2013/08/04 - 2013/08/05
423位(同エリア1075件中)
みなみんさん
世界遺産になったのを契機に、富士山に初めて登ってきました。
今まで槍穂・北岳等には登ってましたが、富士山だけは単なるピークハントになるためか意識的に避けていました。
今回の世界遺産登録に伴う登山者増、今後行われるであろう登山規制、それから巷で噂されている富士山噴火説(これは少々トンデモかもしれないですが)に心動かされて、「いつ登るの?今でしょ。」ということで登ってきました。
激混みという噂の富士吉田口ルートを避けて、静岡側の富士宮口ルートで登り、下りは御殿場口ルートで宝永山経由富士宮口五合目に下ることとしました。新宿からのバスツアーで唯一富士宮ルートのある「サンシャインツアー」さんのフリープランで1万3千円程度でバス・山小屋・温泉がパックになったツアーで一人参加。
登頂自体は楽勝だったのですが、山小屋では一睡もできず、まんじりとした一夜をじっと我慢してたのが辛かったです。
お天気はまずまず、山頂のお釜も見れたことですし満足の旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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ツアーバスは西新宿集合。いろいろなツアーが同じところで集合しているらしくカラフルな登山ウェアの山ガールもいます。バスは8時過ぎに新宿出発、途中東名高速足柄SAで休憩の後、富士山スカイライン経由で富士宮口五合目へ。当日は富士山駅伝の日で、富士山スカイラインでは走者の方を見かけました。
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11時には五合目(2400m)に到着、体慣らしのために1時間程はあたりをブラブラ、昼食を済ませて12時ちょうどに登頂開始です。日曜日のお昼なので下山する方がとても多く賑やかです。
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20分程で六合目(2490m)に到着、高山病を意識してゆっくり歩いて来ましたが全然余裕です。さすがに4月から始めた毎朝5キロの早朝ランニングの鍛錬が効いています。相変わらず下山者が多いです。
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六合目を過ぎると本格的な登りの山道になってきます。下山してくる人は多いのですが登る人はそれほどでもなくて、結構空いてるんだなと思ってました。富士山頂への道標を見つけました。富士宮ルートはブルーがイメージカラーのようです。
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やはり午後になるとガスってくるようで、山頂・下界ともに雲の中で見えません。
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七合目あたりまでくると、六合目の小屋がはるか下に見え雲海が見てきました。グングン登ってるという感じがいいです。
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赤茶けた火山岩の中を登ってゆきます。新七合目御来光山荘(13時10分通過)、元祖七合目(3010m、13時55分通過)を過ぎるとさすがにハァハァしますがまだ余裕です。
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14時55分、八合目(3250m)に到着。とうとう今まで経験したことのない3200m台に到達です。高山病が気になりますがまだ大丈夫のようです。
ツアーでは八合目山小屋指定をしておいたので、この池田山荘に泊まるものと思ってましたが、ツアー指定の小屋は九合目万年雪山荘でした。なのでまだあと1時間程登らないといけません。 -
八合目を超えたところにある鳥居です。やはりこの辺りから酸素が薄いための症状なのか、体がフラついてきました。真っ直ぐ立っているつもりなんでうがヨロけてしまうので、岩場の階段状のところでは少々危険でした。
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延々と火山岩の中をゆっくり歩いてゆきます。空が晴れてきて上のほうが見えるようになると頂上が見えないか気になります。
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理科の実験、ポテチの袋が気圧の低下によりパンパンになっています。この後すぐに袋の貼り合わせ部分が破れてしまい、中身を食べないといけないことに。お腹が減っていて塩味のポテチの美味しいこと。これは感動的でした。
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九合目手前にある鳥居の跡でしょうか、小銭がいっぱい木の裂け目に刺さっています。ここを過ぎると万年雪山荘が間近に見えてきます。もうすぐ本日のノルマ終了です。
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16時06分、九合目万年雪山荘(3460m)に到着です。ツアー会社からバスの中でもらったクーポンを渡してチェックインをします。夕・朝食の券を受け取ります。夕食はもう食べれるとのこと。さすがにまだ早いと思いましたので、小屋前のベンチで風景を見ながらのんびりします。
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お天気も回復してきまして、山小屋の名前の元になった万年雪も見えて来ました。小屋前のベンチでなおも佇んでいると太陽の光がさしてきて、ブロッケン現象やら影富士が見れました。
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8時には消灯となりますのでまだ外は明るいんですが夕食を戴きます。シンプルなカレーライスのみ、味はまずまず。お代わりなんぞは望めないのでやはり量としては少いです。お腹の膨れるおやつは必須です。
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ここまで順調にきた富士登山ですが、ここで大問題発生。寝床が狭い!狭い空間におっさんが5人、肩を寄せ合いながら寝ないといけません。隣のおじさんの寝息が聞こえてくるような状況でとてもじゃないですが眠れません。
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やはり寝付けないので外のベンチで休憩です。下の方も見えてきて宝永山らしき山影が見えてきました。
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お天気も急速に回復してきて雲海も見えてきました。外に出ていると寒くなるのでまた寝床に帰りますが、やはり寝付けません。暗くなって外に出てみると満天の星空、沖縄の夜空よりも星がよく見えました。下を見ると御殿場や裾野あたりの夜景が綺麗に見えました。否が応にも翌日のお天気に期待が集まります。
結局この夜はウトウトしただけで寝れたものではありませんでした。
これまで行った北アルプスの山小屋ではこんなにまで詰め込まれたことがないのですが、さすがに富士山です。噂通りの山小屋事情、山小屋泊を避けて弾丸登山する人の気持もよく分かりました。 -
