栃木・壬生・都賀旅行記(ブログ) 一覧に戻る
栃木市内の東武鉄道沿線でホテイアオイの花が満開になっていると数日前のローカルニュースで紹介されていました。TV画面で見ると、初めて見るホテイアオイの花は涼しげで写欲をそそる姿形ではありませんか! ホテイアオイニュースの翌日、今度は出流ふれあいの森の渓流沿いのシュウカイドウが満開になっていると、またまた花のニュースです。ということで、まだ残暑厳しい中、栃木市に2種類の花の撮影に出かけました。せっかくなので、市内の蔵の街観光もついでにやってきました。、<br />

蔵の街栃木市の晩夏・初秋の花2題、ホテイアオイとシュウカイドウ

23いいね!

2013/08/29 - 2013/08/29

179位(同エリア473件中)

6

60

玄白

玄白さん

栃木市内の東武鉄道沿線でホテイアオイの花が満開になっていると数日前のローカルニュースで紹介されていました。TV画面で見ると、初めて見るホテイアオイの花は涼しげで写欲をそそる姿形ではありませんか! ホテイアオイニュースの翌日、今度は出流ふれあいの森の渓流沿いのシュウカイドウが満開になっていると、またまた花のニュースです。ということで、まだ残暑厳しい中、栃木市に2種類の花の撮影に出かけました。せっかくなので、市内の蔵の街観光もついでにやってきました。、

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
交通手段
自家用車
  • ホテイアオイ(布袋葵)。<br />そう、金魚鉢に入れたりする、あの水草です。こんな清楚で涼しげな薄紫色の花を咲かせるんですね〜!

    ホテイアオイ(布袋葵)。
    そう、金魚鉢に入れたりする、あの水草です。こんな清楚で涼しげな薄紫色の花を咲かせるんですね〜!

  • そのホテイアオイの花が、こんなにいっぱい、まとまって咲いているところがあります。場所は東武日光線の栃木駅と新大平下駅の間の沿線沿いの三角形の休耕田です。この田んぼの持ち主の農家の方が、毎年、大事に育てて無料公開してるのだそうです。<br />周りは水田と農家が点在する、ごく普通の田舎の風景ですが、ここだけは別世界のようです。

    そのホテイアオイの花が、こんなにいっぱい、まとまって咲いているところがあります。場所は東武日光線の栃木駅と新大平下駅の間の沿線沿いの三角形の休耕田です。この田んぼの持ち主の農家の方が、毎年、大事に育てて無料公開してるのだそうです。
    周りは水田と農家が点在する、ごく普通の田舎の風景ですが、ここだけは別世界のようです。

  • 大混雑というほどではありませんが、大勢のカメラマンが撮影に訪れています。

    大混雑というほどではありませんが、大勢のカメラマンが撮影に訪れています。

  • 花びらは6枚で、上に伸びた花びらだけに黄色の斑点と濃い紫色の模様がある、特徴的な花の形です。

    イチオシ

    花びらは6枚で、上に伸びた花びらだけに黄色の斑点と濃い紫色の模様がある、特徴的な花の形です。

  • 大変、繁殖力が強い水草で、富栄養の水で流れがないようなところで、自然に大繁殖し、他の水草の生育を妨げたり、船の航行の邪魔になったりと、迷惑外来種なのだそうです。<br />花はきれいなのですが、嫌われ者なんですね〜!

    大変、繁殖力が強い水草で、富栄養の水で流れがないようなところで、自然に大繁殖し、他の水草の生育を妨げたり、船の航行の邪魔になったりと、迷惑外来種なのだそうです。
    花はきれいなのですが、嫌われ者なんですね〜!

  • 一本の花茎にたくさんの花をつけるので、群落になるとボリューム感もあります。

    イチオシ

    一本の花茎にたくさんの花をつけるので、群落になるとボリューム感もあります。

  • 撮影に来ている大半の人の狙いは、ホテイアオイと電車を組み合わせた構図で写真をとることです。撮り鉄の人達もかなり混じっていると思われます。<br />近くの撮り鉄らしきカメラマンのグループの人たちの会話を聞いていると、一番の値打ちは、JRが東武日光線に乗り入れている特急「日光号」、「きぬがわ号」なのだそうです。薄紫の花と赤い車体のコントラストが良いからなのでしょう。

