忍野八海ウォークと富士五湖めぐり

2013/06/15 - 2013/06/15

忍野八海ウォークと富士五湖をめぐるバスツアーに参加しました。時節は梅雨の真っ最中であり、当日の天気予報も午後から雨、朝方の晴天ができるだけ長く続くよう、ウォーキングの間は雨が降らないことを祈りながら、まずは山中湖を目指しました。
さすがに晴れは長続きしなかったものの、雨が降らなかったのは幸いだったと言えますが、終日富士山を見ることはできず、現金なもので忍野八海も富士五湖も富士山が見えたらさぞや素晴らしい景色だったろうと残念な思いは残りました。
山中湖から忍野村に行き、まずは通常はなかなか見に行かないとされる出口池へ。ここは7つもの池が集中する忍野の中心から少し離れているのですが、八海のなかで一番大きな池（湧水）でありながら静かなたたずまいを見せていました。次に一番賑やかな湧池へ。ここは忍野八海の代表的な池で湧水量は一番ということですが、思ったより（写真等で見るより）小さな池でした。さらには濁池、銚子池、御釜池と歩き、榛の木林資料館の敷地内にある底抜池に行きましたが、この敷地内にある資料館や水車小屋、あるいは大きな鯉や虹鱒等が泳ぐ人工池の景観は大変素晴らしく、有料ではありますが一見の価値があると思いました。また、底抜池自体は小さなものですが、池に面して聳える榛の大木には圧倒されました。その後は、湧池を通り抜けて鏡池、菖蒲池と全部で8つの池を見て回りましたが、約2時間のウォーキングは陽に照られることなく、歩くには快適な気象条件だったと言えましょう。もっとも、背景に富士山があればより印象的な八海巡りになったのは間違いないでしょうか・・。
昼食をバスの中でとりながら、本栖湖、精進湖を少し散策、西湖は車窓からとなりましたが、最後に河口湖でのんびり。忍野八海の賑わいに比べて、どの湖も閑散としてどこか物悲しい雰囲気を漂わせているように感じました。
最後は、大月方面に向かう途中の酒遊館（酒造のアンテナショップとか）という土産物屋にあるギネスに登録されている直径が4.8メートルもある大太鼓（世界平和太鼓）を見て、帰路につきました。

エリア 忍野(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

出口池です。

濁池ですが、濁っていません。

榛の木林資料館敷地内の水車小屋

榛の木林資料館です。

底抜池と榛の大木。

榛の木林資料館展望台からみた眺め。正面に富士山が見えていたら・・・。

精進湖。

本栖湖。ちょっとばかり寂しい風景です。