2013年GW韓国南部の旅・全州 編

2013/05/02 - 2013/05/02

5月2日は釜山から高速バスにて全州に到着して4時間程度の観光後に釜山に戻りました。移動時間が現地での観光時間の倍程度でしたが、バスの車窓から韓国の風景を眺めることができたので満足しています。韓国の旅もこれで朝鮮八道の内、京畿道・慶尚道・全羅道は訪れたことになります。

エリア 全州(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【5月2日】
朝8時10分に釜山バスターミナルから高速バスにて朝鮮王朝発祥の地である全州に向かいます。

全州まで約3時間20分かかりますが、座席は横２プラス１で、リクライニングも結構倒せますのでリラックスして車窓を眺められます。

高速10号線や35号線を経由して全州に向かいます。車窓からは慶尚南道や全羅北道の風景を眺めることができます。ノンビリ快適なので途中でうたた寝をして睡眠不足解消です。

途中一回のトイレ休憩があり、朝食抜きであったのでサービスエリアの売店でソーセージを購入して小腹を満たします。

11時40分頃に全州高速バスターミナルに到着しました。バス旅行は良いです！

タクシーを利用（4,000W）して全州客舎に到着しました。豊沛之館とも呼ばれ、王に礼を表す儀式の場所で額の豊沛の文字は漢の劉邦の故郷である沛にちなみ、全州が朝鮮王朝発祥の地と言う意味があるそうです。

全州客舎から昼食のためにお店に向かっている途中で全羅北道の道路元票を見つけました。全州は全羅北道の中心都市です。

全州ピビムバムの草分けであるハングッチブにて石焼ピビムバムを食べます。

ハングッチブのメニューです。11,000W（900円程度）なので付け合せの量に比べると割安感があります。

全州韓屋村（マウル）を訪れます。

梧木台を訪れるための少し坂を登ります。

登りつつ木々の間から全州韓屋村を見渡せます。木々が育ってしまい眺望が悪くなったそうです。

梧木台は、高麗末期に李成桂が敵（高麗衰退の原因となった倭寇）を破った帰りに立ち寄って宴会を開いた場所です。

梧木台には靴を脱いであがることができます。

全州韓屋村を一望します。

慶基殿を訪れます。朝鮮王朝を建国した李成桂を描いた御真(肖像画)を奉安するために1410年に創建されました。某旅行ガイドでは現在無料とあり有料化を検討中とありましたが、入場料は1,000Wでした。

御真（肖像画）が奉られている正殿です。御真は撮影不可です。

正殿のほかに色々な建物があります。

軒先にあるこの構造物は何なのだろうか？

慶基殿を後にして、銀杏路にやって来ました。観光案内所で貰ったガイドブックには銀行路と載っています（笑）。

全州韓屋村も観光化され多くの人々集める仕掛けがあります。

全州崔氏宗氏の場所との記念碑があります。慶州金氏とか全州崔氏等の大きな括りの同族内でも結婚ができないと聞いたことがあります。

樹齢600年の銀杏の樹があり、この樹にちなんで目の前の通りが銀杏路と命名されました。

銀杏の樹の前には、東学革命記念館があり、1894年に朝鮮で起きた東学党の乱の100周年を記念して建設されました。

東学党の乱は世界史の教科書でも有名です。資料のほんとんどは漢字で記述されたものが多く、漢字を廃止してハングルのみとなった現在の韓国人には読めないですが、我々日本人には読める資料が多くありました。

全州韓屋体験館を少し覗いてみました。

体験館には宿泊もでき、色々な伝統的なことを体験できるプログラムがあるそうです。

全州伝統酒博物館も少し覗いてみました。

立春大吉の札が貼られています。このお札は色々な場所で目にしました。

お酒の造り方が紙人形を使って説明してあります。

試飲や販売コーナーは無くお酒を購入することはできませんでした。

日本ではＧＷですが、韓国ではただの木曜日なの人出は少ないです。また、何処に行ってもいる中国人観光客も少なかったです。

全州韓方文化センターを訪れました。ＰＣでの簡単な質疑応答にて自分の体質を判定できる四象体質テストを1,000Wで行いましたが、結果はより専門的な検査が必要とのこと→やられた感あり。

全州韓屋村の各施設では体験プログラムが色々用意されているとの事前情報でしたがそうでもありませんでした。平日だから？

訪問した記念に韓方の匂い袋を購入しました。

殿洞聖堂は韓国で最初のカトリック信者殉教の地です。

豊南門は、全州をとり囲んでいた東西南北の４つの門で唯一現存している南の門です。

全州韓屋村を後にしてアーケード街をブラブラします。

釜山に戻るために、全州高速バスターミナルに来ました。このターミナルは日本の昭和の雰囲気が漂いノンビリした気分になります。

帰路も一回、サービスエリアでのトイレ休憩があります。

夜7時30分頃に釜山バスターミナルに戻ってきました。