2013/08/14 - 2013/08/14
4位(同エリア122件中)
エンリケさん
モンゴル旅行3日目。
乗馬に慣れてきたところで、この日は奥テレルジのトゥール河畔へのトレッキング。
ガイド氏や他の観光客とチームを組んで、片道およそ20kmの高原の道を進んでいきます。
乗馬中は、遊牧民の少年の鞭から時折繰り出される、日本でも経験のないギャロップに大興奮。
天気にも恵まれ、乗馬トレッキングの楽しさを味わえた一日となりました。
<旅程表>
2013年
8月12日(月) 成田→ウランバートル→テレルジ
8月13日(火) テレルジ
○8月14日(水) テレルジ
8月15日(木) テレルジ
8月16日(金) テレルジ→ウランバートル
8月17日(土) ウランバートル→成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- ミアットモンゴル航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
8月14日(水)
モンゴル旅行3日目はトゥール河畔への乗馬トレッキングの日。
この日ものんびりと7時に起床。
上空には今回の旅行でいちばんの青空が広がり、絶好のトレッキング日和になりました。 -
どこを見回しても最高の青空が広がります。
この機会にキャンプ場周辺を散歩して写真を撮りまくってこようと思います(笑)。 -
キャンプ場の西側の雄大な景色をパチリ。
よく見ると地面には緑の牧草だけでなく、黄色い小さな花が咲いていますね。 -
ワンコも天気の良さにあちこち走りまわっています(笑)。
-
キャンプ場北側の奇岩地帯に登ってパチリ。
この時間帯、こんなふうに写真を撮りまくっているのはわたしくらい。
ほかの時間帯でも外国人観光客を数人みかけたくらいでした。
ほかの日本人観光客の方も、こちらの時の流れにあわせてゲルの中でのんびり過ごしている印象ですね。 -
8時に朝食を食べた後はゲルの中でのんびりと1時間半ほど休んで、10時に乗馬トレッキングツアーのお出迎え。
ゲルの外に出ると、キャンプ場の一角に、この日乗る馬たちが集められていました。 -
馬を連れてきてくれた遊牧民は、我々に馬を供給した後、余った馬を引き連れて、別のキャンプ場へと去っていきます。
何頭もの馬を引き連れて走っていくなんて、日本ではあまり見かけない風景ですね。
かつて源平の合戦では、東国武士が何頭もの替え馬を用意して戦いに臨んだといいますが、熊谷直実や畠山重忠らもこんな感じで西国まで馬を連れてきていたのでしょうか。 -
さて、乗馬トレッキングツアーの方は、わたしとガイド氏のほか、日本人のご夫婦2組(わたしより少し年上の方々で、うち1組は現地参加され、ツアー代はひとり30ドル程度とのことでした。)とそのガイド、追い立て役の遊牧民の少年の総勢8名のチームで、約20km離れたトゥール川を目指します。
やっぱりチームを組んで走ると、馬も仲間と一緒で生き生きしているようで楽しい!
馬同士じゃれあって何度も接触したりもしましたが、時折、遊牧民の少年の追い立てで起こる馬たちのギャロップ(襲歩)は、乗っていてまるで高原の空を飛んでいるかのようで、本当に気持ちのよいものでした。
今までに経験したもので例えて言えば、スキーやスノーボードで滑走したような感じでしょうか。
いや、それ以上にぐいぐいと前に引っ張られる感が、何ともいえないハイな気分にさせてくれましたね。
日本での乗馬トレッキングは未経験ですが、こんなギャロップ方法はさせてくれるのでしょうかね? -
・・・と何度も楽しいギャロップを繰り出していたら、いつの間にか目的地のトゥール河畔に到着です。
時計を見ると12時30分。
もう2時間半たったの?という感じ。
本当に時を忘れさせてくれる楽しい乗馬トレッキングでした。
さて、馬を木につないで人馬ともどもしばし休憩です。 -
馬をつないだ林のすぐそばに流れているのがトゥール川。
ここトゥール河畔は、景観がいいことからウランバートルの人々にとっても絶好のキャンプ場になっているようで、我々のほかにも何組かのモンゴル人の方が訪れているようでした。 -
日本の高原の川のようなトゥール川の流れ。
ゴルヒ・テレルジ国立公園のあるこのあたりが水源らしく、水質は冷たく透き通っていて、手を浸すと気持ちがいいですね。
このトゥール川、この先は首都ウランバートルを経由して北に向かい、オルホン川、セレンゲ川と合流してバイカル湖へ注いでいます。
その先はさらにロシアを流れるエニセイ川となって、北極海まで注いでいるのだそうです。
シベリアのツンドラ地帯も旅してみたいような、してみたくないような・・・。 -
トゥール川を眺めて広大なユーラシアの大地に思いを馳せた後は、お待ちかねのお弁当タイム。
ツーリストキャンプの厨房で作ったものを、ガイド氏がリュックに入れてもってきてくれたもので、いつもの食堂の味のとおり、やはり美味しいです。
左下と右上に見えるシュウマイのようなものは、“ボーズ”と言って、中国の“包子”(パオズ)に由来する蒸した肉餃子。
中には羊肉が入っていて、日本人の口にも合うなかなかの味でした。 -
13時、お弁当を食べ終わった後は、トゥール河畔をぶらぶらとお散歩。
緑の野に涼しげな林、遠くにはなだらかな山も見え、景色がよくて本当にいいところです。 -
ウランバートルに住んでいる方でもよくキャンプにくるほどのところですから、この景色はモンゴル人から見ても心魅かれる風景なのでしょうね。
-
河畔に咲き誇る黄色い花々。
元気になる色です。 -
馬たちも木陰でのんびり休憩。
それでも、顔の周りを飛び回る虫が気になるのか、せわしなく首を振ったり、近くの馬に顔を擦り付けたりして、落ち着きがない様子です(笑)。 -
こんなふうに隣の馬の首の上に顔を乗っけたり。
馬同士、じゃれあっているようにも見えます。
モンゴルの馬は孤高な感じがする日本の乗馬用の馬に比べ、仲がいいこと(笑)。 -
14時、約1時間半の休憩を終えて、そろそろ帰りの準備。
・・・とここで、日本人のツアーメンバーのひとりが腰の痛みを訴えてリタイア。
トラックを迎えに寄こしたところ(もちろん有料で10ドル程度とのこと)、別のお二人も疲れてしまったようで、もうひとりのガイドと一緒に乗って帰ることになりました・・・。
そんなこんなで8名のメンバーのうち残ったのは、わたしとガイド氏、一組のご夫婦のうちの奥様、追い立て役の少年の4名。
一緒に残った奥様に聞いてみると、やはり1年前に乗馬を始められたとのことで、20kmもの道のりをギャロップまでして走ってくるというのは、まったく乗馬経験のない方には厳しいことだったのかもしれません・・・。 -
メンバーが4名に減ってしまいましたが、気を取り直して帰り道を進んでいきたいと思います。
・・・こちらが寂しくなったのにあわせてか、なんだか天気も暗くなってきました。 -
追い立て役の少年はこんなふうに、主のいなくなった馬たちをつなぎ合わせて、4頭まとめて引っ張っていきます。
-
途中見えた遊牧民のゲルの周囲では、山羊や牛、ときにはヤクが放牧されていました。
この写真でみると、山羊が飼われているあたりの土がむき出しに・・・。
山羊たちによって周囲の草が食べ尽くされてしまったのでしょうね。
こんなふうにして遊牧民たちは、次の牧草地を求めて遊牧を続けていくのでしょうね。 -
草原の一本道をただ1台、疾駆するプリウス。
ダートの道を走るツアーもおもしろそうですね。
(実際、この2日後のウランバートルでは、オートバイのツーリングのためモンゴルにやってきたという日本人のグループの方々にお会いしました。) -
帰りも空を飛ぶようなギャロップを繰り返しながら、行きよりも早いペースで進んでいきます。
1時間ほど駆け続けて15時、道端にあったこんな味のある(?)売店で休憩。
ガイド氏がペットボトルの飲み物を買ってきてくれました。 -
追い立て役の少年に率いられてきた馬たちも休憩。
日本の競走馬よりも小さい、かわいらしい馬たちです(笑)。 -
休んでいる間も身を寄せ合って、本当に仲がいいですね。
-
ジュースを飲み終わり、休憩を終えてトレッキング再開。
相変わらず緑の草原の風景が続きますが、よく見ると、ところどころに空き缶やビニール袋などのゴミが落ちている感じ・・・。
キャンプ場もそうでしたが、こういうところを改善すれば、スイスの野山のようにもっと景観が素晴らしくなるのに。 -
こんなふうに、車道は一段高いところにありますが、モンゴルの馬たちは坂をものともせず乗り越えていきます。
-
そしてまた、なだらかな草原の道へ。
・・・ポツリ、ポツリと雨も降ってきました。 -
さあて、キャンプ場も近づいてきたし、本降りになる前に最後のギャロップです。
この場所から一気にキャンプ場まで、空を飛ぶように駆けていきます! -
・・・・・っと、草原を一気に駆け抜けて、我らがキャンプ場に到着!
