2013/05/06 - 2013/05/08
189位(同エリア1410件中)
misaさん
5月6日〜8日の3日間実質2日短いナポリ滞在を楽しんだ。
5月3日〜6日までカプリ島に滞在し帰国に際しての日程調整としてナポリに滞在した。カプリ島に向かう飛行場から港までタクシーでしっかりボラれてナポリの洗礼を受けていたので、ある程度覚悟はしていたが、カプリ島のリゾート感覚になれ親しんだ我々には、この街にになじむまでの準備時間を必要とした。すさまじいバイクの突込み車のレーン変更クラクション、排気ガス歩行者の飛出し、貧富の差、ゴミの山、治安に対する不安、どれをとってもナポリは一流だ。でもたまたま道を尋ねた英語教師のイギリス女性が「このクレイジーさがたまらなく好き」と言っていたがなんとなくわかるような気もした。
サンタルチア港のホテルベスビオに滞在して2日間で卵城、古城、王宮近辺、スカッパ・ナポリ、丘の上の博物館にケーブルカーで登っていた。ナポリの入り口をほんの少しなめた程度の滞在であったが我々夫婦には大きなインパクトになった旅であった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
楽しかったカプリ島から13時40分のフェリーに乗ってナポリへむかう。
2階のデッキに乗客の流れに乗って登ってしまう。地中海の日差しを浴び大きく揺られながら暫しの船旅を楽しんだ。
ツアーの日本人観光客の団体と乗り合わせる。 -
ナポリ港に到着、サンタルチア港の「グランドホテルベスビオ」にチェックインするためにタクシー乗り場から乗車する。距離的には歩いても行ける程度であるが荷物があるのでしょうがない。案の定料金メータがない。!20ユーロだという。多分2倍の料金なのだろう。カプリ島のリゾートボケから一気に現実に戻された感じだ。
-
卵城がらホテルを見る。真ん中の建物がホテルベスビオだ。このホテルはJTBを通じてロンドンの業者から予約をとった。チェックインをしたら、2泊の予定が1泊になっているという。慌ててバウチャーを見せるとフロントも慌てていたが、なんとか2泊用意してくれた。
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部屋からの眺め、タウンサイドだった。やはり高くてもシーサイドにしておくべきであった。カプリ島がゴージャスたっただけに夫婦2人無口になった。(笑)
カプリからの移動と環境の変化で疲れて部屋でお風呂に入り夕寝をしてしまった。
起きると7時半になっていた。夕食予定のレストランにまだ予約を入れていない。取りあえずコンシェルジェに相談するためにロビーへ -
フロントロビー正面
日本で調べてきたレストラン「Europeo di Mattozzi」に行くためにコンシェルジェに予約を入れてもらう。よく知っている様子で予約を入れてくれ、タクシーをすぐに用意してくれた。このタクシーには料金メーターがあり実際はこんなに安いのかと家内と顔を見合わせてしまった。
運転手が「今から向かうレストランは美味しいよ」というような話をしてくれたので何かホットしたのを覚えている。 -
レストラン「Europeo di Mattozzi」に到着8:00
ほぼ満席の状態だった。奥の奥に通された。ホテルの紹介がなければたぶん入れなかっただろうとおもう。日本人というか東洋人はいつものように誰もいない。
写真がないのが残念だが、たこの煮つけ、ピザ、ボンゴレスパッゲティ
甘海老のような生エビのオリーブオイル漬け、、、、と白ワイン コヒー、ドルチェ。すべてこの綺麗な柄の皿で出されいた。
おいしい素敵なレストランだった。
お店にタクシーを呼んでもらってホテルへ帰る。 -
ナポリ2日目
朝食を済ませて9時くらいからスカッパ・ナポリ探検に出発。
ホテルからタクシーでカプチアーノ城を目指す。そこからダンテ広場まで歩く予定。この後タクシーに何回も乗るが基本的にはホテルやレストランを通して頼んだタクシーはすべて正規料金だった。 -
カプチアーノ城の正面
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トリプナーリ通りをスタートする。通り全体から来る独特な雰囲気に少し呑まれる。
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通りを右に曲がった所にドゥオモがあった。
少し中に入っていて見過ごす所であった。
教会の中に入って取りあえず一番後ろの席に座っていたら、おばちゃんから声をかけられた。「早く! なにしてるの終わっちゃうよ、あそこに行きな!」と言っているのだと理解して、部屋の中に入っていった。 -
イチオシ
司祭さんが祭壇の前に立って液体の入った透明な祭器をゆっくり左右に揺らしていた。それに信者の方々が指で触れたりキスしたりしていた。見ていたら同じようにしろと言わんばかりに司祭さんが手招きしてくれた。「信者でもなし」と躊躇していたら周りのおばちゃんたちが「遠慮しないで行きなさい」とばかりに笑顔で押し出してくれた。なにか「ほわぁー」とした空気に包まれた。
