2013/05/02 - 2013/05/13
42位(同エリア172件中)
tabascocandyさん
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昨年治安状況の悪化で断念したパキスタン旅行に今年ようやく出発です。
「フンザ」「クンジュラブ峠」と言う場所が有るというのを初めて知ったのは今からかれこれ約20年前。その時からいつか行きたいと思っていたのでその意味では20年越しの出発です。
目的のメインはもちろんパキスタンのノーザンエリアへの旅行です。是非中国パキスタン国境を超えて訪問したいと思いました。春のこの時期に行く場合峠の国境が開いているかがポイントになります。通常この国境は11月〜4月まで閉鎖されていて通れません。毎年5月には開放されるのですが、ただし残雪の量や両国の状況にも拠ります。国境の情報を調べていくうちに今年は4月から開放されていたようです。1ヶ月も早い開放です。もともと私が行くのは5月でしたが、これで確実に開放されていることが分かりました。次にどの方向へ国境へ超えるか。パキから中国へぬけても良いし、中国からパキへ入っても良いし。最初はどちらでも良かったのですが、昨年の秋にこの国境を越えた方々の情報を調べていると、なにやら良からぬ情報がウェブ上に転がっていました。昨年秋からの日中間の政治状況が影響しているのかは分かりませんがここを通る日本人は中国の国境警備隊に理不尽な嫌がらせを受けたという方の情報が散見されました。特に中国へ入国する時の審査は厳しいを通り越して相当いやな思いをした方もおられたようです。ただ、中国を出国する場合はそうでも無いようでしたので、今回は中国からパキへ入るルートにしました。
ビザは現地の宿泊証明書を取得して、東京のパキスタン大使館で申請しました。ビザ費用は100円で午前に申請して当日午後に発給されました。
さて、日本から中国へ入ってパキスタンへ抜けて日本へ戻るルートを組みます。今回所謂LCCにも乗ってみたいと思い出して、最終的に次のようなフライトを組みました。
東京−上海 日本航空
上海−ウルムチ 春秋航空
ウルムチ−カシュガル 中国南方航空
イスラマバード−バンコク タイ航空
バンコク−香港 エアアジア
香港−東京 日本航空
つまり旅行部分はカシュガルからイスラマバードの部分だけです。
いろいろ不安要素もありながらの5月2日に出発ですが中国は労働節休暇の真っ只中です。旅行記もカシュガルから始めます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空 エアアジアX JAL パキスタン航空 タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝の羽田発便にてこれから上海経由、ウルムチ経由でカシュガルへ向かいます。今夜はウルムチで一泊です。カシュガル着は明日の朝です。
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突然ですがカシュガルに着きました。11年ぶりにカシュガルへです。空港からタクシーを拾って市内へ。市内への入り口の北大橋の手前にあるカシュガル国際バスターミナルへまずやって来ました。もし今日この後のバスチケットが手に入るなら移動してしまうつもりでした。パキスタン行きの国際バスを探します。
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ターミナルの入っている建物は大きいのですがターミナル自体は大きくありません。入り口で簡単な荷物検査を受けてチケット売り場の中へ。休暇中のせいか中は薄暗く、人もまばらです。窓口カウンターも6レーンほどありますが2レーンしか人がいません。肝心の国際線の窓口カウンターは閉まって誰も居ません。
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しかたがないので開いてる国内線カウンターの係員にパキスタン行きのチケットを聞くと「電話番号が書いてあるから電話しろ」とのこと。時間を置いて別の係員に聞くと「10人以上の団体しか買えない」と。写真はターミナル内にあった国際線の料金表です。
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荷物検査のところにいたおじさんも明後日からしかパキスタン行きは売り出さないと言っていました。ここではパキスタン行きは買えないと判断し、先に国境のタシュクルガンへ向かうことにしました。写真は国際線の料金表の下に掲示されていた国内近距離の料金表です。
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国際バスターミナルからの乗り場の写真です。タシュクルガンへはここからではなく、市内の国内線バスターミナルから出ています。本日の移動は諦めました。カシュガル1泊が決定です。明日国内線バスターミナルでタシュクルガン行きを聞くことにします。
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とにもかくにも今夜の宿がないと困りますので市内中心部へ部屋を探しに向かいます。徒歩で市の中心部へ向かいます。
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カシュガル老城青年旅舎に泊まります。吾斯塘博依路にあります。エイティガール寺院の裏の方です。ドミトリー1泊40元でwifiもあります。
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中庭。ウイグル式で靴を脱いであがるところもあり日本人としてはすこし落ち着きます。日当たりも良く居心地良かったです。もちろん外国人旅行者が多いのですが意外と中国人国内旅行者も多く利用している様子でした。
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泊まった部屋は2段ベットが4つある8人部屋。快適です。
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昼になったので宿を出て、散策・昼食に出かけます。
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吾斯塘博依路を通ってエイティガール寺院の前の広場までやって来ました。労働節休暇中の為か休日っぽい人たちがたくさんいました。
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11年前の記憶はほとんどありませんが、広場は綺麗に整備されたようです。以前はもっとテントや屋台がたくさん有って、ごちゃごちゃしていたことを思い出しました。
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中国っぽくもなければウイグルっぽくも無いものが街に増えたような気がします。
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昼食は涼皮にしました。平べったい麺の下には普通の麺もあります。少し酸っぱい醤油に辣醤で味がついてあります。とても食べ易いです。5元。
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涼皮は店の前のガラスボックスの前で売られてます。カシュガルの1日目はここまでです。明日国内線のバスターミナルへ行ってタシュクルガンまでのバスを聞きに行きます。
