2013/08/12 - 2013/08/19
4位(同エリア75件中)
okapyさん
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- 旅行記52冊
- クチコミ48件
- Q&A回答7件
- 283,213アクセス
- フォロワー59人
インド洋に浮かぶ、115の島々からなるセーシェル共和国。
かつてはフランス領。後にイギリス領となり、1976年に独立しています。
総面積は東京都の約5分の1。人口は9万人にも満たない小さな島国ですが、世界自然遺産に登録されている場所が2つもあります。
その1つであるヴァレ・ド・メ国立公園にココ・デ・メールと呼ばれる、セーシェルにしか生えない巨大なヤシの木があります。
ヤシの種は大きいもので直径50センチ以上にもなり、そして「女性の腰」を思わせる不思議な形をしています。
はるか昔、海を渡りインドの海岸へと打ち上げられたこの優美な種を見て、人々はとても驚きます。
ココ・デ・メールはおろか、セーシェルの存在すら知らなかった当時の人々は「これはきっと海の底に生える、魔力を宿した実だ」とはやしたて、中世ヨーロッパの王侯貴族が美術品として保有するほど、希少な交易品として取り扱われていました。
時は過ぎ、19世紀。
セーシェルに軍事要塞を作るために来島したイギリスのとある将軍が、このココ・デ・メールを見て「これこそ旧約聖書に記されていた、アダムとイブが口にした禁断の果実ではないのか」と信じ込み、計画の中止と森林の保護を訴えました。
残念ながら将軍は間もなく戦争で命を落とすこととなりますが、その遺志は現地の人々に受け継がれ、現在では国土の47%が自然保護区に指定されています。
「セーシェルこそ、神が創りしエデンの園である」
痛い顔に似合わず、ロマンチストなこのワタクシ。
寒い懐も顧みず、この美しい伝説が眠る島へ旅立つことにいたしました。
2013年夏、アダムとイブの楽園セーシェルへ。
【宿泊】
Berjaya Praslin Resort(プララン島)
【旅程】
★8/12(月) 成田空港発(21:20) ※機中泊
★8/13(火) アブダビ空港着(04:35)
アブダビ空港発(08:20)−マヘ空港着(12:55)
マヘ空港発(16:15)−プララン空港着(16:30)
−ホテル着(18:00)
★8/14(水) プララン島観光
☆8/15(木) キュリューズ島・サンピエール島観光
☆8/16(金) ラ・ディーグ島観光
☆8/17(土) プララン島観光
☆8/18(日) プララン空港発(10:45)−マヘ空港着(11:00)
マヘ空港発(15:40)−アブダビ空港着(20:10)
アブダビ空港発(21:50) ※機中泊
☆8/19(月) 成田空港着(13:00)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「セーシェル??」( ̄ο ̄)シラン
日本ではあまり馴染みが無く、ガイドブックも殆ど見かけません。
どれどれ。
ここはひとつ、ワタクシが夜な夜なネットサーフィンで仕入れた、セーシェルの基本情報からご紹介することにいたしましょう(`0´)ノ
(興味の無い方は、読み飛ばしていただいて結構です)
国名:
セーシェル共和国
(Republic of Seychelles)
位置:
アフリカ大陸の東沖
(ケニアの首都ナイロビから約1,400?)
