ミディピレネー地方旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ミディ・ピレネーの中心都市トゥールーズにやって来ました。赤レンガの家並みが軒を連ね、上品なしっとりした雰囲気を持つ町という印象を受けます。この町は「バラ色の街」の名で親しまれているそうです。<br /><br />夕方到着しホテルにチェックインした後、歩いて10分ぐらいのところにあるサン・セルナンバジリカ大聖堂とキャピトル広場を訪れました。

フランスめぐりの旅 ③ トゥールーズ&サン・セルナン大聖堂☆

23いいね!

2013/05/19 - 2013/05/19

66位(同エリア473件中)

4

38

akiko

akikoさん

ミディ・ピレネーの中心都市トゥールーズにやって来ました。赤レンガの家並みが軒を連ね、上品なしっとりした雰囲気を持つ町という印象を受けます。この町は「バラ色の街」の名で親しまれているそうです。

夕方到着しホテルにチェックインした後、歩いて10分ぐらいのところにあるサン・セルナンバジリカ大聖堂とキャピトル広場を訪れました。

旅行の満足度
4.5
  • 地下鉄ジャンヌダルク駅からサン・ベルナール通りに来ると、通りの先に「サン・セルナンバジリカ大聖堂」が見えてきます。

    地下鉄ジャンヌダルク駅からサン・ベルナール通りに来ると、通りの先に「サン・セルナンバジリカ大聖堂」が見えてきます。

  • 八角形の鐘楼は遠くからでも目をひきます。<br /><br />この聖堂は中世におけるキリスト教の3大聖地であるスペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者が立ち寄ったところとしても有名だそうです。<br />

    八角形の鐘楼は遠くからでも目をひきます。

    この聖堂は中世におけるキリスト教の3大聖地であるスペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者が立ち寄ったところとしても有名だそうです。

  • すぐ近くまで来ると、相当大きな聖堂で、見上げるとこのように見えます。それもそのはず、高さ67メートル、ロマネスク様式の教会としてはフランスで最も大きいそうです。

    すぐ近くまで来ると、相当大きな聖堂で、見上げるとこのように見えます。それもそのはず、高さ67メートル、ロマネスク様式の教会としてはフランスで最も大きいそうです。

  • 聖堂南側に向かいます。

    聖堂南側に向かいます。

  • 途中このような石棺がありました。

    途中このような石棺がありました。

  • どうやら初期キリスト教の石棺のようです。多くの人の姿が石棺に彫り込まれています。

    どうやら初期キリスト教の石棺のようです。多くの人の姿が石棺に彫り込まれています。

  • 「敷地境界門」のところまで来ました。身廊南側の「ミエジュヴィル門」のほうに入ります。

    「敷地境界門」のところまで来ました。身廊南側の「ミエジュヴィル門」のほうに入ります。

  • 「ミエジュヴィル門」<br />読み書きのできる人がごくわずかだった時代、人々にキリスト教や聖書の内容をわかるように絵やステンドグラス・彫刻を利用したことは知られています。 <br />教会内に入らなくても、扉口の彫刻でも天国や地獄など一番興味のあることを眼にすることができました。扉口(ポルタイユ)はキリストの王国を象徴している大切な場のだそうです。<br />

    「ミエジュヴィル門」
    読み書きのできる人がごくわずかだった時代、人々にキリスト教や聖書の内容をわかるように絵やステンドグラス・彫刻を利用したことは知られています。
    教会内に入らなくても、扉口の彫刻でも天国や地獄など一番興味のあることを眼にすることができました。扉口(ポルタイユ)はキリストの王国を象徴している大切な場のだそうです。

  • 扉口上の半円形の壁画を「タンパン」と呼ぶそうで、今回の旅でも何度も有名な「タンパン」を目にしました。<br />ここでは、タンパンの1段目で12使徒をその上にキリストが死から復活し天国へ旅立つ「キリストの昇天」が表わされているそうです。

    扉口上の半円形の壁画を「タンパン」と呼ぶそうで、今回の旅でも何度も有名な「タンパン」を目にしました。
    ここでは、タンパンの1段目で12使徒をその上にキリストが死から復活し天国へ旅立つ「キリストの昇天」が表わされているそうです。

