日本最北端の地へ！　北海道・稚内＆礼文島

2013/08/27 - 2013/08/29

初の北海道にして、最北端の北宗谷地方へ。　
猛暑の都心よりマイナス10℃気温の低い地で、大自然と海の幸に浸る夏休み。

エリア 礼文島(北海道)

• 交通手段: ANAグループ

羽田空港から約2時間。初めて踏んだ北海道の地は、稚内空港！
空港を出たすぐのところにあるバスターミナルからバスに乗り約30分かけて稚内駅へ。運賃590円なので小銭の準備を。

日本最北端の線路！ 稚内駅に到着です。
北の大地に来たという実感がじわじわと・・・。

稚内フェリーターミナル近くの漁港にあるうろこ市にて、イカの塩辛作り体験。(1500円) イカを初めてさばきました！
塩と焼酎で揉みこんで、2-3日寝かせると食べごろになるそうです。
おいしそうにできましたよ☆

稚内副港市場をぶらぶらしたあと、歩いてフェリー乗り場まで行き、礼文島善きの最終便(16:15発）に乗り込みます。

一等席の室内。
とてもゴージャス！
波揺れ防止装置がついているおかげか、ほとんど揺れず、約2時間の船旅も快適に過ごせました。
船内には売店や自動販売機、テレビなどもありました。

フェリーのデッキから見えた利尻富士です。
この辺りから雲行きが怪しくなり、雨がぽつぽつと・・・。

19:00過ぎに礼文島の香深フェリーターミナルに到着したころにはどしゃぶり！
お迎えのバスに乗って宿泊先の「花れぶん」に到着です。

温泉であったまったあとは待ってましたの夕食！
前菜だけでこれだけの品々・・・。
食前酒にはハスカップワイン。とっても甘くて爽やかで、女性は好きだと思います。
ほっけの煮付け、うにの茶碗蒸しなど、かわったお料理がたくさん！
どれもこれも絶品でした。北海道のお米、ゆめぴりかのご飯は何杯でもいけそう。

今回宿泊したこの花れぶんは、お部屋や温泉、お料理はもちろんのこと、ホスピタリティがとても素晴らしくて大満足のお宿です。また是非泊まりたい！

礼文温泉 花れぶん＜礼文島＞ 宿・ホテル

朝風呂入っておいしい朝食のあと、ホテルに荷物を預け、香深港フェリーターミナルへ。
明け方まで雨が降っていましたが、きれいなお天気！
ここから8:38発の路線バスで桃岩登山口へ。
トレッキングに出発ー！

桃岩展望台コースのトレッキング開始ー！

バスを降りてすぐ、この虹が出迎えてくれました！！
写真よりも濃く、くっきりと見えて本当に綺麗。
テンション上がりますねー！
ここから結構急な昇り坂を上ります。

坂を上りきったらこんな絶景！
雄大な大自然が広がっています。

他のグループもいなく、この自然を独り占め状態！

岩の形が背を丸めた猫の形に見える「猫岩」。

横殴りの風が吹いていて飛ばされそうになったり、時折通り雨が来たりという道のりでしたが、それもトレッキングの醍醐味ということで☆

猫岩 自然・景勝地

利尻富士。
残念ながら雲が裾野まで広がっていましたが、その風貌は圧巻です。

「元地灯台」。
この辺りは高山植物の宝庫だそう。
この時期はあまりお花が咲いていないと聞きましたが、紫や白の可愛いお花が咲いていましたよ。

元地灯台に到着！
眺めはこんな感じです。
海の青と緑に心まで透き通るようです。

雨の影響で地面がぬかるんでいたり、風でうまく進めなかったりでしたが、そんな疲れも吹っ飛びます。

知床へ向け出発！
この辺りになると道も緩やかです。
透明の羽をした珍しい蝉も見つけることができました。
鳴き声が違う！？

桃岩展望台から知床までのコースは約2時間。
少し休憩したあと、北のカナリアパークへ出発。
途中の道で、地元のおじいちゃんとお話をしながら、昔の学校跡などを案内していただき一緒に歩きました。
なんと、御年90歳・・・！お元気でいらっしゃいました！