首都:
ヴィクトリア(マヘ島)
人口:
約87,000人(2013年)
時差:
日本より5時間遅れ。サマータイムなし。
日本の正午はセーシェルの午前7時。
空路:
日本からセーシェルへの直行便はなく、アブダビ経由が一般的。日本からアブダビへ約11時間、アブダビからセーシェルへ約4時間半のフライト。
ビザ:
観光目的の場合は、滞在1か月まで不要。ただし入国時、6か月以上有効のパスポート、出国の航空券、滞在を証明するバウチャーの提示が必要。
通貨:
セーシェルルピー(SCR)
1SCRは約8.24円(2013年8月現在)
米ドルとユーロは殆どのショップやレストランで使えるが、小さなスーパーやタクシーなどではセーシェルルピーしか使えない事もある。ちなみに日本円は全く使えない。また日本円を直接セーシェルルピーに両替できない事が多く、予め米ドルかユーロに両替してセーシェルへ持込み、現地でセーシェルルピーに両替するのが無難。
カード:
殆どのショップやレストランで通用するが、カードの種類による。
(VISA◎、MASTER◎、AMEX▲、JCB×)
チップ:
基本的には必要なし。ただし最近はポーター・ドライバーへ1ユーロもしくは1ドル、レストランでは料金の5〜10%程度を支払うのが通例。
電圧:
200〜240V、50Hz。
ACアダプターやバッテリーが100〜240V対応のものであれば、変圧器を使わずにそのまま使用できるが、電源コンセントはプラグ形状がBF、SEまたはCのものを用意する必要がある。
飲料水:
水道水も飲めるが、ミネラルウォーターを買って飲んだ方が良い。
物価:
食料品や日用品の殆どが輸入のため、非常に高い。地元のスーパーでの買い物も、日本で購入するのと殆ど変わらない。レストランで食事する際はドレスコードが必要。価格もヨーロッパ並み。
交通:
路線バス、タクシー、レンタカーなど。ちなみにタクシーはメーター制ではなく、交渉制。
宗教:
キリスト教。うち90%がカトリック。
言語:
クレオール語、フランス語、英語
気候:
熱帯気候(平均最高気温30度、平均最低気温24度)
乾季(5月〜9月)は南東からの冷たく乾いた貿易風で、波が高い。
雨季(10月〜4月)は北西からの温かく湿った貿易風で、波は比較的穏やか。なお雨季であっても1日中雨が降り続くことは少ない。
国旗:
青は島々を取り囲む空と海、黄は生命と光を与える太陽、赤は未来に向かい統一と愛を持って働く人々とその決意、白は調和と正義、緑は豊かな大地と自然環境を表している。
国歌:
「セイシェルの夕陽」(松田聖子)
・・・ではなく「Koste Seselwa」 -
いよいよ出発当日。
人使いの荒いブラック企業の我が社も、明日からめでたく夏季連休であります。
定時になるや人目も気にせず会社を後にし、スキップしながら成田空港へ。
夜発のエティハド航空便で、まずは経由地アブダビを目指します。 -
約11時間の長〜いフライトの末、無事アブダビ国際空港へと到着しました。
ひときわ目を惹く、ロビーのオブジェ。
「どうだ、これでもか」といったカネの掛け方であります。 -
化粧品売場には、何やらミステリアスな人形が。
どうせなら花じゃなく、真っ赤なリンゴとか持たせてみたいですね。
^m^プププ -
11月にアブダビでF1グランプリが行われるようで、マシンが展示されていました。
みなさん素通りする中、ワタクシだけが食い入るように見ていました。
(>▽<)キャー -
セーシェルへ向かうフライトまで、まだ4時間近くあります。
しかし、ロビーにあるフットレスト付の椅子はあいにく満席。
仕方なく、空港内の有料ラウンジ(Al Dhabi Lounge)を利用することに。
3時間ほどの利用で56ドルとは、貧乏リーマンには痛すぎる出費であります。 -
写真で見ると豪華そうな造りですが、実際はそうでもありません。
成田空港の航空会社ラウンジの方が、内装も軽食メニューも充実していると思います。 -
何だかんだと文句ばかり垂れつつ、いじましいワタクシ。
パンやらドーナツやらを、お腹いっぱい詰め込みます。
(^^♪
このあとシャワーを浴び、ビール片手にくつろいでいたら、もう何だかセーシェルまで行くのが面倒になってきました。
ヾ(--;)コラコラ -
もちろん、ここまで来てそんなワケにはまいりません。
気を入れ直して、いよいよセーシェルへと向かいます。
搭乗するのはエアーセーシェル。エティハド航空とのコードシェア便です。 -
アブダビからセーシェルまでは、約4時間半のフライト。
それにしてもここまでラウンジの軽食やら機内食やら、食べてばかりです。
( ̄〜 ̄)ングング -
おお、眼下にセーシェルの島々が見えてまいりましたよ!