山小屋内は0時を過ぎるとザワザワしてきます。早い人はもう出発するようです。寝付けないながらもウダウダしているしてると、もう2時を過ぎてしまい、お弁当を受け取って準備体操をした後に出発です。ちょうど3時に九合目を出発。
九合五勺小屋には30分で到着しましたが順調なのはここまでで、ここからは大渋滞、全然進みません。それでもノロノロ進みながらやっと頂上の鳥居が見えてきました。結局、4時33分に頂上到着、無事登頂です。 -
残念ながら山頂は濃いガスの中、ご来光は見えません。富士山の最高峰、剣ヶ峰を目指して歩きます。ザレ場である馬の背を登ったあと剣ヶ峰には5時23分に到着。やはり濃いガスの中で何も見えません。結局この日は静岡側ではご来光は見えませんでしたが、剣ヶ峰で休んでいたツアーグループに付いていたガイドさんによると山梨側ではご来光が見れたらしいです。やはり静岡側は海側となり、湿った空気が上がってくることからガスがかかりやすいのだろうと思われます。
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そのままお鉢巡りルートを進みます。晴れていれば大沢崩れが見れたであろうところを通ります。
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久須志岳近くまで来ると急に空が明るくなり始め、ガスも途切れてくるようになりました。やはり山梨側はお天気が良かったようです。
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さらに進み、吉田口ルートの頂上部分にまで来ました。さすがに吉田口ルートは人が多いようです。
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吉田口にある富士山頂上奥宮です。
今回世界遺産に登録された文化的遺産の一部です。 -
吉田口の頂上部分はお店たくさん並んでおり人も多くて、多分富士頂上銀座なんて呼ばれているんでしょう。
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吉田口の下りルートです。ガスが晴れてずっと下までよく見えます。
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お釜側もよく見えてきました。自分の背後から朝日が差し込み、ここではクッキリとしたブロッケン現象が見れました。
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雲海の上に八ヶ岳連峰でしょうか、遠くにも山が見えてきました。どうも急速にお天気が回復してきているようです。
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お釜はすごい迫力があります。富士山がやはり火山であることを再認識させられます。先ほどガスの中を歩いていたところもよく見えます。ガスがなければ良かったのですが。
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富士宮口の頂上にある神社まで帰ってきました。
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剣ヶ峰もガスが晴れてよく見えるようになって来ました。こうやって見ると剣ヶ峰は尖った山なんですね。
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お釜の縁に腰掛けて、お弁当を食べます。絶景の中で食べる弁当は格別です。今まであまりお腹が空いていなかったのは高山病の一種なんでしょうか。
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お弁当を食べたら下山の準備です。御殿場ルートの頂上に山上郵便局はありました。結構空いてました。
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7時40分下山開始です。下山路は御殿場ルートで、途中六合目で宝永山に抜け富士宮口の五合目に帰る予定です。御殿場ルートはさすがに空いていて、登ってくる人はあまりいません。さながら下山専用コースのようになっています。
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御殿場ルートは空いているだけあって、山小屋の数が少なく八合目にあった見晴館も廃業しており今では廃墟です。
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皇太子殿下が富士登山の折宿泊された赤岩八合目を通り過ぎ、上の方を振り返るときれいに山頂部分が見えていました。御殿場ルートはやはり下りに良いようで、登りのルートとすると少々単調なようです。
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途中、ちょっとだけ砂走りができるところがあり、靴の中に小石をいっぱい入れながらも走るように下ります。これは楽です。宝永山との分岐に気をつけながら下っていると立派な看板があって右に進んで宝永山に向かいます。まっすぐ大砂走りを下ってしまうと御殿場口に出てしまい帰りのバスや電車は自己負担になってしますのです。ここは本当に要注意。巻き道を進むと突然宝永第一火口の上部に出てきます。ここも素晴らしい絶景です。
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宝永山の山頂まではすぐですので迷わず山頂に向かいます。富士山頂がよく見えて絶景スポットです。
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第一火口のすぐ真上に富士山頂があるように見えます。火口内はなだらかな砂礫の斜面で富士山頂部分のゴツゴツしたところと対照的です。火口内の下り道も砂走り化しており走るように下り降ります。
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第一火口の底からは再び登り直しです。左手は第二火口、その下に第三火口とよく見えます。宝永の噴火は火口を3つも作りながら噴火したんです。
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イチオシ
第二火口の縁から富士山方面です。きれいに見えています。左側の緑の斜面の中を富士宮ルートは通っており、各山小屋もよく見えます。
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イチオシ
富士宮ルート方面です。こうやって見るとそんなに急な傾斜でもないかと思われますが、登ってみるとかなり急に感じます。
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登山中によく見た花です。
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最後に宝永火口の絶景です。
結局11時には富士宮口五合目に到着、休憩の後12時にはバスが出発。
帰りは御殿場の富士八景の湯で温泉入浴の後一路高速で新宿へ。予定よりも早く17時には新宿着、18時前には自宅に帰れました。
とにかく事故もなく(一度もコケなかった)無事帰れました。
また富士山に登るか、は微妙です。
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