2013/11/01 - 2013/11/03
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スタリモストさん
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避暑山荘を午前中めぐった後、昼からは普陀宗乗之廟と須弥福寿之廟を見学しました。
翌日は、普寧寺を訪れ、その後承徳の街を散策しました。
旅程】北京(10/24)→南載河に滞在(25.26.27)「九門口長城」、「山海関古城」→鄭州滞在(28.29.30.31)「黄河風景区」、「龍門石窟」、「少林寺」→承徳滞在(11/1.2.3)「避暑山荘」、「外八廟」→北京滞在(11/4.5.6)「景山公園」「北京自然史博物館」「中国美術館」
※普寧寺
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避暑山荘を午前中めぐった後、昼からは山荘前のバス停から118番に乗って、外八廟の一つ普陀宗乗之廟(60元)と須弥福寿之廟(共通チケット)に行きました。
バスが街をはずれ、獅子溝橋あたりから二つの廟が見えてきます。ここが承徳であることを忘れてしまうような景観です。チベットのポタラ宮をモデルにして建造された廟は中国古来の建築様式とはずいぶん異なります。 -
入り口
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漢流の琉璃碑坊をくぐり中に進みます。
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大紅台はすでに240年以上の年月が流れて壁に傷みが進行しているものの、構造的にはしっかりしていて安定感もあります。
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この廟はチベット仏教を信仰した乾隆帝が、60歳の誕生日に長寿を願い建立したと言われています。スタリモストの夫も60歳なので、御利益があるように願う所ですが、ここには僧侶も参拝する信者も不在。宗教的諸活動は途絶していますから信仰の場に漂う熱情はなく、何かテーマパークのような、主人が不在の空き家のような虚ろな空気が漂っています。管理をしている服務員はみんな若く公務員風で揃いの防寒コートを着て携帯をいじっていました。
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階段を上がると、
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白宮の上に出ます。
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左の階段から、大紅台の中に。
口形に造られた大紅台は三層構造なっています。 -
中央に万法帰一殿が入っています。なるほどこうした構造になっていたのか・・
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須弥福寿之廟に至る道沿いに建っていた共産党の地方委員会。いかにもそれらしい建物で、映画のセットのようです。
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須弥福寿之廟の入り口
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こちらの琉璃碑坊前には象が控えています。
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この廟は乾隆帝が70歳の時、建立されました。
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大紅台に囲まれた「妙高荘厳殿」の鋼瓦がまぶしい・・。
今日は、避暑山荘と二つの外八廟を回りました。一日昼食の時以外はほとんど歩いていた訳です。ホテルに戻った時はベットに倒れ込みました。ふう、疲れた。 -
【11日目】しっかり食べ、しっかり休んで気持ちよく起床。
午前中、路線バスを乗り継いで(5路→6路)、普寧寺(60元)に行き、午後からは市中を散歩しました。
※お寺の入口前 -
境内は、参詣の人で賑わっています。
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大雄宝殿内ではチベット仏教僧が読響の最中でした。トュンチェンも奏されます。
2003年8月、カトマンズのスワヤンブナードのカギュ派のゴンバにいた時のことを思い出しました。
・・・靴を脱ぎ座り堂内の壁にもたれた。1m前には大きな僧の背中がある。祭壇の左右に高さ30?程度の高座がもうけられ、15人程の僧が相対して座っている。
読経の合間に、修行僧がチュエ・ガ(太鼓)をたたく。トュンチェン(長管ラッパ)が地鳴りをあげる。ブクチェル(鉢シンバル)がうち鳴らされ、ギャリンがオーボエのような音色を発する。マハカラ・ブジャだ。読経の声も低い音が重なって一種のうねりを作り出す。全てが停止したと思えば、また、導師の一言で蝉時雨のように読経が始まる。それは1時間以上も続いた。まさに「音曼陀羅」の世界だった。堂内の祭壇には、タンカとともに、最高位のリンポチェ、ダライ・ラマの肖像写真も掲げられている。いつからか雨になっていたのであろう、窓から小雨が吹きこんでくる。汗がひき、心静かになっていった。・・・・・・ -
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大乗之閣は工事中。
中に安置されている、千手千眼観世音菩薩は圧巻でした。
高さ22m余りある木彫の仏像はとても端正で美しかった。 -
大乗之閣の裏には、大量の南京錠が・・良縁を願う人はどこにも多数いるのですね。
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甍の向こうに「磬錘峰」が見えました。
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出口あたりの土産物屋・・
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6路のバスで市内にもどり、「中心広場」前で下車しました。
空を見上げれば、青空が広がっています。澄んだ青に感激・・。 -
広場では、善行を推進顕彰するセレモニーの最中でした。みなさんの体躯とても立派です。
善行もいいですが、喫煙マナーはしっかり守って欲しいと願います。
バス内の喫煙だけは我慢出来ません。とても辛い。
でも路線バスや地下鉄では、若者が何回も座席を譲ってくれました。それだけ老けて見えるようになったんだ・・とちょっと落ち込みつつ、とても助かりました。 -
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タンフール・・花束のよう・・。
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ホテルには歩いて戻りました。
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橋を渡った所に市場がありました。
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雑貨、衣料、食料・・様々な物が売られています。
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路上市の向こうにホテルが見えます。
承徳はなかなか良い街でした。美しいものを沢山見ることが出来ましたし、何かと親切に応対してくれた人たちもいて、良い思い出が出来ました。
明日は北京にもどります。3日滞在し、北京の大学に通うA君に会い、観光もする予定です。
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