    イチオシ

    撮影に来ている大半の人の狙いは、ホテイアオイと電車を組み合わせた構図で写真をとることです。撮り鉄の人達もかなり混じっていると思われます。
    近くの撮り鉄らしきカメラマンのグループの人たちの会話を聞いていると、一番の値打ちは、JRが東武日光線に乗り入れている特急「日光号」、「きぬがわ号」なのだそうです。薄紫の花と赤い車体のコントラストが良いからなのでしょう。

  • 撮り鉄ではない玄白としては、スペーシアの特急車両も悪くはないと思います。

    撮り鉄ではない玄白としては、スペーシアの特急車両も悪くはないと思います。

  • 撮り鉄の人は見向きもしない普通電車も撮影してしまいました。

    撮り鉄の人は見向きもしない普通電車も撮影してしまいました。

  • 車体のラインの色がオレンジ色のスペーシアも通ります。鉄道マニアだったら、色や形の違いで、これは○○系、前のは△△系とたちどころにわかるのでしょうが・・・

    車体のラインの色がオレンジ色のスペーシアも通ります。鉄道マニアだったら、色や形の違いで、これは○○系、前のは△△系とたちどころにわかるのでしょうが・・・

  • 構図を変えて、空を大きく取り入れてみました。

    イチオシ

    構図を変えて、空を大きく取り入れてみました。

  • 水田の稲穂が、黄金色に実る時期になると、黄色と薄紫のコントラストもきれいだろうな〜<br />ここのホテイアオイの花は9月いっぱいは見られるということなので、下旬になれば、そんな風景が出現するかもしれません。

    水田の稲穂が、黄金色に実る時期になると、黄色と薄紫のコントラストもきれいだろうな〜
    ここのホテイアオイの花は9月いっぱいは見られるということなので、下旬になれば、そんな風景が出現するかもしれません。

  • ホテイアオイの周りには、食事をするようなところはないので、昼食がてら、栃木市中の蔵の街観光エリアに移動します。<br /><br />市内観光エリアには有料駐車場が3つありますが、市役所の駐車場は無料なので、そこに駐車して市内散策に出かけます。<br /><br />市役所があるところは、明治16年までは栃木県庁があった場所で、今は当時の堀だけが残っています。県庁堀と呼ばれ、県指定文化財(史跡)に指定され、蔵の街の名所のひとつになっています。<br />

    ホテイアオイの周りには、食事をするようなところはないので、昼食がてら、栃木市中の蔵の街観光エリアに移動します。

    市内観光エリアには有料駐車場が3つありますが、市役所の駐車場は無料なので、そこに駐車して市内散策に出かけます。

    市役所があるところは、明治16年までは栃木県庁があった場所で、今は当時の堀だけが残っています。県庁堀と呼ばれ、県指定文化財(史跡)に指定され、蔵の街の名所のひとつになっています。

  • 市役所別館。古い洋館風の建物です。

    市役所別館。古い洋館風の建物です。

  • 横山郷土館。明治の豪商、横山家の館で、家の半分は麻問屋、半分は銀行を経営していたそうです。

    横山郷土館。明治の豪商、横山家の館で、家の半分は麻問屋、半分は銀行を経営していたそうです。

  • 麻問屋の帳場が、当時のままに展示されています。<br />中に入ると、入場料¥500取られるので、入り口から撮影して、ここは終わり。

    麻問屋の帳場が、当時のままに展示されています。
    中に入ると、入場料¥500取られるので、入り口から撮影して、ここは終わり。

  • 日よけにほおずきが植えられている民家

    日よけにほおずきが植えられている民家

  • マンホールの蓋にも、蔵の街がデザインされています。

    マンホールの蓋にも、蔵の街がデザインされています。

  • 蓬莱橋から観た巴波川(うずまがわ)沿いの蔵。<br />栃木市の一番のビューポイントです。端午の節句には、巴波川にたくさんの鯉のぼりが掛けられ、大勢の観光客が訪れるそうですが、今の時期は閑散としています。

    蓬莱橋から観た巴波川(うずまがわ)沿いの蔵。
    栃木市の一番のビューポイントです。端午の節句には、巴波川にたくさんの鯉のぼりが掛けられ、大勢の観光客が訪れるそうですが、今の時期は閑散としています。

