リューデスハイム、安価な観光船とラインフェルス城

2013/07/26 - 2013/07/27

マンハイム発着でリューデスハイムに１泊２日の旅です。時間に余裕があって、安価に楽しむことができました。KDライン以外にも船はあります。

エリア リューデスハイム(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 鉄道 船

ドイツ鉄道には地域限定の割引切符があります。購入したのはラインランド・プファルツ切符です。9時ー15時（土、日、祭日は24時まで）の普通列車にのみ乗り降り自由で、ライン川、モーゼル川沿線はカバーしています。ちなみにフランクフルトは他州でダメ、運賃は２人１日でなんと２８ユーロ、急がない旅ではかなりお得です。

マンハイムを出発し、マインツで乗り換え。この先リューデスハイムのあるライン右岸は１時間に１本程度の普通列車しか走っていません。列車内には地元の観光客が目立ちます。ここはやはりバス、船、バスのツアーの方が効率的ですね。

ライン左岸はICEも普通車も走っていますが、午前は逆光にならない右岸の方が景色はいいです。この写真はリューデスハイム、ザンクトゴアハウゼン間。

リューデスハイム駅からは、列車が来た方向（上流）に少し歩きます。

ご存知のつぐみ横丁、もう50M上流にツーリストインフォがあります。川沿いにKDライン（観光船）の案内所があり聞いてみると、「個人客の予約などいらない（予約システムが無い）、出発時刻の15分前までに来れば乗れる。」とのことでした。インフォではKDライン以外の船について、時刻を聞きます。

ぶらぶら歩いて、晩のレストランを物色します。右の店は他の方もお書きになっているかのおばさんが、ワインリストを示して（アマクチ、カラクチ）と教えてくれました。

昼間から賑やかにブンチャカとやっているのが聞こえます。

つぐみ横丁を登りきったところから乗るゴンドラリフトはお勧めです。確か往復で６ユーロ、私たちは、上りのリフト＋1時間の歩行＋（別の）下りリフト＋観光船、の周遊コースで１人13ユーロでした。高いところから見るライン川は格別です。

リフトを上がったところのトイレです。男性は只、女性はコイン式のドアが締まらないように、順送りに手で支えるシステムとなっていたとのことです。

リフト単純往復の人も、このゲルマニア女神像までは歩いてみてください。

女神像からの景色。周遊コースではこの先50分ほど、林の中を歩きます。平坦な無舗装の道ですが、景色は森と林だけで川は見れません。

この高級なホテルが見えれば歩行は終わりです。自動車で来ている人が多くいました。船までの時間があれば、お茶でもどうぞ。

ホテルの裏庭のところのリフト乗り場です。

日本のスキーリフトと同じですが、傾斜が急で怖いです。乗るときに捻挫、打撲の可能性があり、初めての人にはお勧めできません。もっとも、ここまでくれば引き返すのも無理かな。絶景＋スリルで気持ちスッキリ。

リフトで下り着いた街はアスマンハウゼン、落ち着いた品格のある街、ワイン祭りがあるようです。もちろんリューデスハイムには歩いては帰れません。

踏切をわたって船着場へ。

船着場への所要時間も分からず、こんなところで長時間待ちました。

ビンゲン、リューデスハイマーなる船会社。KDラインでなくとも立派な船です。

リューデスハイムまでは約30分間の上りです。

船はこれで十分、しかもセットで13ユーロ、３〜４時間リューデスハイムで余裕がある人にはお勧めです。

翌日も28ユーロの列車切符を持ってまず、ザンクトゴアハウゼンで下車します。故障のためか、あかずの踏切となっていた所を、地下通路を通ってフェリー乗り場に向かいます。

対岸のザンクトゴアーへのフェリーは２人で３ユーロとちょっと。自動車で来た地元の人や、散歩風の手ぶらの観光者はいるものの、日本人は見かけません。

ザンクトゴアーのメインストリートです。先に見えるのがラインフェルス城。

すぐにも登り着くかと思いましたが、30分以上ところどころ急峻な道を登りました。

帰りはこれで下りました。分かっていれば歩いて登ることもなかった。城を見てすぐに歩き出したのが失敗。乗り場は川岸を探してください。確か片道５ユーロ（あるいは往復だったか)

だんだん高くなり、景色が良くなります。

城からの景色です。

音楽と寸劇を目当てに来た家族連れが多かったです。

この城はほとんど廃墟です。城郭は基礎部分しか残っていません。きちんとしたお城は私のモーゼル川編にあります。

見下ろす景色は素晴らしい。

当日は土曜日、イベントはいつもやるのかどうか不明です。

帰りのザンクトゴア駅、閑散としています。

ホームの電光表示、マインツ行は5分遅れるとの案内ですが、実際にはもっと遅れて、マインツにつき、マンハイムに戻りました。