江刺甚句まつり

2013/05/03 - 2013/05/03

仕事で奥州市に出かけました。
新幹線 水沢江刺の駅に降り立つと「江刺甚句まつり」なるポスターに目がいきました。

ん！なんだ？　初めて聞く言葉です。

江刺甚句まつりは過去の大火災の復興と火災防止祈願が起源ですが、
明治から昭和にかけ、仮装行列や門付踊りを行うようになり、
昭和35年からは25歳と42歳の厄年連が参加。
「見るまつり から 参加するまつり」に形を変えてきたそうです。

福島以外人達にはあまり知られていない祭りだと思います。
奥州市江刺地区の人口は32,000人。祭りに参加する踊りパレードの人数が5,500人。人口の２割弱の人達が参加。
ほんと！街あげてのお祭りです。

日本各地　まだまだ知られていない　
でも地域に根付いたお祭りが、いっぱい有ると思います。

そんなお祭りの一コマのご紹介です。

エリア 水沢・江刺(岩手)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 新幹線

朝８時から今年の25歳年祝連 42歳年祝連 の区内合同披露キャラバンから祭りがスタートします。

ステージでは１１時よりオープニングセレモニーが。景気付けに餅、金権等の福巻が有りました！

１４時より各小学校連、各中学校連が合わせて1,500人の子供甚句パレードが始まりました。

子供甚句踊りパレード

子供甚句踊りパレード

子供甚句踊りパレード

子供甚句踊りパレード

子供甚句踊りパレード

子供甚句踊りパレード後は、歴代連甚句踊りパレードが繰り広げられます。

歴代連甚句踊りの町流しパレード

歴代連甚句踊りの町流しパレード

歴代連甚句踊りの町流しパレード

歴代連甚句踊りの町流しパレード

歴代連甚句踊りの町流しパレード

歴代連甚句踊りの町流しパレード

歴代連甚句踊りの町流しパレード

歴代連甚句踊りの町流しパレード

子供甚句踊り町流しパレード 歴代連甚句踊り町流しパレード の後はステージでの披露です。
祭りのメインになるのは毎年、25歳 と 42歳 の厄年連です。
特に42歳では3年の準備期間を経て、ようやく本番を迎える事になります。
その間、仲間や年代、地域の方々のとのつながりを強め、地域全体で盛り上げる祭りを作りあげ後世へと受け継いでいきます。
写真の「出し」は 25歳年祝連 42歳年祝連の「お囃子の出し」です。
これだけ大きい出しが「人力」で動きます。

歴代連のオリジナルをステージで披露されます。
その後、25歳年祝連 42歳年祝連は新曲と新しい踊りをステージで披露します。

歴代祝連 25歳年祝連 42歳年祝連 以外にも各町内の ８つの町内屋台の巡演が有ります。
残念ながら宵まつりだけで東京に帰って来てしまいましたが、5月4日は本まつりが繰り広げられました。

多くの町屋や土蔵が現在でも残され落ち着いた町並みが続きます。
東北にも春がやってきました。待ちに待った桜がやっと満開。でも、今日は寒いです。(￣ロ￣lll)　サムィ