2008/08/13 - 2008/08/17
122位(同エリア587件中)
ぱくちーさん
旅行3日目~は麗江滞在です。
3日目は麗江古城の主要部分、玉泉公園、玉龍雪山(雲杉坪)を
4日目は白沙村、束河村を観光し、
残りの時間は麗江古城の裏道や端のほうを歩き回りました。
麗江は中国国内で人気の観光地らしく、どこに行っても国内の団体旅行客でいっぱいでした。
でも5日目、帰るために早朝にホテルを出ると…。
人影のない静かな石畳と街並みを見ることができ、
「ああ、麗江ってこういうところなんだな」
としみじみと感じることができました。
麗江は本当に美しい街でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ANAセールス
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-
旅行3日目の朝。
ツアーのお迎えの車を待っているところです。
麗江古城(旧市街地)内は基本的に一般車の乗り入れは禁止。
ここはホテルから一番近い、車道と古城の接点です。
果物の屋台があったので、マンゴーを買ってみました。
大きくて甘くておいしかったです。 -
最初の観光は玉泉公園です。
-
黒龍潭と玉龍雪山との美しいコラボレーション!
と意気込んでいたら、雲で玉龍雪山が見えませんでした…。
それでも十分美しい!
黒龍潭は玉泉公園の中心にある池で、黒い龍が住んでいるという伝説があります。
池には鯉がたくさんいますが、「龍の孫」といわれ、食べてはいけないのだそうです。 -
公園の広場で楽しそうにダンスする人々。
民族衣装を着たナシ族の女性が普通に混ざっています。 -
公園内に
「近くで大声を出すと気泡がでる!」
という泉がありました。
試しに
「あ〜」
と言ってみたら、ホントに泡がぷつぷつと…。
偶然なのか本当に大声と関係があるのか…。
それはわかりません…。 -
五鳳楼という、トンパの英雄を奉った建物です。
-
おお、タルチョが。
チベット文化圏なのですね。 -
東巴(トンパ)文化博物館です。
ナシ族に伝わる象形文字、トンパ文字について学芸員さんにいろいろ説明してもらえました。
トンパ文字は、現在は「トンパ教」というナシ族に伝わる宗教を司る「トンパ」しか読んだり書いたりすることができないとか。
博物館には「トンパ」の中でも指導者的立場の「大トンパ」がいらっしゃって、お願いすると名前をトンパ文字で書いてもらえます。(私も書いてもらいました) -
学芸員さんが
「トンパ文字はとてもわかりやすい象形文字です。馬は馬らしく、牛は牛らしく書いてあるのです。」
と言っていました。
確かに。このレリーフの鳥もすごく具象的です。
でも…
ふと思ったのですが、トンパ文字って、絵心がある人しか書けなくない? -
公園の外を少し歩きます。
-
おお、かわいいワンコさんがいました♪
麗江ではこのタイプの小型犬をたくさん見ました。 -
麗江古城の入り口に到着です。
古城内を流れる水路の水は、すべてここから流れ始めています。
もし道に迷っても、水路を遡って歩いてくると、必ずこの水車に戻って来れるのです。
ここから街歩き、スタートです。 -
お店の看板にもトンパ文字が。
-
民族衣装で機織をするお姉さん。
麗江にはこのようにショールやひざ掛けにする布を売っているお店がたくさんありました。
麗江は1日のなかで寒暖の差が激しいので、かさばるコートよりも小さく折りたためるショールをみんな愛用しているのだそうです。 -
おお、何かの撮影をしてるぞ。
面白そうだったのでちょっと観察していました。
雑誌の撮影かと思ったら、どうやら結婚式の記念写真のようでした。 -
水路沿いにはカフェやレストランもたくさんありました。
-
水路には金魚がたくさん泳いでいました。
-
展望台から。
瓦屋根が不規則に並んでいるのがいいのです。
麗江古城にも一時、瓦屋根の家に混じって、鉄筋コンクリートのビルも建っていたのだそうです。
1996年、麗江は大きな地震の被害にあいました。
その地震からの復興と、世界遺産に登録されたのを機に、古城内の建物をすべて伝統的な建築法のものにしたのだそうです。 -
展望台を下り、昔麗江を治めていた「木氏」のお屋敷である「木府」に行きました。
ところで…。
中国の昔の街は、普通高い城壁に囲まれています。
しかし、麗江は城壁がありません。
なぜかというと、統治者の姓が「木(もく)」だったから。
「木」を囲むと「困」になる、そうすると縁起が悪いので、街も城壁で囲まなかったのです。 -
これは何の建物だったけなあ…。
木府の中にはたくさん建物があったので、写真を見返してもどれが何だったか思い出せないのです…。 -
ここは議事庁だったかな…(自信無し)
椅子にトラの皮が敷いてあるのは
「私ら獣の皮を敷物にしちゃう野蛮な民族なの。」
と、嘘のアピールをして、王朝に
「じゃ、真剣に武力支配とかしなくても大丈夫だね」
と思わせ、平和を保った、ということらしいです。
(ここもガイドさんの日本語がちょっと怪しかったので、私がガイドさんの話を自己流に解釈しているかも知れません) -
天井の形が紫禁城に似てる〜。
