自転車で！ツール・ド・フランス 2013（モンヴァントゥ）観戦記

2013/07/13 - 2013/07/15

今年２０１３年は、栄えあるツールドフランス１００回記念の年。
そして、プロヴァンスの巨人・モンヴァントゥが４年ぶりに登場します。

ということで、真夏のリュベロンを駆け足で楽しみつつ、ツール中盤の第１５ステージを観戦してきました。
今年もアメリカから自転車持参。４年前、交通規制により頂上まで行けなかったモンヴァントゥに再挑戦です！

2009年のモンヴァントゥ観戦記↓
http://4travel.jp/traveler/nompinn/album/10362159/

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 自転車
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回宿は、モンヴァントゥの麓まで１８キロ、サン・ディディエ村の近くにある民宿Mas Pichony。観戦日の前日に到着、2泊３日の予定です。

この宿、ぶどう畑の中にぽつんと建っていて、馬や鶏や猫がいる農家風。もうインテリア雑誌から抜け出たような美しさ！

荷物を置いたら、少々観光を。

宿から車で１０分程のペルヌ・レ・フォンテーヌ(Pernes les Fontaine)村。

村で一番高いbeffroi (塔)に登ってみました。

てっぺんには、ねずみとそれを狙う猫の飾り！

遠くに白い山肌のモンヴァントゥの姿が見えます。

次は、晩ご飯を食べにカルパントラへ。

ここに泊まっている観戦客も多いようで、なかなかの賑わい。

革命記念日前夜ということもあり、移動遊園地も来ていて、盛り上がってます。

Pomme d'amour、りんご飴！なつかしい〜！

7月14日（晴れ）
第15ステージ（Givors → Mont Ventoux 242.5km）観戦

走行ルート：Saint Didier ←→ Mont Ventoux
走行距離：88km
山岳：Mont Ventoux／超級／20.8km／平均勾配7.5%

観戦当日。交通規制を警戒して、宿を午前７時に出発！

自転車規制についての情報は全く得られず、代わりに車両通行止めが麓のベドゥアン村で午前８時という情報を目安にしました。

いつもの通り、ひたすら夫に前を引いてもらい、８時前にベドゥアン村を通過。

無事に第一関門を突破したので、夫とここで別行動。それぞれのペースで登ります。

沿道にはたくさんのキャンピングカー。旗やパネルなど、賑やかにディスプレイしています。中には凝ったのもあって、これはホイールがくるくる回る飾り。

頂上までの距離と区間の平均勾配が書かれたキロポスト、Borne routiereが１キロごとに。

頂上まで６キロの地点、シャレ・レイナールまで来ました。

前回自転車の交通規制でここから先に進めなかった苦い経験があるので、カフェで一息入れたいのを我慢、そのまま通過します。

残り５キロ...

前回夫が交通規制に引っかかった、残り１キロの地点も無事通過し、あと５００m！

そして、ついに頂上！...まで５０m。ここから先は残念ながら、関係者以外立ち入り禁止でした。

観戦場所は、カメラマンが多く陣取る最終コーナー手前、１５０mの地点を確保。

規制に会わず自転車で頂上まで登ることを優先したため、時刻はまだ１０時半。キャラバンが来るまででも４時間はあります。

持参したサンドイッチを食べたり、近くのカフェを冷やかしたり、何とか時間をつぶし、

やっとキャラバンの到着。

規制があるのか、頂上ゴールの付近ではグッズのばらまきは少ない印象。

さあ、そしてテレビ局のヘリが近づいてくると、いよいよ...！

マイヨ・ジョーヌのフルームがトップで入ってきた！

険しい顔！

２番手は、今ツール大活躍のクインターナ！

これはマイヨヴェールのサガン。スプリンターなのに山も速い！

そして、どこにいてもすぐわかる、日本のチャンピオンジャージを来た新城選手！

今年はグルペットも含めて、みんな前回よりもヴァントゥを登るのが速かった気が...

さて、帰りは、シャレ・レイナール／ベドゥアン方面の自転車渋滞を避けるため、登ったのとは別ルート、ちょっと遠回りですが、マロセーヌ方面から帰路につきます。

思った通り、こちら側は自転車が少ない！ただ代わりにチームカーや関係車両がたくさん。

猛スピードの警察車両や特大チームバスの接近にドキドキしながら、何とか２２キロの坂を無事下りました。

その後、サン・ディディエまで戻り、レストランでご飯を食べ、

薄暗くなった１０時頃宿に到着。

翌日。
庭で獲れたアンズのジャムなど、素敵な民宿の朝ごはんを堪能した後、チェックアウト。

あぁ、あと１か月くらい滞在したい！！

まずサン・ディディエの朝市を冷やかし、

典型的な鷲ノ巣村、美しいVenasquesヴェナスク、

絵はがきのような、ラベンダーが満開のセナンク修道院、

ゴルドを経由、

途中、休息日に軽く流すコフィディスの選手を目撃したり。

最後はカヴァイヨンで、夫と楽しみにしていた名産のメロン（美味！）を食べて、リュベロンを離れました。

この旅行記へのコメント （2）

• ElliEさん 2013/10/01 13:12:19

  テレビで見てました

  のんぴんさん、こんにちは。
  
  今年のツール･ド･フランスは、テレビ放送が毎日あったので、主人が一生懸命みていました。
  アームストロングのドーピング騒動があったので心配してましたが、１００周年記念でフランスの観光宣伝という面もあり、コース選びが面白かったですね。
  中でもモンサンミッシェルのレースでは、選手応援もですが、段々見えてくるモンサンミッシェルにワクワクしてました。
  そして１ヵ月後にモンサンミッシェルに行ってきました〜！
  
  表彰式の凱旋門のセレモニーも見ましたか？
  凱旋門のライトアップショーが素晴らしかったですね〜！
  
  毎年自転車を持ち込んでの観戦なんてうらやましいです。
  いつかは目の前で走る選手を見たいものです。
  
  
  
  
  
  

  のんぴんさん からの返信 2013/10/02 01:10:52

  RE: テレビで見てました

  こんにちは。コメントありがとうございます♪
  
  ElliEさんも旦那様も自転車好きなんですね！
  そうそう、凱旋門のセレモニー素敵でした！フランスはああいう演出が本当に上手いですよね〜。
  それにツールはもちろん、ジロやブエルタで映る風景や街なみはどこも美しくて、見てると行きたくなって困ります〜！