フランスの北側、ちょっと覗いてきました【出発～プロヴァン１】

2013/06/08 - 2013/06/09

いつかは行かなくては！と思っていたモンサンミッシェルにプラスしていくつかの小さな街を周って、最後２日間パリをちょこっと散策。

勝手に思い描いていたフランスのイメージをいい意味で覆す旅となりました。

フランスのイメージ
１．交通機関が不便すぎ
２．人がちょっと冷たそう
３．パリの治安はどうなのよ？

でしたが、
１．ま、確かに不便。もうちょっとこうしたらいいのにーと思うこと多数。
２．観光客相手の人もそうじゃない人も、みんな親切だった。イタリアとかと変わらない感じの良い人が多かった。
ちなみに今まで行ったヨーロッパの国の中で、断トツで感じが良かったのはドイツ人。ちょっと道に迷ってたりするとすぐ声をかけてくれたりは当たり前だったな～。
３．スリなんて一度も見ず。これは運が良かっただけかも。ぜーんぜんリラックスして散策できて快適だった。

まずは出発～プロヴァンその１まで。

今回のフランスは海外で初のお祭りに行こうということで、プロヴァンの中世祭りに日程を合わせていたので、どうにか晴れてほしかったけど、予報はなんと「雨」涙。ですが、何と、晴れてくれましたよぉ～。その時点でテンション上がりまくりで満喫しました。

エリア プロヴァン(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

マリメッコとのコラボ機体がいいな〜と思っていたけど、結局行きも帰りも見かけることすら無かったです。アジアを中心に飛んでるはずなのにな〜。

機内でもマリメッコグッズがたくさん。紙コップも紙ナプキンもマリメッコデザインです。興味ない人にはただの紙コップとナプキンなんだろうけど、北欧デザイン好きにとっては、もらって帰りたいぐらいのグッズです。

フィンエアーの機内食は割と味はいい方だと思います。数回使用していますが、まずくて食べられない物が出たことは少なくともありません。

フィンエアー利用は慣れてるので、さくっと乗り換えてパリ到着。ずっと心配してた天気予報通り、曇りです…。
現地会社に空港送迎をお願いしていましたが、来るのは遅いし（きっと渋滞）、出発しても恐ろしい渋滞ですっかりホテル到着が遅くなりました。

かと言ってスーツケース引っ張って電車も嫌だったので、仕方無いかなぁ…。

今回利用したのは、HOTEL PALM OPERA。オペラとありますが、最寄り駅はCADETです。

部屋から小さくですが、エッフェル塔が見えます！しかも0分から5分間だけのキラキラ点灯の瞬間でした。

ごく普通の通りも、この通り絵になりますね。

思わずジオラマモードにしたりしてしまいます。

他のホテルを知りませんが、パリにしては中々の広さじゃないでしょうか。インテリアはモダンな感じです。

バスタブはありませんが、寒い時期（ちょっとは寒かったですが）じゃないし、ゆっくりしてる暇も無い旅なので、充分です。

オッサレ〜なロビー。家具の配色が可愛すぎる！クラシックなプチホテルというのも憧れたけど、モダンなインテリアも素敵。さすがパリ。

ロビーにある無料のスナック・飲料コーナー。コーヒーにお湯、スナックにパン、水やジュースなど、盛りだくさん。夜10時までなので、水やコーヒーを何度か利用しました。これはポイント高いです！

この後、最寄り駅の確認がてら券売機でカルネを購入してきました。最近有人窓口では切符を買えないらしいことがわかっていたのですが、券売機でちゃんと買えるか不安で。でも事前にネットで印刷した物があったので、それを見ながら操作したらすごく簡単でした。待たされる窓口より、よっぽど便利になりましたね〜。