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翌朝、宿を出て天南路にある国内線のバスターミナルへやって来ました。ただ、ちょっと来るのが遅かったらしく、今日のタシュクルガン行きはもう無いと言われました。毎日11時にバスが出ているそうです。明日の朝8時にまた来いとだけ言われました。うーん、ここでもう一泊です。
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ターミナル内へ入って直ぐに写真です。こっちもやはり薄暗いです。奥は待合室です。チケット売り場は7、8レーン有ったと思いますが開いていたのは2レーンのみ。右端の2レーンはバスではなく鉄道のチケットを売っていました。
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仕方ないですがカシュガルにもう一泊です。散策しつつ来た道を戻ります。
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昨日と同じ店でまた昼食です。昨日とすこし違う涼皮です。上に乗っているニンニク唐辛子がとてもおいしいです。今日の方がおいしかったです。5元。
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午後、暇なので近くのスーパーへ。地ビール。
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新疆ビール。
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瓶は重いので缶ビールにしました。宿へ戻ってテイスティングです。味は薄いです。3.3%ですからこんなものでしょうか。
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あてはこれです。味はちょっと微妙です。普通の塩味のほうがおいしかったかもしれないです。全部で9・7元。
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宿の中庭を眺めながら昼からビールです。
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夕食です。羊肉は嫌いではないのですが本場の羊肉はクセがありちょっと食べずらかったです。明日はタシュクルガルへ出発できるのでしょうか?カシュガルに3泊はちょっとまずいので明日から本格的に移動開始です。
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翌朝、7時に宿を出発です。
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人民広場の前を通ってバスターミナルへ向かいます。
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ターミナル到着。入り口で荷物検査が有りますが特に厳しくは無く機械に通せば入場できます。チケット売り場のレーンでタシュクンガルを購入。55元。到着は夕方の予定です。
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待合室。ここで出発まで2時間半待ちます。
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10時過ぎにどんなバスなのか見たくなり乗り場へ行ってみると、「もう乗って待ってろ」といわれたので乗り込むことに。車内で他の乗客が集まるまで30分ぐらい待って11時少し前に出発しました。いよいよです。無事国境を越えられるでしょうか。緊張してきました。
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バスは予定通りG314を走ります。出発して20分ぐらいでしょうか。早速カシュガル郊外で武装警察の検問がありました。男性だけ全員降ろされて身分証のチェックです。武装警官にパスポートを見せます。「中国のビザは?」「どこへ行くんだ?」と2つ質問されました。「ノービザ」「パキスタン」と答えて特に問題は無かったです。他の乗客のチェックも特に問題なかっようで15分ぐらいでバスに戻ってまた出発です。
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バスは特に問題無く走ります。途中タシュクルガン県に入るときに検問がありました。バスは止まりましたが、乗客は降ろされることなく運転手が警官をなにやら話をして10分ほどでまた出発です。写真の場所で昼食をとりました。場所の名前はちょっと覚えてません・・・。
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食事時間を結構取って再出発です。
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途中にまた検問がありました。盖孜の検問。検査場の建物があり、歩哨が立っていました。乗客は全員降ろされて身分証のチェックです。警官にパスポートを渡すと名前と番号を手書きで控えていました。パスポートを返されて終わりです。質問は有りませんでした。かなりものものしい雰囲気が漂っていましたがチェックは意外とあっさりしていました。ここの写真にも挑戦しようと思ったのですが・・・。やめておきました。残念です。バスに乗ってまた先を急ぎます。
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しばらく行くとブルンクルン湖が見えて来ました。天気がよく非常に綺麗でした。
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向こう岸の山と湖面がすばらしいです。
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止まってほしかったなあ・・・。
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偶然にも「紅其拉甫」の標識が撮れました。もうすぐです。明日越えます。
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これがベストショットでしょうか。車内からではこのあたりが限界です。
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乗っている左側。カラクリ湖に近づいているはずです。そんな雰囲気が出てきました。
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さっきまで良かったんですが天気が怪しくなってきました。
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カラクリ湖です。ここも止まらず車内から撮影です。
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もうすこし晴れれば良かったんですが。
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カラクリ湖も過ぎてひたすらタシュクルガンを目指します。
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バスが止まりました。検査ではなくトイレ休憩です。公安の建物の近くでしたが検査は無いです。この道の先がタシュクルガンです。
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雲が低いです。すでに標高もかなり高いのでひんやりとします。