  • 「キリストの昇天」<br />両腕を挙げている中央がキリストの姿で両側の天使がキリストの上昇を助けているのだそう。

    「キリストの昇天」
    両腕を挙げている中央がキリストの姿で両側の天使がキリストの上昇を助けているのだそう。

  • タンパンの下両脇の柱の上に柱頭彫刻「受胎告知」があります。<br /><br />ロマネスクの時代に柱頭に彫刻が多く施されていますが、彫刻家は石工さん達だったそうです。小さな場所に限定されたていたので写実的ではなく想像力を活かして不自由な空間を逆利用し、生き生きとしたロマネスクの表現を生み出したということです。<br />

    タンパンの下両脇の柱の上に柱頭彫刻「受胎告知」があります。

    ロマネスクの時代に柱頭に彫刻が多く施されていますが、彫刻家は石工さん達だったそうです。小さな場所に限定されたていたので写実的ではなく想像力を活かして不自由な空間を逆利用し、生き生きとしたロマネスクの表現を生み出したということです。

  • こちらは「アダムとイブの原罪」を表しているそうです。

    こちらは「アダムとイブの原罪」を表しているそうです。

  • 内部に入りました。今日5月19日はキリスト教の「聖霊降臨」で、ミサが行われているということでした。<br /><br />邪魔にならないよう、そぉ〜っと歩き、音が鳴らないよう留意し写真を撮らせてもらいました(汗;)

    内部に入りました。今日5月19日はキリスト教の「聖霊降臨」で、ミサが行われているということでした。

    邪魔にならないよう、そぉ〜っと歩き、音が鳴らないよう留意し写真を撮らせてもらいました(汗;)

  • 不鮮明ですが、聖堂主祭壇です。主祭壇上部にはキリストの再臨が描かれています。

    不鮮明ですが、聖堂主祭壇です。主祭壇上部にはキリストの再臨が描かれています。

  • 身廊横の像

    身廊横の像

  • 告解室でしょうか・・・こんなに狭いところに入るのですね。<br />告解って、「キリストとの出会い、恵みをいただくもので、私たちの過ちや弱さをお土産として持って行く」と聞いた記憶があります。単に罪を告白して、赦されるという単純なものではないのですね。

    告解室でしょうか・・・こんなに狭いところに入るのですね。
    告解って、「キリストとの出会い、恵みをいただくもので、私たちの過ちや弱さをお土産として持って行く」と聞いた記憶があります。単に罪を告白して、赦されるという単純なものではないのですね。

  • 側廊には胸像が並んでいます。

    側廊には胸像が並んでいます。

  • その奥に聖ロッシュの変わった像があります。ただれた足を見せていて、足下にパンをくわえた犬がいます。<br />巡礼者姿の 聖ロッシュは「伝染病の守護聖人」なのだそうです。<br /><br />彼は、高貴の出でしたが20歳のときに孤児になり、彼の財産を貧乏人に与えて、乞食の巡礼者になりました。 Rochは巡礼の旅のときにペストで苦しんでいる地域に入りました。 彼は病人に寄り添い、よく病人の上で十字を切って治癒を願い、何人もの人が奇跡的に治ったんだそうです。<br />

    その奥に聖ロッシュの変わった像があります。ただれた足を見せていて、足下にパンをくわえた犬がいます。
    巡礼者姿の 聖ロッシュは「伝染病の守護聖人」なのだそうです。

    彼は、高貴の出でしたが20歳のときに孤児になり、彼の財産を貧乏人に与えて、乞食の巡礼者になりました。 Rochは巡礼の旅のときにペストで苦しんでいる地域に入りました。 彼は病人に寄り添い、よく病人の上で十字を切って治癒を願い、何人もの人が奇跡的に治ったんだそうです。

  • ところが病人を看護して自分も感染してしまい、ある時死のうとして森に入った時犬に助けられ治癒します。食べ物を運び続けた犬がパンをくわえて付き添っているのだそうです。<br /><br />傷口を見せている像なんてとても珍しい!

    ところが病人を看護して自分も感染してしまい、ある時死のうとして森に入った時犬に助けられ治癒します。食べ物を運び続けた犬がパンをくわえて付き添っているのだそうです。

    傷口を見せている像なんてとても珍しい!

