2013/08/23 - 2013/08/24
47位(同エリア82件中)
さらりんさん
最近の旅行では毎回コンサート会場に足を運ぶようになりました。せっかくコンサートを聴くなら一流のオーケストラ演奏を聴いてみたい、ということで、今回はアムステルダムのコンセルトヘボウに焦点をあててみました。
スケジュールを調べてみると、夏期シーズンでもアムステルダムでコンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートが予定されていることがわかりました。8月下旬にはアムステルダム運河祭り、というものも開催されています。アムステルダム国立博物館の改装工事も終了しているし、テレビで見てあこがれていたクレラー・ミューラー美術館にもぜひ行ってみたいし・・・。
これはもうオランダに行くしかありません。オランダに行くならベルギーも、ということで、オランダ・ベルギー10泊12日の旅行の始まりです。
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きょうはオランダ旅行第2のハイライト、クレラー・ミュラー美術館へ行きます。テレビで見たときからあこがれていました。デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の中にあり、鉄道やバスを乗り継いでいかなければなりません。
オランダの交通機関総合時刻表「9292」を使うと簡単に検索ができるので、スケジュールを立てるのは簡単でした。
アムステルダム中央駅を8:38に5bのホームから出発です。「9292」は出発と到着のホーム番号も表示してくれる優れものです。朝早い出発なので、切符はアムステルダムに到着した時に買っておきました。往復で一人26.7ユーロでした。 -
5bのホームにいたピンクの髪の女の子、
と思ったら男性でした。 -
9:05 ユトレヒト 15番ホーム到着。
9:08 の電車に乗り換えます。14番ホーム、となりのホームから出発です。
ホームに物売りの女の子がいました。
背中のリュックに値段表がついていました。 -
9:32 エデワヘニンゲン到着。
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9:43 バス108番に乗り、ロトンデ・オッテルローをめざします。バスの中で往復のバス券を買いました。次に乗り継ぐバス賃も含まれています。ひとり7ユーロでした。
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こんどは小さいバス106番に乗り継ぎます。
写真を見ると、このバスは「De Hoge Velume bezoekers scentrum (ビジターセンター行き)」と書いてありました。 -
公園入口でみんなバスから降りるので、私たちも降りました。
公園入園料と美術館入館料の合計でひとり16.8ユーロを払いました。事前の調査ではクレラー・ミュラー美術館ではミュージアムカードは使えないと思っていましたので。
何百台あるのでしょうか、無料で使える白い自転車がずらりと並んでいます。自分の足の長さに合った自転車を探します。 -
こんな感じで出発です。公園入口から美術館までは3〜4キロもあるのです。
自転車にはブレーキがありません。ペダルを反対側にこぐとブレーキがわりになり、止まります。始めはなかなかコツがつかめませんでしたが、しばらくこいでいるうちに慣れました。
森林浴がとても気持ちいいです。 -
途中に赤い標識があって、道に迷わないように配慮されています。
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標識のアップ。
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自転車をこくこと20分くらいでやっと美術館に到着です。
入口にヒッチコックさんみたいな像が出迎えてくれました。 -
赤い鉄の棒のオブジェもお出迎えです。
さて、入館して公園入口で買ったチケットを見せるときに問題発生です。あるものに私の目がくぎ付けになってしまいました。ここでは使えないと思い込んでいたミュージアムカードの表示が出ているではありませんか。そうとは知らずに入館料をすでに支払ってしまったのです。
よし、ここはダメ元で交渉してみよう、と思い、
「ミュージアムカードが使えるとは知らずに、公園入口で美術館のチケットを買ってしまいました」と申し出てみました。