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歴代の祭器が陳列されていた。
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このスカッポナポリを教師に引率されて子供たちが歩いていた。なにかホッとした。
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八百屋何のだろう。
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教会の下にネオポリスが広がっている。この辺はほとんどの教会に大なり小なり地下都市遺跡が残っているようだ。ここで高校生の一団と一緒になる。
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11時半位になった。おなかが空いたのでそろそろ名物のピザでもと思い周りを見渡したらなんと調度目の前に「Di MAtteo]があった。ラッキーとばかりに入っていくと我らが1番乗りであった。以外に空いていた。ビールをのんでピザを待っていたら、偶然縁があったのだろう地下都市であった高校生たちが団体で入ってきた。再会を祝してご挨拶を交わした。笑
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出た来たのがこのピザ、これで4ユーロは安い。確かに目茶目茶おいしいが大きすぎて2人で1枚で十分な大きさだ。とても食べきれない。大きいとはガイドブックに書いてあったがこれほど大きいとは!空港で食べたピザはこれほどではなかったので油断していた。笑
すぐに隣に入ってきた老夫婦のおじいちゃんは歯がない様子なのに、上手にこの大きさを1枚ペロッと平らげていた。国民性の違いかな。? -
このパスタを一つ買ってきた。
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魚屋にであう。小イワシやタコなど数種類の魚があるだけだ。市民はあまり魚を食べないのかお昼近くになって売れてしまったのか?ナポリは漁港としてあまり機能していないのか?寂しい品ぞろえだった。
ベネチアでみた魚屋は豊かだったのであまりの違いに少し拍子抜けだ。 -
地下都市のお墓の上に教会が建ったのだろう。料金を払って地下のお墓の遺跡を見てきた。教会前の路上にもアートがあった。
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イチオシ
これが有名な[Sorbillo]このピザ屋はとてつもなく流行っていた。道に人があふれていた。
1時間から2時間並ぶらしい。 -
なんとなくこのようにパンが売れていると東南アジアを思い出す。
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ダンテ広場に到着
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どうなっているのか分からないが、このまったく同じパターンのパホーマーが
3組いました。 -
サンモル城に行くためにケーブルカーのモンテサント線駅を探す。分かるようでなかなか分からない。住民のおじちゃんおばちゃんに聞きながら駅に向かう。
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駅が見えてきた。
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改札口を通過してケーブカーの乗り口に並ぶ、サンテルモ城に行きたいがどこの駅で降りれば良いのか?我々の前に並んでいた女性にガイドブックを見せて尋ねた。そしたらなんと「サンテモルテ城は今日はお休み」だという。
思わずやっとここまで来たのにと「崩れ落ちるポーズ」をしたら「サン・マルティーノ美術館は営業しているから大丈夫、素晴らしい景色がみえるよ」と教えてくれた。私もその駅まで行くから一緒に行こうと言ってくれた。これ幸いと彼女について乗り込んだ。席についてサングラスを外したらなんとびっくり、かなりの美人だった。(笑顔)彼女は英語教師をしているイギリス人で一人でナポリに住んでいるという「ナポリはクレイジーな街、そこが好きだ」と言っていたのが印象的だった。 -
ケーブルカーを降りたら閑静な住宅街だった。彼女に教えてもたった通りに住宅街を進んでいく。観光客は誰もいない。
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すこし心配になりながら10分程度歩いていくとお城が見えてきた。
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お城の前から見たナポリの市街。絶景だ
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サン・マルティーノ美術館のマスコットなのかな?
