2006年5月　金門島の旅−2

2006/05/05 - 2006/05/05

金門島観光の途中で「金門縣政府交通旅遊局」の局長：林振査先生にお会いできるということになり（事前に住所、氏名など提出済み）、局長室に通され、どこが良かったか、どのようにすれば日本から来た観光客に便利か、などの和やかな話し合いをした後で、・・・みんなで高粱酒(５８度）で乾杯しました。

表紙は、その時のグラス、高粱酒、ＤＶＤ、キーホルダー、パンフレットなど、お土産にいただいたものです。

エリア 金門島(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

朝食は蔡さんに用意していただいた広東粥、魚のすり身団子や海老、豚のレバーなど具だくさん。　

モチモチした油條を浸しながら食べると元気モリモリ！


小金門へ出発の前に、蔡さんに民宿の近くを案内していただきました。　

西堂別業（水頭黄氏茜堂）は国の二級古跡に指定され、石造りの池の回廊が素晴らしい。

バナナやパパイヤの実も自然に生っています。

パパイヤ。

金水学校は、華僑が建てた私塾だったそうで、一時は日本軍の野戦病院にもなったという歴史があります。

今は水頭導覧館として、成功を夢見て海外に向かった住民の苦難の歴史を各教室ごとに紹介しています。

ガイドブックの表紙によく載っている得月楼の前では牛さんがのんびりと草を食んでいました。

さぁ、高速艇で約１０分の小金門へと出発です。

小金門のシンボル「風見鶏」が出迎えてくれますー。

四維坑道は小型上陸艇の基地として作られたそう。

通路脇の蟹さんのレリーフが可愛い♪

次に、湖井頭戦史館です。

入り口には戦車や、

大砲などが置かれています。

また、館内には８２３砲戦当時の小金門防衛についての図説、油絵、史料及び砲弾、戦利品などが展示されていました。

勝利門。

烈女廟。

灯篭？

小金門から本島へ戻っての昼食は集成餐廳で。

ここも地元の人たち御用達の店です。

まず、鍋貼（焼き餃子）

水餃子

炒青江(青梗菜炒め）、滷菜、什錦炒飯、ほか酸辣湯。

で、デザートは土マンゴー。

食堂へ行く途中、屋台で土マンゴーを売っていたので思わず買っちゃいました♪

５個５０元（約２００円）、やっぱり台北より安い！

北山洋樓は中洋折衷の建物で、道路の要所に建っていたため、古寧頭の戦役で共産党軍が指令所として使っていました。

まもなく国軍が反撃し、双方はここで激戦を展開し、この洋館の壁には弾痕が無数に残っており、戦いの激しさを髣髴とさせています。

古寧頭戦史館には「古寧頭」の戦いで使われた軽戦車（後に金門の熊と呼ばれた）が展示されています。

吾州陶芸は金門島を代表する陶芸家、王明宗氏の作品を扱う店です。

風獅爺をモチーフにしたユニークな商品が並んでいます。

風獅爺は縁起を担いでいることが多く、持ち物によって意味があるそうです。

最後に、この風獅爺は金門空港近くのもの。

2006年現在確認できる風獅爺は70体前後とのこと。

大阪関西空港からＪＡＡ日本アジア航空を利用したのですが、機内誌アジアエコー５月号にタイミングよく、金門島の特集がありました。

台湾に関するガイドブックや書籍の執筆・制作などに携わる石野真理さんのレポートなんですが、なんと、その時のガイドさんは私達が案内してもらった翁敏恵さんでした。

ですからアジアエコーに載っている民宿、食堂は私達が行ったところと同じところでした。

そんなこととは露知らず、ワクワクしながら何度も読み返し、金門島へ同行するお友達へと機内誌を6冊もらって台北に降り立ったのでした。

風獅爺は2個買いました。

この素焼きの風獅爺は何事も思いのまま、だそう。

もう一つ、カラフルな風獅爺は財宝がバッチリ、だそう（笑）

刃渡り7ｃｍくらいのフルーツナイフは金合利鋼刀さんにケース付きでいただいたものです。

今でも切れ味抜群です。

たくさんの戦車や大砲、戦闘機を見てきましたが、かたわらにきれいな花が咲いていて、考えさせられる旅でした。

軌條砦（杭が海からの侵入者を防ぐ）

八二三戦史館。

大好きな木綿花の大木です。

木綿花の花。


古い金門島旅行記を見ていただいて有り難うございました。

この旅行記へのコメント （6）

• kyon2 and ku-さん 2013/06/13 08:40:13

  あれから７年もたっちゃたんですねぇ

  夏の旅行(7/31−8/7)
  ようやく４日目までの予定が決まりました。
  ５日目以降は、某社の｢ホテル半額バーゲンセール｣の発表待ち。
  (たぶん６月末にならないと・・・・)
  