  • 蓬莱橋のたもとに「舟見茶屋」という軽食・喫茶の店があります。明治の古民家を、そのまま利用した店で、店内はレトロな雰囲気に満ち溢れています。

    蓬莱橋のたもとに「舟見茶屋」という軽食・喫茶の店があります。明治の古民家を、そのまま利用した店で、店内はレトロな雰囲気に満ち溢れています。

  • この店の名物、舟見カレー。カレーの味もレトロで、りんごの摩り下ろしが入っているみたいです。辛味が少ない甘い懐かしい味のカレーです。特徴的なのは、具にかんぴょうが入っている! 栃木市の隣町の下野市が、全国一のかんぴょうの生産地ということにあやかったメニューです。<br />昨年6月にアジサイを見にきたときにも、この店に立ち寄りましたが、このカレーを食べ損なったので、これが今日のランチです。

    この店の名物、舟見カレー。カレーの味もレトロで、りんごの摩り下ろしが入っているみたいです。辛味が少ない甘い懐かしい味のカレーです。特徴的なのは、具にかんぴょうが入っている! 栃木市の隣町の下野市が、全国一のかんぴょうの生産地ということにあやかったメニューです。
    昨年6月にアジサイを見にきたときにも、この店に立ち寄りましたが、このカレーを食べ損なったので、これが今日のランチです。

  • 蓬莱橋の鯉の欄干。巴波川や、県庁堀には、鯉が泳いでいるので、鯉をモチーフにしたのでしょう。

    蓬莱橋の鯉の欄干。巴波川や、県庁堀には、鯉が泳いでいるので、鯉をモチーフにしたのでしょう。

  • 観光屋形舟。時間は決まっておらず、乗りたい客が現れると、舟を出すみたいです。こんな景色を眺めていると、街全体の時間が、ゆったりと流れているような気分になります。

    イチオシ

    観光屋形舟。時間は決まっておらず、乗りたい客が現れると、舟を出すみたいです。こんな景色を眺めていると、街全体の時間が、ゆったりと流れているような気分になります。

  • 巴波川が江戸との水運の動脈だったころは、水量が多く流れが速かったため、上流に遡るときは、陸から舟を麻綱で曳いていたそうです。綱手道という舟を曳く道が川沿いに残っています。

    巴波川が江戸との水運の動脈だったころは、水量が多く流れが速かったため、上流に遡るときは、陸から舟を麻綱で曳いていたそうです。綱手道という舟を曳く道が川沿いに残っています。

  • 蔵の街大通りに移動。<br />見世蔵が、3軒並んでいますが、左側の店は貸し店舗の張り紙がしてあります。昨年6月に来たときには、「蔵」という家具屋でしたが、とうとう閉店してしまったようです。

    蔵の街大通りに移動。
    見世蔵が、3軒並んでいますが、左側の店は貸し店舗の張り紙がしてあります。昨年6月に来たときには、「蔵」という家具屋でしたが、とうとう閉店してしまったようです。

  • 八百屋です。観光客相手の商売ならいざ知らず、地元の人相手の八百屋では、スーパーにおされて、商売はたいへんだろうな〜などと余計なお世話と言われそうな心配をしながら、前を通り過ぎます。

    八百屋です。観光客相手の商売ならいざ知らず、地元の人相手の八百屋では、スーパーにおされて、商売はたいへんだろうな〜などと余計なお世話と言われそうな心配をしながら、前を通り過ぎます。

  • あだち好古館。<br />江戸末期から明治にかけて呉服屋をやっていた安達幸七なる人物が蒐集した浮世絵や書画、錦絵、古美術品が安達家の蔵を改造した美術館の中に多数展示されていて、江戸情緒を満喫できます。特に安藤広重の東海道五十三次や歌麿の「山姥と金太郎」は見ごたえがあります。ただし、館内の空気がよどんでいて、カビくさく、あまり気持ちの良いものではありません。土蔵で換気が悪いので、やむをえないのでしょうか。<br />別料金を払うと、江戸期の春画がみられますが、そちらはパス。なお、この春画料金、カップルには割り引きになりますが、初心者カップルには、刺激が強すぎると注意書きがされていました。<br />残念ながら、この美術館は撮影禁止なので、入り口の写真だけです。<br />