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イチオシ
サン・マルティーノ美術館から見たナポリ市街、上がソレント半島絶景だった
3時半くらいになっていた。
美術館を出てホテルに帰るためにケーブルカーの駅をかえて今度はチェントラーレ線にのってウンベルト一世広場の近くまで行く予定であったがかなり疲れていたのでそれは無理と判断。タクシーを探したがいない。タクシー乗り場もない。「これは困ったな」どこかのレストランに入ってお茶でもしてタクシーを呼んでもらおうカナと思っていたら丁度いいタイミングでタクシーが現れた。ラッキーとばかり乗り込んだ。 -
ホテルで夕寝をして一休み。休みを入れないと廻れない。笑
6時に起きだしてヌオーヴォ城にいく。港が前に広がっている。 -
イチオシ
テレビで一度見たことが有るような巨大な人の像
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空に飛びだすようだ。
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ヌオーヴォ城正面 この裏がナポリ港になっている。
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王宮の中、広さに愕然とした。
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ホテルに帰って、ホテルベスビオのメインダイニングでソレント半島、卵城の夜景を見ながらナポリ最後の夕食をしようとコンシェルジェに予約をお願いに行ったら今夜はなんとメインダイニングがお休みだという。そんなことが有るのかと思ったがそう言うのだらしょうがない。「どこかおすすめはないか」とたづねると、「どんなところが好みか」という。シービューを楽しみたいと言ったら「La Sacrestia Via Orazio]を紹介してくれた。8時からの予約をして日が沈んでいくようすでも眺められるといいなと思っていた。タクシーで10分程度だというので合わせるようにロビーに行ってタクシーをおねがいしたらもう一カップルアメリカ人らしい夫婦がタクシーを待っていた。「行先は?」とドアマンが尋ねるのでコンシェルジェのメモを見せると「2台とも同じだ」と笑顔になった。タクシーに乗り込むと先ほど王宮からホテルまで乗ったタクシーの運転手だった。またお前らかとばかりに迎えてくれ偶然を驚いて3人で笑顔になった。
レストランには我々のほうが早く着いた。入っていくと今日は寒いし雨が降るかもしれないので中で食べてもらうという。「えー、それはないだろう。話が違う!」と日本語で叫んでしまった。笑 そこにアメリカ人夫婦が入ってきた。同じように「シービュー」はどうしたんだとばかりに英語で叫んでいる。そして僕らに向かって「おいホントか?」と手を広げてお手上げのポーズ。僕たちの隣の席に座らせられた。「アメリカ人旦那は奥さんになんで夜景が見えないのか」と攻めらていた。笑
飲み物はなんにするというのでワインリストを見るとやはりナポリもワインが安い。22ユーロの白ワインを頼んだがとてもおいしい。イタリアの気候のせいか?料理はというので「分からないからヘルプミーだ」といったら
任せろという。いろいろ説明していたが前菜はおいしいところを少しづつ寄せ集めたスペシャルにるすと言っているみたいだ。それと「リゾット」、メインは「魚の煮つけ」みたいなもを出すという。それでOKだと言ったら、隣の夫婦も、そのとなりのテーブルも同じ料理だった。結局みんな分からないからお任せにするんだと何かホッとした。 -
ナポリ空港に向けてホテルを後にした。
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ナポリ空港玄関
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ナポリ空港でお昼のランチ
12時55分出発 -
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CDGまで帰ってきた事を祝福して乾杯
楽しい旅であった。
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この旅行記へのコメント (9)
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- spumamiさん 2016/07/05 21:51:38
- ジェンナーロの血
- 先日は訪問&いいね!有難うございました。
私もクレージーなナポリが大好きです!
食べ物は美味しいし安いし、混沌な町並みが美しい☆
液体はジェンナーロの血だったんでしょうか?
もしそうならばなんて羨ましい事でしょう〜。
私も1度は拝んでみたい!!
後ほどカプリとフィレンツェの旅行記にもお邪魔します。
取り急ぎ、お礼まで。
spumami
- misaさん からの返信 2016/07/05 22:44:39
- RE: ジェンナーロの血
> 私もクレージーなナポリが大好きです!
> 食べ物は美味しいし安いし、混沌な町並みが美しい☆
そうですよね。ナポリ いいですね。何度でも行きたいところですね。
でも家内はあの騒音と危ない感じに懲りてしまって!笑
来年は治安のいいベネチアに行こうということになりましたのでのぞかせていただきました。
家内はレースを買いたいと意気込んでおります.笑
またお邪魔します。
-
- masshyさん 2016/03/21 13:54:06
- ナポリ最高!!
- misaさん!
ご訪問ご投票ありがとうございます。
ナポリのドゥオモで奇跡の液体にタッチ!
ラッキーですね〜
羨ましい。
ヤッパ南は良いですよね〜好いですよね〜
今年は秋ぐちにシチリア目指して計画中なんですが、どうなることやら?!