(>▽<)キャー -
長旅の末、ついに楽園セーシェルへと到着です。
南半球の8月は季節的には冬ですが、さすがに赤道に近いだけあって暑いです。 -
セーシェル国際空港は、本島であるマヘ島にあります。
南の島に良く見られる、とてものどかな雰囲気の空港。
イミグレでは審査官がニコッと笑って、スタンプ「ポン」で、はい終了。
あっけないほど一瞬で済んでしまいました。
σ( ̄、 ̄=)ヘッ? -
さてさて。
ワタクシの旅は、まだ続きがあります。
宿泊先のホテルはプララン島にあるため、ここから国内線(セスナ)に乗ってまたまた移動しなければなりません。
到着ロビーを出て右手にある、国内線ターミナルへと向かいます。 -
おっと。
忘れないうちに、セーシェルルピー(SCR)に両替しなければなりません。
事前情報では「日本円を直接SCRに両替できるのは、首都ヴィクトリアにある銀行の一部支店のみ」と聞いていましたが、実際はこちらの空港敷地内カウンター(黄色い看板のNOUVOBANQ)でも日本円をSCRに両替してくれました。
セーシェルではユーロ・米ドルも使えるので、あまり多くのSCRは必要ないとの情報でしたので、さしあたり10,000円分だけ両替しました。 -
こちらの小さな建物が、国内線ターミナルです。
-
ここでも3時間ほど待ち、ようやくプララン島へと出発です。
セスナの予約は、エアーセーシェルのHPで個人手配しました。
http://www.airseychelles.com/en/home/index.php
約15分の短いフライトですが、お値段往復187US$(約18,300円)。
はっきり言いましょう、ボッタクリです。
凸(`△´+)タケーゾ、コラァ!
ちなみにフェリーだと時間はかかりますが、もっと安く行けるようです。 -
以前サイパンからテニアンへ飛んだ時以来の、セスナ搭乗です。
あの時はスコール雲に突っ込み、生きた心地がしませんでした。
余裕ぶちかましてコックピットの写真などを撮りつつ、実はひたすら安全運転を祈る小さいワタクシでありました。
( ̄人 ̄)ナムナム -
おりゃー、出発じゃあ!
( ̄人 ̄;)ナムナムナムナムナムナムナムナムナム -
怖がっているヒマもないほどあっけなく、プララン空港へと到着しました。
(ー。ー)フゥ -
空港からタクシーを使い、今回の宿泊先ベルジャヤ・プララン・リゾートへと到着です。
時刻は現地時間の18:00。会社を出てからなんと約30時間も掛かりました。
(/ω\) ハア
タクシー料金を値引交渉するも結局、言い値どおりの400SCR(約3,300円)でした。
交渉制といっても値段は移動距離でほぼ統一されているようで、ボッタクられることは殆ど無いようです。
それにしても、高い!
20分乗って3,300円なんて、日本より高いかもしれません。 -
セレブリゾートのセーシェルで高級ホテルの名を挙げれば、キリがありません。
そのうえ最高級のサービスを望むのであれば、宿泊代はそれこそ天井知らずです。
実際、ここプララン島にも1泊100万円以上するスイートルームを持つホテルがあります。
しかし、ワタクシのような下賤の者でも何とか手が届くホテルもちゃんとあります。
ここベルジャヤ・プララン・リゾートは1泊約16,000円(朝食付き)と、大変リーズナブルな価格で宿泊できます。 -
宿泊したスタンダードルームです。
トリップア●バイザーのクチコミで相当酷評されているホテルですが、最近壁を塗り直したようで、シンプルで清潔感のある良いお部屋でした。
テレビなどはありませんが、リゾートに来てまで必要と思いません。
セキュリティーボックスが無いので、貴重品はフロントへ預けました。 -
シャワールーム、トイレ、ビデ、洗面台なども一通り備わっており、お湯の出なども全く問題ありませんでした。
アメニティも毎日、きちんと補充されていました。
昼間は「糸の切れた凧」のようにほっつき歩いてばかりのワタクシなどには、これで十分であります。 -
セーシェル観光にはエクスカーションへの参加が最も一般的で、様々な種類のエクスカーションが観光客のために用意されています。
現地には以下の3大旅行会社があり、各社ともHPから問合せ・仮予約が出来ます。
クレオール社
http://www.creoletravelservices.com/
メイソンズ社
