2013/08/02 - 2013/08/04
116位(同エリア216件中)
かとぽんさん
盛岡さんさ踊りを堪能した夜は
前夜からの不眠不休での運転もあってかホテルに着くなり爆睡。
翌朝は盛岡観光からスタート、
おみやげを買い込み東屋のそばに舌鼓をうち
次なる目的地・北上へと移動。
この日は北上みちのく芸能まつりが開催されているのだが
盛岡に比べると小規模な町なのにも関わらず
ここで開催される芸能は神楽から鹿踊り、鬼剣舞と多彩です。
しかも私の贔屓の三本柳さんさ踊り保存会も盛岡の伝統芸能の代表として招かれてます。
連チャンで観られるという幸運は近年そう何度もあるわけではない。
これは観ないわけにはいかないwということで意気揚々と北上へ向かう3人であった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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-
昨夜は寝不足と疲労で毎度のことながら宿に着くなり爆睡でしたw
宿は初めて盛岡に来たときと同じスーパーホテルです。
ここはビジネスホテルで3人泊まれる(ダブルベッドと1人はロフト風2段ベッド)部屋がありしかも天然温泉の大浴場アリ、朝食は無料バイキングと至れり尽くせり。
しかもお値段8990円という驚きの低価格なりw -
窓から見える風景は快晴でいい観光日和です。
-
7時半に朝食会場へ。
ちょうどラッシュの時間帯だったようで
満席に近かったがなんとか窓際に3人分確保できました。 -
和洋折衷のメニューですが汁物には盛岡名物ひっつみ汁をチョイスw
お腹一杯いただきました。
食後の飲み物も自販機から好きなものを選べます。 -
宿をあとにし、これから盛岡観光に出発〜
今日は北上へ移動することもありあまり時間に余裕がないので
各自ひとつずつ行きたいところを指定。
まずは私の希望の三ツ石神社へ。
「鬼の手形」と書いた標識をたよりに車で移動、
15分ほどで到着〜 -
三ツ石神社
住宅地にひっそり佇むこじんまりした神社です。
毎年7月の終わりには8月の盛岡さんさ踊りの成功を祈念してミスさんさらによるさんさ踊りの奉納がおこなわれます。 -
ケヤキ?の巨木がそそり立ってます。
神社の規模にひきかえ立派な木です。
最初にこの巨木ありきであとから神社をかまえたのだろうか。 -
神社の由来ともなった三つの巨岩。
なんとも唐突なかんじがする。 -
手前に2個の巨石。
その奥にもう1個の岩がどーんと立ってます。
これも最初からあったのかしらん。 -
昔この地方に住む羅刹(らせつ)という鬼が、里人や旅人に悪さをするので、里人が三ツ石様に「どうか鬼をこらしめてください」とお願いしたところ、たちまち三ツ石様が羅刹を大石に縛りつけてしまった。羅刹は「もう二度と悪さはしません。二度とこの里にも姿を見せません」と誓ったので、約束の印として、三ツ石に手形を押させて逃がしてやった。岩に手形…… から岩手と呼ぶようになった。(案内板より)
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岩手県名の由来ともなった鬼の手形はこんな風におされてますよという説明板
-
( ̄へ ̄|||) ウーン
この辺だろうか??ちょっとくぼんでます。
手形というより丸いボールの当たった跡みたいw -
お約束の顔はめがあるので相方に入ってもらったw
これだと鬼が鬼をこらしめてるかんじなんですけどw
三ツ石様ってのは実体はなんだったんだろ?? -
参拝を終えて駐車場へ。
三ツ石神社専用トイレ
立派です。 -
次なる目的地に行く途中に酒好きな相方は菊の司酒造という酒蔵を見つける。
立派な蔵だけど中は売店らしきものはなさそうです。 -
すぐ向かい側にこんなお店が。
「コップ酒やっております」とあるが運転するので呑めないw
今夜の宿で呑む酒を買っていこうと中へ。 -
このお店のご主人は菊の司酒造の親戚筋らしいです。
相方は説明を聞きながらこちらの冷酒を購入。 -
このあと次男ご希望の盛岡八幡宮へ。
途中に見かけたこの建物はなんでしょーか?