またお邪魔しま〜す。
masshy
- misaさん からの返信 2016/03/21 20:40:45
- RE: ナポリ最高!!
masshyさん
書き込みありがとうございます
家内とバルセロナ5月に5泊を予定しています。
楽しそうで早く行きたくなりますね。
また、予習させてください。
- masshyさん からの返信 2016/03/21 20:45:09
- RE: RE: ナポリ最高!!
- > ナバハスにはお気お付けくださいね。
私のように蕁麻疹が出ないように!!!!
でも?美味しいけどね〜
masshy
> masshyさん
>
> 書き込みありがとうございます
> 家内とバルセロナ5月に5泊を予定しています。
> 楽しそうで早く行きたくなりますね。
> また、予習させてください。
>
-
- わんぱく大将さん 2016/03/14 07:21:35
- 隣も同じ食事
- misaさん
旅行記を見ていただいていたようですね。たぶんマヨルカ?
ナポリは底抜けに普通のイタリア人より明るいですね。 私も何度か行きましたが、散策はしてませんし、それももう、何十年も前のことです。
それにしても、どこの世界も、レストランに入ってわからないとみると、隣と同じ様なものをやはり注文する人が殆どですね。 これはどこも一緒の気がします。
大将
- misaさん からの返信 2016/03/14 13:07:32
- RE: 隣も同じ食事
大将さん
まさしくマヨルカ島ですが、日曜日に日帰りで行こうかどうしようか?と迷っています。
バルセロナに5日滞在予定です。ひがりでも楽しめますでしょうか?
ご意見いただければ幸いです。
> misaさん
>
> 旅行記を見ていただいていたようですね。たぶんマヨルカ?
>
> ナポリは底抜けに普通のイタリア人より明るいですね。 私も何度か行きましたが、散策はしてませんし、それももう、何十年も前のことです。
> それにしても、どこの世界も、レストランに入ってわからないとみると、隣と同じ様なものをやはり注文する人が殆どですね。 これはどこも一緒の気がします。
>
> 大将
- わんぱく大将さん からの返信 2016/03/14 18:13:32
- RE: RE: 隣も同じ食事
- >
> 大将さん
>
> まさしくマヨルカ島ですが、日曜日に日帰りで行こうかどうしようか?と迷っています。
> バルセロナに5日滞在予定です。ひがりでも楽しめますでしょうか?
> ご意見いただければ幸いです。
misaさん
マヨウか? でなく、マヨルカ日帰りかどうか迷っていらっしゃる。
人によってそこに行く目的は違うので、なんとも言えませんが、あとで後悔したくないので、あの時は2泊にしましたが、1週間でも私は短かったかもです。
大将
>
>
>
> > misaさん
> >
> > 旅行記を見ていただいていたようですね。たぶんマヨルカ?
> >
> > ナポリは底抜けに普通のイタリア人より明るいですね。 私も何度か行きましたが、散策はしてませんし、それももう、何十年も前のことです。
> > それにしても、どこの世界も、レストランに入ってわからないとみると、隣と同じ様なものをやはり注文する人が殆どですね。 これはどこも一緒の気がします。
> >
> > 大将
- misaさん からの返信 2016/03/14 20:43:05
- RE: RE: RE: 隣も同じ食事
- 返信ありがとうございます。
マヨルカ島、日帰で楽しんできますわ。!
> >
> > 大将さん
> >
> > まさしくマヨルカ島ですが、日曜日に日帰りで行こうかどうしようか?と迷っています。
> > バルセロナに5日滞在予定です。ひがりでも楽しめますでしょうか?
> > ご意見いただければ幸いです。
>
> misaさん
>
> マヨウか? でなく、マヨルカ日帰りかどうか迷っていらっしゃる。
> 人によってそこに行く目的は違うので、なんとも言えませんが、あとで後悔したくないので、あの時は2泊にしましたが、1週間でも私は短かったかもです。
>
> 大将
> >
> >
> >
> > > misaさん
> > >
> > > 旅行記を見ていただいていたようですね。たぶんマヨルカ?
> > >
> > > ナポリは底抜けに普通のイタリア人より明るいですね。 私も何度か行きましたが、散策はしてませんし、それももう、何十年も前のことです。
> > > それにしても、どこの世界も、レストランに入ってわからないとみると、隣と同じ様なものをやはり注文する人が殆どですね。 これはどこも一緒の気がします。
> > >
> > > 大将
>
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