http://www.masonstravel.com/jp/services.php?a=flights
セブンサウス社
http://www.7south.net/
事前に3社全ての料金・サービスを比較し、抜かりなく準備してきたつもりでしたが・・・
最終的に仮予約した1社から運行決定の連絡を待っていたものの、旅行直前になっても連絡が来ないうえ、現地ホテルに着いても何の音沙汰も無かったため、結局現地で一から予定を組み直すことになってしまいました。
(- -;)クソォ・・・
運良くホテル内にあったこちらのトラベルカウンターで、当初予定していたものと同じエクスカーションを申し込むことができました。
ただ支払いがキャッシュのみとのことで、初日から手持ちのユーロを殆ど使い切ってしまうハメに・・・。 -
さあ、困りましたよ・・・( ̄ヘ ̄;)ウーン
残った現金は日本円と、空港でわずかに両替したSCRだけ。
食事はそこそこのレストランへ行けばクレジットカードで払えますが、飲料水をスーパーで買ったり、帰りのタクシー代を払うためには明らかに現金が足りません。
しかもここプララン島では、日本円をSCRに両替出来そうにありません。
そんな時に役立ってくれたのが、こちらのATM機。
24時間営業で、必要な時に必要なだけSCRでキャッシュアウトできます。
実は現地での買物で一番お得なのは、SCR現金で支払う方法なんです。
ユーロで買い物するよりも3%〜5%安くあがりますので、この際少し多めにSCRを借りて、クレジットカードは使わず全て現金で支払うことにしました。 -
オロオロドタバタしている間に、すっかり夜も更けてしまいました。
近所のスーパーで日用品を買い揃え、レストランで食事した後、ホテルへ帰ってきました。 -
何はともあれ、いよいよ明日からセーシェル観光です。
移動の疲れもあったため、この日は早々と就寝しました。 -
おはようございます。
セーシェル滞在2日目の朝です。
天候は晴れ。
今日は1日、このプララン島を観光したいと思います。 -
ホテルの庭で毎朝見かけた、赤いチュン太郎です。
-
今日はエクスカーション参加ではなく、レンタカーを借りて一人で観光名所を回ることにしました。
レンタカーはホテルのサービスカウンターで予約し、一日50ユーロ。
一人で借りるとやや割高感がありますが、エクスカーションのように時間に縛られず、好きな場所に好きなだけ居られるメリットがあります。
今日の相棒はKIA(韓国メーカー)、マニュアル車です。
坂道の多いプララン島ではオートマ車より、マニュアル車の方が走り易いと思います。 -
かなり急な坂をグイグイ上って、最初に到着したのはヴァレ・ド・メ国立公園です。
プララン島で一番、標高が高い場所にあります。 -
セーシェルは小さな島国ですが、世界自然遺産が2つあります。
一つはアルダブラ環礁、そしてもう一つがここヴァレ・ド・メ国立公園です。
ヴァレ・ド・メは1983年、世界遺産に登録されました。 -
受付で入園料330SCRを支払い、少し奥に進むとこの入場門があります。
ここでガイドブック(園内の動植物が図解されているチラシ)を貸してくれます。
園内の遊歩道マップ(最短1時間コース〜最長4時間コース)もこれに書かれています。
ちなみにワタクシは、園内を半周する2時間コースを選択しました。 -
門をくぐると早速、ココ・デ・メール(双子ヤシ)の種が展示されていました。
ヤシの実の中に入っている種としては、世界最大なんだそうです。
大きなものになると直径50cm以上、重さは20Kgを超えるとか。
なおこの展示品は中身をくり抜いてあるので、片手でも持てるほど軽くなっています。 -
何に似ているかは一目瞭然ですね。
そう、「女性の腰」の形にそっくりです。 -
こちらは雄株。
「男性のシンボル」の形をしていると言われています。
つまり、
「禁断の果実を口にしてエデンの園を追放されてしまったアダムとイヴは、楽園恋しさゆえにココ・デ・メールに姿を変え、秘かにこの地へ舞い戻った」
というのが、セーシェルに纏わる伝説なのです。 -
ちょうど団体客に付いていた現地ガイドさんが、色々と説明しているところでした。
あれこれ頭にかぶってみせたりと、とにかく陽気で楽しい方でした。
ちなみに団体でなく個人で入園する場合でも、現地ガイドさんを付けてもらうことは可能だそうです(別料金、交渉制) -
すぐそばにあった、カエルのオブジェ。
