2013/05/23 - 2013/05/26
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後向きの猫さん
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いつも一人で訪れる台湾ですが、今回は連れがいます。
台湾が好きでその話を友人としていたら、「よし、行こう!」と言い出しました。「そんなに良いのなら一回連れて行ってよ」と。でも本当に行くことになるとは思っていませんでした。
昨年秋、その友人の一人が病気になり生還しました。その経験から、「やりたい」と思ったら「やっておかない」と思うようになったことが後押しし、本当に行くことになりました。
ガイドはしてもらっても、したことがありません。
二人は初めてなのでおまかせを決めてます。さて私は行きたいところへ行けるのでしょうか。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日も関空から出発です。
9:10発のJL813便で桃園国際空港に向けて飛び立ちます。
その前に自動化ゲートを通っていただこうと、登録に向かいます。長い列に並ばずスムーズに、この30番ゲートに着いたと思ったのですが、私たちが一番最後ということでした。おまけに連れの二人はトイレに行ってるし、写真なんて撮ってる場合じゃないぞムードが漂っていました。
久しぶりの海外旅行という人たちのために、いろいろ体験していただこうと考えていました。しかし一人じゃないから、もっと余裕を持たないと間に合わないかもしれない予感が…。
定刻通り、現地時間11:05に桃園国際空港に到着しました。
何事もなく入国手続きを終え、両替をして、いつも通りリムジンバスで空港を後にしました。ホテルがMRT中山駅近くだったので、台北駅からタクシーに乗ればいいと思っていました。「1駅だ」と言ったら「歩く」と言い出しました。「遠いから無理じゃないの?」と言ったら「1駅くらい大丈夫」と。その後の予定は伝えてありましたが、このときはわからなかったようです。とりあえず徒歩でホテルまで行きました。チェックインして観光に向かいました。 -
悠々カードをチャージし、各自持って観光にでかけます。
まず使い方の説明をします。タッチして改札を通ります。MRT中山駅から行天宮駅まで移動します。途中の7ELEVENでお茶を買いましょう。「ね、ICOKAと同じでしょう。」と。 -
行天宮にやってきました。
多くの人が祈っています。私たちも列に並んでお祓いをしていただきます。「収驚」と言います。人は驚くと魂が抜けることがあるのだそうで、それを放っておくと死んでしまうそうです。「名字」と言われ、名前を聞かれることを二人に言っておくのを忘れました。何となくわかって名のったと言っていました。良かったです。 -
MRTで淡水駅まで移動しました。
長い長い散歩の始まりです。二人は歩けるのでしょうか。 -
淡水老街です。
ここの中の食堂で軽く食事をしました。
台湾小吃、麺線、魚丸湯、紅油抄手の3種類だったと思います。
いつものように食べ物に興味のない私はまたまた写真を撮り忘れました。私はもちろん満足で、二人も味は良いということでした。まずまずのスタートでしょうか。 -
老街を抜けて紅毛城に向かっています。
早速二人は台湾のパワーに圧倒されています。
先ほどの行天宮でもそうでしたが、人々のエネルギッシュな行動に驚いていました。 -
お土産屋さんですが、二人は物珍しいらしく一つ一つ気になるようです。
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可愛らしい建物です。
ここから下側に行くと紅毛城ですが、少し寄り道をし真理大学に行きます。
上側に歩きましょう。 -
真理大学です。
カナダ人宣教師が開いたキリスト教の私立大学で、台湾における最も古い西洋式の大学だそうです。建物は西洋と台湾が混じっており、とても綺麗な学校です。 -
まるで庭園です。
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チャペルです。
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坂を下ると紅毛城があります。
実はここに来るのは初めてです。来たいと思っていましたが、いつも時間切れで入れませんでした。二人のおかげで来ることができました。
スペイン人が築き、オランダ、イギリスなど所有者が変わり、1980年台湾のものとなりました。 -
旧イギリス領事館です。
すぐ隣になるのです、全く異なる様式です。 -
領事館の中は当時の生活様式を展示しています。
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ダイニングルームです。
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絵皿を綺麗に撮りたかったのですが、このカメラ、ズームで撮ると画質がかなり落ちます。
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砲台です。
