江華島の史跡訪問とソウルのカジノ

2013/04/21 - 2013/04/24

韓国は７回目なので、江華島を訪問することにしました。
北朝鮮のミサイルがちょっと怖い中、国境の島に向かいます。
800年前に、この島に退避した高麗王朝を、モンゴル軍が40年間渡って攻めることができなかった狭い海峡を見ることと、
100年前に、日本と李氏朝鮮の間に起こった江華島事件の現場を見ることが目的です。
夜は、リーズナブルな韓国カジノを楽しみます。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

成田から大韓航空利用の３泊４日格安ツアーで、仁川空港に向かいます。
韓国ビールと機内食はおいしかったです。

ツアーの梨泰院クラウン観光ホテルは、交通の便が比較的良いホテルです。
ロビーは広いです。

部屋はまあまあの広さです。

バスタブもあります。

建物前も広々としています。
朝食は、料理も温かく、種類も豊富です。

ソウルの友人の車で、江華島につきました。
モンゴル軍の侵略により江華島に退避した高麗王宮が復元されています。

この高麗王宮址はきれいに整備されています。

右の大きな島が江華島です。右上が北朝鮮、右は韓国本土です。
江華島事件の「草芝鎮」は島の右下、海峡の入口です。

世界遺産のドルメンです。

昼は、江華市内の昔からやっている定食屋で、韓定食とカンジャンケジャン（生のワタリガニの醤油漬け）を食べました。
蟹以外は食べ放題です。
最後に蟹の甲羅の中にご飯を入れて、まぜて食べます。
とても、おいしいです。

海峡を望む「広城堡」です。
対岸が朝鮮半島の本土です。
向こう岸からこちら側に、モンゴル軍は40年間越えることができませんでした。
ここを越えることがなかなか出来なかった位なので、モンゴル軍が日本に攻め込む（元寇）ことは相当難しかったでしょうね。
モンゴル軍が、征服した高麗軍と宋軍の兵を減らすためだった可能性が高いです。反乱防止のため。

こちらは大砲があるので、百数十年前の砲台です。
当時、李氏朝鮮はアメリカと戦いました。

「草芝鎮」から本土と結んでいる草芝大橋を望みます。
1875年、日本海軍の雲揚号は橋（当時は無かった）の方向からこの海峡に入ってきて、この砲台の射撃を受け、戦闘を行いました。

「広城堡」と較べると、以外と小さい砲台です。
当時はもっと大きかったかもしれません。

ソウルに戻り、江南で焼肉（ブルコギ）を食べました。
ここのブルコギおいしいです。

ロッテワールド民俗博物館にも行きました。
日本語説明も多く、楽しめます。

夜は江南のカジノへ行きます。カジノは写真禁止なので、写したのはこの１枚だけです。
韓国のカジノは、酒類も、食事（条件あり）も無料なので、助かります。
食事はカジノ内レストランでとりますが、写真の韓定食はとてもおいしかったです。
酒類は、カジノテーブルで頼みます。
中国客が多く、私は片言の中国語で和気藹藹とポーカーを楽しみました。
他の客が勝った時に同じテーブルのみんなにチップを配ったので、私も１万ウォンもらいました。

ソウル市庁の改装が終わっていました。正面は日本時代の建物です。

市内の徳寿宮に行きます。小雨でしたが、とてもいい雰囲気の宮でした。
写真左の石造殿別館は、本館（イギリス人設計）と異なり、日本時代の中村興資平の設計で建てられました。

こちらの文化駅ソウル284（旧ソウル駅）も日本時代の建物です。
前に姜宇奎の銅像があります。
彼（当時64歳）は斎藤実朝鮮総督（後、首相）に、この駅で手榴弾で投擲しました。
死傷者は37人出ましたが、斎藤実は一命を取り留めました。

格安ツアーですが、プライオリティパスで、往復とも空港ラウンジが無料で使えます。
成田空港と異なり、仁川空港のラウンジは、酒類、温かい食事、アイスクリームなど盛りだくさんです。

大韓航空帰国便の機内食です。

この旅行記へのコメント （2）

• 大韓さん 2013/04/29 23:33:42

  junさん, 旅行記よく見ました。

  江華島に行ってきたんですね。 江華島の支石墓遺跡は高敞、和順の遺跡とともに世界遺産にも登録されています。 それだけでなく高麗時代には對蒙抗争の中心地として使われた以後朝鮮時代にも地理的利点によって重要な軍事要衝地役割をしました。 ただし江華高麗宮址は高麗の宮闕の址だけ残っているだけ現在その建物は探せないです。 写真の中の建物は朝鮮時代に過去の高麗宮闕の址であった所に官庁を立てておいたことで現在はその官庁の一部であるだけ高麗の宮闕を復元させておいたことではないです。 見るに稀な江華島に関する旅行記を書いて不足した日本語実力にもかかわらず長文の文を残すことになりました。 旅行記よく見ました!

  junさん からの返信 2013/04/30 23:46:05

  RE: junさん, 旅行記よく見ました。

  大韓さん
  
  蒙古戦のころの高麗宮の場所は特定できないようですね。
  ソウルの友人もそのように言っていました。
  
  書き込みありがとうございました。
  
  jun