ドイツ・メルヘンの世界へ（20）―★赤ずきんちゃんの舞台・アルスフェルト

2013/08/18 - 2013/08/18

フランクフルトから出発した旅も　今日で終わり。
夕方、出国しますが、その前に　もう一度、メルヘン街道を北上します。
グリム童話　｢赤ずきんちゃん｣　の家の舞台となった、アルスフェルトの市庁舎へ。
わずか　１時間の滞在でしたが、小さな小さな町なので　充分です。

※参考サイト
　　ドイツ国鉄　<http://www.bahn.com/i/view/USA/en/index.shtml>
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＜行程＞
■８/１８（日） フランクフルト滞在
　　　　　　　　　・赤ずきんちゃん舞台　アルスフェルト観光
　　　　　　　　　・グリム兄弟の故郷　シュタイナウ観光
　　　　　　　　　　⇒　フランクフルトからソウル経由で関空へ
　　　　　　　　　　　　（８/１９帰国）
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全行程は、下記サイト参照
　　<http://4travel.jp/traveler/127540/album/10821747/>

エリア アルスフェルト(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

フランクフルト中央駅から　ＩＣ　（特急）　で２時間。
アルスフェルト駅に到着しました。

お洒落な黄色のボディの特急、ＩＣ　（インターシティ）。

アルスフェルトの駅は、無人駅です。
今日は特に日曜日だから、人は誰もいません。

駅前通りです。

駅からは　下り坂になっています。
後ろを振り返ってみると、黄色の壁の駅が　突き当りに見えます。

駅前の通りから、左に　Ｍａｉｎｚｅｒ　Ｇａｓｓｅ　を歩いていきます。
だんだん、童話の世界に入り込んできたような　家並みが続きます。

レストランも店は開いていますが、お客さんがいなくて　淋しそう。
通りも　ほとんど人が通らない、静かな町です。

この家、変わっている。

上部は魚のうろこのような壁、そして　かわいらしい羊の絵が描かれていました。

さらに、真っすぐ歩いて行くと、前方に　マルクト広場が見えてきました。

その広場の手前にある　カフェ。

マルクトカフェです。
ルネッサンス様式の建物で、昔は　｢結婚式の家｣　と呼ばれていました。

ちょうど　通りの角にあるお店ですが、面白い形をしています。
角の壁に描かれているのは、地方と市の紋章です。

そして、マルクト広場を取り囲む　木組みの家々。

｢ブッキングハウス｣　という　市民会館として使われた建物ですが、ここも　今はカフェとなっています。

市庁舎　（右）　と　ワインハウス　（左）　です。
よくパンフレットで紹介されている　アングルですね。

さらに　ヴァルブルギス教会が加わって、三つ巴。

この市庁舎が　グリム童話　｢赤ずきんちゃん｣　の家のモデルとなった建物です。
木組みで、しかも　２階 ３階の部分が　はみ出し窓風になっていて、面白い形です。

正面から見ると、頭でっかちな造りです。　（*^_^*）

１階部分は、どうなっているかというと、何もありません。
奥に　入口らしきものが見えます。

どうやら　閉まっているようです。
当然か。

グリム兄弟にとっては、この町の雰囲気と　この市庁舎の建物が　童話の構想の中で、イメージとして　ピッタリだったのでしょうね。

ホント、とても　インパクトのある建物です。

こちらは、裏側からみた市庁舎。

正面と　どこが違うのでしょうか。
間違い探しのクイズのようですが．．．

ひと〜つ、裏側には　紋章らしきものがありました。

他にも　１階である台座の部分がアーチ型でないこと、正面の２本の尖塔は　同じ高さですが、裏側は違います。

そして、市庁舎と隣接する　ヴァルプルギス教会です。

この日は日曜日だったので、地元の人たちが数名、中に入って行くのを見かけました。
きっと、ミサがあるのでしょうね。

市庁舎　（左）　と　向かいの観光案内所　（右）　です。
観光案内所も今日は日曜日だから、閉まっていました。

どちらも　前に前に　と　せり出した建物ですが、どちらも　よく倒れないで　いられますね。

観光案内所の隣にある、ワインハウス。
ここで昔、ワインを売っていたことから　この名が付けられました。

そのワインハウスにの角を曲がると　Ｏｖｅｒ　Ｇａｓｓｅ。

この通りを入った右手に

ワインハウスの裏側が　レストランになっており

ちょうど　ヴァルプルギス教会の裏側に当たりますが、小さな泉があります。

泉の中央には、可愛らしい女の子の銅像。

｢赤ずきんちゃん｣　の像です。
なぜか、あひるを連れています。

こちらは、後ろ。
後ろからだと、何がなんだか、わかりませんが　（笑）　

そう、こちらが正面です。
もう少し、漫画っぽい顔立ちかなと思いましたが、案外、正統派。
でもスカートのヒダが　幾重にも刻まれていたので、細かいところで　可愛らしさを　アピールしています。

この後は、グリム童話の作者・グリム兄弟が少年時代を過ごした　シュタイナウに向かいます。