2013/09/12 - 2013/09/12
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ゆっくりOm Koiさん
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90年代、中国四川・雲南省に「辺境好き」の日本人が多数たむろしていました。私もそのうちの一人でした。
彼らの中で当時駆け巡った噂は「メコン国際航路」。
ラオスまで船で行けると…。
結局は噂で終わりました。
その裏でまことしやかに囁かれていたのが貨物船での密入国。
ラオス側の受け入先ががこの「 Mom 貨物専用港 」。
それも結局、真偽は解らずじまい。
今日、導かれるかのようにこの港に辿り着きました。
9月22日 追加と修正。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- バイク
-
当時中国西南辺境とラオスがやっと自由に旅をできるようになったばかりでした。
「メコン川」の響きは今以上にロマンがありました。
メコン航路や密入国に「成功したぜ!」という武勇伝も溢れていました。
根拠の無い噂に妄想を乗せ一人興奮していました。
「俺も行く、絶対!」そして旅仲間に「アイツすげー!」と言わしめたい…、と。
実際は何もできませんでしたが。
今で言う「中二病」ですね。
若気の至りでした。 -
2013年9月12日木曜日。
フェイサイから3号線を西へ約65km。
Ban Monです。
ここからメコン川に沿ってシェンダオ( Xieng Dao )までダートがあります。 -
真新しい道路標識でみちが最後まで繋がっていることを確信します。
その前に「Mon 国際河川港」をのぞきに行きます。 -
モン( Mon )国際河川港です。
中国から貨物船ですね。
懐かしい地名が書いてあります。 -
港の標識も立ってます。
あ、「MOM」とありますね。私の地図の「MON」は間違いのようです。 -
港湾施設らしき建物がぽつんと一軒のみ。
かなり寂れた感じです。 -
入り口のゲートにも誰も居ませんでした。
-
モン( Mom )の町の北の外れで3号線は終わり。
ココから2203号線のシェンダオ( Xieng Dao )までダートが繋がっているようです。
今年最後のダート探索です。 -
2203号線のシェンダオーシェンコック間と同じような荒れ具合が予想されます。
特に川渡りでは無理せずに引き返すつもりで…。 -
最初の数kmはこんな感じです。
少し狭いめのフラットダート。
ただ、路面に丸い敷石がかなり露出しており少し走り辛いです。 -
ダートの入り口から約5kmで最初の村。
-
珍しく村外れにお寺が…。
-
たまにメコン川が顔を見せます。
-
約10kmの集落。
川には真新しい橋が架けられていました。 -
12kmの川渡りです。
大した水量ではありません。 -
約14kmで山が迫ってきます。
渓谷部の始まり。 -
メコン川を走る貨物船。おそらく中国の船でしょう。
雨期の遡上はかなりキツそうです。 -
案の定、渓谷部にはいった途端に路面の崩壊が始まりました。
ダートの入り口から約16km。 -
メコン川の見過ぎに注意。そのままダイブしそうです。
-
先行きが不安になってきました。
-
約17kmでこの崩落…。
「来いよ!」
ん、呼ばれた気がした。 -
ゆっくりとね…。
-
間もなく現れたこの集落…。
-
…に渡るための川。
ぱっと見、楽勝っぽいですが…。 -
いざ近付いてみると…。
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深い! 深いよ!
でも渡ります。 -
頑張って渡った先、Ban Huai Lomです。
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まだまだメコン川に沿って続きます。
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あ、とうに四輪は通行できません。
-
メコン川沿いの赤土のダートも今や貴重なものになりつつあります。
ラオス中南部はタイの支援でインフラの整備がかなり進んでいるそうです。
「勤め先から家まで舗装とダートとどっちがイイ?」
と聞かれたらアスファルトが良いに決まってますもんね。 -
路肩状況悪し。
-
ダートの入り口から約32km。
夜だと突っ込んでしまうのでは…。
迂回路あり。 -
35kmで倒木。
潜るパターンです。低い! -
バックミラーを外してクリアー。
「引き返し」の予感がしたので両方外しました。
荷物は乗せてままでOKでした。 -
迂回路があるうちは先に進めます。
-
崩落箇所は2203号線より多いです。
その都度しっかりと迂回路を普請していたのですが…。 -
とうとう迂回路を造るのをあきらめた様子。
左の竹は何だろう? -
モン( Mom )の町のダートの入り口から約40km。
現れたこの川…。 -
渡河のためのスロープもあります。
乾期は渡れそうですが、この水量は無理です。
2203号線の最後の川渡りよりも水量多いです。 -
この方は今しがた向こう岸から渡ってきたばかりのようです。 右の船で。
ええっ! -
この竹筏で…。
当然、人力。
居合われた人に手伝ってもらった様子。
渡りたい人は基本自力で渡らねばならないそうです。 -
二人目を迎えに行くようです。
渦巻いてますよ、水量半端ないですね。 -