    あだち好古館。
    江戸末期から明治にかけて呉服屋をやっていた安達幸七なる人物が蒐集した浮世絵や書画、錦絵、古美術品が安達家の蔵を改造した美術館の中に多数展示されていて、江戸情緒を満喫できます。特に安藤広重の東海道五十三次や歌麿の「山姥と金太郎」は見ごたえがあります。ただし、館内の空気がよどんでいて、カビくさく、あまり気持ちの良いものではありません。土蔵で換気が悪いので、やむをえないのでしょうか。
    別料金を払うと、江戸期の春画がみられますが、そちらはパス。なお、この春画料金、カップルには割り引きになりますが、初心者カップルには、刺激が強すぎると注意書きがされていました。
    残念ながら、この美術館は撮影禁止なので、入り口の写真だけです。

  • 蔵の街の景観維持のためか、地方新聞の支社も蔵のような建物です。

    蔵の街の景観維持のためか、地方新聞の支社も蔵のような建物です。

  • 交番も蔵風です。

    交番も蔵風です。

  • 例幣使街道。<br />例幣使というのは、日光東照宮参拝のため朝廷が使わした勅使のことで、この道を通ったのだそうです。いまでも、当時の古い見世蔵が残っています。この一帯は、重要伝統的建造物群保存地区になっていて、蔵の街観光発祥の地です。

    例幣使街道。
    例幣使というのは、日光東照宮参拝のため朝廷が使わした勅使のことで、この道を通ったのだそうです。いまでも、当時の古い見世蔵が残っています。この一帯は、重要伝統的建造物群保存地区になっていて、蔵の街観光発祥の地です。

  • 代表的な建物が、今は岡田記念館となっている旧家、岡田嘉右衛門家です。もらったパンフレットの説明書きによると、「古くは武士だったが、江戸期慶長年間に帰農し、この辺りを開墾し、地域発展に尽くした。日光例幣使街道開設時、名主役となり、その後代官職を務めた。代々の当主は岡田嘉右衛門を名乗り、今の当主は26代目である」そうです。

    代表的な建物が、今は岡田記念館となっている旧家、岡田嘉右衛門家です。もらったパンフレットの説明書きによると、「古くは武士だったが、江戸期慶長年間に帰農し、この辺りを開墾し、地域発展に尽くした。日光例幣使街道開設時、名主役となり、その後代官職を務めた。代々の当主は岡田嘉右衛門を名乗り、今の当主は26代目である」そうです。

  • 例幣使をもてなすために使った膳や食器が残っています。

    例幣使をもてなすために使った膳や食器が残っています。

  • 江戸時代の豪農の花嫁衣裳、壬生藩製作の火縄銃、官軍の陣笠などが展示された2号館内部

    江戸時代の豪農の花嫁衣裳、壬生藩製作の火縄銃、官軍の陣笠などが展示された2号館内部

  • 代官屋敷の座敷

    代官屋敷の座敷

  • 壁画は龍の墨絵です。

    壁画は龍の墨絵です。

  • 天保15年の例幣使、参議右衛門督万里小路正房なる人物が、ここの陣屋で詠んだ歌碑。<br />歌は 「ゆたかなる池のこころにすむ亀は、げに万代もやすくへぬべし」

    天保15年の例幣使、参議右衛門督万里小路正房なる人物が、ここの陣屋で詠んだ歌碑。
    歌は 「ゆたかなる池のこころにすむ亀は、げに万代もやすくへぬべし」

  • 明治期に入ると、岡田家は、新産業を手がけるようになり、そのひとつが、石灰製造業だそうです。初期の石灰製造用の釜が残されていました。<br />市内見学を終えて、出流ふれあいの森に移動する途中に、大きな石灰石の採掘場があり、いくつかの企業が石灰製造工場の操業をしていますが、その中のひとつに「岡田石灰工業」という看板がかかっていました。たぶん、これが今の岡田家の工場なのでしょう。

    明治期に入ると、岡田家は、新産業を手がけるようになり、そのひとつが、石灰製造業だそうです。初期の石灰製造用の釜が残されていました。
    市内見学を終えて、出流ふれあいの森に移動する途中に、大きな石灰石の採掘場があり、いくつかの企業が石灰製造工場の操業をしていますが、その中のひとつに「岡田石灰工業」という看板がかかっていました。たぶん、これが今の岡田家の工場なのでしょう。

  • 岡田記念館のとなりにある「陽月亭」<br />今でも茶会や俳句会に使うことができるそうです。

    岡田記念館のとなりにある「陽月亭」
    今でも茶会や俳句会に使うことができるそうです。

  • 岡田記念館から100mほど離れたところに「翁島」という木造建築があります。これは、22代当主が70歳を過ぎてから、贅を尽くして大正3年から10年かけて作った別荘です。

