2013/07/01 - 2013/07/01
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TAKEおじさん
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本編は、二日目前半の灘の酒蔵めぐり。
神戸に宿泊して、京都・神戸を三日間歩いた。
一日目は京都。
京都は毎年さくらを見に来ているが、初夏の京都は初めて訪れた。
京都三室戸寺の花はこの時期はアジサイ。やや遅いかと思っていたが、期待以上に華やかなアジサイを見ることが出来た。
逆に、未だと思っていたハスの花がもう咲き始めていて、こちらも予想外に楽しめた。その後、源氏物語ゆかりの道を散策した。
午後は友人と会い、ゆっくり平安神宮を訪ねた。
二日目は神戸。
朝から、灘の酒蔵めぐりをした。代表的な3蔵を回り、試飲も楽しんだ。
午後は、宝塚の聖地である宝塚大劇場で宝塚歌劇団のミュージカルを観劇。終演後に隣接する宝塚ガーデンフィールズのイングリッシュ・ガーデンで草花を愛でた。
三日目は、ホテル近くの布引の滝や、ケーブルカーで布引ハーブ園を訪れた。ハーブ園ではハーブのみならずよく整備された花々を見ることが出来た。
午後は、シティループで神戸の街を巡った。北野異人館街、ベイエリア、旧居留地など見て回った。
神戸の街は私の住んで居る横浜の街とよく似ているが、微妙に違うところも面白かった。
今回も、3日間で7万歩足らず歩き回った。
日程
一日目 6月30日(日)(前半)京都三室戸寺、宇治散策(後半)平安神宮、神戸泊
前半 http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10789557/
後半 http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10790014
二日目 7月 1日(月)(前半)灘酒蔵めぐり、(後半)宝塚 神戸泊
前半 http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10791049
後半 http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10791741
三日目 7月 2日(火)(前半)布引の滝、布引ハープ園、(後半)北野・異人館街、ベイエリア、旧居留地
前半 http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10792471
後半(1) http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10793805/
後半(2) http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10794920
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄
-
二日目は灘の酒蔵めぐり 魚埼駅からスタート
神戸在住の友人のSさんが用意してくれた、灘の酒蔵めぐりパンフレットで、酒蔵めぐりをすることにした。
カミさんは、いち早く宝塚に行ったので、酒蔵めぐりは私1人でスタート。
三宮から阪神電車で魚埼へ。 -
パンフレットを見て
このパンフレットは、灘地区のいたるところに大きな看板に成っていた。
午後には宝塚に行くので効率よく多くの酒蔵を回りたい。
移動のし易さから、以下の3館を順番に回ることにした。
総て入場は無料。
菊正宗酒造記念館(9:30開館)
櫻正宗記念館櫻宴(10:00開館)
移動(タクシー)
沢の鶴資料館(10:00開館)
白鶴酒造資料館も行きたかったが、月曜日は休館だった。 -
住吉川を渡っていく
清流の道を通って、島埼橋から。 -
六甲ライナー 南魚埼駅(酒蔵の道)
9:30開館まで時間が有ったので、近くをぶらぶら。
酒蔵の街とは思えない未来都市みたいだ。 -
菊正宗酒造記念館
ここだけ9:30開館なので1番に訪れた。
「灘の生一本」として全国に知られる灘五郷、その内
御影郷、魚埼郷、西郷が神戸市内にある。
今日は、3つの郷を総て訪れる予定にした。