朝食会場。まだ誰もいません。

噂通り、かなりメニューは少なめ。

毎日クロワッサンを食べました。

卵は苦手な半熟スクランブルだったので食べられず、パンとチーズとヨーグルトを毎日食べてました。でも思ってたよりは、充実してたかな。

さて、初日はプロヴァン（プロヴァンスではありません。イルドフランス地方のプロヴァンです）の中世祭りへ行くので、まず地下鉄で東駅へ。

これは最寄り駅のCADETの構内。日曜日の朝なので、人があまりいなくてスリにビビっていた私には快適空間です。

この通り、車内もガラガラ。

乗り換えなしで２駅なので、さくっと東駅に到着。

出口がわからずウロウロ。ヨーロッパのほかの国ともちょっと雰囲気が違いますね。

大きな駅っぽかったので、迷うかも？と思い、早めに出ましたが、どうやっても迷いようの無い感じでした。ネットの情報だと、どれだけ迷いそうな駅なんだ？と心配してましたが。

構内のカフェ。

天井の高さがわかりますでしょうか。

ヨーロッパの駅は開放的でいいですよね〜。

私達はレールヨーロッパを持ってたのですが、自動改札はそれでは通れず、かといって有人窓口も無く、かなり焦ったのですが、困っていると日本語が堪能なおじさんが「一緒に通ろう」と言ってくれて、無理やり通らせてもらいました。ああいう場合、どうするのが正しかったんだろう…。切符はちゃんと持ってるのに、改札が通れないって何なんだよー。窓口はあったのかなぁ…。

1時間40分ほどで到着。天気予報は最悪の曇り/雨。まだ駅に着いた段階でもどんより曇っています。

なぞの日本語が書かれたバッグを激写。こういうのが外人にはかっこよく見えるんでしょうね。日本人が英語やフランス語をオシャレと感じるのと同じように。

早速中世のコスプレの人々が。

駅前の建物が既に素敵！！

看板もオッサレ〜。

こういう小さな風景が本当に可愛い。

とっても可愛らしいおばあちゃんが窓から「ボンジュー！」と挨拶してくれました。カメラを構えると「写真なんて恥ずかしいわ〜（のようなことを言ったと思われます）」と言われたので、ここには載せません。

窓辺の猫も絵になる。

カモ親子。まだ雛がふわふわで小さい。

何と！！ちょっとずつ晴れてきました〜。この日だけは雨は勘弁してもらいたかったので、すごく嬉しかった！

壁についてた、コレ。一体何なんだろう？こういう物にもいちいち装飾がしてあるところが、日本と決定的に違いますね。

さて、旧市街に入り小さなコスプレさんやら、色んな格好の人がたくさん居ます。

地元の人でしょうか。少しうつむき加減な所が雰囲気あるな〜。

さー、いよいよお祭り会場へ！！

中々凝った衣装ですね〜。

屋台で剣を売っているんですが、これがちゃっち〜の何の・笑。

中世の騎士はお祭り以外のときはどこにいるんでしょうね。

お土産屋さんの看板がリス。花もあしらわれていてとにかく可愛い。

火で太鼓を温めている所。

エルフの格好をした一段。おじさんの放ったピンクの煙がクサイ〜。

結構日本人も訪れているようで、「クサっ」と言ったら近くでおじさんが「臭いねぇ…」と。ちょっと恥かしかった・笑。

エルフごしの塔。

唯一と言っていい観光スポット、セザール塔。塔のほかは門と城壁ぐらいかな〜。
お祭りを見に来たので、そのぐらいがちょうどいい。

塔の模型。

入った瞬間にすごい音がして、映写機の映像が壁に映し出されました。

ここは「中世にタイムスリップしたかのような」と「おとぎ話の中に入り込んだような」のどっちもが当てはまる街並みです。

登れる所には必ず登る、旅人です。高い所からはジオラマです。

たまにはトイフォト風も。

セピア色にしても違和感の無い風景。

ちょっとわかりずらいですが、囚人が紐で繋がれて引かれている所。演出も凝ってますね〜。

路地という路地に屋台が出て、人で賑わっています。

この街はジオラマモードを使いたくなるな〜。可愛らしい街並みが本当におもちゃのよう。

至る所に花が咲き乱れるいい季節です。

中央部分から脇の階段を下りた所も、こんな風に画面が壁に映し出されていました。ただ、何の表示も無いので、大半の人は見過ごしてそう…。

屋根の内部は木組みなんですね。この下は鳥の糞でえらいことになってました…。