  8/1〜8/3　立栄航空パッケージツアー
  【金廈浪漫雙島行】鼓浪嶼呉家園渡假民宿+金門水調歌頭(40號)民宿自由行3日
  　松山空港→金門空港→水頭港→厦門・東渡港→コロンス島(泊)
  　コロンス島→東渡港→水頭港→水頭(泊)
  　水頭→金門空港→松山空港
  
  リベンジで、７年前には乗船できなかった厦門行き高速船に。
  
  あのとき泊まった民宿はその後経営者が代わり、63號民宿と
  改称して営業中のようです。なかなか素敵なWEBサイトです。
  http://qininn.tumblr.com/
  

  讃岐おばさんさん からの返信 2013/06/13 08:59:31

  RE: あれから７年もたっちゃたんですねぇ

  kyon2 and ku-様
  おはようございます。
  本当に月日の経つのは早いものですね。
  阿里山行きで初めてお会いしたのが2005年でした。
  
  夏の旅行、長いですね！
  
  過去の旅行記を思い出しながら4トラにアップしています。
  あの頃はまだ若かったなぁ、なんて（笑）
  
  > 8/1〜8/3　立栄航空パッケージツアー
  > 【金廈浪漫雙島行】鼓浪嶼呉家園渡假民宿+金門水調歌頭(40號)民宿自由行3日
  > 　松山空港→金門空港→水頭港→厦門・東渡港→コロンス島(泊)
  > 　コロンス島→東渡港→水頭港→水頭(泊)
  > 　水頭→金門空港→松山空港
  
  > あのとき泊まった民宿はその後経営者が代わり、63號民宿と
  > 改称して営業中のようです。なかなか素敵なWEBサイトです。
  > http://qininn.tumblr.com/
  
  水頭でお泊り、懐かしい、良いですね、羨ましい！
  あの線香と船、もし買えたら荷物になるでしょうが買ってもらえませんか？
  お船、雨に濡らして崩れてしまいました(T_T)
  コロンス島も行ってみたいです。
  旅行記が楽しみ(*^_^*)
  
  澎湖島の民宿も経営者が代わったみたいですね。
  3年連続の離島の旅、本当に楽しかったです。

  kyon2 and ku-さん からの返信 2013/06/13 11:19:00

  RE: あれって金門で入手したんでしたか

  すっかり忘れておりました。
  
  最後に寄った陶芸屋さんでしたっけ？
  

  讃岐おばさんさん からの返信 2013/06/13 11:35:24

  RE: あれから７年もたっちゃたんですねぇ

  わぁ、すみません！
  線香は澎湖島でした。
  馬祖ともごちゃ混ぜになっています(>_<)
  馬祖のベーグルも食べたいです〜

• aoitomoさん 2013/05/28 15:37:19

  昔ながらの街並みがすばらしい！

  讃岐おばさま　
  
  さすが台湾トラベラー色々と巡られているんですね。
  
  金門島のおみやげ物の一つが、砲弾の薬莢を利用して作った刃物とは、
  金門島が軍事的役割が大きい戦いの地であったことを窺わせます。
  
  街中の時間が止まったような昔ながらの景色はなんとも言えず、すばらしいです。
  
  小金門にも戦争の傷跡が多々残って保存維持されているようですね。
  
  風獅爺は2個購入されたとのことで、おかげでしっかりと願いが叶っているのではないでしょうか。私もほしいです。(笑)
  
  プロフの記載を見ると、年末・年始の台湾の飛行機もすでに予約されたようですね!?　私も早速予約したいと思います。(笑)
  
  aoitomo

  讃岐おばさんさん からの返信 2013/05/28 19:21:47

  RE: 昔ながらの街並みがすばらしい！

  aoitomo様
  こんばんは〜
  古い旅行記に投票とコメント、どうもありがとうございます。
  
  > 金門島のおみやげ物の一つが、利用して作った刃物とは、
  > 金門島が軍事的役割が大きい戦いの地であったことを窺わせます。
  >
  > 街中の時間が止まったような昔ながらの景色はなんとも言えず、すばらしいです。
  >
  > 小金門にも戦争の傷跡が多々残って保存維持されているようですね。
  
  金門島がこんなにも戦争の爪跡があって、またそれを大切に保存していることに驚きました。
  
  砲弾の薬莢で作った包丁は中国の料理人も買いに来るそうです（笑）
  
  > 風獅爺は2個購入されたとのことで、おかげでしっかりと願いが叶っているのではないでしょうか。私もほしいです。(笑)
  
  風獅爺、ちゃんと飾っていますよ、効果はあるのかな？（爆）
  
  > プロフの記載を見ると、年末・年始の台湾の飛行機もすでに予約されたようですね!?　私も早速予約したいと思います。(笑)
  
  今年も台湾でお正月を迎えようと、早くに予約しました。
  台湾で忘年会や新年会、 楽しいですよ〜