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犬がいました。一人は犬を飼っているので、どうしても相手をしたがります。話しかけているのですが振り向いてはくれません。たぶん外国語を、つまり日本語を理解できないのでしょう。以前済州島で馬に乗った時に思いました、掛け声が違う!と。
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観音山が…、見えませんね。
あちらは、雨が降っていそうな空模様です。
やっぱり梅雨ですね。 -
淡水河へ戻り、船で漁人碼頭に行きます。
この辺りで、二人は口数が減ってきています。
そうでしょう、だからあの時タクシーに乗ろうって言ったのに、とは声に出して言いません。まだまだ歩いていただかないと。 -
だいぶ暮れてきました。
綺麗な夕日とはいきませんでしたが、なんとか夕暮れには間に合いました。
夕日を見ながら小休止しましょう。 -
情人橋を渡って、帰りましょう。
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Loveのモニュメントの前でたくさんのカップルが記念撮影をしていました。
ここは多くの台湾人が週末に訪れ記念撮影しているとか、また結婚写真も多いとか。
みなさん、お幸せに。 -
路線バスで淡水駅に帰ってきました。
お腹が空いてきたので、一度ホテルに帰りましょう。 -
4日間お世話になる老爺商務會舘です。
初めて利用しますが、広い部屋にアップグレードしてくださいました。
今回は4日間と少し長いことと、お互い初めての旅行ということと、久しぶりの海外ということで、あえて一人部屋にしました。 -
本日の夕食は、ホテルから徒歩1分くらいのところにある京ディン樓で小龍包を食べます。「これだけは食べないと」と言うのでお連れしました。ディン泰豊は有名ですが、歩き疲れた(とは言われないですが…)二人をこれ以上ひっぱりまわすのは忍びなく…
待ち時間はさほどなく2階の席に案内されました。 -
小龍包、菜肉蒸餃、蝦仁蒸餃、蝦仁蛋炒飯、空芯菜、そんなに食べれないと思うんですけど、さらにデザート、豆炒小包をオーダーしました。満腹です。
本日はこれにて終了で、反省会もないそうです。
おやすみなさい。 -
2日目、ホテルで朝食を食べてタクシーで総統府までやってきました。
昨日のことがあるので、今日からは適宜タクシーを使っていきます。
総統府の中を見学することができます。
平日の午前中は台湾人、日本人は身分証明書(パスポート)を見せればでき、また、月に一度は広く公開されています。私たちは日本人同士グループになり、日本語を話すボランティアのかたのガイドで周ります。
ここでも二人は驚いていました、「ここは日本で言う首相官邸だろう。平日に見学できるなんて!」と。 -
二二八和平公園にある和平のモニュメントです。
この中を通って、MRT台大医院駅から中正記念堂駅を向かいます。 -
自由広場です。
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国家戯劇院です。
向かいにある国家音楽廰と一緒に20年ほど前に建築されたものです。
純中国風の装いですが、中は最新鋭の設備がなされて当時の金額で74億元もの予算が燈じれれたそうです。
ここで京劇やイタリアオペラを観たいです。 -
国家音楽廰です。
ここにはアジア最大のパイプオルガンがあるそうです。
ここではどんな演奏が聞けるのでしょうか。 -
中正記念堂です。
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中には蒋介石さんが鎮座されています。
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二人(二人ともというのが凄い!)は人形が立っていると思っていたそうです。
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靴音が遠くから聞こえてきて、先導者と交代の2人が一緒に入ってきました。
先にいた2人と一緒に交代式を行います。
「一糸乱れぬ動きとはこうや」、と言って二人は感動していました。
帰ってきた今でも、「あれは凄いわ!」と言っています。 -
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MRT國父記念館駅までやってきました。
台北101が見えます。 -
國父記念館。
とても大きな建物で、ここまで引かないと全体が収まりません。 -
近代中国の革命家にして、中華民国初代臨時総統、孫中山、日本では孫文としてなじみがありますよね、その記念館です。台湾では國父と呼ばれています。
清朝滅亡の時まではまだしばらく間があった頃、革命は繰り返され、覇権争いが続くさなか、革命の指導者というよりは外国で資金調達など活動しました。
日本亡命時代もあり、その頃に革命を支援する方々と知り合っています。梅屋庄吉さんが有名なのでしょうか。
当時の中国では、清朝の中や革命家の中でも明治維新に対する関心、維新のあと数年で近代化を進めた日本に対する関心は高かったと、友人が言っていました。 -
ここでも衛兵交代式が行われていました。
友人たちは、やはり感心していました。 -
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とても大きな切手です。レプリカでしょうか?