    岡田記念館から100mほど離れたところに「翁島」という木造建築があります。これは、22代当主が70歳を過ぎてから、贅を尽くして大正3年から10年かけて作った別荘です。

  • 外見は古びた木造建築ですが・・・

    外見は古びた木造建築ですが・・・

  • 中に入ると、スゴイ!<br />写真に写っている女性は、岡田記念館のスタッフですが、翁島見学は、一緒に来て解説をしてくれます。<br />彼女の説明によると・・・<br />「この廊下の板は長さ11.7m、幅0.9m、厚さ3cmのケヤキの一枚板で出来ている。全部で4枚使われている。今の価格では1枚1億円以上の価値がある」<br />という。思わず、この廊下を歩いていいんですかと聞いてしまいました。

    中に入ると、スゴイ!
    写真に写っている女性は、岡田記念館のスタッフですが、翁島見学は、一緒に来て解説をしてくれます。
    彼女の説明によると・・・
    「この廊下の板は長さ11.7m、幅0.9m、厚さ3cmのケヤキの一枚板で出来ている。全部で4枚使われている。今の価格では1枚1億円以上の価値がある」
    という。思わず、この廊下を歩いていいんですかと聞いてしまいました。

  • この床の間の床柱は黒柿という数千万本に一本とれるかどうかという珍しい柿の木、上の横木は亀甲竹という中国の珍しい竹、天井は樹齢3000年の屋久杉など、今では手に入らず値がつけられないような代物らしい

    この床の間の床柱は黒柿という数千万本に一本とれるかどうかという珍しい柿の木、上の横木は亀甲竹という中国の珍しい竹、天井は樹齢3000年の屋久杉など、今では手に入らず値がつけられないような代物らしい

  • 風呂場の天井。湯気が真ん中に集まるように傾斜をつけた細工になっていて、傘天井という技法だそうです。ときどき、大工さんたちが、研鑽のために見学に来るそうです。

    風呂場の天井。湯気が真ん中に集まるように傾斜をつけた細工になっていて、傘天井という技法だそうです。ときどき、大工さんたちが、研鑽のために見学に来るそうです。

  • 湯船。<br />1998年に、阿部定事件を扱った大林宣彦監督の松竹映画「定」で主演の黒木瞳の入浴シーンの撮影に使われたそうです。

    湯船。
    1998年に、阿部定事件を扱った大林宣彦監督の松竹映画「定」で主演の黒木瞳の入浴シーンの撮影に使われたそうです。

  • 2階の部屋の床の間。こちらも、床板が楓の一枚板が使われているなど、値が付けられない「超」がつくほどの銘木が使われているという

    2階の部屋の床の間。こちらも、床板が楓の一枚板が使われているなど、値が付けられない「超」がつくほどの銘木が使われているという

  • 蔵の街の見学を終えて、出流ふれあいの森に移動です。<br />緑の山々に囲まれ、出流川の渓谷沿いに自然がいっぱいの森林公園で、コテージやキャンプ場、バーベキュー広場など幅広い野外活動ができるような施設もあるところです。<br />ここの渓流沿いに、シュウカイドウ(秋海棠)が群生しています。<br />

    蔵の街の見学を終えて、出流ふれあいの森に移動です。
    緑の山々に囲まれ、出流川の渓谷沿いに自然がいっぱいの森林公園で、コテージやキャンプ場、バーベキュー広場など幅広い野外活動ができるような施設もあるところです。
    ここの渓流沿いに、シュウカイドウ(秋海棠)が群生しています。

  • 夏休み中は、子供達が渓流に入って遊んでいるので、撮影は難しいですが、もう夏休みは終わり閑散としているので、自由に撮影できます。

    夏休み中は、子供達が渓流に入って遊んでいるので、撮影は難しいですが、もう夏休みは終わり閑散としているので、自由に撮影できます。

  • シュウカイドウは、中国原産で、江戸時代に園芸用に日本に持ち込まれたそうです。直射日光があたらない程度の明るい湿気が多いところでよく育つ、ベゴニアの一種だそうです。

    シュウカイドウは、中国原産で、江戸時代に園芸用に日本に持ち込まれたそうです。直射日光があたらない程度の明るい湿気が多いところでよく育つ、ベゴニアの一種だそうです。