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夕方タシュクルガンに到着。メインストリート。両端の木には緑が有るのかと思ってましたが、まだ冬の様相でした。
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バスターミナル横の交通賓館に泊まります。
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部屋は1泊150元。ちょっと高いですが快適でした。
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日没まであまり時間も無いので急いでタシュクルガンの町を見に行きます。石頭城へ行きます。結構寒いです。
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石頭城の入り口。見えにくくてすいません。入場料は30元。高いです。
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石頭城の遠景。
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ガイドブックの写真と見比べると形状がかなり違う部分もあります。崩れてきているんじゃないでしょうか。きちんと保存したほうが良いと思うのですが。
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城の内部です。
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城壁の上です。ここは本当に吹きっさらしです。かなり寒かったです。
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石頭上から湿地帯と望みます。観光用に整備されています。城をでて早速行ってみます。
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湿地帯を進みます。
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湿地帯からの石頭城。
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たくさんの馬が走ってました。たぶんタジク族だと思いますが、観光用にここで馬に乗っているだけかもしれません。
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馬を操りながら何かを奪い合って、取った馬が遠くのある地点へ目指して走っていきます。これって昔映画ランボー3の中で見たあれと同じかなあなどを考えていました。
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結構な時間見ていましたが、いつ終わるとも分からないし、第一かなり寒いので本日はここまでで終了です。ホテルへ戻り明日はいよいよ越境です。
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翌朝9時、ホテルをチェックアウト。隣のバスターミナルへ。パキスタン・ススト行きのバスが止まっていました。他の乗客は中国人ばかり。パキスタン人はいません。さあ、国境へ向かいます。
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10時を少し過ぎた頃に出発です。バスの中はこのような感じです。寝台で一人づつのコンパートメントです。これからイミグレーションへ行きます。
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シート。綺麗ではないです。まあ、5〜6時間ですのでなんとかなるでしょう。
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15分ほどでイミグレーションへ到着です。建物の前には広い駐車スペースがあります。
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「紅其拉甫口岸」の建物です。大変立派な建物です。建物へは勝手に入れません。武装警察と税関職員が出勤して来るまでここで列になって待ちます。寒いです。待っている間にバスのチケットを買います。駐車スペースの端に小さな建物がありそこがチケット売り場です。あまり売り場っぽくないです。料金を支払ったのですが、チケットも無く、ノートに名前を記載しただけでした。また列に戻って待ちます。スストまで225元。
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11時半ごろ税関、つづいて武装警察の職員が出勤してきました。検査が始まります。10人づつ建物の中へ。入って直ぐにパキスタンビザの有無の検査があります。何事もなく終了。次に順番に進んでブースでパスポートを見せます。特に何を見ているのかは分かりませんでしたがここも無事通過。次は荷物検査です。X線検査機に通します。機械の隣で女性の検査員がモニターの前に座っていましたがスマホをいじって見てませんでしたので問題ないでしょう。最後に出国審査です。特に質問などは有りません。出国スタンプを押されて終わりです。まっすぐ進み建物裏手に出れば終了です。心配していたわりにはあっさり出国です。雰囲気は厳しいですが型通りのことしかしない検査でした。念願の「紅其拉甫」のスタンプを入手です。
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裏手に出ると検査の終わった気分のように晴れていました。全員の検査が終わるまで待ちます。トイレにも10人づつで連れて行ってくれました。またバスに乗り込みます。乗り込む前、最後に人数と各自のパスポートを確認します。「パキスタンまで降りられないぞ」とだけ言われます。やれやれ何とかパキスタンへは行けそうです。武装警察官が1名同乗します。ちなみにこのイミグレーションへパキスタンビザを持っていないアメリカ人男性が来ていました。彼曰く「ビザは持ってないが越境に挑戦してみる」でしたが、あっさり最初のビザの有無検査で追い返されていました。パキスタン側はどうか分かりませんが少なくともここはビザを持ってないと通してはくれません。
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同じシートに着いて再出発です。峠のボーダーへ向かいます。
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タシュクルガン郊外を進みます。
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だんだん山岳地帯へ入っていきます。
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クンジュラブ峠は4700mなのでまだまだ上がって行きます。
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雪が近くなってきます。
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山も険しくなります。
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雪深くなっていきます。
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登ってきた道です。見えるでしょうか?
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もう峠は近いです。
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中国側最後のチェックポイント。同乗の武装警察官が降り、別の警察官が乗り込んできてパスポートのチェックをします。全員無事終了。トイレのとき降りましたが寒かったです。
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5月とは思えない景色の中を進みます。
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そろそろのはずです。たぶんバスはボーダーも止まってくれないと思うのでカメラを準備してあたりをキョロキョロ。
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見えた。遠くにゲートらしい有名な建物。間違いないです。
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近づきましたが車内からはこれだけしか撮れませんでした。見えることは見えました。
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やはりバスは止まりません。撮れそうなものは全部取るべくシャッターをきります。ゲートをくぐります。越境の瞬間。写真はもはや何か分かりません。
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車内からなんとか押さえました。「中国」のボーダーの碑。
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間髪入れずに「パキスタン」側の碑。
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バスはスピードを緩めることもなく走ります。国境が見る見るうちに遠くになって行きます。振り返ることもできませんでしたがすこし走ったところで窓から小さく見えました。一瞬の出来事でした。
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改めましてパキスタンへ入国です。パキスタンの山々です。
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まだまだ険しい山々が続きます。
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ただ、道はどんどん下って行きます。
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ボーダーを越えて30分ぐらいでしょうか。パキスタン側のチェックポイントに着きました。警官が乗り込んできてパスポートをチェックします。検査後バスはスストへ向けて動き出します。
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チェックポイントの向かいの山です。結構下って来ました。
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クンジュラブナショナルパークのゲート脇の事務室で料金を払います。中国人とパキスタン人以外が支払います。8?か54人民元とのことなので54元で支払いました。バスに戻ってまた出発です。
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ススト到着です。スストの町並み。この写真の右側にイミグレーションがあります。
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スストのイミグレーションで入国審査。入国カードをその場で書きます。あとはいたって簡単。列に並んで入国審査を受けて、スタンプを押されれば晴れてパキスタン入国。日本を出て4日目。ちょっとかかりすぎです。
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さて、ここからが少し問題です。今日はスストからどこまで行けるのか。できることならフンザまで今日中に行きたいです。しかし時間はもう3時を回っています。グルミットまでのバスはもう無いそうです。乗り合いタクシーで行きます。とりあえずグルミットまで急ぎます。1500ルピー/一人。
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スストを見る間もなく、飲み物だけを購入してタクシーは急ぎ出発。
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急ぎます。道は結構良いです。
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グルミットへ急ぎますが景色は素晴らしいかったです。
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晴れてはいますが頂上付近には雲がかかっています。
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フンザ川。
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まだ人気はありません。
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谷あいを進みます。
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ハイウェイのそばまで山が迫っていてかなりの迫力です。
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まもなくパスーです。パスーの手前で少し止まって撮影しました。
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道路も入れるとこんな感じです。やっぱりすこし雲が。
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谷の向こうの山。結構高さはあると思います。
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桃源郷らしくなって来ました。また先を急ぎます。
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まもなくパスーです。この後ハイウェイの右側に有名な「Passu Inn」を見つけましたが撮影はできませんでした。
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パスー着。車を止めて撮影しました。
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素晴らしい眺めです。頂上の雲が無ければもっとよかったかもしれません。
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この奥がTupopdan(6106m)だとタクシーの運転手が教えてくれました。
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再出発。谷幅も広がってきました。
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まもなくグルミットです。
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グルミット着。正確にはここは集落の少し手前です。段々畑が美しいです。
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グルミットの集落も止まらずに通り過ぎます。グルミットの先は2010年に出来た湖のためハイウェイはそこだけボートになります。そのためでしょうかグルミットの集落からからボート乗り場までの道が非常に悪路で時間がかかりました。
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道はこんな感じです。先ほどまでとは違って全然スピードは出せません。左側が川、右側が山になります。
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悪路は続きます。日が傾いてきました。ボートに乗れなければ今日中にフンザへ行くことはできなくなります。
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ボート乗り場に着きました。乗り場といっても何か整備されているわけではありませんでした。単なる崖と湖の間に船着場らしきものがあるだけです。桟橋もなければ岸壁もありません。ただ一応ゲートはあって武装した警官がいます。
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狭い場所なのですが人も車も結構来ます。タクシーを降りてボートを探します。タクシーの運転手に聞くとボートの値段は200〜300らしいです。
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チケット売り場などはもちろん無く、船の関係者らしき人に値段を聞くと「もうボートは無い。チャーターで4000ルピー」と。!!!。「そんな値段はありえない!」「あのボートに同乗させてくれ!」と。そこでバスで一緒だった中国人が乗っていた船あったのでお願いしました。
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この船です。中国人作業員のチャーターだったらしいのですが、「いいよ。いいよ。」と乗せてくれました。500ルピーで乗せてくれるらしいです。乗り込みます。かなり寒いです。
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ほどなく出発。この船着場にはどのくらいいたでしょうか。5分なかったかも知れません。
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遠くに見えました。
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乗り場が遠くなります。ほんとうに単なる岩場です。
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気温が低い上に湖の上は向かい風で強烈に寒いです。
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湖岸の岸壁に水位線があります。一番水位の高い時に比べると今はかなり低いようです。季節的なものなのか2010年に出来てから減ってきているのかは分かりません。
