フィルミニのコルビジェ建築

2007/03/07 - 2007/03/10

リヨンから南西に100km行ったところの小さな街フィルミニは、コルビジェの街として知る人ぞ知る存在でした。本当ならばその街の象徴になるはずであっただろうサンピエール教会は、しかし、建設途中に資金が尽き、４０年あまり建設途中の姿で放置され続けました。
放置されて４０年近くが立とうとしていたとき、この教会を完成させようという動きがおき始め、ついには２００６年にその本来あるべき姿をみせることになります。

２００３年に行ったときの未完成の姿、２００７年に行ったときの完成した姿、そして、フィルミニの街のコルビジェ建築をご紹介します。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

2003年に初めて訪れたときの写真です。

コルビュジェが好きで、未完の教会もあるフィルミニにあえて訪れました。

工事中にしてもあまり色気もない姿に「これのどこがコルビュジェの作品なのか？」
と思った記憶があります。

この塊が何を表すのか。

横にあるイメージスケッチから何を想像しようとも、その関連すらつかむことは出来ませんでした。

必死でつながりを探したのに。

模型の写真を見て「どの部分が、どこに符合するのか」を考えてみても、やはりぜんぜんわからず。

あえて言えば建物の基礎というか、下の部分を構成するところだろうとおぼろげには思えてきました。