ルーマニアの一部？特に何もないモルドバ

2013/10/03 - 2013/10/03

特に何があるわけではないが、小国ということでキエフからいってみることにした。
モルドバは黒海沿岸にある国であり、過去にはキエフ、モンゴル、オスマンなどの支配を受けた地域。ここも旧ソ連の国であり、1991年にソ連から独立した。ソ連といえども、ルーマニアの一部のような地域であり、過去にはルーマニアとなったこともあるようだ。国旗もルーマニアのものと似ている。

ここに行こうと思った動機のひとつに、ウクライナの田舎の道を走ってみたいということもあった。
キエフからモルドバの首都のキシニョフまで5時間以上かかるが、雄大なウクライナの風景を見ながらの運転は格別である。

エリア キシニョウ(モルドバ)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウクライナからモルドバに車で入るには、少しややこしかった。

まずはウクライナの国境を出て、モルドバ国境へ。イミグレ、荷物検査は比較的すんなりと済んだ。
やれやれと思い、しばらく走っていると、首都に向かう一本道のところで、また検問があった。レンタカー会社から渡されたカード（車の車検のようなもの）と免許書をそこで出す。そしてしばらくいくと、また停められる。そこでは車の持ち込み税のようなものを払うらしい。銀行も横のガソリンスタンドにある。手続きがもたもたしているので、そこで30分ぐらい時間がかかる。

ただ、ガソリンスタンドにある銀行に、紙幣がなかったので、イギリスポンドを出すと、とても珍しそうに見ていたのが印象的だ。

国境近くのモルドバの国旗。

国境過ぎたところにある看板。

下から2番目が、首都のキシニョウと書いている。

キシニョウはすごい車。いたるところで渋滞が発生している。

朝からほとんど食べてなかったので、街中にあるこの屋台でほっとドックを購入。

これがホットドッグ。

決しておいしい味ではないが、お腹がすいていたので、がっついて食べる。コーヒーつき。

とても短い滞在時間で、キエフに向かう。

これがモルドバの紙幣であるレイ。
なかなかお目にかかれない通貨である。

ルーマニアに併合されることが予定されているとか、旧ソ連時代に移ってきた人もいるから、ロシアの勢力をのばそうとしているとか、旧ソ連の方が住んでいる地域を独立するとか、という話があるようだ。
国自体が不安定になるというのも、すんでいる人にとってはとても不安だろう。通貨もどうなるかわからないし。