御影郷ー菊正宗
魚埼郷−櫻正宗
西郷 −沢の鶴
西宮に残りの2郷、西宮郷、今津郷がある。 -
菊正宗酒造記念館 長屋門(記念館入口)
1659年(万治2)に神戸・御影の嘉納家の酒蔵を、昭和35年に現在の地に移築した旧酒造記念館は、阪神淡路大震災で倒壊したが、平成11年1月25日に復興オープンした。
菊正宗は御影郷。 -
エントランスホール 団体客がいっぱい
9:30開館と同時に、バスツアーの団体客でいっぱいに成った。
館のテーマは、「酒造りの原点を知ること」。
天井から掛かっている玉は杉玉。
杉玉とは、スギの葉(穂先)を集めてボール状にした造形物。杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たす。 -
菊正宗は
万治2年(1659年)嘉納家が御影で清酒醸造を始める。
天保時代(1830年代)「酒は正宗」といわれていた。明治17年に、商標条例で「菊正宗」とした。
350年、随分と歴史がある酒だ。 -
「重ね蔵」模型(縮尺1/40)
本店蔵と呼ばれ、数ある菊正宗の酒蔵で特に品質が良かった。 -
酒造展示室
国指定重要有形民俗文化財の「灘の酒造用具」や小道具類が展示されている。会所場、洗場、釜場、麹室、もと場、造蔵、樽場、囲場など。 -
(1)会所場
作業者の休憩室で、当時の作業服なども飾ってある。 -
(2)洗場
いよいよ酒造り行程。
米についている糠(ぬか)を水で洗い落とし、その後、水に浸して必要な水分を吸収させる。 -
(3)釜場 (4)麹室(こうじしつ)
釜場で米を蒸して、人の手でほぐされながら用途に合わせて温度を下げる。
麹室で冷ました米に麹菌の胞子を撒いて混ぜ麹を造る。この麹造りでできた麹の良し悪しが、お酒の良し悪しにつながってくる。 -
(5)酛場(もと場)
蒸米に麹や水を混ぜ合わせる。 -
(6)造蔵(つくりぐら)
お酒を発酵させて醪(もろみ)を造る。 -
(7)槽場(ふなば)
発酵したものを袋に入れてこの装置で圧縮して搾り、お酒と酒粕に分離させる。 -
(8)囲場(かこいば)
火入れ(加熱殺菌)したお酒を貯蔵タンクで貯蔵し、熟成させる。
火入れを一回もしないのが「生酒」、一回目の火入れだけ行うのを「生詰め酒」、二回目の火入れだけ行うのを「生貯蔵酒」と言う。
ようやく、美味しいお酒が完成だ。 -
試飲が始まっている
お酒の製造工程を勉強したので、後は飲むだけ。
先の団体で、試飲が始まっていた。 -
生原酒から
火入れ(加熱殺菌)していない、ここしか味あえない絞りたての生酒だ。
文句無く美味しかった。 -
にごり梅冷酒
梅酒とお酒を混ぜた。初めて飲んだ。 -
特別純米酒
試飲、大サービス。ちょっとしか入っていないので物足りないが。 -
純米大吟醸(記念館限定)
清酒、吟醸酒、 大吟醸酒と精米度が上がっていく。
純米大吟醸は最高の精米度で日本酒の最高峰。
もっと、飲みたかった。1軒目の酒蔵で4つも試飲が出来るとは思わなかった。 -
菊正宗のポスター展示
館内にはいくつかの美人画ポスターが掲示されていた。 -
美人画ポスター
昭和初期のお酒の広告用に作られた。 -
これは新聞記事から(大正時代のポスター)
原画も有ったのだが、ガラスに光が反射してなかなか上手く撮れなかった。 -
菊正宗とお別れ
350年の歴史を持つ菊正宗、資料館の展示も、試飲コーナーも充実しており、期待以上だった。 -
櫻正宗記念館 櫻宴
2つ目の酒蔵は、灘五郷の中心「魚崎郷」にある櫻正宗記念館櫻宴。
菊正宗から住吉川を戻って5分くらい。
開館時間の10時に入る。 -
櫻正宗は
菊正宗と似ているが全く関係が無い。
菊正宗と同様に、商標登録時に正宗から櫻正宗にした。
櫻正宗は創醸1625年、約400年に渡る老舗だ。
六代目当主・山邑太左衛門が「宮水」を発見、この頃「正宗」を酒銘とする -
櫻正宗記念館 櫻宴
1階はショップやカフェ。展示室は2階に有る。 -
阪神淡路の震災で
ほとんどのものが失われた。2010年秋にリユーアルオープンした。 -
酒造りの道具など展示
菊正宗と比べてこじんまりと酒樽や道具を展示。 -
静かに
私以外は、見物人も無くひっそりしていた。 -
櫻正宗のポスターなど
ここにも、美人画のポスターや看板など。 -
艶かしい
-