-
正面から見ると…。
おお、紫禁城の色違っぽい。 -
以上、木府でした。
-
街歩き再開。
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水路沿いをてくてく。
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街のいたるところで、民族衣装を着た方がごみ拾いをしている姿を見かけました。
清掃員として働いている方なのでしょう。
おかげで麗江はごみひとつ無い、美しい街でした。 -
消防署も周囲の景観にあわせて、このようなデザインになっております。
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軒先のニャンコさん。
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道端のニャンコさん。
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麗江古城の中心、四方街まできました。
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看板もあります。
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午後は雲杉坪に玉龍雪山を見に行きます。
「ロープ・ウェー」と書いてありますな。 -
ロープ・ウェー(?)を降り、ちょこっとハイキングです。
ここはもう標高3200mくらいなので、調子に乗って走ると、すぐにゼーゼーします。
酸素は薄いですが、空気はおいしいです。 -
小さなお花がたくさん咲いています。
素敵です。 -
そして…
開けた草原から玉龍雪山が見えるはずなのですが…。
見事に雲がかかっていて見えない…。
しょぼーん…としている私たちに
「雪山が見たかったら、冬にこないとだめよ。」
と、ガイドさんは至極まっとうなことを言ったのでした。 -
ロープウェイで下山したあたりに、川が流れていました。
おお、観光で人を乗せているヤクさん発見(牛とのハーフのゾッキョかも)。
いいなあ、乗ってみたい〜。
と思ったのですが、ここではそこまでの時間は無く…。
パックツアーの悲しいところです…。 -
川の水がきれいな水色です。
-
夜はナシ族の音楽と踊りを観賞。
-
4日目。
自由行動日ですが、3日目と同じ運転手さんが半日ドライバーをしてくれました。
まずは白沙村へ。
白沙村は昔麗江を治めていた木氏の本拠地で、かつては文化や政治の中心地だったそうです。
木氏が絵師にナシ族、ペー族、チベット族、漢族の絵師に描かせたもだという「白沙壁画」が有名です。 -
壁画は(当然ながら)撮影禁止だったので、金色に輝く仏像を。
壁画は色が鮮やかでとても美しかったです。
が、何も予習せずに見に行ってしまったので、
「きれいね〜」
で終わってしまったのが残念でなりません…。 -
白沙村周辺はこのようにのんびりとした農村地帯です。
-
お次は束河村。
小規模で素朴な麗江、といった趣です。
かなり観光地化されてはいますが、のんびりとした空気が漂っていました。 -
ワンコさんものんびり腹出し寝。
激カワポーズに萌えええええっ。 -
かわいいからアップでもう1枚。
-
水と緑と街、というのはいいですねえ。
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ドライバーさんオススメのきのこ鍋屋さんでお昼ご飯を食べ、麗江古城に戻りました。
四方街でナシ族の踊りを見学。 -
お土産屋さんでかわいい子猫ちゃん発見。
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トラちゃんもいました。
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四方街のカフェに入ってみました。
二階席から見た四方街。 -
オリンピックの旗がパタパタ。
お店のテレビでもオリンピックを放送していました。 -
ツアーで歩かなかった、裏路地を散策。
整備され過ぎていない感じがステキです。 -
道を1本裏に入ると、民宿(客桟)がたくさんありました。
こっそり中を写してみました。
もう1度麗江に行くことがあったら、こういうところに泊まってみたいなー。 -
麗江は動物ものんびりしていました。
-
麗江最後の朝。
早朝にホテルを出たので、外を歩いている人はほとんどいませんでした。
誰もいない静かな石畳の路地…。
しみじみと美しい街だな、と思いました。
以前は中国が好きで、何度も行っていたのですが、日中関係が悪化してから足が向かなくなっていました。しばらく行くことは無いだろう、と思っていたのですが、こうして過去の旅行を振り返ると、その魅力に改めて気付き…。
他にも行きたいところはたくさんあるけど、中国もまた「行きたいところリスト」に加えて行き先を検討しよう、と思います。
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