そうそう。この森にはセーシェル・ピグミー・フロッグという名前の、世界最小のカエルが棲んでいるらしいです。
体長わずか1センチらしいですから、まず見つけることは出来ないでしょうけどね。 -
さて、それでは森の中へ入ってみましょう。
-
先程、入場門で貸してもらったガイドブックです。
ガイドさん無しでも、これを見ながらなんとかなると思いますよ。 -
ジャックフルーツが生っていました。
こちらも世界最大の果実なんですって。
木の幹から直接生えるなんて、珍しい果実ですね。 -
ヤシの葉一枚一枚が、とても大きいです。
直径2メートル以上あり、大人がスッポリ隠れてしまう程の大きさ。 -
そしてこれが実際、木に生っている状態のココ・デ・メールの果実です。
かなり高い所に生っています。 -
遠目ながらも、とても大きい実であることが判ります。
この実の中に、あの不思議な形の種が入っているんですね。 -
ココ・デ・メールの木には一本ずつ番号がふられており、きちんと管理されているようです。
-
この森では、あくまで自然本来の姿で保護することを定めているため、落ち葉を片付けたり、触れることを禁じています。
保護色で見辛いですが、落ち葉の上をトカゲが歩いていました。
ちなみにこのトカゲ、ココ・デ・メールの雄株から雌株へと花粉を運んで受粉させるのに一役買っているのだそうです。 -
遊歩道のコースは比較的判りやすいうえに、分岐点にはこのような標識が立てられていますので、道に迷うことは無いと思います。
-
途中、団体ツアー客が道を塞いでいる場所などは、間をすり抜けるのにちょいと苦労します。
-
これが先程、現地ガイドさんが頭にかぶっていた植物の蔓ですね。
そしてヤシの実の表面は、タワシのように固い毛に覆われています。
どうやらココ・デ・メールとは少し違った、ヤシの木のようです。 -
見晴らし台があるようです。
どれどれ。
少し登ってみましょうか。 -
なかなか良い眺めです。
ココ・デ・メールが密生している様子が、一望できます。 -
遊歩道には所々にベンチが備え付けられており、疲れたらここで休憩できます。
-
ヴァレ・ド・メとは、「巨人の谷」を意味するそうです。
長い年月をかけて育った巨大な植物に囲まれていると、なんだか自分が小さくなったような錯覚に陥ります。 -
ココ・デ・メールにしても受粉してから種が出来るまで40年程かかり、平均樹齢は200年〜400年とも云われています。
この森で流れている時間の単位は、我々のものさしでは測れないほど、スケールの大きなものなんですね。 -
アダムとイブの化身と云われる、ココ・デ・メール。
満月の夜、雄株と雌株が愛し合っている所を見てしまった者は、黒いオウム(Seychelles Black Parrot)に姿を変えられてしまうという言い伝えがあります。
ちなみにSeychelles Black Parrotはセーシェル固有の鳥で、実際この森に棲んでいますが、なかなかお目にかかれないそうです。 -
巨大な樹木や植物が陽を遮るため、森の中は南国とは思えないほど涼しく、2時間の散歩も全く苦になりませんでした。
たっぷりとマイナスイオンを浴びたおかげで、むしろスタート時よりも元気になって戻ってきた感じがします。
さすがは世界遺産、そして「エデンの園」伝説の舞台となった神秘の森。
素晴らしいパワースポットでした。 -
さて。次の目的地へと向かう前に、ランチといきますかね。
とはいえ予定より長くヴァレ・ド・メを観光したため、時間も押してしまっております。
レストランでの食事は高いし、時間もかかってしまいますので、途中にあったスーパーでパンとジュース、アイスクリームを買いました。 -
ここはアンス・ヴォルベールという、島の北側にある大きなビーチの近くです。
ちなみにワタクシが泊まっているホテルも、このビーチ沿いにあります。
セーシェルまで来てパンとジュースだけのランチとは何とも寂しい限りですが、せめて海を見ながら優雅にいただきましょうかね。 -
これがアンス・ヴォルベール。
プララン島を代表するメインビーチの一つです。
こんなに美しいビーチなのに、プララン島では一番じゃないんですよ。
それはなぜかと申しますと・・・。 -
ここプララン島にはアンス・ラジオという、世界のベストビーチとして度々名前が挙げられる「不動の横綱」が存在するからなのです。
そう。ワタクシの次なる目的地はもちろん、このアンス・ラジオであります。 -