  • まとまった群落の写真は、あまり華やかさを感じませんが、アップで撮ると、黄色の蕊とピンクの花びらがきれいな花です。

    まとまった群落の写真は、あまり華やかさを感じませんが、アップで撮ると、黄色の蕊とピンクの花びらがきれいな花です。

  • 湿気を好むので、こういう渓流沿いでよく花をつけます。

    イチオシ

    湿気を好むので、こういう渓流沿いでよく花をつけます。

  • 以上、珍しいホテイアオイの花と、わりとポピュラーなシュウカイドウの花という、晩夏から初秋にかけての花2題でした。

    以上、珍しいホテイアオイの花と、わりとポピュラーなシュウカイドウの花という、晩夏から初秋にかけての花2題でした。

この旅行記のタグ

23いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (6)

開く

閉じる

  • こあひるさん 2013/09/03 10:27:21
    ブルーにピンク・・・
    玄白さん、こんにちは〜。

    ホテイアオイの淡い水色と・・・シュウカイドウのピンク色・・・どちらもとっても可愛らしくて、癒される風景ですね。

    ホテイアオイは4トラで知ったお花で、私はまだ実際に見たことがありませんが、群生するとボリュームがあって、撮りに行きたくなりますね。

    でも外来種で迷惑な植物・・・とは・・・ちょっと複雑・・・。

    シュウカイドウ・・・遠目では萩かと思っちゃいました。水辺に垂れてとても美しいです。

    こあひる

    玄白

    玄白さん からの返信 2013/09/03 16:33:02
    RE: ブルーにピンク・・・
    こあひるさん、こんにちは!

    毎度、どうもです。

    仙台周辺には、ホテイアオイがまとまって見られるところはないですか。
    8月から10月まで咲く花期が長い花らしいですから、どこかで実物が見られるといいですね。

    では・・・

    玄白

  • 潮来メジロさん 2013/09/03 08:31:26
    なつかしいほおずき・・・。ヾ(^o^)
    玄白さん、おはようございます。ヾ(^o^)

    > 日よけにほおずきが植えられている民家

    ほおずきって、こんなに大きくなるんですか?
    びっくりです。(@。@)
    私が子供の頃は、友達の家の庭でもよく植えてありました。
    最近は、我が家の近くでは見かけません。
    郷愁をそそられますね。\(^o^)/

    ではまた・・・。(^o^)/~~~
      (潮来メジロ)

    玄白

    玄白さん からの返信 2013/09/03 10:21:28
    RE: なつかしいほおずき・・・。ヾ(^o^)
    潮来メジロさん、こんにちは!

    玄白も、こんなに背が伸びたほおずきは、はじめて見ました。ふつうは背丈が1mに満たない植物なので、もしかしたら別の種類なのかもしれません。
    あらためて写真を見てみると、普通のほおずきと葉っぱの形が違うような・・(^ ^);
    どなたか、植物に詳しい方に見ていただいて、コメントもらえるといいのですが・・

    玄白

  • 銭形幸一さん 2013/09/02 21:22:21
    撮り映えが見事です
    こんばんは。
    布袋葵、Googleで画像検索してみましたが本当に金魚鉢のあの浮草なんですね!
    こんなきれいな花が咲くだなんて初めて知りました。
    休耕田一面が涼しげな感じでとても綺麗です。
    いつも身近な場所で素敵な写真を撮影なさる玄白さんにただただ頭が下がる思いです。
    身近な風景を愛でることができて初めてスイスやアラスカのような場所に行った時にも納得のいく写真が撮れるものなんですよね。

    栃木市、実家の川口に住んでいる時に行っておけばよかった…。
    川越と違って水路があり風情があって良いですね。

    紅葉の山歩きの写真も楽しみにしております。

    玄白

    玄白さん からの返信 2013/09/03 09:49:32
    RE: 撮り映えが見事です
    銭形幸一さん、こんにちは。

    コメントありがとうございます。

    栃木県人になって、まだ7年。まだまだ県内でも知らないところがたくさんあります。当分、時間と費用をかけずに日帰り小旅行で楽しめそうです。


    > 川越と違って水路があり風情があって良いですね。

    そうですね。玄白は海岸と川がある田舎で育ったので、水がある風景というのは、気持ちが落ち着きます。

    では・・・

    玄白

玄白さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP