広い城壁で囲まれた中世の街、ルッカ

2013/04/15 - 2013/04/15

古代ローマ時代に起源を持つルッカは全周４ｋｍの広い城壁に囲まれた街です。
街並みは碁盤目状のローマ時代の名残を残し、教会、家並み、通りなど中世の雰囲気がある街です。

エリア ルッカ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

ルッカは全周４ｋｍほどの城壁に囲まれた街です。

１４-１５世紀に築かれた城壁は
現在も当時のその状況をよくとどめています。

城壁の上は４−５ｍの幅広い道で
地元の方の散歩、ジョギングコースとなっています。

城壁の高さは１０ｍ以上もあります。

城壁の外側の堀であった場所はきれいな緑地になっています。

エマニュエル２世広場へと城壁の上から降ります。

降りると古い商館、邸宅がありました。

城壁内の道は碁盤目状で
古代ローマ時代の街つくりが残っています。

道の先には自動車止めがありました。

ナポレオン広場です。

ナポレオンが１９世紀末のイタリア遠征で
イタリアを支配下に入れたときに
妹エリザ・ボナパルトがこの地の支配者になっています。

広場のなかにはエリザ・ボナパルトの像があります。

ナポレオン広場に面して
duccale palazzo（市長舎）があります。

ルネッサンス様式の建物です。

建物のなかは中庭になっています。

ナポレオン広場のとなりにはガリバルディ広場です。

ガリバルディ広場にはgiglo劇場があります。

サン・ジョヴァン二教会です。

８世紀に起源を持つ歴史のある教会です。
ナポレオン時代に荒廃したそうです。

ドゥーオモです。
４世紀のフランスのツールズの聖マルテインを祀った教会です。

教会の建物は１１世紀に建てられたものです。

ファサードの入り口には
２人の天使に見守られたアーモンド形の光に包まれた
昇天するイエスが描かれています。

vatistello通りです。

細い石畳の道に石つくりの建物が迫っている景観は、
中世の雰囲気です。

途中にあった絹織物協会の建物です。
１１−１２世紀頃はルッカはコンスタンチノープルと並ぶ
絹織物の集積地であったそうです。

建物の看板を見ると現在は貯蓄銀行となっているようです。

vatistello通りですが、
多くの観光客が歩いていました。

fillungo通りです。
通りの途中に時計塔があります。

時計塔はルッカでもっとも高い建物で
１３９０年に建てられたもので、現在も現役で動いています。

１１-２月まではお休みですが、階段を上れます。

ジャコモ・プッチーニは１８５８年にルッカの生まれで、
２２歳頃までルッカで過ごしています。

プッチーニは蝶々夫人、トゥーランドットなどで有名。

サン・ミケーレ教会です。

８世紀に天使ミカエルを祀るために建てられたの起源の教会で、
１１世紀にロマネスク様式で建て直されています。

ファサードの４層の小柱が特有の建築物です。

プッチーニの像があります。

プッチーニの像の前には
プッチーニが２２歳まで過ごしたアパートメントがあります。
なかには博物館となっています。

聖ピエリノ教会です。
ロマネスク様式の教会です。

観光案内所です。
verdi広場にあります。

日本語が記入された地図がありました。