2013/04/24 - 2013/04/25
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miharashiさん
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世界一周旅行でマイルがたまったので、特典航空券でマルタと南イタリアを主にレンタカーで回ってきました。天候に恵まれ、野の花が咲く道をドライブし、おいしいイタリアンを食べ、至福の時をすごすことができました。第一部は、旅の始めにイタリア・トスカーナ地方のシエナとその南にある秘境の町・チヴィタ・ディ・バニョレージョを一日で回った記録です(表紙写真は、チヴィタ・ディ・バニョレージョ)。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月24日、成田からフランクフルト経由でフィレンツェに到着。空港のハーツでレンタカーを借り出し(レンタカー事務所は空港内にはなく、ターミナルを出るとCar Rentalと書かれたバスが待機していて、それで事務所まで行ける)、空港近くのホテル・イビスに宿泊。翌25日、フィレンツェからシエナを目指して走る。高速A1に乗った後、カーナビが指示した出口を無視して、ひとつ先の出口(Firenze Sud)を出ると、SS222に乗ることができた(この道はキァンティ街道とも呼ばれ、トスカーナ地方を走る景勝路線だとブログに書かれていた)。SS222にはいると最初はきれいな並木道を走る。
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しばらく走るとだんだんトスカーナらしい田園風景が広がってきた。
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トスカーナワインの4大産地の町のひとつ・Panzano in Chiantiを通り過ぎる. 小高い丘の上に町ができていて、絵になる風景だ。
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道路わきには春の花が咲いていて、この時期はひときわ美しい。
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途中で道路の表示がSS222からSR222に変わっていたが、シエナの方向は間違いないようだ。
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シエナの町を探しているうちに、いつの間にかシエナの街中にはいってしまった。駐車スペースがあったので、車を止めてカフェで休憩。カフェの客に聞くと、門の前までは車で行けるといわれ、そのまま町の中に入ると写真の門が見えたので、その前の道路わきに駐車。
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門をくぐって歩いていくと、車道はまだ続いていて、道路わきには駐車の列があり、どうも車を止める場所が手前すぎたようだ。写真はその途中の道から見えた遠景。
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しばらく行くと、また別の門が現れた。どうやら門とはこの門のことを言ったらしい。手前に駐車場があり、だいぶ手前に駐車してしまった。後で調べたら、この門はカモッリア門といい、この門より中に入るには許可がいるとのことだった。
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門の中は旧市街になっていて、狭い道が続いている。
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脇の路地を覗いたら、藤の花が満開だった。
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カンポ広場の手前にも広場があった(サンベリーニ広場)。これらの建物は現在モンテ・デ・パスキ銀行の本部になっており、貴重な歴史文書を初め数多くの芸術作品が所蔵されているとのこと。
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建物と建物の間をつなぐ回廊?