本当にひとっとびという感じで、爽快でした!!
しかし一方で、激しい上下運動に胃袋もさんざん揺られたみたいで、また、着地のたびにおしりの痛みも増してきて、馬のわき腹を支える足ももたなくなってきているところでした・・・。
時計を見ると15時40分。
行きよりも1時間も早く、1時間半程度で約20kmの距離を走破したことになるわけで、体がそんなふうになるのも道理です・・・。
そういえば、司馬遼太郎だったかの小説で、モンゴル帝国の伝令役の兵士が血を吐きながらも馬を替えて走り続け、使命を達した直後に内臓を痛めて死んでしまうという話がありました。
たかだか2時間たらずのトレッキングですが、こんな経験をした後では、そのことがよ〜く分かります。 -
トータル5時間半、行動をともにしてきた8頭の馬たちともこれでお別れ。
言うことを聞いてくれない時もちょっぴりありましたが、本当におつかれさまでした!
もちろん、馬がちゃんと走ってくれるよう、陰で支えてくれたシャイな遊牧民の少年も、バイラルラー!(モンゴル語で“ありがとう”) -
16時、充実した乗馬トレッキングを終えた直後のツーリストキャンプの空。
ちょっと放心状態です(笑)。 -
その後もしばらく放心状態が続き、18時30分、この日も楽しみな夕食のお時間。
メインはなんだか焼きそばのようですが、日本人の口にも合い美味。
食事後は今日のお礼とばかり、ガイド氏にビールをおごり、日本とモンゴルの将来について語り合います。
ちょっとウザい?・・・でも、この有望な若者から、これからのモンゴルについて、夢のある話を引き出せました。 -
ほろ酔い気分でガイド氏と別れ、20時、自分のゲルへ。
空では雲がさらに広がってきており、残念ながらこの日は夕焼けは見られそうにありません。
・・・こんな天気でも、手前のゲルではバーベキューをして楽しんでいるモンゴル人家族が。
モンゴルの方々は仕事帰りや休みの日にバーベキューをするのが大好きなんだそうです。
さて、この日は疲れた体を早めに休めて明日に備えます。
少し雲行きが心配ですが、翌日はテレルジ名物の亀石や、チベット仏教のお寺、アリヤバル寺院への中程度のトレッキング。
なんとか体を回復させて、最後の乗馬を楽しみたいと思います!
(亀石、アリヤバル寺院への乗馬トレッキングに続く。)
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この旅行記へのコメント (8)
-
- karasukkoさん 2014/02/22 14:39:04
- はじめまして。
- エンリケさん
はじめまして。
そして、旅行記への閲覧、投票ありがとうございました。
モンゴルの広い大地を闊歩するエンリケさんの颯爽とした姿、凛々しかったですよ。
私は、調教された馬にそれこそゆっくりと(時間はたっぷりでしたが)しか乗ったことがなく、ギャロップなるものの経験はありません。
爽快なのでしょうね。
また、馬に対しても優しい目線。
とても、癒されました。
karasukko
- エンリケさん からの返信 2014/03/01 21:27:59
- ご訪問ありがとうございます。
- karasukkoさん
こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
モンゴル、テレルジの大自然と発展を続けるウランバートルとのギャップがおもしろい国でした。
人々も親日で、日本が暑い季節には避暑に訪れるといいところですよ。
karasukkoさんは世界のいろいろな国にいってらっしゃるようですが、今度はぜひモンゴルに行ってみてください!
-
- 蔦之丞さん 2013/11/09 17:04:50
- 始めまして!
- 以前、乗馬をやっていましたので
羨ましい限りの旅行記です
モンゴルで外乗するのが夢でした…
病に侵され、入退院の繰り返しで
脚力が衰えてしまい、ギャロップもできなくなり
並足〜速足まででなんとか乗馬を楽しんでいます
モンゴル外乗をしていると錯覚を覚える旅行記
ありがとうございました。
- エンリケさん からの返信 2013/11/16 17:08:10
- ご訪問ありがとうございます。
- 蔦之丞さん
こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
蔦之丞さんも乗馬をやっていらっしゃるのですね。
わたしは乗馬を始めてまだ1年ほどなのですが、モンゴルではギャロップまでさせてもらい、日本ではできない有意義な体験ができたと思っています。
モンゴルでの外乗というひとつの目標は達成できましたが、これからも練習を続けて、もっとうまく馬を乗りこなしていきたいですね。
蔦之丞さんはたいへんなご病気をされたとのことですが、しっかり回復させて、また乗馬を楽しんでいきましょう!