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相変わらず山は近いです。
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細長い湖なのでなかなか着きません。乗っている時間が長いです。もう1時間ぐらい乗ってます。
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この先も湖が蛇行しています。
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ようやく、船着場が見えてきました。
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こちらの船着場も単なる岩場です。何にも有りません。タクシーはあるのでしょうか。
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下船後タクシーは直ぐに見つかりました。フンザ(カリマバード)までは1時間ぐらいらしいです。500ルピーとのことだったのでもう乗りました。船着場を出発してタクシーは登っていきます。何とか今日中にカリマバードに行けそうです。
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この湖をやってきました。
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上から見ても船着場は何も無いです。恒久的なものを作る気はなさそうです。
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タクシーを止めて崩落現場を撮影します。
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ここが2010年に崩れたところです。
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広範囲にわたって崩れています。
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崩落現場の真下。
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同じく崩落現場の真下。ここで湖は終わっています。この後、日が暮れて、1時間ぐらい走って夜カリマバードに着きました。途中チェックポイントがありましたがパスポートを見せてなんなく通過。
到着後暗い中を宿を探して歩きました。Karimabad Hotelは満室でした。次に一応Hunza Baltit Innも値段を聞きに行きました。9000ルピー!!!最終的はHayder Innに投宿しました。200ルピー。タシュクルガンを出てノンストップでフンザへ。疲れましたが今日の移動は成功しました。 -
翌朝。Haydar Innの部屋の前のテラス正面の景色です。昨日は到着が夜だったので全く見えませんでしたがようやくフンザに来たことを実感する風景です。
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正面から少し右側です。
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ホテルの裏手の方です。朝のためかここも少し雲がかかってます。寒くはないです。
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客室。高級ホテルは分かりませんが、パキスタンは電気は24時間ではないようです。ここもシャワーは一日の中で一定の時間帯しか使えません。
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この奥がレストランになっていて、出口へ続きます。
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ここで朝食摂った後早速観光に出かけます。まずはバルティット・フォートとアルティット・フォートをやっつけに行きます。
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ホテルの玄関。ここからバルティット・フォートへひたすら登っていきます。
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集落の中の細い道を上がっていきます。一般の住居に混じって商店や土産物屋があります。小学生が登校していきます。観光客は多くはないです。
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古めの建築物で道の上を跨ぐ回廊でしょうか。
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さらに登っていきます。
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だいぶん上がって来ました。かなり暑くなってきました。
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バルティット・フォートに到着です。
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城塞に到着です。
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城塞からの眺め。
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城塞の裏側。レディーフィンガーは今日見えるでしょうか。前方が城塞への入り口です。
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有名な警備員のおじさん。
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この中へ入ります。チケットは500ルピー。
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城塞の屋上です。
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屋上の裏側。
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城塞屋上からの眺め。
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城塞前のスペースは広くありません。ここを上がって来ました。
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谷の向こう側です。ラカポシはなかなか見えません。
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次にアルティット・フォートへ向かいます。バルティット・フォートを後にして下って行きます。
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谷あいの緑の中を進みます。
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一本道ですが細いです。
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途中には小学校もありました。
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アルティット・フォートに到着です。チケットはまた500ルピー。中は綺麗な庭園になっていてその中を進みます。
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カリマバードにあるもう一つの城塞です。
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フンザ川のそば、断崖の上に建っています。
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城塞の建物の中。
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中は埃っぽく薄暗いです。
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建物の川側の回廊へ出ました。
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本当に断崖の上にあります。ちょっと怖いです。
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塔のまで登ってきました。建物自体はさほど大きくはありません。
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アルティット・フォートから見たバルティット・フォート。見えるでしょうか。
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山側です。この上のほうがデュイケルでしょうか?後で登ります。結構きつそうです。
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塔の上には羊?
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作りのもでした。王の象徴でしょうか。
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ラカポシだと思います。雲の切れ間から見えました。
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アルティット・フォートを後にします。この後はデュイケルへ向かいます。
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アルティット・フォートを出て「登山」です。デュイケルまでは1時間ぐらいかかると思います。
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強い日差しの中歩き始めます。この辺りはまだ坂はありません。
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ちょうどこのあたりから登りになります。彼らの右側へどんどん登って行きます。結構急な坂道でした。
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息を切らせながらも登ります。フンザでよく見る鳥です。名前は分かりません。パキスタン人がパキスタンと日本にしかいない鳥だと言っていましたが・・・。