アンス・ラジオはプララン島の最西端。
辿り着くためには、幾つもの峠を越えて行かなければなりません。
時にはマニュアル車の1速ギアを使わなければ登れない程、急な坂道もあります。
自転車では相当厳しいです。
行かれる方はレンタカーを借りるか、エクスカーションに参加しましょう。 -
アンス・ヴォルベールから約20分程ドライブし、ようやくアンス・ラジオに到着です。
-
これがアンス・ラジオ。
何度も何度もYOU TUBEで動画を見てイメトレし(笑)、夢にまで出てきたビーチです。 -
岸から少し離れた浅場は、透明感のあるサファイアブルー
-
波打ち際は少しミルキーな感じの、ターコイズブルーです。
-
でも、何だか少し物足りない気が・・・。
必要以上に期待を膨らませ過ぎたからでしょうか?
あるいは前回行った、フィジーの海の蒼さが目に焼き付いているからでしょうか?
2008年には某社アンケート調査で世界No.1ビーチの称号を得た、アンス・ラジオ。
正直この程度なのかな、といった感じでした -
しかしワタクシも、伊達や酔狂だけであちこちビーチ巡りをしておりませぬ。
海の蒼さが足りない原因は、
・雲が出てきたこと
・昼を過ぎて、やや逆光状態になってきたこと
・潮が引いてきていること
この3点であることを、即座に理解したのであります。
まあ、そこまで判っているなら来る前にちゃんとチェックしておいて欲しい所ですが・・・
そのあたりが相変わらず、ワタクシの詰めが甘い所なのであります (/ω\) シマッタ・・・
実はこの3日後、もう一度ここに来ています。
美しいアンス・ラジオの姿は、後の旅行記でご紹介したいと思います。 -
とりあえずビーチの右端にある岩場付近で、シュノーケルでもしてみましょうか。
-
アンス・ラジオの白砂はとても粒子が細かいため、波で舞い上がってしまい、どうしても透明度が落ちますね。
お魚はそこそこ居るのですが、良い写真が撮れませんでした。 -
わりと大きなお魚も居ました。
-
有名な、ブルー何ちゃらというお魚も居ましたよ。
相変わらずワタクシ、ちっともお魚の名前が覚えられません。 -
ろくな写真も撮れずガックリ肩を落としてシュノーケルから帰ってくると、浜辺で結婚式を挙げているカップルに出会いました。
-
絵に描いたような、美しい新郎新婦です。
どうぞ末永く、お幸せに。 -
海の蒼さもイマイチなら、シュノーケルもパッとせず。
それでもしぶとくワタクシがここに残っているのは、かの有名な「セイシェルの夕陽」を見るためです。
世界一美しいと謳われる、アンス・ラジオの夕陽。
エクスカーションで来た方々は17:00前には迎えのバスが来るため、残念ながら夕陽を見ることができません。
ワタクシがレンタカーを借りたのは、そのためです。
運転があるので、残念ながら大好きなビールは飲めません。
ビーチ脇にあるカフェで、ガラにもなくエスプレッソなんぞをいただきながら、のんびりとその瞬間を待ちます。 -
だんだんと、日が傾いてきました。
少しだけ雲があるのも、夕焼けにとってはむしろ最高の条件です。 -
夕暮れが近づくにつれ、人影もまばらに・・・。
-
-
夕陽がアンス・ラジオの海に沈んでいきます。
-
BGMはやっぱり、「セイシェルの夕陽」でしょう。
ワタクシもスマホでこの曲を聴きながら、夕陽を見ていました。 -
-
おお・・・( ̄o ̄)
-
-
おお・・・(T T)
-
沈みゆく瞬間は、僅かですが色が淡くなる感じがします。
-
-
やがて、上空の薄雲がだんだんと赤みを帯びていき・・・。
-
空の色が海へと映り込み、「セイシェルの夕陽」の歌詞にも出てくる、真っ赤なインクを流したような海になります。
-
イチオシ
最後はオレンジとピンクが混じり合い、優しく包み込むような空の色に。
-
今日は素晴らしい「セイシェルの夕陽」に出会えました。
ただ・・・
帰り道、外灯も無く真っ暗な中での峠越えドライブが、身の毛もよだつ程恐ろしいものであったことを念のため申し添えておきます。
(T T)ヒエー
明日は、周辺の島々を巡るエクスカーションに参加します。
(Part2へ続く)
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この旅行記へのコメント (8)
-
- ココさん 2013/08/24 22:25:49
- 涙が出そうなくらい美しい!
