2013/04/07 - 2013/04/08
5位(同エリア5件中)
Hikaruさん
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もう何年も前から行きたくて仕方なかったタフロウト。ガイドブックを見ても情報が少ないが、それがかえって行ってみたい気持ちを煽っていた。南のタルーダントまで足をのばすついでに、とうとう念願のタフロウトへ。城壁の町タルーダントを後にしたのが日暮れ間際で、タルーダントを出発すると間もなくアンチアトラス山脈の山道に入って行った。最初のうちは、トワイライトタイムに不気味に浮かぶ山の黒い塊が怪しげで、しかし美しかった。電灯も何も無い道をひた走りながら、車の走りを決してここで止めてはいけないような緊張感があり、たとえ何も見えなくても私の目はずっと開いたまま。車内に緊張した空気が漂う。すると突如村が現れる。まばらに家が集まったベルベルの村は、ところどころの家から明かりが漏れるが、村だと気付かないほど真っ暗。田舎の夜は早し。
山道に入って最初のうちは緊張していたが、やがて山道に慣れると何とも言えない睡魔に襲われ、ドライバーに申し訳ないながら私は眠りについてしまった。ようやくタフロウトに着いたのは、タルーダントを出発してから約5時間。ガイドブックに情報が少ない理由が分かった。むっちゃくちゃ遠いところに、タフロウトはあるのである。
もう夜遅かったが、ドライバーが予め馴染みのレストランに連絡を入れておいてくれたおかげで、眠りから覚めた私を待っていたのは、今回のモロッコ滞在一美味しいチキンのタジン鍋だった。ドライバー曰く、タフロウトの食事は(もしくはそこのレストランは?)モロッコでも屈指の食事がおいしいところらしい。その店を営むのは、もともとはメルズーガ方面で観光業に携わっていた人らしく、ドライバーは久しぶりの再会に話が止まないようだった。私は宿へ向かい、深夜でもちゃんとお湯が出るシャワーを浴びて眠りについた。
翌朝、部屋の窓から覗いた目の前に広がった光景に、別の星に来たような感覚に陥った。夜には全然分からなかったが、面白い形の奇岩が町を取り囲んでいた。赤い岩が長い月日をかけて風化したのであろう。ここはヨーロッパの人が多く訪れるらしく、ハイキングやクライミングをしながら滞在するのだそうだ。時間のない日本人にはとても羨ましい滞在の仕方だ。その赤い岩肌と、岩と同じように赤色やピンク色の壁に、窓枠をきれいにかわいく装飾した家々が、なんとも言えず調和している。
(produced by Hikali Safari)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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