  • サン・セルナンバジリカ聖堂の見学を済ませて、南に伸びているトール通りをキャピトル広場のほうへと歩いて行きます。

    サン・セルナンバジリカ聖堂の見学を済ませて、南に伸びているトール通りをキャピトル広場のほうへと歩いて行きます。

  • 通りの奥に背の高い教会のようなものが見えてきます。

    通りの奥に背の高い教会のようなものが見えてきます。

  • 近づいて見ると、奥行きのない要塞のような赤いレンガ積みの建物です。そこだけが夕日を浴び輝いているように見えます。

    近づいて見ると、奥行きのない要塞のような赤いレンガ積みの建物です。そこだけが夕日を浴び輝いているように見えます。

  • 地図で確認すると、この建物は「ノートルダム・ドュ・トール教会」という教会でした。<br />(扉口横に飾られている彫像が2体共うな垂れているので、なぜ?と気になりました。)<br />

    地図で確認すると、この建物は「ノートルダム・ドュ・トール教会」という教会でした。
    (扉口横に飾られている彫像が2体共うな垂れているので、なぜ?と気になりました。)

  • 間もなく、かなり広い広場にでました。<br /><br />これが「キャピトル広場」でした。

    間もなく、かなり広い広場にでました。

    これが「キャピトル広場」でした。

  • 広場の左手には、町の象徴である「トゥールーズ市庁舎」がありました。<br /><br />何とこの市庁舎は、横幅150mもあるのだとか。

    広場の左手には、町の象徴である「トゥールーズ市庁舎」がありました。

    何とこの市庁舎は、横幅150mもあるのだとか。

  • バラ色のレンガと白い石で作られていて大変美しい市庁舎です。2階の大広間は宮殿のような優雅さで壁画や天井画が素晴らしいそうです。

    バラ色のレンガと白い石で作られていて大変美しい市庁舎です。2階の大広間は宮殿のような優雅さで壁画や天井画が素晴らしいそうです。

  • この広場は、野菜や果物などが並ぶ朝市やいろんなイベントに使用されるとか・・・

    この広場は、野菜や果物などが並ぶ朝市やいろんなイベントに使用されるとか・・・

  • 広場の一角から「ジャコバン修道院」の八角形の鐘楼が見えます。

    広場の一角から「ジャコバン修道院」の八角形の鐘楼が見えます。

  • 広場前のアーケードにはカフェやレストランが入っています。

    広場前のアーケードにはカフェやレストランが入っています。

  • アーケードの中にはおしゃれな椅子やテーブルが置かれていて、ここでもお茶を楽しむことができそうです。

    アーケードの中にはおしゃれな椅子やテーブルが置かれていて、ここでもお茶を楽しむことができそうです。

  • 天井にはこのように絵画が並べられています。面白い〜

    天井にはこのように絵画が並べられています。面白い〜

  • アンブレラ越しに市庁舎を覗き見ることができます。

    アンブレラ越しに市庁舎を覗き見ることができます。

  • gのマークで有名な「Maison georges LARNICOL」を発見。この広場で知り合った日本人の方からこのお店のチョコや焼き菓子がとっても美味しいと教えてもらい、早速入ってみました。

    gのマークで有名な「Maison georges LARNICOL」を発見。この広場で知り合った日本人の方からこのお店のチョコや焼き菓子がとっても美味しいと教えてもらい、早速入ってみました。

  • パイのような焼き菓子が少しおなかが空いた私たちには魅力的で、お互い好みのものを買いました。<br />チョコやマカロンもとても美味しそうでしたが、まだ旅が半分以上残っているということで断念(&gt;_&lt;)しました。

    パイのような焼き菓子が少しおなかが空いた私たちには魅力的で、お互い好みのものを買いました。
    チョコやマカロンもとても美味しそうでしたが、まだ旅が半分以上残っているということで断念(>_<)しました。

  • 散歩はこれくらいにしてホテル(Albert 1er /アルベール・プルミエ)に戻りました。<br />このホテルは玄関はあれっ?と思うほど狭いのですが、中はとてもかわいい造りでとても快適なホテルでした。

    散歩はこれくらいにしてホテル(Albert 1er /アルベール・プルミエ)に戻りました。
    このホテルは玄関はあれっ?と思うほど狭いのですが、中はとてもかわいい造りでとても快適なホテルでした。

  • クリーム色とピンクが基調の色のお部屋で、バスルームはかなり広く、居心地がとても良かったです。

    クリーム色とピンクが基調の色のお部屋で、バスルームはかなり広く、居心地がとても良かったです。

  • 今晩は、しっかり寝て、明日からは1泊2日の一番楽しみにしていたミディ・ピレネー美しい村巡りの旅に出ます♪

    今晩は、しっかり寝て、明日からは1泊2日の一番楽しみにしていたミディ・ピレネー美しい村巡りの旅に出ます♪

この旅行記のタグ

関連タグ

23いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (4)