消防署? -
岩手銀行中の橋支店(旧盛岡銀行)
赤レンガのかわいい建物です。
先日TVで放映された水谷豊主演「いとしの座敷わらし」でも登場してましたね。
明治44年建築の建物がいまだに現役で活躍してるとは驚きです。 -
盛岡八幡宮にやってきました〜
おっきな鳥居がお出迎え。 -
手水舎はまたもや大きな岩でできてます。
福岡の櫛田神社みたいに霊験あらたかな水らしいです。 -
歯がための石
赤ちゃんのお食い初めのときに添える石としてご自由にお持ち帰りくださいとのこと。
この日もお宮参りに赤ちゃん連れの若夫婦がご祈祷に訪れてました。 -
立派な拝殿ですねー
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バックの青空に赤い社殿が映えます。
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初穂料100円で紙人形に名前を書き、
自分の体のわるいところ、痛いところとかにこすりつけ
意気を3回吹きかけこの火鉢で燃やしましょう。 -
たちどころに痛みは消えることでしょう・・・とは書いてないけど
試しに左膝の痛いところにやっておきましたw -
次に目出鯛おみくじもトライしますw
-
おびただしい鯛の海。
ところどころ金の鯛もいます。
安倍首相もここで鯛を釣ったらしい。 -
相方がためしに今日の運だめしをw
-
さんざん迷った揚句にようやく釣り上げました。
結果は中吉、なんとも中途半端ですw -
大国・恵比寿社
福の神の大黒さまと商売繁盛の恵比寿様が祀られています。
ここでもお参りしておこう。 -
帰りの境内の石畳にはところどころに十二支の文字が彫ってありました。
何か意味があるんやろか? -
このあと相方のお楽しみのあさ開へやってきました。
ここは昨年も訪れプレミアムなお酒を買い込み
大変お気に入りになったので絶対訪ねたいと楽しみにしてたところです。
ほんとは昨日訪ねればその場で試飲できたんですがw -
創業1871年とあります。
100年以上も前ってこと?? -
ちょうど私たちが着いたと同時に
観光バスの団体さんが到着。
店内は大変なにぎわいにw -
生貯蔵酒が並んでますがまだ今日もう1泊するしなぁ〜
-
大吟醸生原酒
注文するとその場でサーバーみたいなのから詰めてくれるらしい。 -
水神(純米大辛口)
一般には販売されてない酒です。
昨年購入して大好評だったので是非買って行かねばw -
ここでしか買えない旨い酒は?との相方の問いに
お店の人が「あんまり教えたくないけど・・・」と言いながら
この酒をおしえてくれました。
火入れ殺菌をせず無ろ過の純米酒だそうです。
たくさん造れないのであまり在庫がないとのこと。
地元の常滑の酒蔵の2月の酒蔵開放で買うのと同じやつかな? -
高橋さんとおっしゃる店員さん。
「1枚写真を」というとにっこり笑いながら
「こんなふうに写真撮るのは鈴木砂羽さんと以来だわ」とおっしゃってましたw
結局水神の1升+1合×5、大吟醸5合、無ろ過純米5合×2、よーぐりっち、甘酒と購入、全部で12,000円弱でした。
帰宅に合わせて配送してもらうことに。
これは8/11が誕生日の相方へのプレゼントです。 -
帰りにまたまたお約束の顔はめをw
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その後相方と次男は啄木・賢治の青春館をたずね
私は以前入ったので川のほとりで車でお留守番w -
最後にいつも立ち寄るららいわてでお土産を。
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店内はやはりあまちゃんブームでかなり模様替えしてあります。
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じぇじぇじぇ!
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まめぶだ〜〜〜
買いたいけど冷凍ものではなぁw
結局いつものごとくまめごろうと盛岡冷麺を爆買いw
金額は2万に迫る勢いw -
盛岡をはなれる前に東屋のそばをいただきます。
お昼はとうに過ぎてるのだが
店内はわんこそばの順番を待つ客でごったがえしていた。
私たちは普通の食事なのですぐに席に通されたw -
おっきなかき揚げつきのそばです。
かき揚げがなかなかほぐれず苦労しましたがおいしかったです。 -
その後盛岡に別れを告げ
東北道を50分ほど走行、北上市へとやってきましたー
さくらホールで15時からやってる遠野の早池峰獅子踊りが観たかったのだが
現地に着いたのは16時、ちょうど観客がホールから出てくるところでした。
ザンネンなり。 -
やむなくパレード会場の駅前の通りへ。
すでに交通規制がしかれていたが
まだ日が高いので場所とりする人も少ない。
やはり盛岡とは違うなぁ〜。。。活気がw -
めぼしいところへ折りたたみイスを出して座ろうとしてると
そこへマイミクのHさんが駆け寄ってきました。
この方、同じ愛知県民なのだが盛岡や北上、秩父夜祭、伊勢神宮の神嘗奉祝祭など、私がたどった祭り巡りと同じ道を辿ってきている。
今年はついに秋田の西馬音内盆踊りにも初トライするそうで
私とおなじ祭りバカですw(シツレイ) -
そうこうするうちにメインイベントの民俗芸能公演の時刻になりました。
まずは曽山岳神楽から -
こちらは隣のお神楽のチーム
-
獅子の子が頭を噛みにきてくれました。
タオルかぶってるのは次男の頭w -
背後をみるとすでに三本柳さんさ踊り保存会がスタンバイしていた。
もうすぐです〜w -
両サイドから歩み太鼓でスタートできるようスタンバイ
囃し方の篠笛でスタートです。
【動画】三本柳さんさ踊り保存会 北上みちのく芸能まつり
http://www.youtube.com/watch?v=sZkmbbW9H28 -
まだ沈みきらない夕陽を浴びながら踊る躍動感あふれる太鼓衆
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見て下さい!このジャンプ力!
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あたかも鳥が大地を飛び立つような見事な飛翔です。
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ほぼ180度体がうしろにまわってるこの体勢で笛を吹いてます。
自分も太鼓サークルで笛を吹くのでわかるのだが踊りながら笛を吹くってすごく大変なんですw -
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高くジャンプした状態から
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低く腰をおとしたりと縦横無尽に動く体。
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一八さんも頑張ってます。
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見よ!このジャンプ力!(くどい?w
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あの激しい動きの中でたまに体を反らして天を仰ぐときにのぞく表情に
笑顔が見えるとすごっと思ってしまうw -
一斉にジャンプする勇姿。
さながら空中に静止してるような錯覚さえおぼえる
見事な演舞でした。 -
演舞も終盤に入ろうという頃保存会の会長さんらしき人が
中央の一八のところへ行って何やら耳打ちw
どーやらその前にイベント関係者から「時間たっぷりありますから長くやってください」との伝達があり、それを受けて急きょ踊りを追加するため一八と太鼓演奏者に指示を出したようです。
追加された5拍子の踊りを一八がおしえで踊ると
それを見て踊り手たちは何事も無く5拍子を踊り出す。
以前伊勢の神嘗奉祝祭では他の出演者が時間オーバーしたせいで
トリの三本柳さんさ踊り保存会がしわ寄せをくらって短縮バージョンで
3演目くらいしか踊れず憤慨していたのだが
こーいう追加なら観客は大歓迎ですw
踊り手は大変ですが・・・(;^_^A アセアセ・・・
でも盛岡と北上と2箇所で見ることが出来て大満足ですw -
その後鹿踊りの大群舞。
行山流久田鹿踊り -
私たちの前の鹿踊りのチームはササラが羽毛で作ってあって
ちょっと短めなので長いササラをバシっと地面に叩き付ける光景は見られなかった(´-ω-`) -
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やっぱあのくらいのササラがあるといいなぁ〜
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辺りが夕闇につつまれかがり火が焚かれるとフィナーレの鬼剣舞大群舞です。
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【動画】鬼柳鬼剣舞 2013北上みちのく芸能まつり
http://www.youtube.com/watch?v=Pn00rD9n-uE&feature=youtu.be -
北上地方に1300年前より伝わるといわれる鬼剣舞の大群舞。
約200人の踊り手が勇壮に舞い踊ります。 -
お囃子の笛の音も朗朗とひびきわたりかっこいいです。
舞とともに発せられる雄叫びもまた勇壮。
実はiPhoneで動画を撮っていたのだが途中で容量を使い切ってしまい、
惜しくも中断・・・32GBもあったのに使い切るとは・・・w -
かがり火をバックに目の前で繰り広げられる鬼剣舞の幻想的な舞は
ここ北上でしか味わえません。
来年は三本柳が日曜日で北上が土曜日と再びキセキの連チャンとなり
今後このような現象はしばらくないとのこと。(Hさん談)
来年もなんとか訪れたいものですw -
荘厳な鬼剣舞大群舞を満喫し余韻に浸りながら今夜の宿のある奥州市へ向かいます。
明日は帰路につく前に沿岸部へ出て大船渡から南下していきます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- fuzzさん 2014/04/19 20:42:26
- はじめまして。
- forestさんから「かとぽんさん」の岩手旅行記を
おススメされたので、おじゃましております。
岩手にお越しいただきありがとうございます。
最近やっと沿岸は桜が開花しました。
内陸は五部から七分咲と行った感じでしょうか。
北上の展勝地は明日から今週末あたりが見どころかもしれません。
ただ、今日は急に気温が低くなって夕方5時頃だと気温が3度でした。
SL銀河や三鉄全面開通などで岩手は多少盛り上がってます。
fuzz
- かとぽんさん からの返信 2014/04/21 00:49:22
- RE: はじめまして。
- fuzzさま
ようこそ&書き込みをありがとうございます〜
岩手県は8月の祭りの時期にほぼ毎年出かけて楽しんでます。
美しい自然と純朴な人々、民俗芸能の宝庫の岩手県は私の心のふるさとです。
fuzzさまの遠野のSL銀河旅行記も拝見しました。
実は遠野にも友好都市のご縁もあって一度訪れあえりあ遠野と
花巻温泉にも宿泊したことがあります。
SL銀河、素敵ですね〜
満開の桜の中を走り抜ける様は見事でしょうね〜
いつか乗ってみたいものですっ
震災で多大な被害に遭われまだまだまだ復興の道半ばだと思いますが
私たちも自分なりにできることで応援していきたいと思います。
これからもよろしくです<(_ _)>
かとぽん
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