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だいぶん登って来ました。フンザの街が下に見えます。
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やはり頂上には雲がかかりつづけています。日もかなり傾いてきまいした。急ぎます。
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デュイケルの頂上に到着です。1時間以上かかりました。頂上に近づくと途中からは坂道はなくなりますが眺めの良い場所までくるに少し時間がかかってしまいました。頂上は特に何もありません。岩の頂上です。
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下にフンザの町が見えます。
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断崖です。
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レディーフィンガーは難しいそうです。
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レディーフィンガーはあの雲の中だそうです。
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こちら側は結構見えます。
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あの鳥がここにもいます。結構な時間になって来たのでデュイケルを後にします。宿に戻って、本日は終了です。明日はギルギットへ移動します。フンザは結局1日でした。もう少しゆっくりできれば良かったのですが・・・。また11日はパキスタンの選挙のため10日にはイスラマバードに到着していたいです。となるとギルギットも1日か2日。スカルドゥとナンガパルパッドは諦めるしかないようです。
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翌朝、ホテルをチェックアウトします。乗り合いバスのあるアリアバードまで行きます。タクシーを拾います。300ルピー。頑張れば歩けた距離だったと思います。アリアバードからギルギットまでは240ルピー。3時間ぐらいでしょうか。
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昼過ぎにギルギットに到着です。標高が下がって来たせいでしょうか。気温が上がって来ています。宿は街の中心部から外れたHorizon Guest House に取りました。市内からはタクシーで200ルピーです。ギルギットのタクシーは市内ならどこでも200ルピーのようです。
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部屋は2ベットです。500ルピー。シャワーもトイレも付いているので快適でした。何よりシャワーの湯量が豊富でした。またwifiもありスピードも申し分なかったです。ただ、ここも電気は24時間ではなく夜暗くならないと通電しないようでした。あとこのホテルは5月10日に別の場所に移転しました。もう歩き方の地図の場所にはありません。このホテルの最後の泊り客になったようです。
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空は晴れて日差しも強いです。
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この後今日は観光はせずイスラマバードまでの飛行機を探しに行きます。
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ホテルから市の中心部へ行く途中で昼食。気づけば移動ばかりでパキスタンらしいものを食べていなかったので、ローカルのカレー屋に入りました。チキンカレーです。
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味は良いです。辛さもちょうど良く「ザ・カレー」でした。162ルピー。値段もなかなかです。
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昼食後タクシーで市中心部のパキスタン航空のオフィスへ向かいます。町並みです。果物屋。
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多分穀類のお店だと思います。
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ギルギットのエアポート通りです。歩き方に拠ればこの先にパキスタン航空のオフィスがあるはずでしたが、移転していてありませんでした。タクシーを捕まえて運転手に聞き、オフィスまで行ってもらうことにしました。
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タクシーはさっき来た道をどんどん戻って行き結局着いたところはホテルからさほど遠くない場所でした。建物を見る限り移転は結構以前のことのようです。早速フライトを探します。やはり11日のフライトは選挙のためキャンセルが決まっているそうです。仕方がないので1日早くイスラマバードへ飛ぶことにしました。チケットは120$。本来はルピーで支払わないとダメだったらしいのですが持って持っていなかったのでドルに換算してもらって支払いました。
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ギルギットのパキスタン航空オフィスは市内からだとKhomer Chowk を過ぎて写真の白い「ポロ」の像の向かい側にあります。とりあえずチケットを手にいてることが出来ました。11日にイスラマバードから出る帰国便には間に合いそうです。折角なのでカラコルムハイウェイでもう一回バスに乗りたかったのですが、時間がありませんでした。この日はこれで終了です。明日はホテルのオーナーの勧めでNaltar(ナルタル)渓谷へ行くことにしました。車を1日チャーターして4000ルピー。朝出発です。
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翌朝チャーターの車で出発です。
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まずはギルギットの中心部をぬけてインダス川を渡ります。
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吊り橋を渡ります。車でも揺れているのが分かります。高さは無いので怖くはないですが、やはり心元ないです。
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川沿いを渓谷へ向かいます。2時間ぐらいはかかるそうです。途中で車を止めて撮影。今日も日差しが強いです。
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この調子なら良い景色と会えそうです。
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ナルタル渓谷はこの方角になります。この後は狭い谷あいの道を進んでいきます。
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細い道が終わると結構開けて、たくさんの木々が見えます。天気もよさそうです。
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雰囲気が出てきました。
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車を降りてトレッキングです。
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見る限りまるでヨーロッパのどこかの国のようです。
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振り返るとこんな感じです。後ほどこの奥へも進んでいきます。
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集落の畑の中をこんな道が続いています。
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山並みが近いです。
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見えているのは4500m級。雪も結構残っています。
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歩いてきた方向はその先で谷へ落ち込んでいて終わっています。せっかくなので落ち込んでいるところまで行ってみます。
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遠くの谷間に氷河のようなものが見えます。下へ降りていきます。
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これを氷河と言うのでしょうか。氷河と言うよりは残雪ですがどうなのでしょうか。素人には分かりせん。
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この道を車で登ってきました。
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やはり氷河と言うほど大きくはないです。でもこう言う景色は初めて見たの感激です。
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近づいてもやはり氷ではなさそうです。これから夏になれば解けてなくなってしまいそうです。
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この道をひたすら登って来ました。もちろん帰りはここを下って帰ります。
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氷河らしきものが見える場所から来た道を戻ってウルタル渓谷の奥へ行くことにします。
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昼を過ぎて頂上の方も晴れて来ました。
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渓谷です。どこまでいけるでしょうか。
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渓谷ですので中央に川が流れています。川に沿って進みます。
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飲めそうです。