とてもじゃ無いですがアレに相棒は乗せれません。
渡河できないものかと水に入ってみますが真ん中まで行けません。
水量多くて危険です。 -
引き返そうか思案していると地元の方が二人バイクで来ました。
どうするか迷っている様子。 -
対岸に人が…。
コチラに渡ってくるようです。 -
協力して渡るようです。
まずお姉さんを向こう岸に渡し…。
おとうさんズボン脱いじゃった。 -
向こうのおとうさんのバイクを乗せます。
あんまり慣れてない様子。
見ててヒヤヒヤします。 -
山仕事を終えた人たちが偶然降りてきました。
手伝うようです。うん、二人じゃ危ないよ。
お姉さんの彼氏は段取りがよくわからない様子だしね。
彼もズボン脱いでます。 -
6人掛かりでも大きく筏は揺れてます。
-
無事に着岸。
「オマエのバイクも持ってこいよ!」
ありがとうございます。
スミマセンが遠慮させて頂きます。 -
渡河は断念、ここで引き返します。
モン( Mon )のダートの入り口から約40kmのダートでした。
一切の舗装の無いフルダート。
今年のダート探索はコレで終了。
さあ相棒、アジトへ帰ろうか。
今回もありがとう。よく頑張ってくれたね。 -
アジトのタイ・メチャンへと帰ります。
フェイサイまで戻ってきました。
午後二時半。今日中にタイに戻ります。 -
まずはイミグレ。
パスポートに出国スタンプを頂きます。 -
次に船乗り場のイミグレで通関書類に出国スタンプを押してもらいます。
200バーツ…。 -
つぎは通関手続。
林の中の瀟洒な建物でなく、コチラの小屋で。
ラオス入国時に貰った薄緑の書類を返却します。
「バイクの出国税1000バーツな。」
「え、1000キップじゃなくて…?」
「バーツで、だ。」 -
2013年9月12日現在。
フェイサイからタイへバイクで渡る場合、出国税1000バーツ請求されます。
私、ボられたんでしょうか。 -
「こっそり船乗っちゃえ。」と考えてもダメ。
上から丸見え。 -
お役人様には勝てません。
さあ、タイへと戻ります。 -
さよなら、ラオス。また来るよ。
さよなら、はしけ船。
アジアのどこかの水辺でまた遭えそうな気がするね。 -
タイ側の入国はコチラの港。
スローボートや出国時の港から南へすぐの港。
こちらの方が大きいです。 -
南の港には入国管理、税関どちらの施設もチェックもありません。
北の港に戻って諸手続を自分でします。 -
ゲートの手前、向かって左側の建物がカスタムです。
タイ出国時に貰った二枚のA4のうちパソコンで出力した方を返します。 -
次は右手の入国側イミグレ。
タイ出国時に発行してもらったバイクの通関書類を返却します。こっちの書類。
記入項目が手書きでハンコが複数押されてる書類は重厚感がありますね。
記念にもって帰りたいくらいです。
最後にパスポートに入国スタンプを頂いて全て終了。 -
今年の12月ではしけ船はすべて廃止になります。
旅情溢れるこのイミグレを訪れることはもう無いでしょう。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- シノカさん 2013/09/20 23:23:55
- こんばんは。
- とても面白かったです!
地元民が一丸となって川でバイクや人を対岸に渡すシーン、
何だかちょっといいもの見せてもらったなーって気持ちに
なりました(本人たちは必死なんでしょうけどね^^;)
出国税1000Bってやたら高いですね…足元見られても役人に
は逆らえませんね、帰れなくなりますから(涙)
OmKoiさんは今までバイクの故障や道の崩壊などで身動きが
とれなくなったことはありますか?
人もろくにいない辺境を走るというのは、住民に襲われる
というより、災害で身動きが取れなくなる危険の方が高い気
がして…そういう時の対策は何かされているのですか?
- ゆっくりOm Koiさん からの返信 2013/09/21 01:25:12
- 少し後悔
- 旅行記閲覧有り難うございます。
その8の最後の件の「竹筏」の渡しですが「やっときゃ良かった」と
後悔しています。
現地住民のバイクが大体100kg前後で私の相棒が150kg。
私自身もサポートに加われば渡れたような気がします。
困った時は手を貸してくれる人々です。
( 川渡りの手伝いは習慣で「心付け」をいくらか払うそうです。)
旅先では結構幸運に恵まれています。
大したトラブルは今までありません。
住人からの危害に関しては「性善説」を信じるしかありません。
辺境に住むラオス人の男性はほぼ皆、山刀を携帯しています。
野良作業や護身用のために。
バイクを崖から落としたり崩落で埋もれた場合、自分一人で何とかならない時は
諦めざるを得ないです。そう覚悟しています。
メンテナンスも自分で出来るのはパンク修理と電装系程度です。
エンジン本体が不動となればそこまでです。
「任意保険」についても触れましたが、あれは補償金のみです。
「JAF」的な組織はラオスでは聞いた事ないですね。
現地に人のツテを持たない我々は「諦めが肝要」です。
ラオスの出国税(バイク)1000バーツは未だに納得いきませんね。
チェンコンでチョットいいホテル+酒宴のプランが吹っ飛びましたから。(怒)
その8でネタが尽きました。
次は来年の春、ミャンマーです。
ぽーるきやっとさんの旅行記の予定はどんな感じでしょうか。
新作を楽しみにしてます。
Om Koi
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