2013/05/13 - 2013/05/13
448位(同エリア1093件中)
風 魔さん
本日は、快晴のため日本平からの富士山の眺望をもとめて山頂まで車でドライブしました。
ところが、曇り空のため富士山の姿が見えないので山頂を下り、天女伝説で有名な「三保の松原」まで走り、久しぶりに海岸線の景色を眺める。
三保の松原入り口には、能「羽衣」に魅せられ、三保の松原に憧れつつこの地を訪れることなく35歳の若さで亡くなったフランスの舞踊家、エレーヌ・ジュグラリスさんを記念した碑が建立されてありました。
彼女の熱意に共感した地域住民により、1952年に「エレーヌの碑(羽衣の碑)」が建てられました。彼女はまた、能「羽衣」を題材にした自らの作品「羽衣」も発表していました。碑の下には彼女の遺言にもとづき、その遺髪が埋納されています。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
1980年日本観光地百選コンクールの第1位に選ばれた、日本平山頂にある日本平ホテルです。
「日本観光地百選コンクール」平原の部で第1位にも選ばれた日本平は、正面に富士山を望み、清水港、駿河湾、三保の松原までをも一望できます。
ホテルは、2012年9月に新築移転して、本年1月30日〜2月1日には「第24回国連軍縮会議in静岡」が開催されました。 -
ラウンジと宿泊する各部屋からは、正面に富士山と駿河湾の海、三保の松原の絶景を望み、「風景美術館」ともいわれるホテルです。 -
庭園は、広大な芝生のゴルフ場のようです。
7月24日には第30回記念日本平大花火大会が開催され、観客はこの野外公園の芝生(無料)に座り、上空に上がる打ち上げ花火の迫力ある音と光、色彩のショーを真近で体験できます。 -
本日は雲り空ですが、いつもは山の向こうに富士山が見えるはずです。 -
清水市街地の風景。 -
その後日本平を下り、「三保の松原」に到着する。
彫像は、羽衣伝説に登場する天女の羽衣を手に持つ漁師の伯梁(=白竜・地元三保村の人)。 -
歴史ある「羽衣ホテル」。
多くの文人や著名人が宿泊され、若き日の石原裕次郎氏も泊まられました。 -
ホテルの2千坪の庭園からは、歩いて三保の松原に通じます。 -
三保の松原への遊歩道(神の道)。
この北側の「御穂(三保)神社」からは、かって4本の道路が放射線状に延びていました。 -
松原の入り口にある、エレーヌ(羽衣)の碑を見学する。 -
能面を手に持つエレーヌさん。
三保の松原入り口には、能「羽衣」に魅せられ、三保の松原に憧れつつこの地を訪れることなく35歳の若さで亡くなったフランスの舞踊家、エレーヌ・ジュグラリスさんを記念した碑が建立されてありました。 -
エレーヌの碑文。
エレーヌ・ジュグラリスさんは、臨終の際には夫に「せめて髪と衣装だけは三保の松原に」と遺言を残し、それに基づいて1952年夫は彼女の衣装と遺髪を持って来日したことに、感動した地域住民がこの碑を建立したものです。 -
エレーヌの碑文。
Le vent des vagues 三保の浦
De la plage de Miho 波渡る風 語るなり
Parle de celle dont a・ Paris, パリにて「羽衣」に
Hagoromo a emporte la vie. いのちささげし わが妻のこと
En l'e・coutant mes jours 風きけば
Pourront s'e・nfuir. わが日々の すぎさりゆくも
H.Marcel Giuglaris 心安けし
夫:H・マルセル・ジュグラリス氏記(有永弘人氏訳) -
木柵により保護される羽衣の松。
天女伝説のなかで、枝に羽衣を掛けたとされる松の木です。
毎年10月初旬には、松林の中で夜間かがり火を焚き幻想的に「薪能」が演じられます。
羽衣伝説発祥の地で、夜の闇間の中幻想的に「羽衣の松」を鏡板として、駿河湾や富士山を借景に演じられる、日本随一の「薪能」です。 -
しかし今は老木となり、松くい虫に侵食され枯れてしまいました。 -
そこで、すぐ上に新しい羽衣の松を育てています。 -
三代目の羽衣の松は、枝と葉に勢いがあります。 -
駿河湾の沖を航行する貨物船と釣り人。
当初、三保の松原は世界文化遺産から除外勧告を受けましたが、2013年6月のユネスコの「世界遺産委員会」において、富士山の構成資産として復活し追加登録が決定しました。 -
今回、富士山の世界文化遺産の構成資産(25ヵ所)として、この三保の松原からの眺望と富士山との歴史的関連性から、三保の松原の一体化登録を申請しましたが
⇒ つぎの理由で登録から除外されました。
① 富士山から45kmも離れているため
② 海岸周辺の波による流砂を防止する防波堤(波消しブロックのテトラポット)の存在が、富士山との景観を損ねるため
しかし、6月にカンボジア・プノンペンで開催されるユネスコの「世界遺産委員会」において審査され、三保の松原が文化遺産に追加登録される可能性はまだあります。 -
本来は、この海岸線の先(鎌ヶ崎)に富士山を望みます。
