いよいよ最終寄港地のケチカンを離れ、船旅もクライマックス。<br />氷河で浸食された内海、インサイドパッセージをケチカンからバンクーバーまでを右往左往しながら進みます。ガイドブックで瀬戸内海と形容されることが多いようですが、私には芦ノ湖あたりの湖に近いように感じました。<br /><br />入国前夜、審査(下船後)のために申告書を渡されましたが、それを係官に渡せば実質フリーパス(カナダではほとんど英語と仏語の２言語併記だそうですね)。

アーコレードの咲く街（船旅の記憶　Voｌ.5：ﾌｫｰﾚﾝﾀﾞﾑ④Ｅ）

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2013/05/01 - 2013/05/02

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#自然

JBさん

いよいよ最終寄港地のケチカンを離れ、船旅もクライマックス。
氷河で浸食された内海、インサイドパッセージをケチカンからバンクーバーまでを右往左往しながら進みます。ガイドブックで瀬戸内海と形容されることが多いようですが、私には芦ノ湖あたりの湖に近いように感じました。

入国前夜、審査(下船後)のために申告書を渡されましたが、それを係官に渡せば実質フリーパス(カナダではほとんど英語と仏語の２言語併記だそうですね)。

エリア

バンクーバー(カナダ)

旅行の満足度: 4.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 船

旅行の手配内容: 個別手配

朝、もう９時半。もちろんとっくにカナダ領です。
夜のうちにHecate Strait（ヘカト海峡）を通ってベラベラの近く。Yeo island手前のSpiller Channelまで進んで来ています（４００ｋｍくらいかなあ）。日の入り頃にはもう３００ｋｍほど先のバンクーバー島セイワード近くにあるRock Bayまで到達します。
そのうちで、インサイドパッセージらしい午前中の航海写真をご覧いただければと思います。
パラパラと「百聞は一見にしかず」ということで。。。
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これ、井の頭公園のボートじゃなくて動いている６万トンの客船から撮ってるんですよ。しかも ”望遠で遥か彼方を” という事でもないです。ノーマルのデジカメ撮影で、無補正。「瀬戸内海みたい」っていう解説を読んで、「テメえ、瀬戸内を知らねえな！」って思ったのは私だけでしょうか。
さて、そろそろ日の入り（２１時頃）です。
東側（この時は船首）
西側（この時は船尾）
今日は最終日。早々に廊下に荷物を出して後部の”ピアノバー”へ。弾き語りをしていた Pianoman こと Steve とコラボを楽しみました。
自分も荷物を詰めなきゃと言いながらも最終まで笑顔で付き合ってくれたスティーブ(彼は東京ディズニーランドで演奏した帰りだそうです)。
ほんとうに楽しいひと時をありがとう！
やっと私たちの”船旅らしい世界”に身を委ねられました。
部屋に帰って一息つくと、もう１時。バンクーバーまで１００ｋｍほどを残すのみですから１２.6ノットだと４時間の行程です。６時（日の出）頃には入港できるのでしょうね。
そして、朝。
橋をくぐって、…外はもう港内です。
バンクーバー港の日の出。
毎日、何度も往来した両サイド３０ｍの前部デッキ。
今回も私の意思で、私の決めた時間に、必要としただけ、この場所を通行しました(警備員同行の時もありましたが…)。

　
$そして今回は船首。「わーぃッ」\(~o~)／！って、し・て・る・の、わかります？$

そして今回は船首。「わーぃッ」\(~o~)／！って、し・て・る・の、わかります？
最後の朝食。デッキは往来しましたが、もう外に食事に行く元気は残っていません。下船時間も早いのでルームサービスをお願いしました。
いよいよ着岸。
バンクーバーは春の日差し。とても暖か。もうアーコレードがほころび始めていました。