を望む

お城の上から見た灯台

お城の上から北方を・・・

お城がある岩山は、狭い砂地で陸とつながっている





ペニスコラ城（ババ・ルナ城）を散策後、再度CV141号線を通ってバレンシア方面へ走行・・・