天城山の主峰　万三郎岳へ

2013/07/01 - 2013/07/01

白神岳登山トレーニング第二弾です。

今日のハイキングは天城山　主峰万三郎岳　深田百名山です。伊東からのバスが無くなったと聞いていたので、遠ざかっていた山域です。

バスを調べてみたら天城高原ゴルフコースに行くバスで登山口まで行けることがわかりました、朝一番のバスが７：５５で何とか日帰りハイキングが出来そうなので出かけました。


コースタイム

駐車場9：03　四辻9：20　万二郎岳10：12〜22　馬の背10：41
石楠立11：02〜10　万三郎岳11：45〜12：17　涸沢分岐12：55
四辻14：09〜20　駐車場14：38

使用カメラ
オリンパス　XZ-１　

エリア 伊豆高原(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩

7月１日

伊東駅前発７：５５のバスで　終点の天城高原ゴルフコースに向かいました。　運賃500円
登山者は私含めて2名　ゴルフ客が2名　わずか4名乗車です。

ここはバス停からやや戻ったハイカー用駐車場、水洗のトイレがあります、バス停の前には飲料の自販機がありました。

道路を隔てた反対側が天城山縦走路入口です。

緩やかな道を辿ります。
スタート地点が1000mの標高があるので、とても涼しいです。

２０分程で四辻、右は万三郎岳、直進は万二郎岳へ、私は直進しました。

涸沢を渡りました、２００３年の台風で大規模な土石流が起きて荒れたままになっていました。

丹沢でも指摘した尖ったステッキの先の跡です。　今日会った人たちではなく恐らく土日の登山客のものだと思います、こういうふうに土をえぐって土砂の流失が始まるのです。　みんながこれをやっていくことを考えたらちょっと恐ろしいです。

私のストックの先です、ゴムキャップが付いています、このキャップは登山用品店においてあります、

土留めの階段がかなりあり、歩きにくいのですが仕方ないです。　登山者の多い山の宿命でしょうね？　あの世界文化遺産に登録された山を思い出してしまいます。

箒木山分岐　古い道標がありました。

四辻から１時間弱で万二郎岳1299ｍに着きました。

今日は涼しいので快適な登山です、元気に到着。

下り途中から万二郎を振り返ります。

進行方向　馬の背の先　万三郎岳はガスの中。

ほとんど樹林帯を歩く　この山は展望を楽しむ山ではないようです、でも天気が良ければ伊豆七島も見えるそうです。

樹林帯を進みます。

天城高原ゴルフコース　近そうに見えますが、ちょっと望遠で撮っています。

馬の背。

万二郎も結構遠くなりました。

馬酔木（あせび) のトンネル。

石楠立（はなだて）　　難読地名ですね

コース以外を歩かないようにと　トラロープがうるさいほど出てきます、それから立派な道標が多すぎるような気がしました。

しゃくなげに似ていますが　イヌマキというようです。

この辺りはアマギシャクナゲの群生地、4月〜6月は花目当ての登山客が大勢押しかけるようです。

きつい登りも無く万三郎岳に着きました。

1405ｍ　一等三角点。

天城峠までの縦走も考えましたが、今日はここから下山することにしました。

鹿が食べたんでしょうね、因幡の白ウサギの歌を（皮を剥かれて赤裸……）思い出してしまいました。

天城峠縦走コースの分岐。

土留めの階段が続き歩きにくいこと………。

只管下って涸沢分岐。

土留めの階段が終わると石がごろごろの道が始まり、ここもまた歩きにくいですね。

万三郎の山腹を巻く道、とても長い、やはり山の大きさを感じました。

たいぶ道が良くなってきました、この手前で外人のカップルにあいましたが、サンダル姿の女性には驚きました。

万三郎から2時間弱で四辻に戻ってきました、現在14：10　バスは15：15　あと２０分で駐車場です、ちょっと時間調整　ゆっくり休みます。

ゴールの駐車場まで歩きやすい道　見上げれば名残りのツツジが……。

苔むした堰堤、人工物もここまで苔が付くと綺麗なもんです。

14：38　ゴールの駐車場に着きました、　出発から5時間半。

駐車場で登山靴を洗い　泥を落としてゴルフ場のレストランに行き、生ビールで一人乾杯しました。　＠780円也！

15：15のバスで伊東に出て、小田原経由帰宅しました、小田原駅ビルのイタリアンをのぞいたら、ハッピーアワーで　アルコール半額！！！

生ビールとご当地名物　蒲鉾を使った『蒲鉾のカルパッチョ』をつまみにしましたが、見事に　はずしてしまいました、カルパッチョはやはり白身魚に限るようです。　

それにしても今日は涼しくて快適な登山日和でした。