- okapyさん
こんばんは!
お久しぶりです。
毎日暑い日が続いておりますが、元気でいらっしゃいますか?
okapyさん、お盆はやっぱりビーチリゾートへ行かれていたんですね?
セーシェルの旅行記、拝見させていただきましたよ〜
ココ・デ・メール?
こんな植物があったんですねぇ。
“ココ”に反応しちゃった(笑)
おもしろい形ですよね。
世界の美しい海を見てきたokapyさんは目が肥えてしまって、
アンス・ラジオの海はなんだかピンとこなかったのですね(*。*)
私から見たらokapyさんの行かれた海はどれも本当に素晴らしいと思うのに。
でも、このアンス・ラジオの夕陽ったら・・・
素晴らしすぎますね。
写真でですが見ていると癒されて、なんだか涙が・・・
実際に見ていたら、感動のあまりどうかなっちゃうんじゃないかと思いました。
死ぬまでに行きたい場所リストに加えさせていただきましたよ〜☆
コメントも相変わらずおもしろい。
顔文字もあって、コミカルな感じで楽しく読ませていただきました。
パート2も期待していますね!
PS.
この9月に、主人の転勤で群馬への引越しが決まりました(;。;)
成田空港からも離れ、海外への道が遠くなってしまいました。
これからは群馬からローカルな情報を発信できればと思います。
今後とも宜しくお願いしまーす!
ココより
- okapyさん からの返信 2013/08/25 02:00:02
- RE: 涙が出そうなくらい美しい!
- ココさん
こんばんは、ご無沙汰しております。
愛犬のココちゃん共々、お元気でいらっしゃいますか?
セーシェル旅行記に遊びに来ていただき、どうもありがとうございます。
不思議な植物でしょ?ココ・デ・メールって。
ワタクシ、たまたまNHKの特番で紹介しているのを見たんです。
それ以来、絶対見たいと思っていました。
ドタバタPart2もUPしましたので、またお時間のある時にでも見てやってくださいまね。(青いアンス・ラジオはもう少し先になりますが・・・)
ご転勤に伴うお引越しやらで、しばらくは大変そうですね。
でも、群馬はとても良い所ですよ!
ワタクシ埼玉ですが、車で20分も走れば群馬へ行けるところに住んでおります。
ローカル情報、お待ちしております。
それでは、また。
okapy
-
- クロニャ。さん 2013/08/24 16:27:53
- セイシェルの夕陽が〜〜♪ですねー☆(*^o^)
- okapyさん、こんにちは。^^
なんとなんと!
セイシェルに行かれたのですね☆(*^o^)
聖子ちゃんの歌で知ったセイシェル。
あのセイシェルの夕陽を見られたとは!
ほんっとうに美しいのですね☆彡
写真のあの夕陽、生で見られたのですよね。
素晴らしい。
ひょーー!!
興奮してます。笑
美男美女カップルのウエディングも美しいし、
(素敵すぎますー!!良い写真^^!!)
