2013/07/05 - 2013/07/05
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ほしいも学校さん
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昨年秋には、イタリア、クロアチアを中心に旅し、海が主役だった。今回の旅は山(アルプス)が主役のフランスローヌアルプ地方からスイス ベルナーオーバーラント地方、そしてアルザス地方を巡り、最後にパリでフランスの独立記念行事に参加する全行程16日間の変化の多い旅となった。
今回も全て日程、ホテル、交通手段は自分で予約しての自由旅行で、特に移動手段はフランス、スイスとも鉄道を利用し、アルザスの村巡りのみレンタカーを利用した。
第2編ではフランス、シャモニーからスイスのレマン湖畔へ移動し、ローザンヌ、ラボーのぶどう畑などを巡る旅を紹介する。宿泊はローザンヌに1泊のみで、翌朝インターラーケンへ出発した。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シャモニーから早朝スイスに向け出発。シャモニーからスイス、マルティニ迄は観光路線にもなっているモンブランエッキスプレスを利用。現在フランス国鉄側は工事中でバスによる代替え輸送になっている。国境の町で写真の列車に乗り換えた。バスでも列車でも時刻表のダイヤ通りに運行している。
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氷河鉄道などに比較すれば、車窓から驚くような景観に出会うことは無い。しかし、スイス側の国境に近い地域では氷河や深い渓谷を楽しむことが出来る。その際、渓谷は列車の進行方向右側に見えるので、景色を楽しみたい方は右側に座ることをお勧めする。
この写真のマルティニ駅でジュネーブ行の列車に乗り替え、ローザンヌへ。 -
ローザンヌで降り、ホテルに荷物をお願いして、早速市内観光に出発。駅からノートルダム大聖堂に向かって、急な坂道の町を進む。町の中には歩行者の為にエレベーターなどが何か所か設けられているようだが、ローザンヌは至る所に坂があるので市内観光には体力が必要。
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旧市街の目抜き通りと思われるエリア。重厚な建物が残り、その中に店を構えている。スイスは何を見ても物価が高いので、買う気になれない。
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やっと、ノートルダム大聖堂が見える所まで上がってきた。
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ノートルダム大聖堂の中に入りたいと思ったが、現在残念ながら工事中で、教会内や鐘楼には入れなかった。
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鐘楼からローザンヌの町とレマン湖を眺めたいと楽しみにしていたのが、果たせず残念。その代りに、大聖堂のレマン湖側に見晴らし台があり、ここからローザンヌの旧市街とその先にレマン湖を見ることが出来た。
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美しい大きな屋根が並ぶ旧市街の景色にうっとり。高い建物は1棟写っているが、古い街並みが大事に維持されているのが分かる。近代的な建物に建て替えることが経済発展と感じる日本人(アジア人も含めて)と考え方が違うのかと、ヨーロッパの町を見るたびに感じる。
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旧市街を中心に坂の町を歩いて、ローザンヌの町歩きは終了。時間がないので、オリンピック関係の博物館等はパスした。でも、東京オリンピック誘致でローザンヌの名前が出る機会が多いので、駅の正面に五輪のマークがあるのを見て、記念に写した。
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世界遺産にも登録されている「ラヴォーのぶどう畑」を見たいと思い、ローザンヌからヴヴェイヘ。ヴヴェイでオレンジ列車に乗り換え、シェーブルへ。シェーブルからレマン湖畔までぶどう畑を散策しながらラヴォーの丘を下る。
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イチオシ
シェーブルの町からぶどう畑の間に作られた道を歩き始めるとレマン湖とぶどう畑が目に飛び込んできた。そして、ぶどう畑と湖の間に美しい村が点々と見える。
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レマン湖の湖面は静かに左右(東西方向)に広がっている。
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イチオシ
ぶどう畑は南を向いて丘の斜面いっぱいに広がっている。7月初めで本格的なスイスの観光シーズンに入っていない為か、この「ラヴォーのぶどう畑」を見に来ている観光客はいなかった。
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NHKなどの世界遺産番組でもこの「ラヴォーのぶどう畑」が紹介され、ここで作られるワインが美味しいのは、素晴らしいブドウが出来るからだ。その理由に、三つの太陽の話が紹介される。
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レマン湖畔は晴れてはいたが、湖の上にはうすい靄があり昨年秋スイスのサンモリッツで見たようなすっきりした青色のレマン湖は見れなかった。しかし、湖の先には雲の上にスイスアルプスの山並みを遠望出来た。
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シェーブルの町から歩き始め、リヴァーズ村まで下りた。約2Km程度の距離。写真に写った村はリヴァーズ村と思う。
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ぶどう畑と道との境にはしっかりした石垣が築かれ、その石垣の脇にバラやいろいろな花が植えられ、夏の柔らかな光を受けて花々が咲き競っている。
この訪れた7月上旬は、午後の気温でも22度から24度程度で、暑からず、寒からず、湖の風を受けながら歩く旅は最高に気持ちが良かった。 -
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イチオシ
山と湖とぶどう畑が三層になり美しい景色を作っている。
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リヴァーズ村にはぶどうを作りなら、ワインも製造するワインセラーが何軒か在る様だ。その1ッ軒の前で。ワインの試飲等も出来るのだろうが、今回は残念ながらパスした。
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リヴァーズの村には各駅停車のスイス国鉄の駅があり、その駅で列車を待ち、モントルーの町を通過し、シオン城の近くの駅で下車した。リヴァーズ駅とシオン駅(Veytaux-chillon)は余り離れていない。しかし、列車の本数が1時間に1本程度なので、利用される場合は事前に列車時刻を確認して置いた方が良いです。
駅から少し歩くだけで、シオン城が見えてきます。城の背後にアルプスの山が見え、中世の城とレマン湖、撮影スポットです。 -
イチオシ
アルプスの山々もしっかり映るように、アップで撮影してみました。
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シヨン城に入場。
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シヨン城は外から見た時、割と小さな城の様に想像していた。しかし見学してみると、中世時代の城の雰囲気がそのまま残り、地下の牢屋から見張り矢倉の展望台まで見学場所は多く、全て階段でつながっている為、見学終了時にはかなり疲れてしまった。
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シヨン駅から再び各駅停車の列車を待ち、ヴヴェイへ戻った。そして駅からレマン湖の方へ歩き、更にレマン湖沿いの公園を歩いた。この写真は、ヴヴェイ駅から湖までの間にあるヴェヴェイ市街の写真。
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歩いた先に在ったの物は、偉大なる喜劇俳優「チャップリン」の銅像である。銅像はチャップリンがレマン湖をいつでも見れる場所に建てられている。チャップリンがアメリカを追われた後、長くこのヴヴェイを愛し住んだ為に建てられたと聞いた。
一見小さく見えるが等身大の大きさとのこと。 -
銅像はバラに囲まれたっていた。
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チャップリンの銅像の前のレマン湖にはフォークのお化けの様な、ステンレスで出来た大きなモニュメントがフォークの先を湖面に突き刺し立っていた。
何故、フォークなのか分からずユニークなモニュメントを眺めてきた。 -
このモニュメントの傍には、レマン湖の石の上に恋人が座って、愛を語れるような配置で椅子が石にしっかり取り付けられている。日本なら、「堤防より湖側には危険なので入らないでください」の看板があっても、不思議ではない場所に。このような椅子を提供しているスイス人の発想に感心した。
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変なところで感心していると、ちょっとノスタルジックなスチーム船がゆっくり目の前を通り過ぎて行った。太陽がだいぶ傾き、靄が消えてすっきりした青空に変わっていた。こんな気持ちの良い雰囲気の中、レマン湖畔のオープンテラスで飲んだビールの味も格別だった。時間に追われない自由旅行の素晴らしさを味わった。明日は、この旅のハイライト、スイスのベルナーオーバーラント(ユングフラウ地域)に向かう。
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