開く

閉じる

  • yume-chanさん 2017/08/22 19:39:07
    akikoさんの旅行記
    akikoさんもミディーピレネー地方を訪問されていたんですね。

    今年行く前に拝見していれば良かった〜!
    私は、暑さに負けてこの街に行っただけで、何も観光出来ませんでした。
    大きな街だけに、観光スポットが沢山ありましたね。

    でも、akikoさんの旅行記で大変良く分かり満足しました。

    他にも同じ所へ行かれている様で、私の駆け足旅の復習に拝見させて頂きます。

    yume-

    akiko

    akikoさん からの返信 2017/08/23 09:26:03
    RE: akikoさんの旅行記
    yume-chanさん、こんにちは〜

    > akikoさんもミディーピレネー地方を訪問されていたんですね。

    そうなんです。4年前に友人とフランスを回った時に、予てから行きたいと思っていたミディ・ピレネーを訪ねたんです。

    > 今年行く前に拝見していれば良かった〜!
    > 私は、暑さに負けてこの街に行っただけで、何も観光出来ませんでした。
    > 大きな街だけに、観光スポットが沢山ありましたね。

    私たちも2時間弱くらいの滞在だったのですが、アルビは結構見どころが多くて、もっと時間が欲しいと思いました。アルビも含めてじっくりミディ・ピレネーを回ってみたいと今でも思っています。次回は、できればyumeさんのようにレンタカーを借り、ゆっくりとね。

    訪問時期ですが、夏は暑いんですね〜 春から初夏に向けてがいいのかしら・・・

    私もyumeさんの続編にお邪魔させてもらいますね。

    akiko

  • 旅するうさぎさん 2013/09/28 14:40:32
    所変われば、聖人像も変わりますネ。
    akikoさん

    こんにちは。初めまして。

    以前、本日の新着旅行記の中に、akikoさんの
    「天空の町コルド・シュル・シエル」の旅行記を見つけて、
    なんて素敵な旅行記なんだろう、今度ゆっくりと訪問させてもらおう♪
    と思い、メモしておいて、今頃になって少しづつ
    拝見させていただいております。

    魅力的な写真と文章で綴られた、素晴らしい旅行記ばかりですね!

    今日はサン・セルナンバジリカ大聖堂の旅行記を拝見しています。

    この写真の聖人は、フランスでは聖ロッシュと言うんですか。
    オーストリアでは、聖ロクスと言います。
    私もチロルの村の泉でこの聖人像を見かけて、すごく不思議に思いました。
    「なんで、太ももをわざわざ出して、ここに佇んでいるんだろう?
     この人誰だろう? そばにいる動物は羊?それとも犬?」って。

    ある日、聖人事典を眺めていたら、これはペストの守護聖人で
    脇にいる動物は犬なんだ、と分かりました。

    ちなみにチロルだと、この方はこんなに可愛い像です♪

    http://4travel.jp/traveler/miusatravel219/pict/26836919/

    akikoさんの旅行記を拝見して、
    所変われば、聖人像もこんなに変わるんだと思いました(^_^)


    旅するうさぎ

    akiko

    akikoさん からの返信 2013/09/28 15:15:24
    RE: 所変われば、聖人像も変わりますネ。
    旅するうさぎさん、こんにちは(*^^*)

    旅行記見ていただいてありがとうございます。
    いくつか見てもらっているとのこと、とてもうれしいです♪

    > 今日はサン・セルナンバジリカ大聖堂の旅行記を拝見しています。

    今春のフランス旅行はいくつかの地方に行きましたが、メインはミディ・ピレネー地方で、サン・セルナンバジリカ大聖堂があるトゥールーズは、あまり一般的には知られていないのですがとても落ち着いた素敵な町でした。

    > この写真の聖人は、フランスでは聖ロッシュと言うんですか。
    > オーストリアでは、聖ロクスと言います。

    へぇ〜知りませんでした。オーストリアにも聖ロクスという名で聖人伝説があるのですね。

    > 私もチロルの村の泉でこの聖人像を見かけて、すごく不思議に思いました。

    > ちなみにチロルだと、この方はこんなに可愛い像です♪
    > ↓
    > http://4travel.jp/traveler/miusatravel219/pict/26836919/

    見せていただきますね!

    どうぞこれからもよろしくお願いします。

    akiko

akikoさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フランスで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フランス最安 318円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

フランスの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP