初めてのマニラ　４日間 - マカティ・シャングリ・ラ滞在

2012/03/23 - 2012/03/26

マカティ市に滞在し、マニラ市内を観光した。初めてのフィリピンなので、欲張らずに行動した。
ソウルを朝出発し、マニラに昼に到着。
マカティで２泊する。
３日目の深夜便で、翌早朝（４日目）にソウルへ帰着。
マニラ市内観光は効率と安全を重視し、日本語現地ガイドツアーを使った。

エリア マニラ(フィリピン)

ソウル　仁川空港からアシアナ航空のOZ701便で出発。韓国は雨。

アシアナの機内食。可もなく不可もなく。

飛行時間約４時間でマニラのアキノ空港に到着。

クーポンタクシーに乗ってマカティ市のホテルに向かう。クーポンタクシーの申込場所が、露天状態になっていて、本当に正規のクーポンタクシーか不安に感じる。しかもクーポンタクシーと言いながら、料金は後払いである。

宿泊したホテルはマカティ・シャングリラ。１２階の部屋からの眺めは、公園の緑と高層ビルの対比が美しい。筋向いのペニンシュラホテルの噴水も見えている。

キングサイズベッドの部屋である。曲線を活かした内装が綺麗だ。広々として居心地もよい。エアコンが効きすぎて寒かった。

バナナとリンゴが置かれていた。これは食べると、毎日補充される。バナナはさすがに特産品とあって綺麗で美味しかった。

ショッピングモール・ランドマークの地下にあるフードコート。ここは選びやすいし手軽である。この中に大きなスーパーマーケットがあり重宝した。

Sisig（シシグ）とライス。普通に美味しい味である。

ジプニー。最近は装飾がおとなしくなったそうだ。夜中に駐車していると悪戯をされるので派手な飾り物をしなくなったのだそうだ。ガイドさんの談。

気温はあまり高くなく、心地良かった。向かいのペニンスラホテルの噴水前である。

夕食を食べるために、Greenbeltへ行く。Fely J'sというフィリピンとアジアのフュージョンレストランへ行く。人の入りが多く、人気店のようだ。

蟹一匹を使った料理。生きたカニを見せてくれて、それで料理する。値段はグラム当りで記載されている。味噌がたくさん入っていて、とても美味しかった。これは値打ちものである。

スーパーでフィリピンのビールを買って楽しむ。おいしい。
ホテルで、マニラ市内観光の現地ツアーを探したが、日本語ツアーは見つからなかった。そこで、「日通ペリカンツアー」に電話したところ、手配してもらえることになった。「日通ペリカンツアー」は世界各都市に事務所を持ち、現地ツアーを専門にしている業者のようである。現地事務所が日本語で対応してくれる。

ホテルの前には要人警護用の車両が止まっている。ナンバープレートが普通と異なるのがわかる。

【２日目】
朝、申し込んでいたツアーのガイドさんと運転手さんがホテルのロビーへ迎えに来てくれた。予想通り、客は我々２人だけであった。非常に豪華なツアーとなった。
最初に、リーサル公園である。フィリピンがスペインから独立した時の英雄である。フィリピンはこの時を建国としているようだ。

リーサル公園からマニラホテルを望む。このホテルはマッカーサー元帥が滞在したことで有名な歴史のあるホテルだ。高層階は最近建設されたらしい。

丁度、クエート国王がフィリピンを訪問していた。しかも、我々と同じホテルに滞在していたらしい。お蔭で、付近は厳戒態勢であった。銃をもった警備隊。装甲車。金属探知機を用いた持ち物のチェックや爆発物検知犬がいっぱいだった。
しかし、情勢が安定しないので平時でもこのようなことはよくあるらしい。

リーサル公園内の、リーサル氏が銃殺された場所。実物の1.5倍くらいの大きさの金属製の人物像で銃殺シーンを再現している。日本では有り得ないような表現方法である。

ガイドさんの案内で、コンビニへ行き、水を買う。これより先、両替所へ連れて行ってくれて、両替をした。この両替所のレートはこの旅行中で一番良かった。行き届いたガイドさんである。