新酒番船(しんしゅばんぶね)入津繁栄図 慶応2年(1866)
歌川芳幾(朝霞樓芳幾(ちょうかろうよしいく))画。
調べたら
新酒番船は、樽廻船によるレース。
その年新しくできた酒を江戸へ運び込む順位を競ったレース。
文久3年(1863年)のレース。
一番 枡屋松三郎は御影の船主嘉納作之助の住宝丸。
二番 藤田保蔵も御影の油屋金兵衛の伊勢丸。
三番 西田重蔵は魚崎の山路重兵衛の重力丸。
川の両岸には酒問屋の蔵が並ぶ。その町並みの中を一番になった水主(かこ)たちが誇らしげに練り歩く。 -
お酒のラベル
いろんなラベルが。 -
試飲させてもらった
私1人だけで恐縮だったが、純米酒を試飲させてもらった。
櫻正宗記念館は記念館というよりレストランが主体だった。 -
沢の鶴資料館へ
もう一つ、西郷の酒蔵を見たくて、沢の鶴資料館へ。
時間が有れば、ゆっくり他の酒蔵も見て歩いて行きたいが、ここはタクシーに乗って沢の鶴資料館へ急いだ。 -
沢の鶴資料館は
昭和53年11月に公開されたが、阪神・淡路大震災により全壊致したが、平成11年3月に復興再建した。 -
ここでも杉玉がお出迎え
沢の鶴は、1717年(享保2年)に創業、米屋喜兵衛が米屋のほか、副業で酒を造り始めたことがはじまりである。
商標が※印(こめじるし)なのはそのためである。 -
「昔の酒蔵」沢の鶴資料館を見学
唐箕(とうみ)
収穫した穀物を脱穀した後、籾殻や藁屑を手でハンドルを回して風によって選別する。 -
唐臼(からうす)
地面を掘ったところに臼を据え、杵(きね)の柄を足で踏み、てこの原理を応用して穀類などをつく。
沢の鶴は、元は米屋だけあり米に関する農機具の展示が多い。 -
槽場(ふなば)の遺構
江戸時代から昭和初期にかけて使われた跡。
槽場とは、醪(もろみ)から酒を搾り取る作業場である。
この遺構は、沢の鶴資料館に先立ち神戸市教育委員会の発掘調査で発見された。 -
蒸米(むしまい)
お米は生のままでは、澱粉質が消化分解しにくいので、40分〜1時間程蒸して糊化澱粉にする。
下のかまどから火を入れて蒸気を出すみたいだ。 -
醪(もろみ)仕込み
灘の三段仕込み(初、中、留)の工程で使用された桶が並んでる。 -
ここまでの工程
-
渋袋(しぶくろ)
醪(もろみ)を入れて酒を絞るのに用いる木綿の袋だ。
一つの袋に5蚊らリットル入れ、絞った後に酒粕が残る。 -
樽廻船の模型 天保丸(縮尺1/10)
2階に上がると、大きな和船が。
灘の酒は、地の利を生かした樽廻船の海上輸送で、江戸に大量に運び、灘酒造隆盛の一因になった。
酒樽がいっぱい積まれていた。 -
これは菱垣廻船(ひがきかいせん)
江戸の初めの頃から、上方から江戸へ多種多様な日常の生活物資を運んだ。酒も菱垣廻船で運んでいたが、1730年(享保15年)、菱垣廻船問屋に属していた酒問屋が、菱垣廻船の使用を停止し新たに酒を主な荷物とする樽廻船での輸送を開始した。
樽廻船の方が早く、次第に積荷を分けて菱垣廻船と棲み分けした。 -
菱垣廻船は
両舷に設けられた垣立(かきだつ)の下部に廻船問屋の目印として 菱組格子の装飾を施した事に由来する。 -
北海道には北前千石船(きたまえせんごくぶね)
米、千石を運べるから千石船。 -
沢の鶴 ポスター
昭和初期のポスター。灘の酒は、みな美人画のポスターだ。 -
最後に試飲
隣にある、ミュージアムショップで試飲。
灘五郷の神戸に有る3郷の代表的な酒蔵を楽しむことが出来た。
試飲も出来、お酒好きな人には美味しい散歩コースだ。
ミュージアムには、次の絵も。 -
東京・旧京橋の図
鉄道馬車が明治15年開始され人気を博した。
中央に「沢の鶴」の蔵(※:こめじるし)が見える。
当時の、灘の酒の人気が分かる。 -
東京向島堤上の観桜 山本松谷絵
隅田川の花見は今も大賑わい。
明治の頃は仮装姿で楽しんだ。
右端に沢の鶴の樽が見える。
この後、阪神大石駅から三宮に戻る。 -
宝塚へ
三宮から初めて阪急電車に乗って西宮へ。
落ち着いたカラーの電車。
続きの宝塚は以下の旅行記です。
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10791741
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