ここから眺める富士山は絶景なのですが、残念ながら今日は曇り空のため見えません。
三保の松原は、静岡市清水区の三保半島にある景勝地でその美しさから、日本新三景・日本三大松原のひとつとされており、さらに日本の白砂青松100選にも指定されています。 -
よく晴れた日、富士山と三保の松原の風景。
海岸線に見える波消しブロックが、富士山との景観を損ねるという。 -
内海の三保海水浴場では、ウインド・サーフィンを楽しむ。
社会人になったばかりの頃、夏の1ヵ月間の休日にはヨット協会の会員が提供したヨットにより、操船の指導を受けた思い出のある海岸です。 -
遠くに金指造船所、三保造船所のクレーン群が見えます。
旧清水市においては、造船業は代表的な産業でした。
両社は、漁船、中型貨物船、同型規格船などを建造する日本でもトップ・クラスの技術力のある造船会社です。
(かっては、より大型船を建造する日本鋼管・清水造船所もありました)
しかし昭和40〜50年代には、造船の新規、更新の受注が少なくなりいわゆる「造船不況」に陥りましたが、最近は再生して頑張っています。 -
夏の海水浴シーズンには、定期船が清水港からこの桟橋に接岸します。
今では、海で泳ぎ桟敷のある「海の家」で休憩する人も少なくなり、海水浴場はどこも寂れてきました。
(かって十軒ほどあった「海の家」も今はゼロです)
理由 … ・ 塩水、波を敬遠して人工プール施設へ行く
・ 少子化の影響
・ 車での日帰り海水浴 -
日本平山頂には、先ほど訪ねた日本平ホテルが見えます。
手前は、建屋がアクアブルーに塗装された日本軽金属?のアルミニウム精錬工場です。
清水港では、外航船からの入港時の景観について市民アンケートと企業アンケートから、「清水港・みなと色彩計画推進協議会」を設置して、港全体のシンボルカラーを「アクアブルー」と「ホワイト」に定め、さらに地域特性などを踏まえ、港を8つのゾーンに分け、各特性に合ったイメージカラーを配色しました。
そしてこの計画にあわせて、企業も工場建屋、設備の塗り替え計画を立てるなど、自主的に美しい港を作り出す動きが高まってきています。
この事業は関連機関との協力による事業実施の効果として高い評価を得て、平成18年には手づくり郷土賞「地域活動部門」、平成23年には地域づくり表彰「全国地域づくり推進協議会会長賞」、「中部地方整備局長表彰」を受賞するなど多数受賞しています。 -
三保半島の観光案内板。
半島の先端には、東海大学の社会教育センターが運営する水族館や博物館、スポーツ施設等があります。 -
東海大学の所有した、第二代海洋調査実習船「東海大学丸二世」(701トン:1962年就航)は、東海大学社会教育センター(海洋啓発施設)の入り口に保存されています。
現在は、1993年に竣工した多目的・海洋調査研修船「望星丸」(2,174トン)が活躍しています。
同大学の海洋学部は、清水区・折戸に清水キャンパスがあり、この船で小笠原諸島〜南太平洋方面まで航行して、海洋(資源)調査、生物〜地質調査、学生の研修旅行などを行っています。 -
津波の実験水槽。
3.11・東日本大震災以前より設置されており、見学者に対しては津波の伝達波の脅威を知らせる啓発施設です。 -
港町の模型を用いて、津波の発生メカニズムと伝達波のシュミレーションを実験する。 -
東海大学海洋科学博物館の建物。
1970年開館当時には、魚類の泳ぐ水族館は東洋一(=日本一)の大きさといわれました。
中には、動く魚やカニのロボット、実物大クジラの骨格標本などがあり、海洋生物に好奇心をもつ子どもたちに人気の施設です。
(海洋のナゾを科学的に学習する) -
人魚姫の彫像。 -
コペンハーゲンの港に飾られている「人魚姫の像」と同じレプリカです。
後ろの潜水艇は、役目を終えた深海調査船です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- しなつさん 2013/05/24 19:07:08
- 題名が粋です。
- 風魔さん
こんにちは。
この題名が特にいいです。
いつも感じていたのですが、最後の!が山椒のようにピリリと効いています。
しなつ
- 風 魔さん からの返信 2013/05/24 22:20:11
- RE: 題名が粋です。
- しなつさん
こんばんは〜
投票&コメントありがとうございます。
以前から、旅行記の表題について最後の句読点がないとなにか
物足りないような気がして、!を付けてみましたら、なんとなく
引き締まりました。
みなさんの旅行記を拝見するとそれぞれ個性があり、旅のテーマ
旅行先の選定、風景写真の構図、コメントの感性など自分とちがう
一面に魅かれます。
数年前まで集中的に行きました海外旅行も、最近では国内の近場
を日常生活の日記的に、観光地〜歴史施設の紹介記のようなもの
を投稿しています。
ただし、他県在住の方には、あまり知られていない寺院、史跡、
富士山のよい眺望スポットなど …
またの訪問と情報交換を!
風 魔
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