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最初の門をくぐってから15分近く歩き、ようやく世界で一番美しい広場といわれるカンポ広場に到着。階段を下りると思いがけず大きな広場が見え、まるで中世の世界に紛れ込んだような気になった。
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カンポ広場の先にあるドーモ。白と黒の横じま模様が美しい、豪華な建物だ。イタリアで最も美しいゴシック様式のファサードを持つと言われている。ミラノのドーモに負けないくらい見ごたえがあった。
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左側から撮影。
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上のほうを拡大して撮影。建物の正面のファサードの絵が豪華だ。
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最後に素通りしたオルビエートの町にある有名なドーモのファサード(1995年に訪れた時に撮影)。上の写真と比べると、一番上に描かれている絵が互いに良く似ていることがわかる。たぶん同じ場面を描いたものだろう。
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右側から全体を撮影。バランスがとれていて美しい建物だ。
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ドーモの中に入って見ると、中もすごかった。
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床の絵もあざやかだ。
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柱が特徴があり、コルドバのメスキータのように縞模様だった。
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壁の絵も見ごたえがあった。
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これは昔の楽譜だそうだ。
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楽譜が置かれたピッコロミーニ図書館の天井や壁。
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あまりにもすばらしいので何枚も写真を撮ってしまった。
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柱の太さもすごい。
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ドーモからカンポ広場に戻る途中で立ち寄ったキージ・サラチーニ宮。中庭に古い井戸があった。
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カンポ広場に入るには坂か階段で下りて行かなければならない。
すり鉢状の下の部分が広場になっているようなものだ。 -
カンポ広場に戻り、塔に上ろうとしたが、大勢並んでいたし、それまでにかなり歩いているので、あきらめてもどることにした。
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広場の端にあるガイアの泉。これはコピーで本物は老朽化したので別の場所で保存されているとのこと。それから広場を後にして車にもどり、シエナを出発。目的地は、前々から一度は見たかったイタリアの秘境の町・チヴィタ・ディ・バニョレージョ。最初は一般道で行こうとしたが、カーナビの指示があやしいので、行き先をオルビエート(ここは前にバスで訪れている)に変えて、高速をローマ方面に走ることにした。
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しばらく走ると菜の花?畑が広がっていた。ガードレールがじゃまをして写真がとれないのが残念だ。
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オルビエートで高速を出る。写真は高速の出口。高速に入るときには、bigliettiと書かれている入口で機械から出るカードを取って入り、出るときには現金で払うので、お金のマークのところから出る必要がある。高速を降りた後、行き先をバニョレージョにセットして、チヴィタ・ディ・バニョレージョを目指す。
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バニョレージョの町に着いたが、町の中は車でいっぱいで、公共駐車場も満車。仕方なく路上にスペースを見つけて駐車。Civitaと書かれた道標に従って歩いていくと、入口が門になっていた。
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門をくぐった後も、延々と街の中の長い道を歩く。シャトルバスか馬車でいく方法もあるようだ。チヴィタから戻ったときシャトルバスの時刻表が書かれた案内板を見つけたが、あとの祭だった。
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ようやく街が途切れて、レストランのあるところまで来ると、前方にあのチヴィタが目の前に現れた。
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同じところからの拡大写真。
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チヴィタの街をさらに拡大(画像をクリックしてください)。
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レストランの突端のところから撮影。この後、急な階段を下っていくと、チヴィタまで架かる橋に出た。
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橋を渡ってチヴィタに向かう。橋の上は観光客で結構混雑していた。
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チヴィタをバックに記念撮影。
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橋の後半はかなり急な上りだ。
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チヴィタの町の入口近くまで来て撮影。かなり高い崖の上に町ができている。写真の上には町の入口の建物が見える。
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上ってきた橋の方角を撮影。橋のたもとにはかなり大きな駐車場ができていて、道さえわかれば車で橋まで来ることも可能だった。どうもブログに書かれていた状況からかなり変わってしまったようだ。
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チヴィタの入口の門。
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門をくぐると、すぐにこじんまりした広場があった。写真は広場に面した教会。
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教会の前から広場の入口の方角を見る。
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入口の門をくぐって町から出る。
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門を出たところで撮影。チヴィタの町は、最近日本でも秘境の町としてテレビで紹介され、別名死にゆく町とも呼ばれている。実際に来てみると、町の景観は予想通りだったが、町の中は観光客でいっぱいだった。中国・韓国からも大勢来ていて、すでに世界的に有名な観光地になっているようだ。それでも、念願がかなって大満足。
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チヴィタをあとにして、レンタカーを返しにオルビエートの駅に向かう。途中で山の上に広がるオルビエートの町が見えた。ハーツレンタカーの事務所は見つかったが、今日は平日にもかかわらず休み(借りるときに判明)。事務所の前に車を止め、カギをドアのボックスに投げ込んで返却。その後鉄道でローマ空港まで行き、空港そばのB&Bに宿泊した。(第二部に続く)
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