スイス北部シャフハウゼン州・気球空の旅（前編）【スイス情報.com】

2012/09/01 - 2012/09/01

義理の父親が還暦を迎えた時、プレゼントに何を贈ろうか 、みんなでアイディアを出し合いました。

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エリア シャフハウゼン(スイス)

義理の父親が還暦を迎えた時、プレゼントに何を贈ろうか 、みんなでアイディアを出し合いました。

そして以前、農業を営む彼がポツリと口にした言葉を思い出しました。

“自分の農場の写真を、上から撮ってみたい ”

そんな願いを叶えるべく立ち上がったのが、私たち子供達 。

ゼッペリン との案も出ましたが、コスト的に大きな負担があったので、結局、気球に票が集まりました。

今思えば、気球飛行は飛びたい場所をリクエスト出来るので、打って付けでしたね。

お値段 は、一人３８０フラン。三人目からは、一人３５０フランになります。
(体験した当時の値段になりますので、参考まで…)

定員は、操縦士１人をを含めて６人まで。

飛行時間は、およそ１００分ほど。

準備、片付け時間も含めて、約４時間。

気候の良い時 に、みんなと操縦士のスケジュールを調整しながら、決行する。

そんな取り決めが行われたのが、２０１１年の秋 の事でした。

季節が過ぎ、やっと気球飛行まで辿りつけたのが、２０１２年の秋 。

去年のことでした。

当日は、幸いにも天候 に恵まれました。

まず、気球を自分達で組み立てる所から、始まりました。

広い野原での大きな気球の組み立て作業は、圧巻のひと言でした。

会社の男性２人と、私達家族３人の男手に頼りながら、作業は進められました。

子供達 も興味深々で、通り掛った人たちもずっと様子を見守っていました。

こんな経験滅多にありませんから、みんなの目が輝いていましたよ。

子供達 は乗ることはありませんでしたが 、この作業に関われたということ、

目の前で大きな気球が組み立てられる様を見られたことは、

とても大きな、いい経験になったと思います。

結局、操縦士を含めて５人での飛行になりました。

大の大人５人が乗るものですから、そんなにスペースはありません。

ただ、気分が少々悪くなった際に、軽く座れる程度のスペースはありましたよ。

誰もが初めての経験だった、気球飛行。

お値段も安くはなかったので、みんな最初で最後という気持ちもあったと思います。

この素敵な瞬間を見逃さないよう 、地上に残る家族と、空へ飛ぶ全ての家族が、カメラ持参でこの飛行に挑みました。

１年も待っていたんです。気合の入り方が違いますね！

飛行の様子【後編】はこちら
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写真撮影日　2012年9月某日

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