なんといってもあの夕陽。
不動の横綱ビーチも更にきれいな写真があるなんて。
楽しみ待ってます!
はぁぁぁ、行ってみたいなぁ♪
素敵ステキすてきー!
続き楽しみにしてます☆彡
クロニャ。
- okapyさん からの返信 2013/08/25 01:44:40
- RE: セイシェルの夕陽が〜〜♪ですねー☆(*^o^)
- こんばんは、お久しぶりです。クロニャさん(>▽<)b
そうなんですよ〜。
自己破産覚悟で、セーシェルまで行ってまいりました。
おお。
その若い身空で「セイシェルの夕陽」をご存知とは!
そう、まさにそれを確かめに行ってきたようなものなんです。
とても美しい夕焼けでした。深く優しく包み込むような・・・。
クロニャさんは、黒川温泉に行かれたみたいですね。
慌ただしく見るのもなんですから、少し落ち着いてからゆっくりゆっくり拝見させていただきますね。
遅い時間のご返事ですみませんでした。
ワタクシまだ時差ボケが治らず、朝の4時くらいにならないと眠くならないんですよ(>_<)
それでは、また。
okapy
-
- ウェンディさん 2013/08/23 21:52:26
- 夕景に誘われて
- okapyさん はじめまして。
セーシェルの夕景に誘われて、旅行記にお邪魔しています。
ビーチ・リゾートとは縁遠い旅をしている私ですが、扉絵の美しさに惹かれます。
見ていると、ふ〜っと肩の力が抜けるような夕景の海、素敵ですね。
こんな海を訪ねてみたくなりました。
ウェンディ
- okapyさん からの返信 2013/08/23 22:48:31
- RE: 夕景に誘われて
- ウェンディさん
はじめまして、okapyと申します。
コメントを寄せていただき、どうもありがとうございます。
松田聖子さんの「セイシェルの夕陽」という歌に、世界一美しい夕焼けというフレーズがあり、いつか見てみたいと憧れていました。
真っ赤に染まるというよりも、ピンクとオレンジの溶け合った色に優しく深く包まれていくような夕焼けで、まさにウェンディさんの表現されたような感じでした。
旅行記ご訪問、ありがとうございました。
okapy
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- liberty-libertyさん 2013/08/22 12:47:02
- まさにあの歌の世界(♡▽♡)
- okapyさん、こんにちは!
羨まし〜い!
夏休みはセイシェルだったんですね(*^o^*)
セイシェルと聞けば
やはり思い浮かぶのは聖子ちゃんのあの曲ですよね〜♪
あの歌でセイシェルという言葉を初めて耳にし
歌詞とメロディーから風景をイメージして憧れたものでした。
そして
okapyさんの写真の夕景・・・・・・
歌のイメージそのものです!
何か、感動して胸が苦しくなるほど。
私もこの夏沖縄で
人生で1番素晴らしい、と思える夕景を見ましたが
世界はやっぱり広いですね〜(^o^)
私もこの夕景を体験したいです。
それでは続編、楽しみにしています(^o^)/
- okapyさん からの返信 2013/08/23 20:43:29
- RE: まさにあの歌の世界(♡▽♡)
- liberty-libertyさん
こんばんは。
早速、旅行記を見ていただき、ありがとうございました。
聖子フリークのワタクシ。
セイシェルの夕陽を聴いて、いつかは行きたいとずっと思っておりましたが、幸運にもその機会に恵まれました。
(そういえば、聖子ちゃんってたしか博多出身でしたよね)
またボチボチ続編も作ってまいりますので、お暇なときにでも覗いてやってくださいね。
それはそうと・・・
liberty-libertyさん、沖縄に行かれていたんですね!
しかも15年ぶりに水に入って、いきなり体験ダイビングとは驚きました。
ワタクシまだダイビングはしたことがないのですが、やっぱり別世界なんでしょうね・・・。liberty-libertyさんの行動力、見習わなきゃですね。
セーシェルの海も綺麗でしたが、透明度でいったら沖縄の海の方がはるかに素晴らしいと思いますよ。
こんな所へ1時間半で行ける、liberty-libertyさんこそ羨ましいです。
okapy
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