イントラムロスに入る。入場券はガイドさんが買ってくれる。ツアー料金に含まれているから。

かつて日本軍の憲兵隊本部があったらしい建物。ガイドさんは、砲撃で亡くなった方の親族を案内したことがあるとのことであった。建物の前には大砲や砲弾が展示されている。記念物はスペイン時代、アメリカ時代および日本時代のものが入り混じっている。

サンチャゴ要塞の入り口である。

サンチャゴ要塞の入り口。

終戦近くに、日本軍が捕虜などを虐殺したとされる地下牢の入り口。ガイドさんは、配慮してか、ここの説明をされなかった。しかし、別のツアーの英語のガイドさんは大きな声で日本軍の虐殺ぶりを説明されていた。

サンチャゴ要塞からパシグ川向こうのダウンタウンを望む。

サン・アグスチン教会。１７世紀初めに完成したバロック様式の教会で、世界遺産に登録されている。

サン・アグスチン教会の内部。

カーサマニラを見学。１９世紀に建てられたコロニアル様式の建物らしい。

カーサマニラにて。

マニラ市内観光ツアーが立ち寄った昼食のレストラン。ブッフェ方式の大きな店。フィリピン料理から西洋料理、中華料理、和食まである。キムチも用意されていた。どのような観光客にも対応できるようになっている。ツアーとしてはここへ客を連れてきておけば安心なのであろう。
しかし、観光客目当ての店かというとそうでもなく、地元の人がたくさん来ていた。しかも、奥はパーティー会場になっていて、地元の人が結婚式のパーティーをしていた。
しかし、料理の味はどの料理も中途半端である。
どうせ、我々だけのツアーだったのだから、ガイドさんに好みを言って、線k門店に行っても良かったな。

肉類やらカレーやら、種類が多い。和食以外は一通り食べてみようと思って、少しずつ取ってきた第１弾でもご覧のとおり。何を食べたかの記憶が全くなし。

食後はショッピングモール「SM Mall of Asia」へ行く。

[SM Mall of Asia]
巨大なショッピングモールであるが、午前中の観光で疲れていることもあるし、珍しいものがあるわけではないので、ぶらぶらとしていた。
ここに住んでいたら、重宝するし、楽しいモールだろうとは思う。

もうすぐユニクロがオープンするらしい。電気製品は日本メーカーの製品が減って、韓国製品が多く並べられるようになってきている。そんな家電事業の衰退とは逆に、ユニクロは強硬な海外進撃をしている。頑張ってほしいものだ。

[SM Mall of Asia]
スケートリンクが設営されていた。熱いフィリピンもここは涼しげ。

宿泊地のマカティ方面へ戻り、最後の観光地「米軍記念墓地」へ行く。太平洋戦争で亡くなった米兵が埋葬されているらしい。

[米軍記念墓地]

[米軍記念墓地]
太平洋戦争の戦闘の詳細を説明したパネルが幾つもあった。勝てば官軍である。栄誉ある勝ち戦の記録である。見ていて楽しいとは思わない。

夕方、再び、グリーンベルト方面へ行き、夕食にする。

夜、ホテルのロビーで生演奏を聴きながら、カクテルなどを頂く。綺麗なロビーである。

【３日目】
朝食はホテルのブッフェに行ってみる。料理の種類も多く、美味しかった。

ホテルの朝食ブッフェ

ホテルの朝食ブッフェ。ここのマンゴーが、とてつもなく美味しかった。

アラヤ博物館へ行く。

ホテルの近くにあった店で早い夕食にチキンを食べる。

ホテルで手配してもらった空港タクシーで空港へ。
スターアライアンスのラウンジで時間を潰す。
一通りの食べ物と飲み物があり、WiFiが使用できる。
ゴージャス感はなく、椅子の座り心地もよくはないが、まあこんなもんかな。飛行機の出発は、機材到着遅れにより30分程遅れた。