-
- はなまま さん 2013/10/26 20:51:39
- こんばんは
- ほんと雄大な旅ですねー。
いきなり20kmも馬に乗って意気揚々と帰って来られるとは、
すごい体力ですねぇ。
エンリケさん乗馬に向いているのかも?
はなままもはなむすめが小さい時に、一度馬に二人乗りしましたが、
コースを一周しただけで下りるときは太ももの内側がプルプルしましたよ。
(~_~;)
帰りのお客さんは2人だけって、ガイドさんと少年は寂しかったでしょうね。
モンゴル人にとっては20kmでもちょっとそこまで感覚なのかも?
でも日本人向けには初心者コースと上級者コースを準備した方が良い
かもしれませんね。
私の一票で1位になるかも?ってドキドキしましたが、力及ばずまだ2位でした。
ゴメンナサイ。
はなまま(*^_^*)
- エンリケさん からの返信 2013/11/02 12:33:48
- ご訪問ありがとうございます。
- はなままさん
こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
> はなままもはなむすめが小さい時に、一度馬に二人乗りしましたが、
> コースを一周しただけで下りるときは太ももの内側がプルプルしましたよ。
乗馬は普段使っていない筋肉を使うから、慣れないうちはひどい筋肉痛になってしまいますよね。
> でも日本人向けには初心者コースと上級者コースを準備した方が良い
> かもしれませんね。
わたしの参加したツアーでは、ガイドに自分のレベルを伝えれば、それにあわせてコースを配慮してくれるものでした。
でも、みなさん自らのレベルよりも興味の方が先にいってしまって、ガイドにそのあたりの要求を伝えない方も多いので、こんな結果になってしまうのかも・・・。
-
- rinnmamaさん 2013/10/15 13:11:32
- 綺麗な青空・気持ち良い〜
- エンリケさん、こんにちは
モンゴルの風1に、お邪魔させて頂き感激してから、もう4まで・・・。
そんな事もあり、フォローをさせて頂きます。
こんなに綺麗な空の下、乗馬が出来た事は喜ばしいですね。
景色もご馳走ですから、雄大な大地を走れて羨ましいかぎりです。
やはり乗馬経験が無いと無理なんですね。
わが父は、戦争時には騎兵隊(というのですかしら?)に所属していたので
歩兵の方々より苦労が少なかったと、いつも言っておりました。
りりしい乗馬姿はカッコイイですが、中々、習うのは大変ですよね。
エンリケさんは1年前から、練習を始められたとか?
何かきっかけはおありだったんですか?モンゴルに行く為〜?
でも、素敵な事を始められましたね。
それから、来春スペインに行くので、拝見させて頂きました。
10年以上前にいらしたんですね。私も行きたくて思いを募らせて
ようやく行けそうです。では、また。rinnmama
- エンリケさん からの返信 2013/10/20 15:06:59
- ご訪問ありがとうございます!
- rinnmamaさん
こんにちは。モンゴル旅行記に訪問の上フォローまでしていただいて、ありがとうございます!
モンゴルの馬は日本の乗馬用の馬に比べて小さくておとなしく、とても乗りやすい感じでしたよ。
ですので、初心者でも短い時間、近場を歩かせるだけなら十分大丈夫なのではないかと思います。
馬に乗って風を感じながら草原を行くのは、人生、一度は経験したいところですよね!
> エンリケさんは1年前から、練習を始められたとか?
> 何かきっかけはおありだったんですか?モンゴルに行く為〜?
実は昨年の大河ドラマ“平清盛”を見ていて、源義朝こと玉木宏が乗馬している姿がかっこよかったなと。
そういった単純な理由です(笑)。
でも始めてみると乗馬クラブの狭いサークル内では我慢できなくなり、今回のモンゴル旅行の運びとなりました。
これからは近場でも外乗してみたいですね。
> それから、来春スペインに行くので、拝見させて頂きました。
> 10年以上前にいらしたんですね。私も行きたくて思いを募らせて
> ようやく行けそうです。
スペイン、わたしがいちばん大好きな国なのですが、前回行った時からもう10年が経過してしまいました・・・。
わたしもそろそろ再々訪したいところですね!
rinnmamaさんのスペイン旅行記、今から楽しみにしています!
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