記念切手だったのですが、いつ?何の?分りませんでした。
友人の一人は特定郵便局を営んでいるので、切手や郵便局に目がいくようです。 -
台北101の下までやってきました。ここは予定していなかったのですが、友人の一人の希望で行くことになりました。どうやら既に歩き疲れたようです。しかたがないので、地下1階のフードコートで昼食にしましょう。
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台北101は世界で2番目の高さの建物です。
5階にある展望デッキへのエレベーターの前までやってきました。
このエレベーターは世界最速だそうです。ギネスにも認定されているそうです。
なんとTOSHIBAですね。 -
エレベーターの中です。
なんと37秒で到達だそうです。は、早い! -
これ、なんと言うのでしたっけ。
89階で出迎えしてくれます。 -
無料の音声ガイドを手渡され、右回りに一周します。
柱の番号を目当てに音声ガイドのチャンネルを合わせると、そこから見える景色の説明がされます。
左の真ん中辺りの黄色いところが國父記念館です。 -
少し休憩し士林夜市へやってきました。
友人たちは、ここでもしきりに「活気があるな〜」と言ってました。
エコやハイブリッドを考えると省力に向かうから必然的に活気がなくなってくるのだそうです。
うーん、難しいー。 -
美食区で軽く夕食を食べました。
実は昼食の量が多く、3人ともお腹が空いていませんでした。
でもフルーツを食べたかったので、グアバとマンゴーを買って帰り、ホテルで食べました。やっぱり美味しい〜 -
今日は車をチャーターして遠出します。私が連れて行ける場所は限られています。二人にぜひ見て欲しい所があります。私が行きたい所もあります。効率良く回るには、やはり連れて行っていただくことが一番だと思いました。
最初に金瓜石にやってきました。
私はここに二人を連れてきたかったのです。ここには日本があります。ここで台湾人の心意気に感動したのを思い出します。台湾の人々はここに日本を遺してくださいっています。
皆さんも台北に行かれた時には足を延ばしてみてはいかがでしょうか。 -
四連棟、中を見学できます。
戦前の生活様式がそのまま残っています。 -
四連棟を過ぎて道なりに行くと、山の上の方に鳥居が見えてきます。そこを目指して登りましょう。
この上には黄金神社があります。と言っても社殿はなく址が残っているだけですが。 -
鳥居のところから見た反対側の景色です。本当に綺麗です。
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今回はこの第五坑道にも入りました。
有料ですが、ヘルメットをもらって中を順路に従って見学できます。中にも当時の様子が展示されています。言葉が分らないのが残念です。 -
黄金博物館の中に入ります。
この中には当時の様子が模型で展示されています。 -
金塊が展示されています。
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日本統治時代の太子賓館で、当時の日本国皇太子(昭和天皇)が訪台しここ金瓜石を視察するというで建てられました。結局訪問はなく使われることがなかったそうです。ここも観光施設としてですが、日本を遺してくださっています。
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九ふんにやってきました。
今日は土曜日なので観光客でいっぱいです。
休日では朝早く来るのがお勧めです。阿妹茶屋辺りで11時くらいがよろしいのではないでしょうか。 -
阿妹茶屋です。
中に入ることも考えたのですが、向かいから見るほうが良さそうだったのやめました。中でお茶するのはまた次回のお楽しみのとっておきましょう。 -
向かいの九戸茶語のテラスから基隆の海が見渡せます。
ここは食事も美味しいですし、景観もバツグンです。 -
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今回の旅の目的のひとつに、ここを訪れることがありました。
ここに来るために車をチャーターしました。
鄧麗君、テレサ・テンさんの墓所です。 -
今もたくさんのファンのかたが訪れているそうです。
私は彼女の生き方が好きでした。外国で活動していてもアイデンティティーを忘れない、そんな生き方が好きでした。 -
とても綺麗なところです。
友人曰く、台湾は死んだら一番良い所にいることができる、だそうです。
まったくその通りです。 -
野柳地質公園です。
ここは1000万年以上におよぶ地殻変動、海蝕、風蝕などの影響で奇怪な姿をした岩を観ることができます。
トルコのカッパドキアのようなイメージでしょうか。ただここは海岸線にみられるからオーストラリアの十二使徒かな? -
一番有名な女王頭です。
古代エジプトのネフェルティティに似ていると言われています。
皆さん正面で記念撮影されています。
なかなか近づけないので、私たちは後ろから記念撮影しました。 -
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夕食後、台北棚戯に行きました。
開場の時間を待っていました。エレベーターで2階に行くのですね。 -
2階に上がると、開演までの間に役者さんのメーキャップを見ることができます。
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ポーズをとってくれます。
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この役者さんが先ほどポーズをとってくれた彼です。
この後のお芝居、「白蛇伝」に白鶴童子(たぶん)として出演していました。 -
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どんどん椅子と瓶を積み上げていきます。
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た、高い、天井についてしまいそうでした。
凄いです。たぶん今までで一番高いです。 -
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幕間に別の役者さんの歌を聞くことができます。
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この後の上海旅行でこの物語をもっと深く学ぶことになるのですが、このときは白蛇伝と言われてもTVアニメで見た?くらいでした。
中国では四代民間伝説として非常に有名な物語とは全く知りませんでした。
もっと学ばなければいけませんね。 -
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最後の最後に打ち上げです。
台北 菜納餐廰慶城一号店です。
ここには以前台北朋友に連れてきてもらいましたた。ポップスが聞けます。
歌手の一人が声を掛けてくれました、私を覚えてると。私はもちろん覚えていました。英語で話したので。ホントかな?
歌のリクエストしてというので、ここはやっぱりテレサ・テンでしょう。
"I only care about you"、「時の流れに身をまかせ」を。 -
最終日は少しゆっくりと起きて、ホテルで朝食をとりました。
二人はここの食事に満足していました。
最初に5つ星ホテル(この近くにも3件ほどありますが)に行っていたら、そうは言わなかったでしょう。でのあの金額であの広い部屋には泊まれないからねー。駅からも近く、観光に行くのも便利で良かったと思います。
この後、昨日一日利用した?さんの車で桃園国際空港に向かいました。
楽が一番と二人はMRTやリムジンバスに乗ろうとは言わなくなっていました。だんだんお金のことも気にしなくなっていました。最初に歩かせすぎましたね。 -
12:05(現地時間)発JL816便で帰国します。
何事もなく無事帰ることができホッとしました。
二人にとっての、初めての台湾はとても元気のくれる、楽しい所になったようです。
私と同じで台湾が好きになり、また来たい、今度は南のほうにも行きたい、と言っています。台湾の良さを共有できて良かったと思います。
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