2012/08/20 - 2012/08/22
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tuviajeroさん
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本日はグレート・サンド・デューンズ国立公園に移動します。国立公園ですから数日逗留するつもりでしたが砂山以外には本格的な山歩きしかなくて2泊のみとなりました。雨がちでしたが天気がもう少し良ければ結構環境は良いのでもっと長逗留したかもしれません
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨晩のキャンプ場の直ぐ、トレジャー・フォール近くの見晴台です。御覧の通りコロラドは湿潤で緑豊かです。
最近は本当に写真を写さなくなって、自分ではトレジャー・フォール(滝)を撮影したつもりでしたが結局していませんでした。 -
見晴台の住民です。
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グレート・サンド・デューンズ国立公園の砂山が見えてきました。この公園は湿潤な環境の中に巨大な砂山を形成した特別な自然環境を持つ国立公園です。
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これがキャンプですが実際に熊が出没するとの事で各サイトに一つずつ食料保管用の大きな鉄箱が備えてあります。
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此処も雨がちで綺麗な虹が出ました。私のサイトでは木が多いことを利用してテーブルの上にブルー・シート(灰色ですが)を掛け渡して雨の中でも料理と食事を出来るようにしました。
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砂丘の麓から外部(?)方向に振り返ったところです。昨日の虹といい、この風景といい、この地域が湿潤であることを見せています。巨大な砂丘群と全く繋がる感じではありません。
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この光景からも解るとおり本当に巨大な砂丘が連なっています。比較的近くにある砂丘と言えば、ユタのコラル・ピンク・サンド・デューンズ州立公園とかカリフォルニアのデス・バレー国立公園がありますが両公園とも非常に乾燥していて砂の産地も直ぐ隣接していますので「あるのが当然」と云う感じですが、ここに砂丘があるのは「突然に」と云う感じです。
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砂丘から一歩出ればこの光景です。
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でも振り返るとこれです。
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こう云う川が沢山有ります。この川が砂丘形成の一つの鍵になっていますが全体的なメカニズムは壮大なスケールで驚くべきものです。
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これから山奥のドライブに出かけますが途中は悪路で川越が何箇所もあるので高車高の4駆が必要です。
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道は深い砂が続くのでここでも4躯でなければ行けません。4駆でもジープクラスが必要です。4駆ピック・アップのカウボーイは途中で引き返しました。
前方の山間に入って行きます。 -
右側には緑滴る山の風景が広がりますが左側はこの景色です。
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山間部に入るとこの様な川が何箇所もあります。水は綺麗なので途中で行水をして頭も洗って久し振りの“風呂”に入りました。
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山間地に入ると道は悪いですが美しい風景になります。
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「エンジンが溺れないように速度を落として川を渉るように」と云う注意書きが出ていますが工場出荷のチェロキーよりも7”(約20cm)車高を上げてありますのでこの点は気が楽です。
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気持ちの良い半日のドライブでした。
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帰りの風景ですが、この巨大な砂丘が湿潤の山間部に生まれた鍵は左側に見える山脈に有ります。
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左(東)側に見えた山脈を越えた裏(更に東)側にリオ・グランデが流れていて川が砂を生むわけですが、それが強い風に乗って山を越えてこちら側に来るのですが、そこで吹き溜まりの如く溜まるわけです。そして此処には幾つもの川があり、それが又砂を運び、そしてそれが又風で吹き戻されてどんどんと堆積したと云う事です。要するにこの地域が湿潤で、川が何本も流れているという地形が却って砂漠と砂丘を生んだのです。砂を生む川と、強い風と、そこに吹き溜まりを生む山脈があり、更にそこに又川が何本もあるという特別な条件が幾つも重なって湿潤な山間部に忽然と大砂丘が生まれるという奇跡が起きたのです。
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キャンプに帰るとまたお客さんが一杯来ていました。幸いなことに熊さんの訪問はありませんでした。
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画面真ん中下にある箱が熊さん用の箱です。頑丈な鉄製で、私は冷蔵庫もこの中に収納します。各々のサイトに一つずつ設置してあって公園側の本気度と形式だけでない熊の危険度も良く伝わってきます。
因みに砂丘は歩き難くてハイキングは大変です。砂が湿って硬くなっている朝のうちの方が良いです。 -
さあ、今度は北上してブラック・キャニオン国立公園を目指します。
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通りすがりの川でラフティングをやっていました。静かな流れで日帰りの観光ラフティングです。
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どんどんコロラドらしい美しい山がちの風景になってゆきます。
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途中でクリードと云う鉱山町に寄ったのですがこれがなかなか雰囲気のある町で、矢張り鉱山町は独特の好い雰囲気があるようです。
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そして驚いたことに町のあちらこちらに非常に良く維持されている本物のクラシックカーが沢山あります。
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感激のあまり矢鱈と写真を撮ったのでコメント抜きで並べますがご容赦を・・・
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こちらの方は先ほどのより少し新しいアル・カポネかボニー&クライドが乗っていたのではないかと云う感じのです。
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革のトランクなんかも載せています。
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こちらのグループは更に旧い型です。
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こちらはピックアップ・トラックです。ステップに載っている密造酒の酒瓶みたいなのがシブいです。
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こちらは木製ボディーのトラックです。
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所謂セダンですが、木製スポークと二本のスペア・タイアが格好好いです。タイアだとか消耗品は現在でも生産されているようです。
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この歯車剥き出しがとても好い感じです。
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矢張りエンジンはクランクで掛けるんでしょうネェ・・・此処まで復元するマニアなら突然スターターを使用なんて事はないでしょう。確認するのを忘れました。
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中も全部木です。
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このバックミラーが堪りません。
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ブレーキランプのシブいこと・・・
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こちらは又随分と可愛らしいステップです。
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サスペンションなんか板バネが横一文字ですよ・・・
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こちらは又別のピックアップ・トラックです。
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カポネ車ですがガラスが洒落ていますネェ・・・
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こちらはラジエータの蓋の上に載っているマスコットです。
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このオッサンと雑談したら、別にこれらの車はこの町のものでもなく、何かの催しでもないそうです。単純にクラシック・カーのオーナー達が毎年旅行がてらどこかの町に集合して楽しむ会だそうです。
で、閃きました。「6・7年前にユタのボールダー付近に行ってない?」と訊くと「オォ、そうだよ」と・・・そうなんですよ。ボールダーの町外れを走っていると逆方向からクラシック・カーの大行列が来て、でも結局写真を1枚しか撮れなくて残念な思いをしました。
そのリベンジとばかり今回は無駄に撮りすぎました。 -
町自体も小奇麗で可愛らしい町です。
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駐車場に廻ると未だ未だ沢山のクラシック・カーが・・・
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クーペです。
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そしてまたガニソン・ブラック・キャニオン国立公園を目指します。
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そして夕方ギリギリに道路際にキャンプ場を見つけました。エルク・クリークと云うあまりにも月並みな名前です。
本当はこの直前に峠を越したところで眼下にこの湖が広がるなかなか美しい光景があったのですが・・・そして撮ったつもりだったのですが・・・撮っていなかったようです。光景はシッカリと頭の中に焼きついているのですが、なんか最近写真を撮らなくなってしまったようです。 -
カレーを作ってみました。大蒜と生姜と玉ねぎとトマト、クミン、ターメリック、カルダモン・・・その他諸々を使ってスクラッチで作ります。
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このキャンプ場は地元の人達がボートなどで遊ぶためのもののようです。広々としてなかなか居心地が良かったです。
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このくらいの山の中に来ると結構冷えます。
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月が美しかったです。
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