2013/04/14 - 2013/04/21
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say13さん
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モロッコの旅8日間。その2はフェズ散策後アトラス山脈を越えサハラ砂漠の町エルフードに宿泊し翌朝お目当てのメルズーガ大砂丘を歩きます。
その後カスバ街道を西に進みトドラ渓谷を見学しワルザザードに到着です。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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フェズの宿泊は新市街の北の端にあるフェズ駅から南へ800メートルに位置するMENZEH ZALAGH ミンゼザラーホテルで130室あります。
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3日目の朝食です。フレッシュのオレンジジュースがでとても美味しいです。
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ホテルからバスで10分程のフェズ・エル・ジェイドの中央部に王宮があります。王宮の正面の門以外は撮影禁止の様です。
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門の前には軍隊、警察、衛兵が警備しておりそれぞれの制服をまとっています。門の前にはとても広い広場があります。
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王宮から歩いてフェズ・エリ・バリの入口にあたるブー・ジュルード門にやってきました。
この門は1913年と比較的新しい建物、とは言っても100年は経ちますが、こちらから見る門の色はブルーのタイルで彩られています。門のアーチからシディ・ルッザース・モスクとブー・イナニア・マドラサのミナレットが見えます。 -
門をくぐってスークの側に入るとこちら側の門は緑のタイルで彩られています。
色の違いをガイドさんが説明していましたが良く理解できませんでした。イスラムの高貴な色が緑なのでしょうが、どなたか分かっている方にお聞きしたいですね。 -
スークの中を通ります。
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ロバが運搬手段でガスボンベを運んでいます。
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肉屋さんの店先。
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ブー・ジュールド門から程近いところにブー・イナニア・マドラサがあります。14世紀にブー・イナニア王によって建てられた神学校です。
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大理石を敷き詰めた中庭の中央に水盤があります。
ここに敷き詰められた大理石は同じ重さの砂糖と交換しイタリアから運んだそうです。 -
今は礼拝堂として使われている場所に絨毯が敷かれています。上部にはステンドグラスが見えます。
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壁面はアトラス杉を使い美しい細工が施されています。
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柱にも細密な彫刻やタイルで飾られておりアラビア文字も描かれています。
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世界遺産のフェズを後にしてサハラ砂漠の観光拠点のエルフードを目指します。約460kmの移動です。
フェズからバスで約1時間のアトラス山脈の中腹にイフレンの町があります。
フランスの植民地だっだ1929年に保養地としてヨーロッパ風建物が建設されました。標高が1620mあり夏は涼しく冬は近くにスキー場もあるリゾート地です。 -
モロッコとは思えないしゃれたカフェでお茶をしました。
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噴水がある公園もあります。
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標高2178mのザード峠を越えアトラス山脈の麓ミデルトに到着です。ここはフェズとエルフードのほぼ中間に位置し標高1500mあります。比較的新しい町でこの一帯はリンゴの産地だそうです。
HOTEL KASBAH ASMRRという所で昼食です。 -
レストランの内部は広くて立派です。
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モロッコのビール フラッグ・スペシャル。レストランでは40デルハム(500円弱)で日本並みの値段です。ちなみにスーパーでは11デルハム(130円)位です。
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野菜サラダです。
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この辺で養殖しているのでしょうか マスのホイル焼きです。
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再びバスに乗り山道を走り続け、短いトンネルを抜けたジズ渓谷で小休止です。モロッコのグランドキャニオンとの説明がありました。
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モロッコでは珍しいトンネルです。
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夕方、エルフードに到着です。宿泊するBELERE ベレーレホテルです。
この町はフランス軍の基地として建設されましたが今ではメルズーガ大砂丘の入口の町として名高く、また化石の宝庫としても知られています。 -
ホテルの入口でこの中はフロントとレストランがあります。
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中庭に大きなプールがあります。
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部屋は149室ありますが全てコテージになっています。暗くなってからレストランまで出歩くには懐中電灯が必要な暗さです。
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部屋の中は結構広くきれいです。
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夕食はホテルのストランでバイキングです。いつものメクネス産のワインです。
明日は砂漠で日の出を見るので早めにベッドに入りました。 -
モーニングコールが3時30分で4時に4輪駆動車で出発です。未だ夜中です。
メルズーガはエルフードから南に50?に位置する小さな村です。途中まで舗装道路ですがその先はダート道で車内にも巻き上げる砂ぼこりが入ってきてマスクが必要です。約1時間で到着です。
真っ暗な中にラクダが座り込んでいます。 -
ラクダ組と歩き組に分かれ砂漠を進みます。我々は歩くことにしました。
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30分程砂丘を登ります。さほどきつくはありません。
いつのまにかベルベル人が寄ってきて手を引いて誘導しています。
帰りにちょっとした問題に出くわすのですが、この時は全く気が付きませんでした。