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美しいです。
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日差しは強烈です。この場所で動画も撮ったのですが日差しで画面がピンク色になってしまいました。
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道はこんな感じです。ひたすら歩きます。
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電線が入ってしまってますが良いカットだと思います。
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時間がなくなってきました。急ぎます。
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午後4時半になりトレッキングもここまでです。出来る限りもっと奥へ行きたかったのですがここでターンします。
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右手は岩山が迫ってます。ここには多くの雪が残ってます。
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本当に雪です。雪が残っているだけあって涼しいです。
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ウルタル渓谷のトレッキングは終了です。チャーターの車でギルギットのホテルへ帰ります。ギルギットもこれで終わりです。明日はもうイスラマバードへ向かいます。最低でもあと3日は欲しかったところです。明日のフライトは早いため今夜は早めに休みます。
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翌朝6:30にホテルをチェックアウトして、近くに店で朝食です。サモサです。
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隣の席の人が飲んでいたので頼んでみました。色はピンクですが何かの味がついている感じではないです。うすーい味です。
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天気はかなり良いです。フライトは天候によってキャンセルが頻発するとのことで心配してましたがこの天気ならまず大丈夫だと思います。
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ギルギット空港のターミナルです。「到着」も「出発」も書かれていますが使っている様子がありません。実際このターミナルは使用していないようで、チェックインはこのターミナルの左側にある建物で行われています。
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チェックインは他の空港とも変わりまりません。ただしかなりこじんまりとしてました。ボーディングパスです。ハンコの便名と手書きの座席番号。8:30発です。セキュリティーを通って待合室で待ちます。ほどなくイスラマバードからの便が到着しました。折り返しの便が搭乗便です。
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待合室のゲートが開いて、搭乗します。歩いて飛行機まで行きます。特に誰かが誘導すようなこともなくぞろぞろとみんな駐機場へ向かいます。
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これが今日の機材です。プロペラです。これでイスラマバードまで1時間の空の旅です。早速乗り込みます。
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機内からいろいろ撮影るつもりが窓がかなり汚れていました。ちょっと見えにくいですがご容赦ください。
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エンジンがスタートして動きだします。
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滑走路。離陸します。
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take off。
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ギルギットが遠くなります。
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しばらくしてかなり高い山が見えました。南側だったのでナンガパルパッドだと思うのですが・・・。
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もしナンガパルパッドだとするとカメラには収めることが出来ました。
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山並みの上を飛んでいきます。
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一応軽食も出ます。まあ、ポテトチップスと7UPです。
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1時間のフライトはあっと言う間です。軽食を食べているうちにかなり降りてきていました。
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イスラマバードの空港に到着です。小さなプロペラ機でしたが無事到着しました。観光としてはイスラマバードで終了です。ここで1泊して明日帰国します。
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機内の様子。
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ターミナル内のターンテーブル上の表示。PK−606。次の日の帰国便でギルギット−イスラマバード間のバスに乗った日本の方に会いました。その方曰くギルギット−イスラマバードは現在26時間かかるそうです。いたるところにチェックポイントがありその度に1時間止まったりとなかなか進まないそうです。
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ターミナルを出たところです。国内・国際、出発・到着全部ここです。暑いです。
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パキスタンでの実働時間がちょっと少なかったです。ノーザンエリアを巡るだけでも最低1週間ぐらいは必要ではないでしょうか。
翌日イスラマバードから発ちました。バンコク−香港経由で日本に帰国しました。帰りのタイ航空は快適でしたし、エアアジアにも搭乗することができました。
今回もなんとか無事帰国することが出来ました。最後までご覧いただいてありがとうございました。次回はどこへ行くのでしょうか。
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この旅行記へのコメント (6)
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- TKさん 2013/06/27 00:03:00
- フンザって美しいところですねえ〜
- tabascocandyさん
フンザの美しい写真集ありがとうございます。
フンザって本当に美しい処ですね!紛争が無ければ、もっともっと行きやすいところなんでしょうね。残念です。
実はおとといのTV番組「99%日本人が行かない絶景?」という番組で、フンザが出てきました。いつか行ってみたいですが。。。。
今後も、楽しい旅行記期待しています。
TK
PS:私のサイトへ投票ありがとうございます。
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- ぽん太さん 2013/06/19 04:23:54
- 感動しました
- 午前2時から4時まで2時間かけてこの大作を拝見させていただきました。僕も昨年10月末にこのフンザを見るためにイスラマバードから入って、フンザ→クンジュラブ峠→中国に入国(タシュクルガン)→カシュガル→ウルムチ→北京→成田という航路の旅でした。
僕の場合は旅行社を通しましたので時間をかけてマイクロバスで3日目にやっとフンザです。その間場所がよくわからなかったところがあったのですが、
tabascocandyさんの写真を見てフンザに近い町がキルギットだとわかりました。
フンザは変わりないですね。いいところです。僕は秋の一番良い時に行きました。tabascocandyさんの旅費の2.5倍以上のお金がかかってますが。
パキスタンから中国へ抜けるクンジュラブ峠の第一検問は非常に大変でした。兵隊の徹底的な検査。嫌がらせ、SDカードの没収と今まで持っていた中国のイメージがいっぺんに吹っ飛ばされました。
特にトイレに行かせてもらえなかったことは拷問と同じです。それと4700m付近でしたからこれまた高山病でもうガクガクのからだ。よく持ちこたえたものだと、いまでもあの時のことを思い出すとゾッとします。(外は−5℃でした)
反日運動はここ国境警備隊にも浸透していたんですねー。本当の(第二)イミグレーションはそうきびしくなかったです。
一人旅でよくぞ中国からパキスタンのフンザまで旅行されて本当に頭が下がります。
語学はどれくらいおできになるのですか?
またカシュガルへは仕事でいらしたことがあるのですか?
- tabascocandyさん からの返信 2013/06/20 15:40:48
- RE: 感動しました
- ぽん太さん
投稿ありがとうございます。
そうなんですね、ぽん太さんもフンザへ行かれたんですね。
秋の一番いい時期というのは魅力的ですね。
私が行ったのは5月でアンズはすでに終わっていて、山の頂上付近は雲が多かった印象です。
やはり昨年秋に越境された方は非常に困難な思いをされた方が多かったようですね。厳しかった検問所とはどのあたりにはあるのでしょうか?タシュクルガンのイミグレーションは入国も出国も型通りだと思うのですが、入国と出国ではルートが違うのかもしれませんね。
でも旅行自体はご無事に終了されたようでよかったのではないでしょうか。
中国側からパキへ抜ける分には一人旅でも全く問題無いと思います。中国語は少しできますが英語はからっきしです。11年前のカシュガルも単なる旅行ですのでもうほとんど記憶がありません。
私の今回の旅行は行きたかったところへは半分ぐらいしか行けませんでしたので、すこし心残りです。スカルドゥとナンガパルパッドへも行きたかったのですがあと5日間ぐらいないと時間的に無理でしょうね。カメラも小さなデジカメですのでいい景色を撮っても多少迫力に欠ける気がしています。
ぽん太さんは次はどこへ行かれますか?