2013/7/27にオープンしたばかりの「北のカナリアパーク」。
2012年11月公開の吉永小百合さん主演の映画「北のカナリアたち」のロケセットが保存されています。
目の前には利尻富士が！！

利尻山(利尻富士) 自然・景勝地

小学校の中に入ってみました。
廃校を使ったのだと思ったら、すべて映画のために立てられたセットなのだそう。
本物の小学校にしか見えません！大道具さんの技術は素晴らしい！

教室内には映画の紹介や、撮影風景のパネル展示がありました。
オリジナルグッズの売店では、花畑牧場の限定アイスを購入。利尻昆布味とのことで、興味深々！キャラメルとほんのり昆布でとってもおいしい！歩き疲れたあとにこの甘さは嬉しいです。

最後の教室には、吉永小百合さんからのメッセージが・・・！

北のカナリアパークからフェリーターミナルまでは無料のシャトルバスがありましたが、一時間に一本のため、歩いて帰ることに。
礼文島のお宅の街並みを散策できてよかったです。
海沿いにはあちこちで昆布を干している光景が見れました。
カモメもたくさん！かわいかったです。

香深港フェリーターミナルまで無事に帰ってきましたー！
ちょうどお昼時の時間で、お腹ぺこぺこ！！

ごはんの前にこちらの「海鮮処かふか」でうに剥き体験！(500円）
生きて動いているうにに専用の器具をさして殻をわり、中身を取り出します。
形を崩さず取り出すのが難しい！その場で頂くうには塩水でちょっとしょっぱい！けどすごくおいしー！

お二階に移動してこちらのうに丼(3,000円）とほっけ（７００円)をいただきまーす！！
うに丼は醤油なしでいけちゃいます。甘くて臭みがまったくなく、口の中でとろける感じ。絶品！！
ほっけは大将が墨で焼きながら取り分けてくれます。
かかっている味噌とネギが本当においしい！
大将曰く、「味噌がみそ」なんだとか(笑)
壁には小泉元首相やタレントの山田邦子さんが来店したときのお写真が飾られていました。

おなかも満腹になり、かいた汗を流すために「うすゆきの湯」へ。
のんびり利尻富士を眺めながら露天風呂につかり、フェリーターミナルの目の前の土産物店でショッピングしたあと、17:15発のフェリーで稚内へ出発。
帰りのフェリーは揺れがひどく、酔い止めは必須です。
19時過ぎに稚内に到着！

最終日はまずタクシーで「稚内公園」へ。
海抜240ｍの「開基百年記念塔」展望台への入場料は400円です。
年に数回しか見えないと言うサハリン島(樺太)がきれいに見えて感動！

公園にはほかに、「九人の乙女の碑」や写真の樺太島民慰霊の碑「氷雪の門」がありました。
この素晴らしい景色の裏には悲しい歴史があるんですね。。

稚内公園から徒歩で稚内駅まで。
風車があちこににあり、目の前に海が広がっています。
結構急な下り坂！

車で宗谷岬へ出発！
途中の宗谷丘陵では放牧の牛がいっぱいいました。
大自然！！

宗谷岬公園で1983年9月に起きたサハリン沖での大韓航空機撃墜事件の祈りの塔をみたあと、少し下ったところにある宗谷岬へ。

この建物の中にはお土産物のほか、無料で入れる流氷の展示室が。
中はなんとマイナス10℃の世界！
長袖でも痛くなるほどでした。
二月〜三月に流れ着いた流氷を運んだのだそうです。

ついに日本最北端の地へやってきました！！
この「日本最北端の地の碑」で記念撮影のあと、後ろ側に周り、正真正銘の日本のてっぺんへ(笑)
ここからも遠くに樺太が見えました！

最北端 グルメ・レストラン

宗谷岬から稚内空港への道からは、綺麗に利尻富士が見えました。
最終日にしてやっと全貌を見せてくれましたね！

展望台からは海が綺麗に見渡せ、のんびりした雰囲気です。