すると係員はあっさりと、
「それでは美術館の料金は払い戻しいたしましょう」と、現金で二人分16.8ユーロを戻してくれたのでした。なんて良心的な応対でしょう。感激しました。 -
さっそく見学開始です。
マリノ・マリーニ、馬と騎手の彫刻です。 -
そしてやはりゴッホの絵がとても充実しています。ツアーによってはこの美術館を「ゴッホの森の美術館」と呼んだりするくらいですから。
おなじみのゴッホの絵がたくさんあります。 -
「糸杉と星の見える道」
糸杉はさんで月と星がとても鮮やかです。 -
初期の絵でしょうか。
暗いふんいきの絵が多い中で、なかなか味わいのある絵だと思いました。 -
ひまわりの絵は花瓶にさしてあるものを描いたものが有名ですが、こういう花瓶にささっていないひまわりの絵もあるのですね。(写真左側)
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ロリータ風のお姉さんも鑑賞しています。
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正面の絵は「花咲く桃の木」。
やさしい雰囲気の絵です。
右の絵は有名な「アルルのはね橋」。 -
「夜のカフェテラス」
夜空の星がテラスの灯りのように明るく輝いています。
ゴッホの絵はとてもシンプルな額縁に納められています。ゴッホの力強い絵に豪華な額縁は似合わないのかもしれません。
「郵便配達夫ジョゼフ・ルーランの肖像」を見ていないことに気がつき、係員に
「この絵はどこにありますか?」と聞いてみました。
すると「On tour」という答えでした。どこかに貸し出しているのですね。
ゴッホの他にもスーラ、ルドン、モンドリアン、ルノワール、セザンヌ、ピカソと、数点ずつですが有名どころの展示がまだまだ続きます。
少し時代はさかのぼりますが、クラナッハの「ビーナスと蜂にさされたキューピッド(みたいなタイトルの絵)」もありました。 -
そろそろお昼の時間です。館内のレストランでスモークチキンサラダ、マシュルームスープなどをいただきました。
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テラス席でいただきました。
木の間から差し込む光が緑色に透き通っています。空気もおいしいし、有機栽培の野菜の味もしっかりした味で、とてもおいしかったです。 -
昼食のあとは残りの作品を見て回りました。
床に置いてある廃材のようなものも作品です。 -
巨大なブーツの中に青いドレスの人形がいました。
広い部屋に作品が数点のみ。贅沢な空間の使い方です。 -
屋外にも作品があります。
白い物体が水面をゆっくり動いています。
他にもロダンやヘンリー・ムーアなど160点ほどが広い敷地に点在しています。たくさんありすぎて、作品同士の距離も半端ではないので見きれませんでした。
クレラー・ミュラー美術館のチラシに、
「この美術館にはあらゆる美が集結しています。芸術・自然・建築のユニークな組み合わせが、訪れる人の五感を刺激する特別な体験へと誘います」と書いてありました。まさにその通りだなぁ、と感じました。 -
これで美術館の見学は終了です。
こんな小さい子供達も一流の美術館を楽しむことができて幸せですね。
やんちゃな坊やが回転扉に突入しようとし、ママがあわてて追いかけていました。 -
また帰り用の自転車を探します。自転車にかぎはついていないので、どの自転車にも乗ることができるのです。
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ここを曲がれば公園入口へともどることができるのですが、ちょっと時間の余裕があるので道をまっすぐ進んでみることにしました。
目的地は「Monument De Wet (デ・ウェットのモニュメント)」という地点です。 -
ヒースの原野をひたすら走ります。
聞こえるのは風の音と自転車の音だけです。風の音って、ほんとにヒュルヒュルって言うんですね。初めて聞いた音です。 -
記念碑が見えてきました。
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記念碑の説明です。
デ・ウェット将軍という人は南アフリカのボーア戦争で活躍した人だそうです。
この記念碑ポイントで折り返して、公園入口まで戻りました。 -
公園入口で自転車を降りてバスを待とうと思ったら、・・・どうやら私たちと同じエデ・ワヘニンゲンをめざしているらしい男性が、バスを待たずにどんどん歩き始めました。