流ちょうな英語を話し自分たちの住んでいる村のことなどを話してくれます。 -
日の出は5時50分ですがこの時は水平線に雲がかかっていて雲の上からの日の出が見えました。
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ここから10kほど先はアルジェリアとの国境で、サハラ砂漠の北の入口あたりのシェビ砂丘にいます。
ちなみにこのサハラ砂漠はアフリカ大陸の1/3を占め地球上でもっとも広い砂漠です。 -
日が昇り始めあたりが明るくなってきました。6時10分に引き返します。
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らくだの列です。砂漠の雰囲気が出ていますね。
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砂漠にも昆虫がいました。
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砂丘の風紋です。
砂は赤茶色でとても細かい砂です。
訪れた時は風が無かったので感じませんが、風が吹くと砂まみれになるそうです。 -
戻ってきたオーベルジュ(ホテルレストラン)前に三輪バギーがありました。これで大砂丘を走ってみたいですね。
さて、ここで勝手に? 付いてきた案内人のベルベル人とのちょっとした問題に触れておきます。砂丘への行きはスロー・スローと言いながら時に立ち止りゆっくりゆっくりの道案内です。ただし頼んだわけでもなくまた事前に現地のガイドからも何の話も聞いていません。ともかく30分程歩くことに気をとられ何故ベルベル人がいるかも考えませんでした。英語での会話ですが砂漠のこととか住んでいる村や家族のことなどの話をしてくれました。
帰り道はとても急いで、妻の手をグイグイ引き砂丘を下るはずが登ったりしながらグループから離れていきます。おかしいなとは思いましたが案の定周りから見えない窪地に来ると疲れたから座れと言い、持っていた土産品を並べ始めました。
なるほどこれが目的だったのかとわかり、みやげ物には興味が無いと強く言い、妻の手をとってオベールジュの近くの人がいるところまで行きました。チップを要求してきましたので20デルハムを渡しましたが、これだけかとすごんできます。そのうちにラクダの列が戻ってくるとサットいなくなりました。
色々な見方はありますが、後味の悪い出来事です。グループの人達もみやげ物を法外な値段で無理やり買わされていました。 -
すっかり天気が良くなりオベールジュの前で朝食です。
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ベルベル人スタイルの朝食で、薄く焼いたパン?にジャムと茹で卵。オレンジジュースはどこで飲んでも美味しいです。
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メルズーガを後にして四輪駆動車でエルフードのホテルに戻りますが、暗い時は気が付かなかったのですが道があってないようなダート道を砂煙をあげながら走ります。ホテルに戻り1時間ほど休憩しました。
ホテルの目の前に化石の展示販売所があります。そういえば砂漠に行く途中に掘り出している場所の看板がありました。
写真は切り出した岩の中にアンモナイトの化石が入っています。約3億8千年前のものです。 -
三葉虫・トリロバイトと言われる節足動物の仲間で5億年〜2億7千万年前に世界中の海底にいたようです。モロッコで見つかるのはこの一帯の保存状態が良かったからのようです。
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デザートローズ・砂漠の薔薇と言われ、地面から蒸発する水分が砂にしみ込んで周りのミネラルが溶け出し結晶化したものです。
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アンモナイトなどの化石が浮き彫りに見えるテーブルです。
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エルフードを離れカスバ街道を西に次の宿泊地のワルザザードに向かいます。
途中12世紀頃造られた地下水溝の跡を見学します。ケッタラと言ってアトラス山脈麓の地下水を水源とした15〜20kの長さがある地下の灌漑トンネルです。 -
いくつもの縦穴を掘り緩やかな傾斜を付けた横穴の地下水路を掘ってつなげ、水を流します。乾燥地帯での水供給システムです。
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縦穴には足踏み式の巻き上げ装置があります。籠が付いていたので掘った土を外に出したり水をくみ上げていたのでしょうか。この一帯はあり塚のように見えます。今では観光用の光景です。
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しばらく走りティネリールの町に到着です。この一帯は緑色のオアシスが延々と続き、周りは赤茶けた岩でコントラストが絶妙です。
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ティネリールから15kほど離れた場所にトドラ渓谷があります。
切り立った絶壁が迫ってくる渓谷で、高いところでは160mもの高さがあります。ロッククライミングで有名なのだそうです。 -
川を渡った絶壁の真下にあるYASUMINAというホテルのレストランで昼食です。
発音は日本語の”やすみな”でしゃれっ気たっぷりの名前ですね。 -
レストラン入口から上を見上げると絶壁が迫ってきます。固い岩肌で崩れてこないとは言っても長時間いたくない気分です。
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ハリラーという野菜スープです。きわめてうす味です。
このレストランではアルコールの提供はなくジュースで我慢です。 -
コフクのタジンでひき肉団子と卵が入っています。
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昼食の後はカスバ街道をひた走りです。カスバとは城壁で囲まれた要塞のことで、あちこちに点在しています。
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ワルザザードの少し手前に薔薇の栽培で有名なカラーエルムグーナという小さな町があります。
一軒のお店にトイレ休憩を兼ね立ち寄りました。香料用の薔薇から作るローズウオーターは3本US20ドルです。 -
ローズクリームは6個US35ドルです。
良く見る光景ですが皆さん大人買いをしています。 -
バスの長旅も終えワルザザードに到着です。
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ロビーには今朝エルフードで見た化石が入った石板のテーブルが置かれています。実際に使われているのだと思いました。
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宿泊はリアドサラームという62室を持つホテルです。
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大きなプールがあります。
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部屋はコテージ風の二階です。中庭にもプールがあります。
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夕食はホテルのバイキングです。今朝は3時30分の早起きだったので早めにベッドに入りました。
明日は再びアトラス山脈を越えマラケシュに移動です。
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