2013/04/08 - 2013/04/08
21位(同エリア260件中)
ottoさん
朝もやの中 ウィークビードウールステーデ港を出発し、午前中はゆったりとクルーズ。
午後は小型ボートでキンデルダイクの風車群を観光。
堤防沿いに一時間散策の後母船に戻り
ロッテルダム入港。
夜は自室で映画「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)を観賞。
船中泊。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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靄が晴れてゆく。
旗の様子から風は強くなさそうでどうやら晴れのようだ。
ひどい寝汗に苦しみ風邪気味なのか身体がだるい。
フロントで”貼る懐炉”を貰ってやや改善した。 -
南オランド州ニーウ・レッケルランド基礎自治州内、
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ロッテルダムの南東13km・キンデルダイクへ向け静かに船は進む。
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ランチはカレーバイキング。
スパイスが効いてなかなかの味。 -
キンデルダイクはレク川とノールト川に挟まれた1km四方の小さな集落で1740年代から19基の風車が守られていると言う。
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小さな船着場。
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周辺の建物
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30分のクルーズを終えて先の船が戻ってきた。
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干拓地に過度の水が入らないように運河が掘られ,
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風車は今も稼動している。
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人影が見える...いかに風車が大きいかがわかる。
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まるで巨大な生き物のようだ。
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キンデル=赤ちゃん、ダイク=堤防
大洪水に見舞われた跡に”ゆりかご”。 -
かつてナポレオンが「フランスの川が運ぶ土砂で出来た国だ」といってオランダを併合したが、土壌は柔らかく北海の威力はすさまじかった。
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護岸の為にははじめ柴を粘土で固める程度だったが、、
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第二次大戦で1944年ドイツ軍に対する英軍の戦略的破壊で水没した地域もあるが、資材不足を勇気と努力で補った。
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刈り取った柴を干して粘土に混ぜる工法で築堤し海水を吸った土を消毒植林して見事に復活させた。
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その後築堤技術はだんだん堅固になってゆき
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1953年の大災害の試練を経て工学を動員し切れ目のない大堤防を築き島々を繋いでしまった。..生態系が変容し水鳥が居なくなってしまった処もある。
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それにしても、うっすらだが晴れてよかった。
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見事な景観の両サイドを撮ろうと試みるが、なかなか収まりきらない
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ながーい堤防の道を変わった自転車で行く人が見える。
のんびりと気分がいいだろうな....
平和になってよかった。 -
重圧の歴史...他国や水との絶え間ない戦いから団結してきた粘り強い国民性
の勝利。 -
かくて1997年世界遺産に認定された.
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EUのフラッグが風を切って進む
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堤を散策し風車の内部を見学した人に後で聞いたところによると「中は暗くて梯子のような階段を登ったが風が強くて吹き飛ばされそうだった」とか。
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船着場が見えてきた。
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この地方は造船所として知られ、あの咸臨丸の船体も1858年ここで作られた。
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お父さんのカメラに応じる女の子たちは無邪気だ。
オランダの人々は総じてフランクで親しみやすい。 -
到着し、改めて全体図を眺める。
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乗り付けた自家用車にいつでも走れるように自転車がかかっている。。
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15:55 母船に集合 習い覚えた日本語で
「おかえりなさーい」と迎えられ202号室に。 -
清潔にべッドメーキングされていて、たちまち魔に誘われた。
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ぐっすり眠って気分爽快!
シャワーを浴びてさっぱりした。 -
デッキに上がればロッテルダムに近づいて来ている
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ロッテルダムは港の規模も出入船舶数も世界一ではないだろうか?
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ユーロポートは海底を掘削し両岸を削って拡張し、多数のドックを有する。
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まさに都会の雰囲気を感じさせるロッテルダムはルール工業地帯の積出し港で、同時に原料輸入港でもある。
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お待ちかね デイナーの前菜は
セレナーデ風えびのカクテル -
野菜入りビーフコンソメスープ -
メインは
カレイのソテー
西洋牛蒡とローマ風ポレンタ添え -
又は
鴨の胸肉のロースト
オレンジソーマ
赤キャベツとポテト添え -
デザートの
パンナコッタ
ラズベリーソース
珈琲、紅茶
で締めくくる。 -
部屋に戻ると、夜のニュースで英国のサッチャーさん訃報が報じられていた。
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フォークランド紛争で断固とした態度を示した当時のことはよく覚えている。
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「鉄の女}といわれた辣腕は功罪合い半ばして今も語り草。
後継の首相、あい携えてヨーロッパを牽引した首脳達との
取り組みなど、が語られて居るようだった。 -
華やかで才色兼備だったサッチャーさん「さようなら...」!
イギリスのエリザベス女王も弔意を示されていた。
かたやオランダのベアトリックス女王は即位当時は反対もされたが今や国民に惜しまれつつ、4月30日をもって長男のウィレム=アレクサンダーに王位を譲位する」ことを発表されていると聞いた。
帰国後、雅子様が徳仁皇太子と共に無事即位式に出席されたととのニュースを感慨深く視聴した。 -
4月9日ロッテルダムの朝
ホラント州にある基礎自治体(ヘメーンテ)。オランダ語での発音は「ロッタダムオランダ」または「ロターダム」と表記する方が近い。 -
人口規模はアムステルダムに次いでオランダ第2位の世界都市であり、
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オランダで眺める最後の朝日
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朝もやの中に高層建築が姿を現して
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ロッテルダム港を擁する世界屈指の港湾都市で、
国内の他都市に比べて近代的なビルが立ち並ぶ。 -
ロッテルテルダムのユーロポートは、海底を掘削し、両岸を削って拡張したもので
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数多くのドックを有している。
オランダ人に訓練された日本人が太平洋を横断したとは初耳...。 -
ヨーロッパ有数の貿易港なのだ。
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9:00 弁当持参で下船。
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これからキューケンホフに向かう。
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