2013/07/06 - 2013/07/06
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ペリカンスペインさん
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¡ Jovenes sin armarios !
(クローゼット閉じこもらない若者達を!)
これは今年のマドリッドのプライドフェスティバル(Orgullo Madrid)のスローガン。プライドフェステバルとは、レズビアン、ゲイ、トランスセクシャル、バイセクシャルの権利を求めて毎年開催されるデモ/パーティです。特にマドリッドのプライドはヨーロッパで一番大きな規模で開催され、ヨーロッパ各地からたくさんの人が集まります。
さて、最初のスローガンの意味ですが、スペイン語の表現で、カミングアウトのことを”salir del armario”(クローゼットから出る)と表します。つまり、カミングアウトしても、差別を受けない世の中に!という願いがこめられているようです。
7月6日(土)はプライドフェスティバルの終盤の大イベントとして、18:30から24:00近くまで、アルカラ門〜シべレス広場を、21台の大型車が、ゆっくりと差別撤廃を求めてパレードを行いました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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大型車につんである大きなスピーカーからは音楽が鳴り響き、権利を主張する横断幕と共に、風船を飛ばしたり、水をかけたりして会場を盛り上げます。
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こちらはスペイン社会労働党(PSOE)を応援する車。スペイン社会労働党は、同棲婚を認める法律を施行した政党で、ゲイの熱い支持を受けているようです。よーく写真の中央をみると、キスを交わすおじさん2人・・・。マドリッドではこのような光景も当たり前です。
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こちらはゲイクラブがスポンサーになっている大型車。
クラブの名前は”Me da igual”(どうでもいい)
ゲイに人気のメキシコ人歌手タリアの代表曲”A quien le importa”(だから、どうだっていうの?)サビの部分を大合唱中。
♪♪だから、どうだっていうの?
わたしが何をしても、何を言ったとしても
わたしはこうなの、このままいくわ
変わることなんて、あり得ない♪♪ -
シべレス広場の様子。ビールやサングリア片手に観客も更に盛り上がります。
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仮装する人もたくさんいます。今日だけは、こんな恰好でグラン・ビア(マドリッドの目抜き通り)を闊歩しても堂々としていられます。
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IKKOさんやKABAちゃんもびっくりの衣装・・・。
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マクドナルド グラン・ビア店もゲイのシンボルであるレインボー色の旗を掲げプライドを応援しています。
そして、パレードの後は、大勢の若者がヨーロッパ屈指のゲイの聖地であるマドリッドのチュエカ地区に場所を移し、朝までお祭りを楽しんだようです。
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