え?もう少し待てばバスが来るのではないの?と不安になった私たちは公園職員のお姉さんに、
「エデ・ワヘニンゲン行きのバス停はどこですか?」と尋ねました。
お姉さんは、「あの男性についていくといいわよ。」と先ほどの男性を指さすので、慌てて後を追いました。
途中で見かけた牛の写真を撮りましたが、どうも様子が変です。いっこうにバス停がありません。来るときはこんなに歩いてないし。
通りがかりのおじさんに聞いてみました。すると、
「ここはエデ・ワヘニンゲン行きのバスは通っていません。ずっと先まで歩いて行けばロータリーがあって、バス停がありますよ。」というではありませんか。
どうやら私たちは小さいバス106番のルートを歩いてしまい、大きいバス108番のバス停に向かって歩いているようです。こんなに時間をロスしてしまい、肝心の大きいバスに乗り遅れてしまうのではないでしょうか。
そうしたら、後ろから106番のちびバスが走ってきて、私たちを追い越そうとします。あれだ、あれに乗りたかったんです、「おーい、乗せてくれ〜」とばかりに飛び上がって手を振ったら止まってくれました。バス停ではないところでしたが、乗せてもらえました。あーよかった。 -
すぐにロトンデ・オッテルローに到着し、無事にエデ・ワヘニンゲン行きの108番の大きいバスに乗ることができました。
よくよく考えてみると、このトラブルの原因は私たちの質問の仕方が悪かったからではないか、と思います。
「エデ・ワヘニンゲン行きのバス停」と聞いたため、聞かれた人は108番の大きいバスが発着するロトンデ・オッテルローのバス停を教えてくれたのでしょう。
本来なら「ロトンデ・オッテルロー行きの小さいバス106番のバス停」はどこか、と尋ねるべきだったのだと思います。小さいバスの停留所の名前、「公園入口?」みたいな名前をもっと正確に調べておけばよかったかもしれません。そうすればきっと歩かずにすんだことでしょう。 -
エデ・ワヘニンゲンの駅近くにあった風車。
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いい写真が撮れました。
今、わが家のパソコンのデスクトップを飾っています。 -
駅近くの花屋さん。
ピンクの花はデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園をサイクリングしたときたくさんありました。
エデ・ワヘニンゲン発 15:41
アムステルダム中央駅着 16:39 の直通電車で帰りました。 -
中央駅からトラムに乗って外を眺めていたときです。偶然目に止まったので、あわててライツェ広場で飛び降りました。
コロッケの自動販売機です! -
テレビで見たことがあり、ぜひ食べてみたいと思っていたのでした。
FEBO というチェーン店のようです。 -
1.6ユーロを入れて、扉を開けて取り出します。
アツアツサクサクでおいしいです。 -
ホテルで一休みして、夕食を食べに出かけました。
デ・ブラウエ・オランダというオランダ料理の店です。ライツェ広場の近くです。(お店の写真は取り忘れました)
とりあずオランダビール。 -
手前がザワークラウト入りスタンポッドとスモークソーセージ、向こうがチキンサテーです。
スタンポッドとはマッシュポテトに野菜を混ぜたものですが量の多さが半端ではありません。食べきれず残してしまいました。 -
きょうは金曜なのでゴッホ美術館は夜の10時までオープンしています。金曜夜は音楽ライブ演奏があったりすると聞いていたので食事の後に寄ってみました。
行列はなく、すんなり入館できました。もちろんミュージアムカードで入ります。
地元では有名と思われるDJが音楽を流していました。 -
スクリーンのすぐ向こうには高価な絵が展示されているのに、こちらでは音楽がかかり、飲み物が販売されていてにぎやかな雰囲気です。ここが美術館なの?と思わせるような不思議な光景でした。
地下のホールで「ゴッホの生涯」についての映画が上映されていました。
弟テオとの手紙のやり取りは有名ですが、ゴッホに続いてテオが亡くなった後に、テオの奥さんが手紙を整理して書簡集の出版にこぎつけたのだそうです。
ゴッホ像が世に知られるようになったのはテオの奥さんのおかげなのですね。
きょうは朝から晩までゴッホにひたった一日でした。
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