私はまだ決めてないのですが、ミャンマーかマダガスカルといったところでしょうか。イエメンも危険情報が出ているほどのことはないらしいので可能なら行きたいと思っています。
> 午前2時から4時まで2時間かけてこの大作を拝見させていただきました。僕も昨年10月末にこのフンザを見るためにイスラマバードから入って、フンザ→クンジュラブ峠→中国に入国(タシュクルガン)→カシュガル→ウルムチ→北京→成田という航路の旅でした。
>
> 僕の場合は旅行社を通しましたので時間をかけてマイクロバスで3日目にやっとフンザです。その間場所がよくわからなかったところがあったのですが、
> tabascocandyさんの写真を見てフンザに近い町がキルギットだとわかりました。
>
> フンザは変わりないですね。いいところです。僕は秋の一番良い時に行きました。tabascocandyさんの旅費の2.5倍以上のお金がかかってますが。
>
> パキスタンから中国へ抜けるクンジュラブ峠の第一検問は非常に大変でした。兵隊の徹底的な検査。嫌がらせ、SDカードの没収と今まで持っていた中国のイメージがいっぺんに吹っ飛ばされました。
>
> 特にトイレに行かせてもらえなかったことは拷問と同じです。それと4700m付近でしたからこれまた高山病でもうガクガクのからだ。よく持ちこたえたものだと、いまでもあの時のことを思い出すとゾッとします。(外は−5℃でした)
>
> 反日運動はここ国境警備隊にも浸透していたんですねー。本当の(第二)イミグレーションはそうきびしくなかったです。
>
> 一人旅でよくぞ中国からパキスタンのフンザまで旅行されて本当に頭が下がります。
> 語学はどれくらいおできになるのですか?
> またカシュガルへは仕事でいらしたことがあるのですか?
- ぽん太さん からの返信 2013/06/20 22:27:51
- RE: 感動しました
- 返信ありがとうございます。
中国の拷問イミグレーションはパキスタンと中国国境の間に建てられた天安門のようなアーチからほど近い小さな検問所です。なにも問題なく通過できたことは旅行者にとって本当に幸いだと思います。
パキスタンは小学校から英語を教えているので英語が通じますが、あくまで教育を受けた人だけです。フンザの子どもはバッチリ通じました。
中東も魅力的ですね。6月上旬にエジプトのカイロで乗り換えた時、外気を吸ったのですが、熱風でした^^。暑さは覚悟しなければならないようです。
僕は6月上旬にイタリアの北部、ドロミテ街道やマッターホルン、モンブラン(イタリア名は違います)を見に行きました。
このあとは涼しくなった秋ごろ、フィリピンはセブ島へ語学留学を考えています。
貴重な情報ありがとうございました。またいい旅の写真ができましたらアップしてくださいね。楽しみにしています。
> 午前2時から4時まで2時間かけてこの大作を拝見させていただきました。僕も昨年10月末にこのフンザを見るためにイスラマバードから入って、フンザ→クンジュラブ峠→中国に入国(タシュクルガン)→カシュガル→ウルムチ→北京→成田という航路の旅でした。
>
> 僕の場合は旅行社を通しましたので時間をかけてマイクロバスで3日目にやっとフンザです。その間場所がよくわからなかったところがあったのですが、
> tabascocandyさんの写真を見てフンザに近い町がキルギットだとわかりました。
>
> フンザは変わりないですね。いいところです。僕は秋の一番良い時に行きました。tabascocandyさんの旅費の2.5倍以上のお金がかかってますが。
>
> パキスタンから中国へ抜けるクンジュラブ峠の第一検問は非常に大変でした。兵隊の徹底的な検査。嫌がらせ、SDカードの没収と今まで持っていた中国のイメージがいっぺんに吹っ飛ばされました。
>
> 特にトイレに行かせてもらえなかったことは拷問と同じです。それと4700m付近でしたからこれまた高山病でもうガクガクのからだ。よく持ちこたえたものだと、いまでもあの時のことを思い出すとゾッとします。(外は−5℃でした)
>
> 反日運動はここ国境警備隊にも浸透していたんですねー。本当の(第二)イミグレーションはそうきびしくなかったです。
>
> 一人旅でよくぞ中国からパキスタンのフンザまで旅行されて本当に頭が下がります。
> 語学はどれくらいおできになるのですか?
> またカシュガルへは仕事でいらしたことがあるのですか?
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- scomitcheeseさん 2013/05/28 23:08:13
- 冒険のような旅ですね
- tabascocandyさん
アップされるのを楽しみに読ませていただいています。
車窓からの眺め、きれいですね。
疑似体験できるので。
ところで「紅其拉甫」は何て読むんですか?
comitcheese
- tabascocandyさん からの返信 2013/05/29 00:29:00
- RE: 冒険のような旅ですね
- comitcheeseさん
こんばんは。
旅行記ご覧いただいてありがとうございます。
更新がなかなか進まずすいません。
このあとは少しペースアップして更新していきます。
「紅其拉甫」はKhunjerabに中国語の漢字を充てたものでHongjilafuと読みます。
カタカナだと「ホンジーラーフ」ですかね。
Khunjerabの「k」は発音しないんだと思います。
「フンジュラーブ」と読むのが正解のようですね。
tabascocandy
> tabascocandyさん
>
> アップされるのを楽しみに読ませていただいています。
> 車窓からの眺め、きれいですね。
> 疑似体験できるので。
>
> ところで「紅其拉甫」は何て読むんですか?
>
> comitcheese
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